マーティン・ウィクラマシンハ『蓮の道』野口忠司訳*1 を出している神戸の南船北馬 舎という出版社は、小説訳はそれだけなんですが、スリランカ に関する邦書をけっこう出していて、何か読もうと思って、まずこれを読みました。
私が購入を希望した時は、アマゾンも紀伊國屋 も何故か取り扱っておりませんで、ホニャクラブ経由で有隣堂 取置で注文して、取りに行きました。
スリランカ学の冒険:南船北馬舎
カバー写真・廣津秋義 装幀 井竿真理子 1996年の版を2013年新版として新たに刊行。旧版から「ワープロ が火を噴いた」「ジャーマン・レストラン」「スリランカ 旅行術」の三話を割愛し(版元公式でpdf版などの形でタダで読めます)新たに「頼母子講 の金融学」「混住社会のコミュニティ学」「内戦後の平和学」「スリランカ 学の可能性」を追加収録したとのこと。
著者の庄野護サンはNGO 、NPO 、ODA のプロで、スリランカ のみならずバングラ ディシュ、ネパール、インドネシア 、パプアニューギニア 、ケニア 等でそれらの活動に従事していたそうで、そうなると『イスル・ソヤ』*2 内藤俊雄サンとも接点がありそうに思うのですが、本書に内藤サンは出ません。スリランカ にだけいると煮詰まっておかしくなりそうなのは東條のり子サンのまんが*3 を読んでも思うのですが、いちばん暑い時期はインドネシア で過ごしたりと、くふうもされてる方のようです。
はさまってた、南船北馬 舎の本の広告。丹野冨雄サンという方もスリランカ 関係の本を書かれています。堀江敏樹サンという方の紅茶の本 は、本書にも出ます。川上枝里子サンという方の子連れ旅の本は、神保町の内山書店でぺらぺらめくりました。思ったより小さかった。B6版だから、そりゃそうか。読みかけのままの、新井一 二三"xinjing yiersan"的《独立,从一个人开始旅行》*4 も子連れ旅に頁が割かれていて、たかのてるこ サンのこしかたなどと比べて、考えてみたりみなかったり。
恋いこがれてスリランカ どうせ泊まるなら安宿でなくホテルライフを満喫できるキレイなホテルがいい。鈴なりのバスや汽車の旅もいいけれどそればかりじゃいや。宝石も買いたいし、エス テもしたい。ついでにお見合いも! お気楽コマダムのスリランカ 案内。
何度見ても、「コマダム 」という死語*5 にそそられるものを感じる子連れ旅の前書。私もこういう旅のスタイルには賛同するもので(自分ではまずしませんが)蔵前仁一 のゴーゴーインドとかホテルアジアの眠れない夜には特に感慨を覚えないのですが、妹尾河童 の『河童が覗いたインド』なんか、大好きです。私が泊ってもブタに真珠のマハラジャ 御殿ホテルなどを花輪和一 『刑務所の中 』と同レベルの観察力と画力でえんえん精密に描いてくる。
www.shinchosha.co.jp
最近読んだブラジル映像作家岡村淳サンは〈常民〉宮本常一 サンが大好きでしたが、庄野護サンは『ナマコの眼』鶴見良行 に首ったけの書生っ子サンで、旧版のあとがきは「鶴見良行 私論」の副題付きで、彼にささげられています。アジアといいながら、鶴見サンの視座獲得にもっとも役に立ったのは、東南アジアというよりラテンアメリカ の一環とした考えた方がしっくりきて理解が早い、フィリピンのレナト ・コンスタンティー ノサンの著作だったとか。でもフィリピンも、フェリペの名を関 冠される前は広範なマレー世界の一部だったし、伏流水のように、コンキスタドーレスのスペイン系と被支配のマレー系民衆のあいだに華人 (多くは閔南系と推測)がインビジブル な存在として、町全体が墓陵となってる死者の街を所有して暮らしているわけで。
日本農村のスリランカ 花嫁が契機となって庄野サンはスリランカ に興味を抱いたそうですが、そのイシューについての考察は本書にはありません。スリランカ 学でなく日本の農村学になるからか。
帯裏。各章タイトル。「シンハラ語 とタミル語 と英語のグーグル翻訳をつけてあげたよ。ぼく、えらい?」「えらいえらい」
複合社会の言語学 සංකීර්ණ සමාජවල වාග් විද්යාව சிக்கலான சமூகங்களின் மொழியியல் Linguistics of complex societies
「ありがとう」の修辞学 "ස්තූතියි" යන වාචාලකම "நன்றி" என்ற சொல்லாட்சி Rhetoric of "Thank you"
クラブハウスの歴史学 සමාජ ශාලාවේ ඉතිහාසය கிளப்ஹவுஸ் வரலாறு clubhouse history
オートリキシャの経営学 ඔටෝරික්ෂෝ කළමනාකරණය ஆட்டோரிக்ஷா நிர்வாகம் Autorickshaw management
カシューナッツ の流通学 කජු බෙදා හැරීම முந்திரி பருப்பு விநியோகம் Distribution of cashew nuts
昼下がりの紅茶学 දහවල් තේ පාඩම් மதியம் தேநீர் படிப்பு Afternoon tea studies
漱石 のカレー学 සොසේකිගේ කරි අධ්යයනය சோசேகியின் கறி ஆய்வுகள் Soseki's Curry Studies
カラスの生態学 කාක පරිසර විද්යාව காக்கை சூழலியல் crow ecology
ノミの熱帯医学 මැක්කන් නිවර්තන ඖෂධ பிளேஸ் வெப்பமண்டல மருந்து fleas tropical medicine
サルの動物行動学 වඳුරු සදාචාරය குரங்கு நெறிமுறை Monkey ethology
理性のゆらぐ伝承医学 තර්කානුකූලව උච්චාවචනය වන සාම්ප්රදායික වෛද්ය විද්යාව காரணத்தில் ஏற்ற இறக்கம் கொண்ட பாரம்பரிய மருத்துவம் Traditional medicine that fluctuates in reason
乞食の社会学 යාචකයන්ගේ සමාජ විද්යාව பிச்சைக்காரர்களின் சமூகவியல் sociology of beggars
少年売春の病理学 බාල වයස්කාර වේශ්යාකමේ ව්යාධිවේදය சிறார் விபச்சாரத்தின் நோயியல் Pathology of juvenile prostitution
女性解放の仏教学 කාන්තා විමුක්තිය පිළිබඳ බෞද්ධ අධ්යයනය பெண் விடுதலை பற்றிய பௌத்த ஆய்வுகள் Buddhist studies of women's liberation
巫女の心理人類学 සිද්ධස්ථාන කන්යාවන්ගේ මනෝවිද්යාත්මක මානව විද්යාව புனித கன்னிப் பெண்களின் உளவியல் மானுடவியல் Psychological anthropology of shrine maidens
サルボダヤ運動の開発学 සර්වෝදය ව්යාපාරයේ සංවර්ධන අධ්යයනය சர்வோதயா இயக்கத்தின் வளர்ச்சி ஆய்வுகள் Development studies of the Sarvodaya movement
頼母子講 の金融学 Raimokoko මූල්ය විද්යාව ரைமோகோகோவின் நிதி அறிவியல் Financial science of Raimokoko
親日 のシンハラ文学 ජපන් ගැති සිංහල සාහිත්යය ஜப்பானிய சிங்கள இலக்கியம் pro-Japanese Sinhala literature
暗殺の政治学 ඝාතන දේශපාලනය படுகொலை அரசியல் politics of assassination
民族問題の神話学 ජනවාර්ගික ගැටළු පිළිබඳ මිථ්යාව இனப்பிரச்சினைகளின் தொன்மவியல் Mythology of ethnic issues
混住社会のコミュニティ学 මිශ්ර ජීවන සමාජයන් පිළිබඳ ප්රජා අධ්යයනය கலப்பு வாழ்க்கை சமூகங்களின் சமூக ஆய்வுகள் Community studies of mixed living societies
サリーの服飾学 සාරි විලාසිතා විද්යාව புடவை பேஷன் அறிவியல் Sari fashion science
現代の遺跡学 නවීන පුරාවිද්යා අධ්යයන நவீன தொல்பொருள் ஆய்வுகள் modern archaeological studies
内戦後の平和学 සිවිල් යුද්ධයෙන් පසු සාම අධ්යයන உள்நாட்டுப் போருக்குப் பிறகு அமைதி ஆய்வுகள் Peace studies after civil war
〈補遺〉
「ワープロ が火を噴いた」"වර්ඩ් ප්රොසෙසරය ගිනි ගත්තා." "வார்த்தை செயலி தீப்பிடித்தது." "The word processor caught fire."
「ジャーマン・レストラン」"ජර්මානු ආපන ශාලාව" "ஜெர்மன் உணவகம்" "German Restaurant"
「スリランカ 旅行術」"ශ්රී ලංකා සංචාරක ඉඟි" "இலங்கை பயண குறிப்புகள்" "Sri Lanka Travel Tips"
「~学」に邦題を統一しても、英訳はバラバラになるという。AIがもう少しかしこくなれば「~logy」「studies of ~」に統一出来るかもしれません。
新版あとがきではうってかわって、21世紀東南アジア邦人現地ワーカー言語事情が語られます。1970年ごろのバンコク では、1,000語程度のタイ語 読み書き会話が出来れば、タイマスターなファラン と見做されたが、現在ではそんなもん吹けば飛ぶよな存在で、日系企業 ですら実用タイ語 三級(2,000語レベル)が採用基準となっており、日本人学校 の教師も赴任後タイ語 試験でタイ政府が設けた基準レベルの成績をクリアしなければ、任期前に日本に戻されるとか。前川健一サンや下川裕二サン、プラ・アキラ・アマロー師こと還俗名笹倉明 サン、さらにはチュラロンコーン大学だかタマサート大学だかで日本語教師 をやったこともある高野秀行 サンに耳の痛い話なのか痛くも痒くもない話なのか分かりませんが、そういう話だそうで。
インドネシア も、1990年代は日本語や英語でビジネスが出来たが、2013年はインドネシア語 で電話や打ち合わせが出来ない邦人ビジネスマン(長期滞在)はまずいないそうです。私の知人の、犬を飼ってて原理主義 者とやり合ってた人もインドネシア語 は相当だったはず。人口四億で、サッカーU23 で韓国に勝つくらいですから、そりゃ。
b.hatena.ne.jp
営利追及の商社マンや教員はそうなのですが、その一方、ラオス やカンボジア などマイナー言語のくにのNGO 、NPO では、英語しか使わず、現地語がロクに出来ない、鶴見良行 原理主義 からすると打ち首獄門な素行の者らがおうおうにして邦人にみられるようになったとか。商社や教育関係ではもう使えない古いタイプの人材でお払い箱門前払いなので、非営利に流れ着いたのでしょうか。それにしても、非営利なのに、郷に入っては郷に従えを悪い意味でしないやらない、同じ釜の飯を食わないのはどうなのよという(庄野サンの嘆きの天使 です)
じゃあ翻って、言語人口はそれなりだけれど、シンハラ語 とタミル語 に言語分断され、けっきょく英語で無ければ事務処理、行政対応が進まないスリランカ では如何にすべしということになるわけですが、そんなことは庄野サンのアウトオブ眼中で、現地に行くなら百冊関連書籍(論文含む)嫁! 千語シケ単豆単丸暗記シロヨ! という庄野サンの結論が語られます。庄野さんのもう一つの著書『国際協力のフィールドワーク』と本書は対の関係で、「考えるな、感じるんだ」が本書で、「見る前に飛べ」がフィールドワーク、だと墓穴なので「100冊1000語」なんだよ、とのことです。でもこれ、相当難しい。
<以下、私が読んだスリランカ 本and othersカウントダウン・ジャパン>
(番外1)
下記は2017年11月に撮った相武台前、銭湯の向かいのスリランカ 居酒屋の看板。入ったこともなく、もうとうにないお店です。
スリランカ居酒屋 SRILANKAN BAR - Stantsiya_Iriya
(番外2)
下記は2023年9月の綾瀬のスリランカ フェスの写真。千客万来 でしたが、参加屋台は一日六万円の高額出店料を政府絡み?の主催者に払わされ、どこもペイ出来なかったという、破産国家を象徴するイベントだった。
"Sri Lanka Festival in Ayase Kanagawa 2023" 冷やかし - Stantsiya_Iriya
(1)
庄野潤三 サンのお兄さんのエッセー。
stantsiya-iriya.hatenablog.com
(2)
これも庄野潤三 サンのお兄さんのエッセー。
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(3)
スリランカ のアラック「メンディス」が出るのが下記。
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(4)
自転車のバルブは日本とスリランカ で同じタイプというのが書いてあるのが下記。
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(5)
ビッグコミックオリジナル に連載されてたマンガ。スリランカ カレーが出ます。薬膳的に。
カレーマン - Wikipedia
(6)
ツレヅレハナコ サンがインスタにあげた記事をまとめた本。コロナカですが、スリランカ 現地食レポ もあって、記録としては、後世、いつ緊急事態宣言だったか分からなくなる効果もあります。いつステイホームで、いつガマン出来なくなってえいやで海外に行ったのかが、シャッフルされて曖昧模糊となってしまった。
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(7)
酒ほその下記の巻のエッセーで、カレースパイスは自作するまでになった自分史が語られていて、スリランカ カレーも入ってる気がしてるのですが、ミールス どまりで、ポーク海峡*6 は越えてないかったかもしれません。
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(8)
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いわずとしれたNHK ドラマ原作本。ウィシュマサンとクルド人 問題まとめて面倒見ます的かっ飛び小説。ときどき行くお店でロケされたそうで。サラッチャンドラサン『亡き人』とセットで読むと吉。
(9)
段々社の現代アジア女性作家秀作シリーズに収められているスリランカ 小説。シンハラ同化時代のタミル人と彼らへのシンハラ人暴動が描かれます。とあるシンハラ人にこの本を見せたら舌打ちしてた。日本で出てたのかという。
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(10)
1971年の人民戦線暴動を題材にしたサラッチャンドラサンの小説。アーサー・C・クラーク サンのエッセーによると、この暴動は北朝鮮 の関与が疑われ、在ランカ北朝鮮 人は全員国外退去となったそうですが、まだほかの本でそういう記述を見てないです。
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(11)
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(12)
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(13)
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(14)
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(15)
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(16)
「なんでスリランカ のカツオブシなのにモルジブ フィッシュという名前なの?」「シンハラ語 ではウンバラカラ と言うね」しかし検索するとそのカタカナ表記はウンバラカダ ばっかりだったで、またも自分の耳を疑って終わったというその会話のもとになった、美味しんぼ のスリランカ 編。
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(17)
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(18)
ඉසුරු සොයා ශ්රී ලංකාවේ විදේශ රැකියා තත්ත්වය "ISURU SOYA Overseas work situation in Sri Lanka"『イスル・ソヤ スリランカの海外出稼ぎ事情』නයිටෝ ටොෂියෝ Naito Toshio内藤俊雄 読了 - Stantsiya_Iriya
(19)
『ガンペラリヤ(変わりゆく村)』ගම්පෙරළිය "Gamperaliya (The Uprooted/Changing Village) " by Martin Wickramasinghe මාර්ටින් වික්රමසිංහ マーティン・ウィクラマシンハ Translated by Noguchi Tadashi & Nuida Kenichi 野口忠司 縫田健一訳 නොගුචි ටඩාෂි නුයිටා කෙනිචි 読了 - Stantsiya_Iriya
(20)
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(21)
『蓮の道』විරාගය Virāgaya (Devoid of Passions) "The Way of the Lotus" by Martin Wickramasinghe මාර්ටින් වික්රමසිංහ マーティン・ウィクラマシンハ 野口忠司訳 නොගුචි ටඩාෂි හේතුව(スリランカ・シンハラ文学)読了 - Stantsiya_Iriya
(22)
මම ලංකාවේ කැෆේ එකක් පටන් ගත්තා. ජපන් සාමාන්ය බුද්ධිය දේශීය සාමාන්ය බුද්ධියයි! ?『スリランカでカフェはじめました 日本の常識は現地の非常識!?』"Started a cafe in Sri Lanka. -Japanese common sense is local insane!?" by Tojo Sachiko 東條さち子 ටෝජෝ සචිකෝ 読了 - Stantsiya_Iriya
こんだけ読んでもニ十冊。いちおう今後も下記のような本を読んでいこうと思いますが、それにしても百冊は遠い。英語で論文読める人ならクリア出来るんでしょうが、う~ん。
下記も気になるのですが、ドラヴィダとは関係ないそうで、残念閔子騫 。
本書巻末の主要参考文献(主に日本語書籍)を見ても、立花隆 『サル学の現在』や『利己的な遺伝子 』、金子光晴 『どくろ杯』なんかまで入れてやっと78冊です。100冊はハードル高い。もう少しまからんかという。
本書タイトルの英題はグーグル翻訳ですが、スタディー ズにしないでセイロノロ ジー にしたのは、私の好みです。そういう造語を使う人も世のなかにいないわけではないようでしたので。スリランカ ロジー でなくセイロノロ ジー にしたのは、英語だからそれでいいだろうと思ったから。タイトルに「冒険」を入れてるので、庄野サンはハルキストかなとちらっと思いましたが、年代的にはスミヤキスト倉橋由美子 サンのほうかもしれない。
で、「~学」題名の本なので悪い予感がしてましたが、読むと予感的中、ズバリ『スリランカ 旅の雑学ノート』でした。特に前半&旧版。旅の雑学ノートシリーズは玉村豊男 サンと山口文憲 サン以外も書いてるのですが、私としては山口文憲 サンの香港が最高峰だと思う。
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70年代は「雑学」なのですが、80年代になると「練習問題」になります。
明らかに本書は上記先行書籍を意識してる。文体も、各話のオチもそっくりです。流石に新版は距離を置こうとした文章を追加してますが、旧版削除含め、冒頭はモロにそれ。「雑学」「退屈な迷宮」にせずナントカノロ ジー 、スタディー ズにしてるのは、自身が文筆業、ライターでなくNPO 屋だとの自覚が強くあるからだろうと思いました。おいらは沈没バックパッカー じゃないやい、ボランティアだど! という。
玉村豊男 サンはともかく、山口文憲 サンの香港在住は、ベ平連 として、墓場まで持ってく秘密のミッションがあったのかもしれませんが、それはまた別の話。
セイロン島はひとつの小宇宙だ セレンディビティへの試論
帯