コッヘルの煤を煮沸洗浄した

キャンプで焚火を使った調理をするようになってからこっち、コッヘルの煤がひどいです。

当たり前の話です。昔のかまど調理と同じですから。さて、この煤、

「考えようによっては熱吸収率が良い」

ともいえるのですが、テントの前であれこれやっていると手が真っ黒になってしまいます。ですので調理前くらいは煤の無い状態で…と思うのですが、これが落ちません。しばらく汚れるままにしていたのですが、最近「酢酸で煮沸すると煤がよく落ちる」と目にして、試してみることにしました。

試したのは以下の方法です:

  • 水1リットルに台所用クエン酸を大匙3杯溶かす。
  • コッヘルを入れて沸騰させ、15分間煮る。
  • 火を止めて20分から40分放置する。
  • 湯からあげたコッヘルをメラニンスポンジで磨く。

やってびっくり。嘘のようによく落ちます。上の手順で火を止めた後20分放置したものと40分放置したものでは全く落ち方が変わりますので、40分かそれ以上放置することをお勧めします。

写真もあげておきます。オートホワイトバランスがひどかったので色情報を落として白黒にしています。

煮沸洗浄前
煮沸洗浄後

リンク先には煤を落としやすくする方法も紹介されています。

www.bepal.net

セスキでキーボードを洗浄

3年前に購入したキーボードがだいぶ汚れてきたため洗浄しました。

キーキャップを全部取り外したうえで洗面器に入れ、「セスキの激落ちくん」をかけて5分ほど放置です。これだけでキーキャップの汚れはほとんど流れています。少ししつこい汚れも指でなでるだけで落ちるからびっくりです。

本体の方ですが、使用しているキーボードはキーキャップの下もきっちりと筐体でおおわれており、コーヒーをぶちまけても回路にかからないようしっかり守られています。ですので、遠慮なく掃除機でゴミを吸い取り、仕上げに細い棒の先にウェットティッシュを巻いて細かいところまで掃除しました。

キーキャップを全部外して洗浄、というと大変そうですが、どの工程も簡単です。一番時間がかかったのは濡れたキーキャップを乾かす行程でした。

洗浄前と洗浄後の写真をあげておきます。こうしてみるとさほど汚れていないようですが、「D」のキーや「スペース」キーを見ているとぱっと見よりもずっと汚いことがわかります。洗浄後は汚れも全部落ちて気分よくタイプしています。

洗浄前のキーボード
洗浄後のキーボード

wakimiunten.hatenablog.com

AndroidやiOSで電子書籍を読むならKindleよりもKinoppyをお勧めする

タイトルで言いたいことは終わりなのですが、少し詳しく書いておきます。

電子書籍の購入はもっぱら紀伊国屋書店で行っており、Android端末上で紀伊国屋の純正アプリKinoppyで読んでいます。もう、8年くらい使っています。これが以前と比べると随分使いやすくなりました。

Kinoppyの良いところを挙げると

  • 起動時に広告を表示しない
  • 本棚をアプリで編集できる
  • 整理した本棚がアプリ間で同期される

と言ったところです。正直、できて当たり前の機能だと思うのですが、私が知る限りKindleAndroid / iOSアプリはこれができません。

Kindleはとにかく広告がうるさすぎます。

「いいや違う、これは広告ではなくお勧めです」

くらい言ってきそうですが、広告ですよ。お金を出して本を買ってそれを読もうとしているのに、広告をうるさく表示してくる。そして、アプリで本棚(Kindle用語ではライブラリ)を編集することができません。編集したければAmazonの自分のアカウントのわかりにくいメニューをたどって編集画面から編集する必要があります。この編集がまた恐ろしくめんどくさい。

全般的に、Kindleは安い価格でユーザーを囲い込み、買った魚には餌をやらないという態度がはっきりしています。できれば使いたくないのですが、bit誌の電子版バックナンバーは紀伊国屋にはおろされていないため、泣く泣くAmazonで買っています。

紀伊国屋の弱さはサーバーでしょう。さすがに世界で一番儲かっているEコマースサイトにはかないません。それでも、以前に比べれば天と地ほどよくなりました。私が紀伊国屋のWEBサイトを使い始めたころは発狂するほど応答が遅いことがしょっちゅうでしたが、今は納得できる速度です。

セールのたびに安く本を買って次々に読み捨てていく人はAmazonが向いていると思いますが、読みたい本を買って後から読み直す人は、きっと紀伊国屋のKinoppyを好きになるでしょう。

JR西日本のEXアプリがひどい

JR西日本のEXアプリがあまりにもひどくて愕然としています。

出張先で新幹線の予約をせねばならず、そのタイミングがやや厳しかったのでアプリによる予約を試みました。この手の予約がスマホアプリでできるのは今や常識で、比較的出張の多い私が今まで使っていなかったのも変な話です。まぁ、これには事情があって、JR東日本がWEBで提供していた新幹線チケット予約サービスがあまりにもひどくて、現地でのチケット購入しかしなくなったという経緯があります。

さて、Android版のアプリの評価はインストールすることがが不安になるような酷いものです。評価1が多すぎます。

EXアプリの評価

ともかくインストールして使ってみました。確かに電車の席は確定できます。しかし決済ができません。決済ができないのでは意味がありません。カードの登録には成功するのですが、席を確定して決済に進むと「決済に失敗した」とつれないメッセージが出て終わりです。何度繰り返しても同じです。なぜ決済に失敗したのかは表示されません。

仕方なく、今回も現地で新幹線のチケットを購入しました。現地でのカードの購入にはアプリの決済ではじかれたカードを使用しました。無論、何の問題もなく利用できます。

調べてみると、このエラーは非常に多く報告されており、アンドロイドのアプリケーションのレビューでも多くの人がこれの問題を指摘しています。

確証はないのですが、カードの安全性確保のための「3Dセキュア」認証に失敗しているようです。とはいえ、私のカードはVIEWカードです。VIEWカードを購入するとVIEW's IDが発行され、会員は自動的に3Dセキュアを利用できるようになるはずです。パスワードを聞かれる前に失敗とは納得いきません。

それにしても、JR西日本はどういうつもりなのでしょうか。よりにもよってセールスの入り口となるアプリがこの低評価。しかも同じトラブルが報告されています。

サーバーを確認すれば、どのようなエラーが起きているかわかるでしょうに何の対策も打たず放置。そして顧客が怒るに任せる。客なんか他の路線に逃げないんだから、放っておけということでしょうか。

国鉄から改組して何年経つんだ?」

と思うようなできごとでした。

モンベルのエアパッドで冬キャンプも快適

なんだか宣伝みたいですが、新しく買ったエアパッドのおかげで、冬キャンプが快適になりました。

購入したのはmont-bell EXCELOFT Air Pad 150です。冬用のシュラフは持っているものの毎冬テントの中でがたがた震えながら過ごしていました。シュラフの快適温度以下になっていないはずですので首をかしげてたのですが、どうやら薄いマットを通して地面に体温を奪われていたようです。思い切って7cm厚のマットを買いました。

このマットは内部に繊維があり、空気の動きを抑えて保温を高めています。冬場は上が体で下が地面ですから対流はありませんが、身じろぎするときに空気が動いて熱を運ぶことを繊維で抑えているようです。なお、繊維が劣化するので口で空気を吹き込むのはお勧めしないとのこと。折り畳みポンプも一緒に買いました。

これで私の冬装備は、エアマット、シュラフ、ダウンブランケットと全部mont-bellになりました。エア枕も買い足して2段重ねです。

この木金とキャンプに行ってきましたが、嘘のように温かかったです。

webshop.montbell.jp
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LinuxのノートPC充電制御

ノートPCの充電制御は頭の痛い問題です。

私が知る限り、ノートPCはに使用されているリチウム・ポリマー2次電池を100%まで充電した状態で使い続けると、電池が急速に劣化します。

リチウム・ポリマー電池が劣化すると、

  • 寿命が急速に縮む
  • 電池が膨張する

といった問題が起きます。

これは比較的広く知られている問題ですので、大手PCメーカーが製造するWindows PCには、充電制御用のアプリが用意されています。これはPCのファームウェアと強調動作して、最大充電度を100%より小さな値で停止させる機能を持っています*1

さて、数年前のことですが「Linuxにはこの手の充電制御アプリケーションが無い」とTwitterでつぶやいたところ「対応している奴は割とある」と無知を正してくださった方がいらっしゃいました。

ずいぶん時間がたってしまいましたが、流れてしまうのはもったいないのでここに記録しておきます。

Lenovo ThinkPad /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_start_threshold,charge_stop_threshold}
Lenovo IdeaPad /sys/bus/platform/drivers/ideapad_acpi/VPC2004:00/conservation_mode
HP BIOSでしか設定できない(Windowsもダメ)
DELL https://github.com/glynhudson/dell-charge-limit
VAIO /sys/devices/platform/sony-laptop/battery_care_limiter
Panasonic sys/devices/platform/panasonic-laptop/eco_mode
ASUS /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_control_start_threshold,charge_control_end_threshold,charge_control_thresholds}
Samsung /sys/devices/platform/samsung/battery_life_extender
Huawei /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_control_start_threshold,charge_control_end_threshold,charge_control_thresholds}
LG /sys/devices/platform/lg-laptop/battery_care_limit

なお、Linuxのカーネルソースには、その他の会社の情報もあります。

*1:停止充電度を自由に設定できるものもあれば、固定のものもある

LinuxのノートPC充電制御

ノートPCの充電制御は頭の痛い問題です。

私が知る限り、ノートPCはに使用されているリチウム・ポリマー2次電池を100%まで充電した状態で使い続けると、電池が急速に劣化します。

リチウム・ポリマー電池が劣化すると、

  • 寿命が急速に縮む
  • 電池が膨張する

といった問題が起きます。

これは比較的広く知られている問題ですので、大手PCメーカーが製造するWindows PCには、充電制御用のアプリが用意されています。これはPCのファームウェアと強調動作して、最大充電度を100%より小さな値で停止させる機能を持っています*1

さて、数年前のことですが「Linuxにはこの手の充電制御アプリケーションが無い」とTwitterでつぶやいたところ「対応している奴は割とある」と無知を正してくださった方がいらっしゃいました。

ずいぶん時間がたってしまいましたが、流れてしまうのはもったいないのでここに記録しておきます。

Lenovo ThinkPad /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_start_threshold,charge_stop_threshold}
Lenovo IdeaPad /sys/bus/platform/drivers/ideapad_acpi/VPC2004:00/conservation_mode
HP BIOSでしか設定できない(Windowsもダメ)
DELL https://github.com/glynhudson/dell-charge-limit
VAIO /sys/devices/platform/sony-laptop/battery_care_limiter
Panasonic sys/devices/platform/panasonic-laptop/eco_mode
ASUS /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_control_start_threshold,charge_control_end_threshold,charge_control_thresholds}
Samsung /sys/devices/platform/samsung/battery_life_extender
Huawei /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_control_start_threshold,charge_control_end_threshold,charge_control_thresholds}
LG /sys/devices/platform/lg-laptop/battery_care_limit

*1:停止充電度を自由に設定できるものもあれば、固定のものもある

/* -----codeの行番号----- */