賛の月

このこえでうたう。
たとえ、こたえにはならなくとも。


あした、木曜日。東京へ行きます。

■3月31日(木):下北沢440
ワイトロックベイビーズ
陽民
Alco Good
ミヤザキナツキ(砂場)
open18:30/start19:00,ticket2000yen
※出演は19:00〜

ひとりでうたうことに、とりつかれた様になっている。
発した言葉とメロディが、ダイレクトに流れ込んでくる感覚。
声の色、温度を確かめながら、自分で自分に
言い聞かせるようで、言い聞かされているようで。



途中で切れてるけど、マイスペースにこないだのピースニクの音源を。
共演のリトルスクリーミングキャッツのいしかわさんが
手違いで録音しっぱなしだったのを頂いてちょっとだけ。





砂場はしばらくお休みして、5月から。
この感覚を、上手に還せるといいのだけれど。

□5月22日(日):名古屋 鶴舞KDハポン
"Live 世界の砂場から vol.22"
w/町田直隆(ex. bungee jump festival)、テレポテ


□6月18日(土):松本アレックス
w/3markets(株)、他

ひとりごと

東新宿 真昼の月夜の太陽ライブ。
終わっていつもの月曜日。
素敵な日をありがとうございました。


朝一番、名古屋で里帰りチームに乗っけてもらって東京へ。
昼過ぎ東京についてスタジオはいってリハ入ってーって
ばたばたとした日中だったのだけれど、
その慌しさも含めて楽しかったな。


この日は砂場での出演のほかに里帰りの曲、
ネム」で一曲ギターにて参加しました。
練習に一回しんたくんの家で練習して、後はもうほぼ当日(笑)
自分の中にないリズム、音の波に混ざるのはとても新鮮で。
僕のギターも含めて迎えて入れてくれる
あのこたちの音楽、素敵だなあって、思った。


みんな仲良くしてくれて嬉しい限り。
こういう繋がりで音楽を続けていられるようなものだから、
いつまでも大切に思えるようでありたい。


さて、ここからのライブはソロが中心になって
砂場はしばらくお休みです。


ひとりでうたうということ。
自分のことばでうたう、ということ。
ことばのためのメロディで、
ことばのための、ぼくの声。

剥き出しの危うさと、煌びやかさ。


ぜひいちどみにきてください。
きっと、新しい発見があるはず。

ミヤザキナツキ(砂場)ソロライブ予定
■3月13日(日):栄7th cafe
w/マツオカナオヤ、the sing2you、eN(エヌ)
live start15:00〜,1drink order


■3月31日(木):下北沢440
w/ワイトロックベイビーズ、太陽民芸、Alco Good
open18:30/start19:00,adv2000yen/door2500yen


■4月3日(日):今池公園
今池フレーバー」
w/詳細未定

二月の透明

大人になることで身に付けてしまった処世術で、
大抵のことは了承する前提で感受しようとするから、
薙ぎ払う位の圧倒的な原色に溺れたい想いが相反する。

それは僅かすぎて気付かないくらいだけれど、
きっと少しずつ変わってきてる。僕も、周りも。
それを受け容れて、あらためて向き合うこと。
現在地の確認と、確かな一歩を。


アカルイミライなんて照らせないでしょう。
なんて、イマココに居る精一杯の強がりだけれど。


新しい曲、もうすこしで出来そうなんです。
もう出来ないって、つくるたびに絶望するから
一転くらくらするくらいに眩しい。
近々ライブで歌えるようがんばります。

砂場 バンド出演
□2月19日(土):長野 松本アレックス
w/musiquo musiqua、Toriqumo、The Sabine girl、joyEL7
open17:30/start18:00,adv1500yen/door1800yen

□2月27日(日):新栄DAY TRIVE
w/FU-MU、完全にノンフィクション、ビレッジマンズストア、POP-OFFICE、アサダタクヤ(swimmy)、ゆり(里帰り)、菊地紗矢(紙コップス)、未確認尾行物体(舟橋考裕×伊藤誠人)、他
open16:30/start17:00,ticket2000yen

□3月5日(土):東新宿 真昼の月夜の太陽
w/里帰り、木内友軌、夕暮レトロニカ
open18:30/start19:00,adv2000yen/door2300yen

ミヤザキナツキ ソロ出演
■2月26日(土):池下ピースニク(piecenik)
w/リトルスクリーミングキャッツ、キリンガー
open18:30/start19:00,ticket2000yen
※oisiiworks(黒元雅史)写真展とのコラボイベント
(来場者プレゼント有)

言葉について。

同じ言葉を話す人たちと話して、同じ言葉を使って暮らす。
繰り返し繰り返し行うその環状のサイクルが
知らず知らず施網のようなものを形作って、
開かれていくと言うよりは内に内にと
閉じ込めていくような感覚があって。


遠い外国、誰一人僕の言葉を解さない国に足首だけ浸かって
浮かぶままの言葉を連ねるのがいい。
それは、自分で自分に話しかけるみたいに
赴くまま描写する一人遊びのようなものなのだけれど。

魔法、使えます

RPGのゲームなんかだと大抵、魔法使いってポジションがあって。
体力ないし、強い武器とか防具ぜんぜん装備できないから
基本すぐ死んじゃうしでそれだけだと全然役に立たないんだけど、
魔法使わせたら、めちゃめちゃ強くって。
でもMPなくなると魔法使えなくなっちゃうから
またぜんぜん役に立たなくなっちゃって。


うたをうたうのってちょっと魔法をつかうことに近いのかも。
魔法使えなかったらほんと、どうしようもないもんな。
うたえなかったらほんと、どうしようもないもんな。


僕の器の中の僕自身は、この声が、言葉が
共鳴するための空洞なのかもしれないって
いつも思ってたりするからね。


音楽通して会えるみんなに。
また今年も会えることを心から祈ってます。

1月のライブ予定
□1月22日(土):下北沢251
act/砂場、MeguMild、CamelChair、the rutus、モノクロミライ
open18:00/start18:30,adv2000yen/door2300yen
※出演は三番目。19:50〜予定です。


□1月27日(木):吉祥寺スターパインズカフェ
act/砂場、ゴマアブラ、ミサイルズ、黒岩トキオ
open18:30/start19:00,ticket1000yen
※出演は最後。21:15〜予定です。

こちらはソロでの出演。
■1月28日(金):長野 松本瓦レコード
"ひとりでうたうということ"
w/ミヤザキナツキ(砂場)、新美正城(slum)、小林祥吾(DSKキャラバン)、他
open18:30/start19:00,ticket1000yen

雪の夜

今日は新年初のバンド活動のために東京でした。
一日をゆっくり綴ってみる。こういうのひさしぶり。


早朝6時に東京駅について、八重洲口の地下街で
軒並みシャッターが開くまでの時間を過ごす。
さすがに誰も居ないとちょっと心細くなるけれど
疎らに人が歩いたり、清掃の人が行き来する地下の街は、
こっそりと他の国に迷い込んだようで心地よかった。
エクセシオールカフェであったかいコーヒー飲んで
中央線にゆられて快速電車。吉祥寺へ。


いつもあるく道を通って、視界の端に移った図書館。
「日曜日の朝」と「図書館」という言葉の組み合わせが
心踊るような響きだったから、吸い込まれるように入ってみる。
タイトルで惹かれる様なのを探しては手に取る。
残念ながらあまり時間がなかったので
短時間で読めそうな行間を持った、短編を選んで窓際の席へ。

とりつくしま (単行本)

とりつくしま (単行本)

「とりつくしま」/東直子
とりしまり係じゃなくって、とりつくしま係。
視点が変わると、見える世界、心模様。
大好きだった映画、ワンダフルライフを思い出した。


スタジオでのバンド練習は新しい曲のイメージを試行錯誤する。
自分が自分を説得できる曲をつくらないと。
出来なかったら砂場はもう前には進めない。


練習後、しばらくメンバーで今後スケジュールの打ち合わせ。
帰りに勧められたカレー屋さんに行こうと試みるも
休日の昼下がりで満員だったので断念して、天下寿司へ。
この店には名物すし職人がいて、かなり特異な存在感を放っている。
どうしても故 淀川長治氏を彷彿とさせる顔立ちで
この人が居るこの店に時々無性に行きたくなる。
補足ながら、回転寿司ながら非常に美味しいことも付け加えておく。


帰りのバスは予定時刻に発ち、定刻どおりに進むも愛知県に入って急減速。
時折入るアナウンスが道のりの長さを告げ、
重々しく鳴るワイパーの撥ね退ける牡丹雪は、
ここぞと側道や中央分離帯に思う存分降り積もる。
ついに高速道路も向かう先が通行止めになり、急遽一般道へ。
停車した東岡崎の駅から名鉄電車で名古屋へ向かう。


この交通網の乱れに狂わされた時間を共有する人たちは、
まったくの他人なのに、どこか親しみが沸いてしまうのだから不思議。
うしろの席の人が携帯電話越しに発した運命共同体って言葉が
やけに輪郭のはっきりした余韻を残す。
自宅の最寄り駅について見上げた空には
結晶が見えそうなくらいに大粒な雪が深々と舞ってた。
多分この街に住む中でみた一番の積雪。


家に帰ってきて勢いで日記を書く。
来週から今年のライブが始まります。
ソロとバンドと、それぞれ決まっていますが
この数ヶ月、ひとつの区切りにしたいと思います。
此処から先、しっかり考えて進めるように。

砂場 ライブ予定
□1月22日(土):下北沢251
w/MeguMild、CamelChair、the rutus、モノクロミライ
open18:00/start18:30,adv2000yen/door2300yen
※出演は3番目。19:50〜予定です。


□1月27日(木):吉祥寺スターパインズカフェ
w/ゴマアブラ、ミサイルズ、黒岩トキオ、他
open18:30/start19:00,ticket1000yen
※出演は最後。21:15〜予定です。


□2月19日(土):長野 松本アレックス
w/musiquo musiqua、Toriqumo、The Sabine girl、他
open17:30/start18:00,adv1500yen/door1800yen


□2月27日(日):新栄DAY TRIVE
w/FU-MU、完全にノンフィクション、アサダタクヤ(swimmy)、ゆり(里帰り)、菊地紗矢(紙コップス)、他
open16:30/start17:00,ticket2000yen


□3月5日(土):近日公開!

ミヤザキナツキ ソロライブ予定
■1月28日(金):長野 松本瓦レコード
"ひとりでうたうということ"
w/新美正城(slum)、小林祥吾(DSKキャラバン)、他
open18:30/start19:00,ticket1000yen


■2月26日(土):池下ピースニク(piecenik)
"sing sing laugh vol.3"
w/リトルスクリーミングキャッツ、キリンガー
open18:30/start19:00,ticket2000yen
※oisiiworks(黒元雅史)写真展とのコラボイベント!(来場者プレゼント有)


■3月13日(日):栄7th cafe
"ほんっとうに楽しいことばっかしていたい"
w/マツオカナオヤ、the sing2you、eN(エヌ)
live start15:00〜,1drink order

しめるとくくる

昨日まで続いた今年最後のライブツアー、
それを振り返るのも精一杯なのに
一年間をまとめてだなんて、なかなか年の瀬も大変。


今年8月にリリースした「旋律」
これは間違いなく今まで7年の砂場の活動を集約したもので
この一枚の銀円盤が、僕らを沢山の場所へ導いて、
沢山の人たちと出会わせてくれた。


たぶん今年一番僕が砂場を聴いてると思う(笑)
それくらい一曲一曲が大好きで、自分にとって
本当に大切なものだから、みんなにとっても
ずっと鳴り響き続ける音楽であればいいなと思います。
ついこないだ偶然発見したのだけれど、
全日本CD店員組合さんがライナーノーツを書いてくれてて
自分の知らないとこでも場所から場所へ、人から人へ、
徐々に伝わってるのを実感できて、凄く嬉しかったな。


来年の課題は、これからの一歩。
新しい曲を沢山つくって、次の姿をつくること。
次に進むための推進力として。


砂場としては12/28京都のナノでライブ納め。
東京に帰るはたけと金沢の実家に帰るうきたくん、僕は名古屋で
三人がばらばらの場所に帰っていく形になったんだけれど
年が明けたら新曲発表会しようって、また集まること決めて
別れたのが、なんだか今年のまとめだった気がする。


年明けはライブが東京で決まっています。あとソロにて2月に名古屋。
2011年はソロ活動も積極的にやっていきたいと思ってます。
なにか新しいお知らせが出来たらいいなと思ってるので
どうぞ来年もよろしくおねがいします!
今年一年、色々な形で関わってくださった皆さん
本当にありがとうございました。

□1月22日(土):下北沢251
w/砂場、MeguMild、CamelChair、the rutus、モノクロミライ
open18:00/start18:30,adv2000yen/door2300yen
□1月27日(木):吉祥寺スターパインズカフェ
w/砂場、ゴマアブラ、ミサイルズ、黒岩トキオ
open18:30/start19:00,ticket1000yen
■2月26日(土):池下ピースニク(piecenik)
w/リトルスクリーミングキャッツ、キリンガー、ミヤザキナツキ(砂場)