ネットラジオ企画を開始しました

管理人のkanameです!

当ブログとは、すこし(というか、だいぶ)ジャンルが異なりますが、インターネットラジオ(ポッドキャスト)を始めました。

タイトルとアドレスはこちらになります。

サブカルから始めよう
http://cargocult.symphonic-net.com/

マル激のサブカル版とまでは行かないまでも、できるだけクオリティーを上げていけたら良いと思っています。

コンセプトや方向性はまだ練ってません。
非人文系(書籍からの引用垂れ流し)・非オタク系(ただの趣味)でありながら、一般生活者向けのサブカル論を目指したいところです。

まだ実験段階に過ぎないので構成や音声(というか音質)のレベルから乱れています。スミマセン。

出演者/ご意見なども募集中です。

赤木智弘は世界を包む

「2008 平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動−ヤスクニ・戦争・貧困」に行ってきました。




教条主義的平和主義者かと思ってた高橋哲哉氏が赤木論文の意義を認めた!!!!


ぶったたいていいってよ。右の頬をぶたれたら左もささげるってよ。


是非、口だけでなく、給料を返上して非常勤講師に回すなり、横にいる無能な準教授は辞職して優秀な方に席を譲るなりしてワーキングシェアを実践していただきたいものだ。

上野千鶴子さんと本田由紀さんのトークセッション

本田由紀著『軋む社会』の刊行を記念して、トークセッションをおこないます。
第1回の本田さんのお相手は広田照幸さん。そして、第2回のお相手は上野千鶴子さんです。

以下、トークの詳細です。ぜひご参加ください。


本田由紀著『軋む社会』刊行記念トークセッション<タイトル> 「次世代のためにすべきことは何か――超能力主義、家庭教育、そして若者をキーワードに」<講  師> 上野千鶴子東京大学大学院人文社会系研究科教授)
        本田由紀東京大学大学院教育学研究科准教授)<場  所> 三省堂書店神保町本店 8F特設会場<日  時> 2008年6月27日(金) 18:00開場 18:30開演<参加条件> 店頭またはお電話にてご予約のお客様、先着100名に整理券を配布。当日参加費として¥500−お支払いいただきます。トークセッションのあとサイン会を予定。対象本は特になし。持ち込みの書籍にサイン可。<ご予約先> 三省堂書店神保町本店 4階(電話 03−3233−3312)<内  容>
5月に刊行した『軋む社会』で本田由紀は、教育、仕事、若者、そして家族を事例にしつつ、日本社会の軋みについて述べた。今回のトークセッションでは、本田が指摘するような仕事における「超能力主義(ハイパー・メリトクラシー)」と家庭における「教育」、さらに「若者」に関する諸問題の三点にしぼって対話を進めていきたい。

本田には、それぞれのテーマについての持論を展開していただく。そして、長年、ジェンダーの視点から日本社会を分析・研究し、提言をおこなってきた上野千鶴子には、こうした本田の議論をどのように受けとめているのか語っていただく。

いま、日本社会の何が問題なのか。私たちが次世代のためにすべきことは何か。おふたりの議論が化学反応を起こし、現代日本の軋みをあぶり出す。さらに、その化学反応は、軋みを緩和するためのヒントをも提示する。

6月11日ジーク外山Presents「外山恒一・新著『青いムーブメント』刊行記念トークライブ〜 プレカリアート右派!?〜」


近年熱い注目を集める“プレカリアート”運動の近傍に身をおきながら、片や「ファシスト」、片や「希望は、戦争」と、本気なのか露悪趣味なのか“右まがい”の暴論でヒンシュクを買いまくっている異端の論客2人が登場。本番当日が初対面とのことだが、果たしてこの組み合わせ、激突となるか意気投合となるか、見逃せない一夜だ。

【出演】
赤木智弘(『論座』07年1月号掲載論文「「丸山眞男」をひっぱたきたい」筆者)
外山恒一(九州ファシスト党・我々団 臨時総統)
中川文人(司会/法政大学統一OB会)
OPEN18:30 / START19:30
前売¥1,000(飲食代別)
当日¥1,500(飲食代別)
前売チケットは店頭、電話予約にて5/25より販売開始。

6月11日 ジーク外山Presents「外山恒一・新著『青いムーブメント』刊行記念トークライブ〜 プレカリアート右派!?〜」


近年熱い注目を集める“プレカリアート”運動の近傍に身をおきながら、片や「ファシスト」、片や「希望は、戦争」と、本気なのか露悪趣味なのか“右まがい”の暴論でヒンシュクを買いまくっている異端の論客2人が登場。本番当日が初対面とのことだが、果たしてこの組み合わせ、激突となるか意気投合となるか、見逃せない一夜だ。

【出演】
赤木智弘(『論座』07年1月号掲載論文「「丸山眞男」をひっぱたきたい」筆者)
外山恒一(九州ファシスト党・我々団 臨時総統)
中川文人(司会/法政大学統一OB会)
OPEN18:30 / START19:30
前売¥1,000(飲食代別)
当日¥1,500(飲食代別)
前売チケットは店頭、電話予約にて5/25より販売開始。

広田照幸さんと本田由紀さんのトークセッション


本田由紀著『軋む社会』の刊行を記念して、トークセッションをおこないます。

本田さんの対談相手は、『日本人のしつけは衰退したか』(講談社現代新書)や『教育』(思考のフロンティア、岩波書店)などの著書がある教育社会学者の広田照幸さんです。

今後、日本の教育はどこへ向かっていくのか。おふたりの対談により、その方向が見えてくると思います。

できるだけ多くの教育関係者に参加していただきたいですね。もちろん、世の中に「軋み」や「ゆがみ」を感じている方々にも、参考になるお話が聴けることでしょう。

以下、トークの詳細です。


本田由紀著『軋む社会』刊行記念トークセッション<タイトル> 「教育のいま、家族のこれから」<講  師> 広田照幸日本大学文理学部教授)
        本田由紀東京大学大学院教育学研究科准教授)<場  所> 三省堂書店神保町本店 8階特設会場<日  時> 2008年6月14日(土) 14時開演<参加条件> 同店にて『軋む社会』をご購入いただいたお客さま。
        トーク終了後、サイン会があります。<内  容>
2006年は、教育基本法が改正され、教育再生会議が設置されるなど、日本の教育に激震が走った年であった。
教育の現場からは、制度の改正のみならず、度重なる指導要綱の変更について、ため息まじりの声が聞こえる。
子どもたちは、教師らのとまどいに気づきながら、黙々と授業をうけている。

あれから2年。教育の何が、どのように変わったのか。
この対談の第一のテーマは、ずばり「日本の教育事情」。日本における教育の現状を批判的に確認しつつ、今後のあるべき姿を考えることである。

また、学校教育の費用や通う塾など、教育費を捻出している家庭である。
さらに、勉強以外の教育ともいえる「しつけ」の現場は家庭だといえよう。
教育と家庭は、切りはなして語ることはできない。

対談の第二のテーマは、「家庭教育」。『「家庭教育」の隘路』(勁草書房)を上梓した本田の問題提起を軸に、家庭教育の現状を確認する。そして、その問題点をあぶりだしたうえで、日本の家族像の未来図を予想する。


上記のトークセッション情報ですが、よろしければ読者のみなさまのブログやウェブページにてご紹介いただければ幸いです。なにとぞよろしくお願いいたします!

ニュース検定に無視される氷河期世代問題

 「ニュース時事能力検定試験」という資格試験が、毎日新聞社系の団体により行われている。その公式テキストの中で「団塊の世代が大量リタイアする時代」という項目が、136ページから139ページにかけて繰り広げられている。
 小見出しを取り上げると以下のようになる。
・70歳までの職場確保が課題
・急速に進む少子高齢化社会
・60〜64歳の男性の労働力率70.3%
・働ける社会が必要
 この中では団塊の世代の大量退職で労働力が不足し、技術やノウハウの伝承が困難になると述べている。また、定年退職後の活発な団塊世代の消費活動に期待する記述も見られる。高齢者の労働に期待をしている記述で締めている。
 その一方、氷河期世代の問題に関してはこの本ではまったくといっていいほど触れられていない。
 団塊世代大量退職問題はニュース検定のテキストになる一方、氷河期問題は存在しないかのような扱いだ。どうにも納得いかない。
 ニュース検定は、新聞社が力を入れ、出題も新聞記者が行う。テキストの作成にも、記者が関与しているだろう。新聞社的な価値判断としては、氷河期世代の塗炭の苦しみよりも、「栄光」の団塊世代の老後の華々しい活躍の方が大事なのか。
 団塊世代の動向が注目すべきもので、氷河期世代は無視されるものなのか。同時代にも氷河期問題が見過ごされていることの証左である。

 追記 言及した本へのリンクが間違っていたので差し替えました。