2022-08-08

10年ぶりの更新

この10年色々あった・・・10年の歳月を経て、ますます立ち呑み師としての貫禄がついてきた（つまり単に老けた）

直近ではコロナがあり、しばらく足が遠のいていた立ち呑み界隈も少なからぬ大打撃を受けたと思われるが、たくましく営業を続けている様子をみて一安心。

思うところあって、夕刻にふらりと赤羽いこい本店に立ち寄った。懐かしの聖地。懐かしの我が家。そして、10年前の新装開店直後には真新しかったUの字カウンターは、いい感じに味が出ていた。

無言の立ち飲み同志が虚空を見据えてホッピーを流し、ハムカツをかじる。なにせ全員がほぼ無言だから、感染症対策はバッチリである。テレビでは相変わらず元首相暗殺関連のニュースが流れている。ホッピー、煮込み、中、カシラ、タン、変わらぬ味。変わらぬ舌代。1000円の極楽。

往年の大将、ハマさん、ニシノさん、よっちゃんはいなかったが、変わらぬ殺伐とした中にも愛情がある空間。また世界の中心に帰ってきたのだなぁと思った。エシャロットも食っときゃ良かったなぁ。

2012-01-11

いこい本店開店！

前回の記事から早くも一年あまり過ぎたわけですが，本日いこいが元々の場所にて新装開店しました．最近は立ち飲み道から離れていた小生ではありますが，不思議とこの手の情報は入ってくるものでありまして．
南側に移転した店も姉妹店として引き続き営業しています．店内の写真はいずれどこかでアップされと思うのでそちらにお任せする事にしますが，新しいビルになって一回り店舗が小さくなったとはいえ，前と同じレイアウトでのUの字カウンターが復活していて，不思議と違和感も無く，誠にめでたい新装開店でありました．何かと真新しいのだけど，あのいこいが帰ってきたんだなぁとしみじみ感じいることができました．今宵は熱燗 x 3，煮込み，レバホルモン，カレイの煮付け，タコぶつ，キス天を堪能．いやぁやっぱりいこいは最高です．カウンタはマスターは不在でN野さんとYちゃんが仕切ってました．店内は満員御礼で店の前には数名の行列が出来るほどでした．
ちなみに1月11日の11時に開店ということでしたが，例えば2011年11月11日11時11分11秒とかみたいに細かいところにこだわらないのも「いこい」らしいなと思いました．1月11日の11時．ノンベが覚えることができればいいんです．来店した時間帯が早かったせいか，見慣れた常連さん達はみかけませんでしたが，客筋はやっぱり「いこい」らしさが出てました．

2010-10-15

赤羽いこい一時閉店！仮店舗での営業開始へ

このような僻地のブログに目を通すようなお方なら先刻ご承知のように、我らが赤羽いこいが40年の歴史に一旦幕を下ろし、新生いこいとしてリニューアルする。その最終日がいよいよ明日である。残念ながら明日駆けつけることはできないのだが、本日久々に聖地を詣でて来た。実に4ヶ月ぶりくらいだろうか。

最終日の前日といっても特段変わった様子もなく、今日も盛況であった。マスターがカウンターを仕切っているのを久々に見たが、２１時前くらいにＮ野さんに交代。よく見かける常連の人達もちらほらと。新店舗でお披露目されるという日本酒（山田錦系？）の瓶がカウンターに鎮座していたが、今日はデモ用で売ってくれないとのこと。350円で出す予定だそうな。

新装の工事をしている間は現在地から歩いて2分くらいの仮店舗で営業するとのこと。一体どんな風に生まれ変わるのか今から楽しみではある。一方で、使い古されたUの字カウンターのテーブルや、トリスの大瓶に対応した今では稀少であると思われるウィスキーサーバー、刺身やポテサラを陳列した古びた冷蔵ケース、鮮魚を扱うが故に染みついたであろう独特の店内の臭い、やたらに数が多い蛍光灯、味のある手書きのメニュー等々、無くなってしまうのが寂しい風景も山のようにある。思えば始めて足を踏み入れてから約5年経つが、ここで日々色々なことを考えながら飲んだものだなぁとしみじみ。煮込み、湯豆腐、軟骨、ガツ刺し、といった定番のアテを肴に瓶ビールをグビリと飲んだ。うむ、やっぱりいこいは最高ですな。

明日の最終日はアサヌマの人達も手伝ってくれるとのこと。常連の人がホタルの光でも流せば？とＮ野さんをちゃかす。（Ｎ野さん）パチンコ屋じゃないんだからよー。（常連）だったらホタルイカ出してくれよ。（Ｎ野さん）ホタルイカの季節は終わってんだよ。なんていう軽妙なやりとりを耳にしつつ、後ろ髪を引かれながら店を出た。そういえば新メニューも色々と充実していたなぁ。アジのなめろう、自家製チャーシュー、ウナギの肝焼きなどなど。もっとちょくちょく通いたいところだけど、そうもいかない事情があるのが何とも残念。以前のように週3-4とかは無理だけど月1くらいでは来たいものよ。

知らないうちになんと公式ページまで出来ていた。若い常連さんが作ったのかな。舌代＝酒メニューというところが継承されているのが良い。
http://akabaneikoi.web.fc2.com/

アサヌマ酒店のページもあった。いこいのことは何一つ触れられていないのが不思議。
http://www.sake-asanuma.com/

ついでに食べログも。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13012293/
この手の店で3.66/44件っていうのはなかなか驚異的じゃないかと。「まるます」や「米山」の点数を超えているとはデフレ好況であろうか。うどん「すみた」にも追いつく日も近い？

2009-02-09

久々の更新

なんと1年半ぶりくらいの更新でございます。地味に色々ありました。
立ち飲みライフは相変わらずの具合で、頻度こそ落ちているもの細々と「いこい」詣でを続けている次第。
立って飲んで、Uの字カウンタの虚空を見据えて物思いに耽る。その人生の一瞬一瞬の光景がとても大事ですなぁ。どこぞのオッサンがホッピーの中を頼んだ横で谷中をかじり、薄給を案じつつも追加の500円玉をカウンター上に将棋の駒のように指す。そのありとあらゆる人間と行動と感情の組み合わせは二度とは再現されないんでして。忙しいときほどそういう時間を大切にしたいですな。

2007-07-21

女の行かない東京（るるぶ.com）

1年半ほど前の古い記事なのですが、なぜか検索エンジンでは上位にランキングされているサイトです。
栄えある第1回には我らが「いこい」がノミネートされていました。
http://www.rurubu.com/makeinu/index01.asp

ちなみに第4回には「まるます」。
http://www.rurubu.com/makeinu/index04.asp

下記の本の取材ネタとなっているようです。

東京負け犬狂詩曲(ラプソディ)

作者: 山崎マキコ
出版社/メーカー: JTBパブリッシング
発売日: 2006/03
メディア: 単行本
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2007-07-21

立ち飲みの映像

禁立ち飲み生活に入ってからはや5ヶ月が経過してしまいました。コンスタントに検索エンジンにひっかかっていたようで、いつのまにかヒット数が10000を超えていたのがびっくりです。検索キーワードのトップはやはり「赤羽」、「いこい」でしたw。記事数から言えばおそらくこれだけいこいのことを書いているところは他には無いはずです（内容や質はともかく）。
最近ではようやく禁断症状は収まってきたものの、今日はものすごくリアルな立ち飲みの夢を見ました。上野たきおかからスタートし、途中は夢ならではの色々の矛盾や脱線がありますが、秋葉原、御徒町、北千住をハシゴし、締めはもちろん聖地赤羽いこいです。夢の中のいこいはなぜか店舗が小さくなっていて激混みで、注文方法が難しくなっていました。これはきっと寝ている最中に小便を我慢しているときにはなかなかトイレにいけないような夢を見るというアレと同じですね。
これは辛抱溜まらん！ということで、代替手段として立ち飲みの映像を探しました。手元にある書籍はすべて読んでしまったので。
いやぁたまりません。しばらくはこれらのイメージ映像で自分を慰めつつ、禁立ち飲み生活を続けて行こうと思います。

恵比寿縄のれんのステーキ