世間的に、あるいは自分のポリシー的に許せないことだったとしても、復帰できる程度・迷惑をかけない程度に、いろんな立場の人の気持ちを経験(もしくは追体験)しておくことって大事なんじゃないかなと思います。煙草を吸う人の気持ち。暴走族の気持ち。麻薬中毒者の気持ち。殺人者の気持ち。メールをなかなか返さない人の気持ち。ストーカーの気持ち。
 それを知っていることで、当事者の、当事者なりの、愛とか気遣いとか合理性とかが見えてくるような気がします。




 あ、べつに自分のこととして感じられるなら実際に経験する必要はないと思います。暴走族とか麻薬とか殺人とかはさすがに…。

キレるのは自分のせいだと分かってはいるけど


 カテキョの担当の子(中2)がひどいんです。宿題やってこないし、約束すっぽかすし。それでこの前キレてビンタ食らわしてしまったんです。
 でも、自分も中学生のときは、通っていた塾をよくサボっていたし、勉強自体にも興味がなかったので、彼にしてみたら、「そんな、キレられても」って思うんだろうなぁ…と、後々反省しました。




 別の話。僕が買ってきたもの(お菓子とかではなく、材料系)を弟に食べられて、「食いやがったなぁぁぁ!!!」とキレたのでした。しかし、そう言いながら、それを食うなとは言っていなかったので仕方がない。彼に非はない、と思い直したところ、「〜ったなぁぁぁ!!!言わなかった俺が悪いけどおおおお!!!」などと意味不明な文句になってしまいました。




 そういった経験をふまえて最近考えていること。僕がストレスを感じたり、それによって怒ったりするときというのは、大体が「自分の思い通りにならなかったとき」です。それは相手の意志を無視していて、相手にとってみれば理不尽と思われる場合も多いように思います。ホントの原因は、僕が勝手に期待したり当然視したりしているせいなんですよね。分かっちゃいるけど、なんかこう相手をボカスカにしてやりたいという
 なので、最近はそういったことを意識して、心でキレながらも行動に出さないよう、自分を御すコツを模索中です。そういうのって社会人になったら大事っぽいし…。セルフコントロール(笑)。EQ(笑)。

8月文庫落ちメモ

 チャイルド44続編キター!原題はThe Secret Speechというらしい。フルシチョフスターリン批判の文書?のことらしい。
 とするとこのグーラグ57っていうのは邦題ですね。たしかに続編であることが分かるしキャッチーですけど、なーんかなぁ。著者だって考えてタイトル決めているわけだし、英語もそこそこ浸透しているし、もう普通に英語表記でいいじゃん。「今夜はビート・イット」とかカッコわるいじゃん。なんだよ「今夜は」って。
 ちなみにこのTom Rob Smithさんはイケメンです。ジャスティン・ティンバレイク系(言い過ぎか)。

公開している責任について


 更新ほっぽってる僕が言えることではないかもしれないですが、背景知識を示さずに思ったことやひとりごとみたいなことをつぶやくブログってどうなんだろう、って思います。
 愚痴るというか、どこかでかまってほしい気持ちがあるとか、そういう心境は理解しますが、無駄なエントリって、情報の検索を阻害するという意味では立派な害なので、その辺をもうちょっと1人1人が自覚してネットを利用することが必要ではないかと思うのです。
 とはいえ、単なる心情吐露だってなんらかの効果はあると思うので、少なくとも、読者が何も知らない、という前提で、書いてることが何であるのかが全読者に分かるような形式で書いて欲しいものです。
 僕自身もちょっと気をつけていかないと。

キムタクカワイソス


 ドラマ視聴率というのは、テレビを見てる人の率、脚本の面白さ、裏番組の面白さ、録画率など、主演の方の力量ではどうにもならない要因も大きく影響しているように思うんですが、それなのにドラマの視聴率が「悪い」と主役のせい、みたいになってて可哀想です。


 それにしてもMR.BRAINの先週の回はひどかったですけども。「監視カメラに死角がありました」て!

超人?凡人?


 元プロ格闘家の友人がこんなようなことを言ってました。

「有名選手と試合したことあるけど、"絶対に敵わない"ってほどの実力差は感じなかった。負けたけど(笑)」

 これを聞いたとき、なぜかグっときたのでした。圧倒的で絶望的な実力差に挫折、って話はよく聞きますが、こういうポジティブな捉え方をしたいなーと。*1


 この話とはちょっと違うけれど、大学にもスゴい人ってたくさん居るんですが、そういう人と深く付き合えば付き合うほど、「あーこの人も人間なんだなぁ」という感じがします。勉強めっちゃできるけど、人との付き合い方・他人への気の遣い方なんかについて普通にあれこれ苦労してたり。
 たとえば、なにか3つの分野で世界一でも、それはその3つの世界だけを切り取った視点でその人を見ているだけで、その他は普通というか想像の範囲内というか。現実はドラクエほど能力の項目って単純じゃないですしね。*2


 何が言いたいかというと、スゴい人を神格化しすぎて、それを見たときにシュンとなるよりは、ポジティブな刺激として受容したいですね、というなんの面白みもないことです!(どーん)

*1:分野が格闘技だってことが、実力差が圧倒的でない要因になってるかもしれませんが

*2:単に"ホントにスゴい人"に会ったことがないだけかもしれませんけどもね!