2015-12-25

[] tumblr 創世記 その八 アドベントカレンダー ACAC2015 編 ( JPerl AC から2010年アドベントカレンダー・カンブリア大爆、そしてRACへ、の巻) 10:39

こんにちは、非営利団体リブログ・コモンズ事務局です。本アドベント・カレンダーの場をお借りして、インターネット・アドベント・カレンダーの歴史について述べたいと思います。

2010年に花を咲かせたアドベント・カレンダー文化の外縁にて一つのアドベント・カレンダーが立ち上がりました。技術系のアドベント・カレンダーの中で異彩を放つそれは tumblr 界隈のある一つの typo (d*e*r)として始まりました。リブログの精神に則り始まったそれは Ruby AC の形式に倣っていましたが特筆すべき点があるとするとそれは JavaScript AC に倣い、「覆水盆に返らず ReblogTumblrに帰る」と、投稿されたリンクは Tumblr に文字通りリブログされました。

そして RAC は紆余曲折を経て今年6周年を迎えましたがその話は次回に続きます。

[]最初に 10:45

tumblr 創世記 アドベントカレンダー ACAC2015 編は、 Advent Calendar Advent Calendar 2015 をスクオッティングすることで作成されました。

2015-04-27

[]tumblr 創世記 その七 アドベントカレンダー編 ( 2010年、アドベントカレンダー・カンブリア大爆発はあったのか? の巻 ) 17:20

https://i.gyazo.com/05f2f8cdf4cb60991e5727f33c265fe5.png

(via https://gist.github.com/masui/8432382 )

さて、ここからアドベントカレンダーは年を追う毎に急速に普及していきます。そしていよいよ RAC(Reblog Advent Calend*e*r) へと繋っていくわけですが、

さて、いよいよ、RAC の登場。が、その前に、アドベントカレンダーが一般化するまでの流れを追ってみる。

Shibuya PM #10

JPerl AC 2008 今みたいに twitter の上では全然話題になっていない。つまり SNS を介してじゃなくて直接的な繋りから始まってる。2008/11月に Shibuya.pmYokohama.pm とかが開催されているので、そのあたりが発端になってるんじゃないかと思ってる。

JPerl AC 2008

CodeRepos の レポジトリに直に HTML ドキュメントをアップしていたのが log からわかる。

少しずつ改善を進めていった様子が伺える。

ATND の開始

2008/9/1 にスタートしたぽい


JPerl AC 2009

JPerl AC 2009 ではいよいよ ATND が使われる。参加申し込みは ATND で、記事の集約はそれまで通り CodeRepos だった。

一転、 JPerl AC 2009 では twitter の上で話題にあがるようになる。いよいよ SNS が中心となる世界の到来だ。これには ATND の誕生の影響があったと考えられる。

今回から git が使われるようになった。さらに、 Perl Module Advent Calendar の作法に則り、アドベントカレンダーの発行が自動化された。

今回はトラックが二つに別れた事の他にDBIx::SkinnyとData::Modelのトラックが出来てるのに気づくかと思います。

これは、本来予定されていたものでは無くて、今回のJPerl Advent Calendar 2009は結構便利に書ける仕組みだったので、便乗して開始したといういきさつです。

Advent Calendar書く為の準備をする必要が特にないので参入障壁が低いと言う事ですね。

何が言いたいかというと、もし何かのテーマでPerl Advent Calendarをやってみたい!って人は気軽に始めると良いですよ。という事。

$ git clone http://git.coderepos.org/share/websites/jperl-advent-calendar-2009.git/
$ cd jperl-advent-calendar-2009
$ cp -r data/data-model data/anatano-track
# data/anatano-track の中のファイルを諸々書き換える
# s/data-model/anatano-track/ みたいな事とか
# trackの名前変えたりとか
$ $EDITOR data/anatano-track/\d+.txt して、内容書く
$ git add data/anatano-track
# 必要だったら .nim とか data/index.html とか data/base.html も追加しとくと良いよ
$ git push

こんだけで http://perl-users.jp/articles/advent-calendar/2009/anatano-track/ が出来るんで楽ですね!

本当は今回GitHub Pagesを使うとかいう話があったんですが、コラボレータ追加作業が面倒という事で特に手間がないCodeRepos使うと言う話になった。

git.coderepos.org への投稿するための準備

~/.netrc に以下のように書いてください。あとは通常の git とおなじです。

machine git.coderepos.org
login YOURID
password YOURPASSWORD

投稿方法

git clone http://git.coderepos.org/share/websites/jperl-advent-calendar-2009.git/
cd jperl-advent-calendar-2009/
git submodule init
git submodule update

# nim (HTML生成ツール)の依存モジュールをインストール
cd extlib/nim
perl Makefile.PL
make installdeps
cd ../../

# 他のファイルをみながら data/xx.txt を編集する

# HTML を生成する
./extlib/nim/bin/nim

# サーバーに反映する
git commit -a
git push origin master

cron で自動的に perl-users.jp に反映されます。

トラックの作成が簡単にな出来ることからアドベントカレンダーの細分化が進み、戦線の拡大とそれに対する補給線の相対的な能力低下を招き、結局 JPerl Advent Calendar はその進化の系譜からは消えてしまうこととなる。

JPerl AC 2008 ~ 2013

Ruby AC 2009

2009年、いくつかの AC が ATND の上でスタートする。

Ruby AC 2009 から、それぞれの当番がコメント欄に記事を掲載する形となる。ATND だけで AC が完結するようになり、このとき始めて AC が一般化されたと言える

JavaScript AC 2010

2010/12月に JS AC 2010 がスタートする。

実に興味深いやりとりがされている。どこにブログを書くのか? という問い。つまり JPerl のように、どこかのリポジトリにアップするという形式がデフォルトだったわけだ。

https://twitter.com/hasegawayosuke/status/9904089680842752

JS Advent Calendar は各自がブログに書くだけで、index ページはないの? ブログのアドレス分かんない人が書いても追いかけられない。

https://twitter.com/edvakf/status/9911279338659840

JavaScript Advent Calender 2010 を JavaScript にしたよ。https://gist.github.com/723275.txt どっかに一覧表示したい人は勝手に取得して使ってね。

JS AC 2010 では、記事一覧は gist.github.com で JSON として集約された。


reblog advent calend*e*r 2010

いよいよ RAC の登場です。

スミマセン。ただのパクリです :-P

この二つに感化されて、無謀にも RAC はスタートした。

覆水盆に返らず ReblogTumblrに帰る http://reblogadventcalender2010.tumblr.com/(注:現存せず)

http://i.gyazo.com/9fb39514d7022917a1254c3d5f33b683.png

JavaScript Advent Calendar の JSON に帰結するヤツに感化されて、RAC 2010 では、それぞれの post は tumblr に集約された。

tumblristaたちに25日も続けるだけのまとまりがあるものかと思ったけど意外と続くからtumblrの調子が悪くなった

というコメントを残すほどに、意外なことにそれは完走した。そして、2014年、5周年を迎えることとなった。

2015-01-11

[]tumblr 創世記 その六 アドベントカレンダー編 ( Sushi, Plagger, Advent Calendar の巻 ) 00:20

http://i.gyazo.com/41d06926de5aa6a4d3579b9099a54a3f.jpg

(via Sushi Girl)

寿司,暴力,千葉真一

Sushi! Violence! Sonny Chiba! なんと魅惑的な響きでしょう!!!

21世紀も15年を過ぎようとしている現在、ここ日本ではインターネットと寿司の関係は非常に密接なものとなっています。この源流はどこに求めることが出来るのでしょうか?

Perl と寿司

時は2004/06/04、一つの記事が登場します。

ハッシュは,「キー」と「値」の組み合わせを扱うデータ構造です。たとえば,お寿司それぞれの値段をいちいち

$uni_kakaku = 500;
$maguro_kakaku = 400;
$ikura_kakaku = 600;

のように書くのは面倒ですよね。Perlではこのようなとき,普通ハッシュを利用します。

インターネットと寿司が文字として現われた瞬間でした。ハレルヤ

後のインターネットと寿司の関係を思うには、あまりにもささやかな記事でした。このようにインターネットと寿司の関係は Perl 界隈の出来事として始まりました。

Plagger と寿司

時は移って、2006/08/21のことです。

Plagger Hackathon でふつーに出前取っちゃだめだよな(違)ってことで、Googleで「はらへった」と検索するとお寿司が届く@サイボウズラボ!を決行

ここで改めて寿司という文字列が登場します。それは Plagger 界隈の出来事でした。さて、2006/10/17の Kansai.pmPlagger World Tour in 大阪にて Plagger の歴史についての記述が残っています。

注目すべき一行です。

Eject -> ピザ -> 寿司

Plagger の歴史は寿司と密接な関係にありました。

Plagger の登場

遡ること2006/02/19、PlaggerPerl 界、BLOG界のロックスター、宮川 達彦サンによりリリースされました。

Plagger - Pluggable RSS/Atom aggregator の 0.5.0 を CPAN にリリースしました。

それは、高らかな宣言の元 Shibuya.js がスタートしたのと、ほぼ同じ頃のことでした。

同じ頃、YAPC::Asia 2006 Tokyo が Shibuya.pm 主催で、2006/03/29-30 に実施されました。

http://i.gyazo.com/f9d2cffa40355bbcc8a6433bde082d7e.png

そして PlaggerYAPC::Asia 2006 Tokyo にて華々しく世界にデビューしました。

最近いじりはじめた Plagger も自分的に盛り上がってきているので、

  • Speaker:Tatsuhiko Miyagawa
  • Date: Mar 29, 2006 13:30 - 14:00
  • Location: Exhibition Hall
  • Language: Japanese

Plagger is a pluggable RSS/Atom aggregation and syndication software written in Perl. In Plagger, everything is implemented as a set of small plugins. This talk will cover what Plagger can do, how powerful it is and how to create your own plugins.<<

その時のプレゼンテーションが残されています。

後に、「それPla」、「それPlaggerでできるよ」とインターネットを席巻することになる Plagger とはどんなものだったのでしょうか? リリース時の記事には以下のようにあります。

PlaggerBloglines to Gmail な Hack の進化したもので、すべてをプラグインで実装できるようにしたソフトウェアです。Blog ソフトウェアの Blosxom とか SMTP サーバの qpsmtpd とかを知ってる方は、それの RSS アグリゲータ版と思っていただけると話が早い。

Bloglines からとってきて Gmail に HTML メールを送る、というのに限らず、RSS をとってきてそれを加工して何かのフォーマットで書き出す、というのはよくやるハックだなあと思っていました。自分の例でも、

といくつもリストアップできますが、これを Plagger ではプラグインの組み合わせで実現することができます。またこれらの出力を並列にして、Rule ベースでオンオフすることも可能。

Plagger の登場した2006/02/19の時点は Bloglines の時代、LDR(ex Livedoor Reader)登場以前の時代でした。みんな大好き LDR は2006/04/18にデビューします。

http://tumblr.g.hatena.ne.jp/taizooo/20131211/1386767673

Livedoor Reader は2006/04/18に公開されました。それは2006/04/14に開催された Shibuya.js Technical Talk #1 で華々しくこの世にデビューしたようです。

Bloglines の時代、それはすでに RSS の時代だった訳ですが、Bloglines の機能に満足しないイカレた Perl hacker 達は Gmail をインターフェースに使うことを考えます。それが Plagger 開発の一因となりました。それは Bloglines のスピードに満足しない mala サンが LDR を開発したのと同じ頃のことでした。

第一の波:Eject

CD ドライブトレイの開閉による notification は古式ゆかしい作法でした。

cdbiff はメールの到着を CD-ROMドライブを使ってお知らせするツー ルです。メールが到着すると ejectコマンドを実行してCD-ROMドラ イブのトレイを排出します。

Eject が Plagger に実装されるのは Plagger がリリースされてすぐの2006/03/01のことでした。それは CodeRepos ゴッドファーザー yappo サンの手によるものでした。

じゃぁ、新着Feedがあったら物理的に通知する手段があったら便利じゃね? ってことで物凄くがんばって開発しました。

http://i.gyazo.com/907a5c339ad66ce48916a979790db474.jpg

物理世界のオブジェクトともつながる!それがPlaggerクオリティ!

Internet of Things : IoTが世界に先立って、ここ日本に現われた瞬間でした。

IoT などというバズワードにまだ毒されていなかったこの出来事は凄まじい反響を呼びます。

OSのボーダーを越えるPlagger


第二の波、そして第三の波

まず第二の波はピザとして現われました。それは2006/06/25のことでした。その扉を開いたのは tomita サンでした。

  • 「集める」の部分に、Google Search History からデータを持ってくるモジュールを書き、自分の Google での検索履歴を集めるようにし、
  • もし最近「はらへった」というキーワードが検索されたら、
  • 「出力する」の部分に、 出前館 を使って自宅にピザを届けさせるモジュールを書いてそれにパス!

https://farm1.staticflickr.com/63/196264577_df4b9db728.jpg

そして運命の第三の波がやってきます。寿司の登場です。2006/08/21のことでした。

Googleで「はらへった」と検索するとお寿司が届く

https://farm1.staticflickr.com/60/220084100_d370795203.jpg

インターネットが物理世界のオブジェクトである寿司とガッチリと結びついた瞬間でした。

そして Advnet Calendarの始まりへ

今や12月のインターネットをにぎやかに彩る技術系アドベントカレンダーですが、これについても起点が存在します。それは2008/12/01のことでした。

http://perl-users.jp/articles/advent-calendar/2008/index.html

昨日不意に思いついたので、はじめました。バトン形式です。

日本での技術系アドベントカレンダー(以降、アドベントカレンダー)は Perl 界隈での出来事として始まりました。ハレルヤ

同じ日、CodeRepos ゴッドファーザーでありまた Notify::Eject の作者でもある yappo 氏の Blog に寿司の文字が踊ります。

advent calendar が一ヶ月続いたら、

執筆者全員に雛寿司を奢るというアイデア

寿司食べたい人は参加するといいよ。

このようにして、アドベントカレンダーは IoT の象徴でもある寿司とともに華々しくその歴史の幕を開きました。

さて、ここからアドベントカレンダーは年を追う毎に急速に普及していきます。そしていよいよ RAC(Reblog Advent Calend*e*r) へと繋っていくわけですが、そのお話については次回に続きます。

2015-01-03

[]tumblr 創世記 その五 アドベントカレンダー編 ( Perl Module Advent Calendar, CodeRepos, JPerl Advent Calendar の巻 ) 15:03

http://i.gyazo.com/5b9693097924741e3b552cbde7960f7c.png

毎年12月たくさんのアドベントカレンダーが生まれ、あるモノは完走し、あるモノは途中で挫折し、あるモノはインターネッツを揺らし、またあるモノは存在さえも気が付かれず消えていきます。そう今やアドベントカレンダーのために12月があるといっても過言では無いでしょう。さて今回はこのアドベントカレンダーの歴史について紐解いていきます。

さて、まずは世界の始まりについて考察していきます。

世界の始まり

dashboardの深さが有限であることを、皆様ご存じでしょうか?これはフォローしている古参の種類によりますが通常、2007/3/末〜4/始あたりといったところになります。

さて、世の中には、それがいったい何なのか、その正体を理解していないにもかかわらず、それを見つけだす力を持つ人々がいます。

その目利き達もただその勘を頼りに、tumblr を見出しました。

目利き達が2007/03/13に tumblr を発見してからごく短い助走期間を経て、2007/04/03にメジャーな場に tumblr の文字が踊ることで、われわれの世紀は幕を明けました。ハレルヤ


インターネットにも深さがある

その外側のインターネッツ自身においても、その深さが有限であることを示しておきましょう。

われわれの認識には起点(基点)が存在する、とも言えます。なにごとにも始まりが存在します。


Advent Calendar の始まり

今や12月のインターネットをにぎやかに彩る技術系アドベントカレンダーですが、これについても起点が存在します。それは2008/12/01のことでした。

http://perl-users.jp/articles/advent-calendar/2008/index.html

昨日不意に思いついたので、はじめました。バトン形式です。

日本でのアドベントカレンダーPerl 界隈での出来事として始まりました。ハレルヤ

その元々の起源はどのようなものだったのでしょうか?

本来、アドベントカレンダーというのは、イエスの降誕祭を待ち望み、12月1日からクリスマスまでの間に1日一個ずつクリスマスツリーを模したカードの窓を一個ずつあけていくようなもののことです。

一方、エンジニアの世界では、技術系アドベントカレンダーというものがあります。これは、一日一個ずつ tips 的な記事を掲載していくというものです。Perl の世界では、2000年からはじまっています

アドベントカレンダーは、 Perl Module Advent Calendar として2000/12月に始まったようです。それは起き抜けのチョコレート代りに、昼休みの間にクイック&ダーティーな感じに Perl module を書く、というスタイルだったようです。

http://i.gyazo.com/20b0ed97b186d671e1540d3207a1cee9.png

As a new years resolution last year I gave up eating chocolate. So this year I couldn't have one of those nice advent calendars that gives you a chocolate based sweet each morning. So in my lunch break I wrote this module. It's not my best code, (infact it's pretty close to my worst code ever) but it was quick and dirty and got the job done.

日本でも同じく Perl 界隈にてスタートしました。

JPerl Advent Calendar 2008が始まりました。Perl に関するちょっとした Tips を、毎日一個とか書いてくのです。 codereposのアカウントがあれば誰でもかけます。

http://i.gyazo.com/8e1154c576dae797dc16ee9387d9b613.png

JPerl Advent Calendar 2008 は CodeRepos を場として始まりました。

Code の時代 ( GitHub Era )

今や GitHub はインターネット中のコードを集める巨大なリポジトリの中心地です。インターネットの過去と現在と未来がまさに GitHub には積み重なっています。そんな GitHub は 2008/04/11 に launch されました。

GitHub is officially live. Thanks for the awesome beta everyone.

GitHub は 2007/10/20 に開発がスタートしたようです。

It’s hard to imagine, but just one year ago today we made the first commit to the GitHub repository.

launch されると同時に Ruby on RailsリポジトリGitHub に置かれることとなり、日本の開発者にも知られることとなりました。

GitHub has now officially launched and Rails is right there at the premiere. The Rails repository now lives at rails/rails and you can check it out with: git clone git://github.com/rails/rails.git

私達 reblogger が post を介して世界を share するように、開発者はコードを媒介して意識/無意識を share することが当たり前のようになりました。

その時代の始まり ( CodeRepos 先史)

さて、 Github に先立つ2007/8月のことです。

誰か僕とレポジトリシェアしない? みんなそれぞれ公開レポジトリ作ってるとか馬鹿らしい

この tweet がその始まりになりました。

CodeRepos は当時コード共有の主役だった Subversion による repository を持っていました。一つの大きな repository だったのとアカウントを持っている全員が commit 出来るものでした。

みんなコミット権持ってるcoderepos、今思えば楽しかった

CodeReposPerl 界隈の出来事として始まりましたが、すぐにその他のプログラミング言語によるコードも共有されるようになります。まず 2007/09/03 に CodeRepos の創造主 yappo 氏によって lang/javascript/userscripts が作成されました。

Timestamp: 11/27/07 00:28:48 (7 years ago)

そして 2007/11/27 には、お馴染の2つの userscript が CodeRepos に追加されます。

LDRize と Minibuffer の作者である snj14 氏自らによってその2つのコードが CodeRepos に置かれました。LDRize の更新履歴を見ればわかるように、たくさんの人達によって改善されていたことがわかります。

http://i.gyazo.com/5b282535d17e51cb120951f93f813c31.png

ReblogCommand on CodeRepos

Reblogger 界隈において重要なツールである reblogcommand.user.js はその誕生の時からそのコードが CodeRepos に置かれました。

reblogcommand は、2008/02/29に LDRize, minibuffer の作者である snj14 サンにより、リリースされました。

私達の象徴である "jjjkkt" という世界がこの瞬間始まりました。ハレルヤ。

Timestamp: 02/29/08 03:25:24 (7 years ago)

reblogcommand.user.js も同じようにたくさんの人達によって改善が成されました。

http://i.gyazo.com/8537897597a5ab0581bf49ca63f4ef9d.png

snj14 サンのインターネットでのアクティビティが徐々に低下するなか、Greasemonkey のセキュリティ方針のために LDRize, Minibuffer と共にそれが動作しなくなるそのときまで、たくさんの人達のサポートにより reblogcommand.user.js は走り続けました。これはまさに Code の時代を象徴する出来事であったと言えます。

ここまで見てきたように、日本では github に先立ってコードを共有する文化が存在しました。私達、reblogger はこのような、まさに奇跡のような環境のおかげで、その勢力を増大してきたわけです。

そして、いよいよ RAC

CodeRepos が2007/8月に始まった、その次の年の2008/12月からいよいよ jPerl Advent Calendar が始まります。

さて、ここからいよいよ RAC(Reblog Advent Calend*e*r)へと繋っていくわけですが、そのお話については次回に続きます。

[]最初に 15:02

tumblr 創世記 アドベントカレンダー編は、開催されるはずだった tumblr rblg env advent calendar 2014 のため書かれました。

2014-01-04

CARIOS'S 2013 BEST: RYDER RIPPS 00:29

http://squids.me/2014/01/squids-crews-best-2013/#rank-carios

http://ryder-ripps.com/

yung leanとかが出てきて、スッと馴染んでて、yung jakeとかgraspopcornとかが受け入れられだしてくるようなとこもありますが、

なんだかんだ言って、俺はよくわかりませんが、seapunkとかvaporとかwitchhouseとかの流れとかも、

個人的にはユニコード文字とジャンルタグ大喜利、アニメgifとtumblrの延長に存在してる感じがして、

それらがパッケージされたなーというかんじで、あんまりおもしろくないんですが、

名前を付けないで存在してる、もしくは勝手に名前付けていく、のがよくて、

乗っかるのは違うというかんじがしてるというか名前ついたら、それはそれ。

そういうのの根源のところには常に、

ryder rippsとかbaconとか思い出横丁、youpyさんらがいるような感じがずっとあって、

そこらへんでやってることが数年を経て、どんどん大きくなっていくような印象が多いように思いました。

昨今のSNSで思うところがあった中で、こういった人達が前に居続けていることを、改めて感じ、クールと感じた次第。

雑誌のmassageもそこの感じで、今年はアツいのでは、と

CARIOS'S 2013 BEST: instagram,soundcloud,tumblr,ブログ 00:26

http://squids.me/2014/01/squids-crews-best-2013/#rank-carios

soundcloudや、結局はtumblr、の精神と時の部屋のような、己の脳と向き合ってる時間の尊さを実感します

何が好きなのか、なんで好きなのか、未知のものと出会う時は、その理由はモヤモヤとしていますが、

そういったものと繰り返し出会い続けることによって、モヤモヤが、

「THE モヤモヤ」としてキッカリと輪郭を持ってきたりして

いつしか、そのモヤモヤを、モヤモヤだから好きなのだと、いうそういうことがよくあります。

コミュニケーションの中では埋没していってしまいそうな、

自分の中のモヤモヤとした何かをこそ、今価値を持ってきてるような気がします。

実はTwitterTwitterというサービス内でのアカウント同士の交流でしかないということが分かったりして、

ある人物を立体的に見るためにも、instagram,soundcloud,tumblr,ブログ,ソーシャルブックマーク

などの非コミュニケーションの領域をキッチリと押さえていき、

それらを統合して拡張していき生まれる言外のコミュニケーション、

そしてそれらは5年前くらいのネットで特に顕著だったような、そういうところに立ち返りたいな、と強く思わされました。

精神と時の部屋 12:53

no title

神の神殿最下層にある修行のための部屋。老界王神は時の異次元空間と呼ぶ。出入り口兼用の建物以外には何もない、地球と同じ広さの真っ白な空間が延々と広がっている。建物には、シャワーカーテン付きシャワールーム完備の風呂、トイレ、ベッド、食料庫がある。食べ物は、質素な粉と水があるのみ[24]。空気は外の約4分の1、重力は地球の10倍、気温は50度からマイナス40度へと急激に変化する過酷な環境である。室内は外の世界と時間の流れる早さが異なるため、ここでの1年は外界の時間の1日と同じである。悟空が子供の頃初めて入った際には、気が狂いそうで室内時間で1か月もいられなかったという。通常の地球時間で数えて生涯で48時間しか使用できず、それを超えた場合は部屋の出口が消えて出られなくなる。ただし、出口が無くなってしまっても、とてつもない気の力で次元に穴を開け、脱出することも可能。部屋の扉を閉めてしまえば完全に下界の情報はシャットアウトされるが、ピッコロのテレパシーによる心に話しかける会話は可能。部屋の定員は2人までとされているが、魔人ブウが入った際には4人が入室している。