漫画

セーラー服にお願い1巻 田中メカ

うーん、新連載のコミックス1巻。この人「お迎えです。」はハシリから面白かったんだけど、二作目「天然パールピンク」が1巻退屈だったんですよねぇ。
で、今回もまた?って、いう感じかなー。
ま、「天然パールピンク」も途中からちゃんと楽しめたので2巻に期待。

セーラー服にお願い! 第1巻 (花とゆめCOMICS)

セーラー服にお願い! 第1巻 (花とゆめCOMICS)

GO!ヒロミGO!6巻 麻生みこと

ひろみは、ゴローは、どうするんだろう(笑)
そしてヒデキ、どーすんだ。キミ(苦笑)。
あー、天然素材でいこう、ちょっと読み直そうかしら。

Go!ヒロミgo! 第6巻 (花とゆめCOMICS)

Go!ヒロミgo! 第6巻 (花とゆめCOMICS)

続巷説百物語 京極夏彦

読み終わりました。
巷説百物語と前後する話もあって結局、続が終わって巷説百物語を再読開始。
巷説百物語は、やはりすごく面白かったです。京極堂のシリーズでは関口にあたるかとおもわれる百介が自分の中途半端な立場なんてのを考え出したとき彼のさびしさに同調してしまった。(関口には感じないだろうな…。)
なんというか又市がすべて終わって「御行 奉為ー」というとき、どれだけの思いをこの言葉に封じ込めてるのかと思うのと、ああ終わったんだなー。と思いながらも、さて次は?と思えていたのが百介が考え出したとき「ああ、そうかこの関係はいつまでも続かないんだ」そして「百介のまえから又市たちが消えた時は私も百介だけでなく、又市やおぎんさんにあえないのだ。と。
そして、めずらしく物語りが終わらない事だけでなく、彼らに会えないことに寂しさを感じた物語でした。

続巷説百物語 (角川文庫)

続巷説百物語 (角川文庫)

りかさん 梨木香歩

旅行の間に読み終わりました。
「からくりからくさ」よりこちらの方が好きかもしれません。

とはいえ「からくりからくさ」を読んでから「りかさん」を読むのが「からくりからくさ」を素直に読めるかも。「りかさん」を読んじゃうとイロイロ知りすぎちゃうよね。「ミケルの庭」も載ってるし、こちらは混じりけなく「からくりからくさ」のネタばれ話だしさ。

蓉子と麻子さんとりかさん三人の会話が、やさしくて好きでしたね。
でも、麻子さんの言う「人形遊びをしないで大きくなった女の子」話の流れで言わせたのか本気で梨木さんが言ってるのか、あまりそういう事をして遊ばなかった私としては、ひっかかりました。
あと「女の子が人形遊び」なら男の子は?どうなのさ。ともねぇ。

「ミケルの庭」は、上にもネタばれと書いたが「からくりからくさ」のその後の話です。
だもんで「からくりからくさ」の4人の女の子達の、その後の暮らしぶりがかかれてます。が、彼女たちの暮らしというのは、うらやましいのですがイロイロあやうく無謀におもえる。とくにマーガレットをなんとかしてやってほしい。
梨木さんは彼女のその後は書かないんだろうか。
このままでは私の中では彼女が小さなトゲのように残りそう。

りかさん (新潮文庫)

りかさん (新潮文庫)

続巷説百物語 京極夏彦

旅行の帰り道ぐらいから読み始めてます。
まだ始まったばかりなので、百介しか出てきてません。

続巷説百物語 (角川文庫)

続巷説百物語 (角川文庫)

五人姉妹 菅浩江

旅行の行きの新幹線の中読み終える。
短編集。あまり楽しい感じがなかった。
たぶん作中の人物たちがみな何か気掛かり(誰かの気持ちだったり、自分のありようだったり)を抱え捕われており、そしてそれらの気掛かりに菅が用意した結末に楽しく無い物が多かったからでしょう。
ちょっと残念。