DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(3.27) 結果

キア、トゥサン、ハンファ3連勝

 

サムソン 2-2 LG  (ソウル・蚕室)

 LGは1回裏にサムソンの先発ウォン・テインから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制した。サムソンは3回表にLGの先発チェ・ウォンテから4番マキノン(元埼玉西武)の内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、5回表にマキノンのタイムリーで2‐1と逆転しチェ・ウォンテをノックアウトした。LGは6回裏にサムソンの2番手キム・テフンから8番ムン・ソンジュのタイムリーで2-2の同点に追いついた。LGの2番手イ・ジガンは7回表まで無失点に抑えた。サムソンの3番手チェ・ソンフンは7回裏途中で4番手イ・ジェイクに交代した。

 LGの3番手キム・ジンソンは8回表、サムソンの5番手イム・チャンミンは8回裏、LGの4番手ユ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。LGの5番手ペク・スンヒョンは10回表を無失点に抑えた。サムソンの6番手キム・ジェユンは10回裏まで無失点に抑えた。LGの6番手チェ・ドンファンは11回表、サムソンの7番手イ・サンミンは11回裏、LGの7番手イ・ウチャンは12回表、サムソンの8番手チェ・ハヌルは12回裏を無失点に抑え、試合は12回を終えても同点だったが規定により2024年シーズン初の引き分けとなった。なおサムソンのカン・ミンホはプロ21年目でパク・ヨンテク(元LG)の個人通算試合出場数の最多記録(2237試合)に並んだ。

 

 

トゥサン 11-8 KT  (水原)

(勝)チェ・ウォンジュン 1勝  (セーブ)パク・チグク 1S  (敗)コ・ヨンピョ 1敗

本塁打) KT : ロハス 2,3号、カン・ベッコ 1号、シン・ボンギ 1号

 トゥサンは1回表にKTの先発コ・ヨンピョから2番の新外国人ラモスの内野ゴロの間に1点を先制し、3回表に3番ヤン・ウィジ、4番キム・ジェファン、5番ヤン・ソックァン、6番カン・スンホのタイムリー、7番ホ・ギョンミンの犠牲フライで6点を追加した。KTは3回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから3番の新外国人ロハスと5番カン・ベッコの本塁打で3点を返した。トゥサンは4回表にヤン・ウィジのタイムリーで1点、5回表にKTの2番手チュ・グォンから9番キム・インテの犠牲フライで1点を追加した。KTは5回裏にロハスの2打席連続本塁打で1点を返した。

 トゥサンは6回表にヤン・ソックァンの犠牲フライで1点、7回表にKTの3番手ウ・ギュミンからラモスの犠牲フライで1点を追加した。KTは7回裏にトゥサンの3番手の高卒新人キム・テギョンからカン・ベッコの内野ゴロの間に1点、8回裏にトゥサンの4番手イ・ビョンホンから途中出場の9番シン・ボンギの本塁打で1点を返した。KTの4番手ソン・ジェヒョンは9回表に追加点を与えなかった。KTは9回裏にトゥサンの5番手チェ・ジガンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの6番手チョン・チョルォンからシン・ボンギへの押し出しの四球で1点を返した。

 トゥサンの7番手パク・チグクは無失点に抑え、トゥサンが勝利し3連勝となった。5回を5失点に抑えたチェ・ウォンジュンはシーズン初勝利。トゥサン打線ではヤン・ソックァンが3打点、ヤン・ウィジが3安打2打点、キム・ジェファンとカン・スンホが3安打1打点、1番チョン・スビンが3安打と活躍。先発コ・ヨンピョが4回9失点で降板したKTは開幕4連敗。KT打線ではロハスが2本塁打4打点と活躍。

 

 

ハンファ 3-1 SSG  (仁川)

(勝)サンチェス 1勝  (セーブ)パク・サンウォン 1S  (敗)パク・チョンフン 1敗

 ハンファは1回表にSSGの先発パク・チョンフンから相手の暴投で1点を先制し、4回表にSSGの2番手ソン・ヨンジンから8番イム・ジョンチャンのタイムリーで1点を追加した。SSGは6回裏にハンファの先発サンチェスからチャンスを作ると、代わったハンファの2番手ハン・スンヒョクから5番ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)のタイムリーで1点を返した。ハンファは7回表にSSGの3番手ハン・ドゥソルからチャンスを作ると、代わったSSGの4番手チョ・ビョンヒョンから2番の新外国人ぺルラザの犠牲フライで1点を追加した。

 ハンファの3番手イ・ミヌは7回裏、4番手チュ・ヒョンサンは8回裏を無失点に抑えた。SSGの5番手イ・ロウンは9回表まで追加点を与えなかった。ハンファの5番手パク・サンウォンは9回裏まで無失点に抑え、ハンファが勝利し3連勝となった。6回途中まで1失点に抑えたサンチェスはシーズン初勝利。SSGでは先発パク・チョンフンが3回途中1失点で降板した。

 

 

キウム 2-6 NC  (昌原)

(勝)イ・ジュンホ 1勝  (敗)キム・ソンギ 1敗

本塁打) キウム : キム・ヘェソン 1号  NC : ソ・ホチョル 1号、デビッドソン 1号

 NCは2回裏にキウムの先発キム・ソンギから7番ソ・ホチョルの本塁打で2点を先制し、4回裏に1番パク・ミヌのタイムリー、2番クォン・ヒィドンの犠牲フライなどで3点を追加した。キウムは5回表にNCの先発イ・ジェハクから1番キム・ヘェソンの本塁打で1点を返し、代わったNCの2番手イ・ジュンホから6番ソン・ソンムンへの押し出しの死球でもう1点を返した。NCの3番手イム・ジョンホは7回表を無失点に抑えた。

 NCは7回裏にキウムの2番手の高卒新人ソン・ヒョンギから4番の新外国人デビッドソン(元広島)の韓国初本塁打で1点を追加した。NCの4番手リュ・ジヌクは8回表、5番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、NCが勝利した。NC打線ではソ・ホチョルが3安打1本塁打2打点と活躍。先発キム・ソンギが4回5失点で降板したキウムは開幕3連敗。

 

 

ロッテ 2-8 キア  (光州)

(勝)ネイル 1勝  (敗)ナ・ギュナン 1敗

本塁打) ロッテ : コ・スンミン 1号  キア : チェ・ヒョンウ 2号

 キアは1回裏にロッテの先発ナ・ギュナンから4番チェ・ヒョンウの2試合連続本塁打、7番ファン・デイン、8番キム・テグン、1番パク・チャンホのタイムリーなどで6点を先制した。ロッテは6回表にキアの先発の新外国人ネイルから2番コ・スンミンの本塁打で1点を返した。ロッテは7回表にキアの2番手チャン・ヒョンシクから相手のエラーで1点を返した。

 キアは7回裏にロッテの2番手パク・チン、代わったロッテの3番手イム・ジュンソプからチャンスを作ると、さらに代わったロッテの4番手チェ・イジュンから5番イ・ウソンのタイムリーで2点を追加した。キアの3番手クァク・トギュは8回表、4番手キム・デユは9回表を無失点に抑え、キアが勝利し開幕3連勝となった。6回を1失点に抑えたネイルは韓国初勝利。キア打線ではパク・チャンホが3安打1打点と活躍。先発ナ・ギュナンが5回6失点で降板したロッテは開幕4連敗。

ネイル(キア)は6回1失点で韓国初勝利 http://www.mdilbo.com/detail/Gnhc66/716373

 

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(3.26) 結果

LGサヨナラ勝ち

 

サムソン 3-4 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ユ・ヨンチャン 1勝  (敗)オ・スンファン 1敗

本塁打) LG : ホン・チャンギ 1号

 LGは1回裏にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから4番オースティンのタイムリーで1点を先制し、5回裏に2番ホン・チャンギのタイムリーで1点を追加した。サムソンは6回表にLGの先発ケリーから4番の新外国人マキノン(元埼玉西武)、6番リュ・ジヒョクのタイムリーで3-2と逆転した。LGの2番手イ・ウチャンは7回表に追加点を与えなかった。サムソンの2番手イム・チャンミンは7回裏まで無失点に抑えた。LGの3番手パク・ミョングンは8回表に追加点を与えなかった。

 LGは8回裏にサムソンの3番手キム・ジェユンからホン・チャンギ本塁打で3-3の同点に追いつき、4番手ユ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑えた。LGは9回裏にサムソンの4番手オ・スンファン(元阪神)から8番ムン・ソンジュの犠牲フライでサヨナラ勝ちした。サムソンではリリーフが機能しなかった。

 

 

トゥサン 8-5 KT  (水原)

(勝)イ・ビョンホン 1勝  (セーブ)チョン・チョルォン 2S  (敗)ウ・ギュミン 1敗

本塁打) トゥサン : ヤン・ウィジ 2号、カン・スンホ 1号

 トゥサンは2回表にKTの先発ベンジャミンから7番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を先制した。KTは2回裏にトゥサンの先発クァク・ピンから8番チョン・サンホと9番キム・サンスのタイムリー、1番ペ・ジョンデの犠牲フライで3-1と逆転した。トゥサンは4回表に3番ヤン・ウィジの2試合連続本塁打、8番カン・スンホの本塁打で4-3と逆転した。KTの2番手キム・ミンスは6回表に追加点を与えなかった。KTは6回裏にトゥサンの2番手イ・ヨンハからペ・ジョンデのタイムリーで4-4の同点に追いつくと、代わったトゥサンの3番手イ・ビョンホンから2番キム・ミンヒョクの内野ゴロの間に5-4と逆転した。

 トゥサンは7回表にKTの3番手ウ・ギュミンから8番パク・チュニョンのタイムリーで5-5の同点に追いつき、代わったKTの4番手イ・サンドンから1番チョン・スビンの犠牲フライ、2番の新外国人ラモスのタイムリーで7-5と逆転した。トゥサンの4番手チェ・ジガンは7回裏を無失点に抑えた。トゥサンは8回表にKTの5番手カン・ゴンからカン・スンホのタイムリーで1点を追加し、5番手パク・チグクは8回裏を無失点に抑えた。KTの6番手ソン・ジェヒョンは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンの6番手チョン・チョルォンは9回裏を無失点に抑え、トゥサンが勝利した。トゥサン打線ではカン・スンホが3安打1本塁打3打点。KTは3連敗。

 

 

ハンファ 6-0 SSG  (仁川)

(勝)キム・ミヌ 1勝  (敗)ダガー 1敗

本塁打) ハンファ : ノ・シファン 1号

 ハンファは5回表にSSGの先発の新外国人ダガーから8番イム・ジョンチャンの内野ゴロの間に1点を先制すると、1番チェ・インホと3番チェ・ウンソンのタイムリーで3点を追加した。ハンファの先発キム・ミヌは5回裏まで無失点に抑えた。SSGの2番手ハン・ドゥソルは6回表に追加点を与えなかった。ハンファの2番手ハン・スンヒョクは6回裏、3番手イ・テヤンは7回裏を無失点に抑えた。

 ハンファは8回表にSSGの3番手チェ・ジミンから4番ノ・シファンの本塁打で2点を追加し、4番手キム・ボムスは8回裏を無失点に抑えた。SSGの4番手チョ・ビョンヒョンは9回表まで追加点を与えなかった。ハンファの5番手キム・ボムスは9回裏を無失点に抑え、ハンファが完封リレーで勝利した。キム・ミヌはシーズン初勝利。SSGでは先発ダガーが5回4失点で降板し、打線が沈黙した。

 

 

キウム 5-10 NC  (昌原)

(勝)カスタノ 1勝  (敗)ヘイスス 1敗

本塁打) キウム : ドーソン 1号  NC : キム・ソンウク 1号、キム・ヒョンジュン 1号

 NCは1回裏にキウムの先発の新外国人ヘイススから6番キム・ソンウクの満塁本塁打で4点を先制し、4回裏に3番ソン・アソプのタイムリーで1点を追加しヘイススをノックアウトした。NCは5回裏にキウムの2番手キム・ドンヒョクから8番キム・ヒョンジュン本塁打で2点、6回裏にキウムの3番手の高卒新人キム・ユンハから7番ソ・ホチョルのタイムリーで2点を追加した。キウムは7回表にNCの先発の新外国人カスタノから7番イ・ヒョンジョンのタイムリーで1点を返した。NCの2番手ハン・ジェスンは無失点に抑えた。

 キウムは8回表にNCの3番手チェ・ソンヨンから2番ドーソンの本塁打、代わったNCの4番手リュ・ジヌクからイ・ヒョンジョンのタイムリーで計4点を返した。NCは8回裏にキム・ヒョンジョンのタイムリーで1点を追加した。キウムの4番手の高卒新人キム・ヨンジュは追加点を与えなかった。NCの5番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、NCが勝利した。7回途中まで1失点に抑えたカスタノは韓国初勝利。NC打線ではキム・ヒョンジュンが1本塁打3打点と活躍。キウムでは先発デヘススが4回途中6失点で降板した。キウム打線ではイ・ヒョンジョンが3打点、3番キム・ヒィジプが3安打と活躍。

カスタノ(NC)は7回途中1失点で韓国初勝利 https://www.osen.co.kr/article/G1112302054

 

 

ロッテ 1-2 キア  (光州)

(勝)チョン・サンヒョン 1勝  (セーブ)チョン・ヘヨン 2S  (敗)ク・スンミン 1敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 1号

 ロッテは6回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンからチャンスを作ると、代わったキアの2番手イム・ギヨンから9番パク・スンウクの内野ゴロの間に1点を先制した。キアは6回裏にロッテの先発バーンズから4番チェ・ヒョンウの本塁打で1-1の同点に追いつき、3番手チェ・ジミンは7回表を無失点に抑えた。ロッテの2番手チェ・ジュニョンは7回裏を無失点に抑えた。

 キアの4番手チョン・サンヒョンは8回表を無失点に抑えた。キアは8回裏にロッテの3番手ク・スンミンから3番ソクラテスのタイムリーで1点を勝ち越した。ロッテの4番手の高卒新人チョン・ミルは追加点を与えなかった。キアの5番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、キアが勝利した。ロッテは3連敗。

 

(文責 : ふるりん

2024年オールスター戦、7月6日に仁川で開催

 KBO韓国野球委員会)は3月26日、年に一度のプロ野球の祭典である2024年オールスター戦は、7月6日(土)に仁川(インチョン)SSGランダースフィールドで開催されると発表した。同球場での開催は2008年以来16年ぶりとなり、2021年にSKワイバーンスからSSGランダースへ経営が譲渡されてからは初の開催となる。1904年、アメリカ合衆国の宣教師フィリップ・ジレットが仁川に韓国で初めて野球を伝えてから120周年に当たる節目の年にオールスター戦を開催することになった。オールスター戦と合わせてプロ野球ファンのため様々なイベントも開催される。2023年オールスター戦はロッテジャイアンツの釜山・社稷野球場で開催された。

仁川SSGランダースフィールド(2024年)

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン日程(3.26~31)

3月26(火)~28(木)日:サムソン-LG(ソウル・蚕室)、トゥサン-KT(水原)、ハンファ-SSG(仁川)、キウム-NC(昌原)、ロッテ-キア(光州) 

3月29(金)~31(日)日:LG-キウム(ソウル・高尺)、※ KT-ハンファ(大田)、SSG-サムソン大邱)、NC-ロッテ(釜山・社稷)、キア-トゥサン(ソウル・蚕室)

 

[試合開始時刻]

火~金曜日は18時半、土曜日は17時、日曜日は14時。

※ 3月30日(土)は14時開始。

 

(文責:ふるりん

レギュラーシーズン(3.24) 結果

ハンファ、トゥサン初勝利

 キウム-キア(光州)は雨天中止。

 

ハンファ 8-4 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ペーニャ 1勝  (敗)イム・チャンギュ 1敗

本塁打) ハンファ : ぺルラザ 1,2号  LG : チェ・ウンソン 1号

 LGは3回裏にハンファの先発ペーニャから1番パク・ヘミンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは4回表にLGの先発イム・チャンギュから2番の新外国人ぺルラザの韓国初本塁打で1-1の同点に追いつき、5回表に6番ムン・ヒョンビンのタイムリーで2-1と逆転、6回表にぺルラザの2打席連続本塁打で1点を追加した。LGの2番手キム・ジンソンは7回表に追加点を与えなかった。LGは7回裏に8番ムン・ソンジュのタイムリーで1点を返した。ハンファの2番手キム・ボムスは無失点に抑えた。ハンファは8回表にLGの3番手ペク・スンヒョンから4番ノ・シファンのタイムリー、代わったLGの4番手ユ・ヨンチャンから5番チェ・ウンソンの本塁打で計4点を追加した。

 ハンファの3番手チュ・ヒョンサンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファは9回表にLGの5番手キム・ユヨンから途中出場の1番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を追加した。LGは9回裏にハンファの4番手パク・サンウォンからムン・ソンジュのタイムリー、パク・ヘミンの犠牲フライで2点を返したが、ハンファがシーズン初勝利をあげた。7回途中まで2失点に抑えたペーニャはシーズン初勝利。ハンファ打線ではぺルラザが2本塁打2打点、7番ハ・ジュソクが3安打と活躍。LGでは先発イム・チャンギュが6回3失点で降板した。LG打線ではムン・ソンジュが3安打2打点と活躍。

ぺルラザ(ハンファ)は2本塁打2打点 https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/ieyasukan/top


 

 

 

サムソン 11-8 KT  (水原)

(勝)レイエス 1勝  (セーブ)オ・スンファン 1勝1S  (敗)オム・サンベク 1敗

本塁打) サムソン : キム・ヨンウン 1号

 サムソンは1回表にKTの先発オム・サンベクから4番の新外国人マキノン(元埼玉西武)のタイムリー、7番リュ・ジヒョクへの押し出しの四球で2点を先制し、2回表に3番ク・ジャウクの犠牲フライで1点、4回表にク・ジャウクのタイムリーで1点を追加した。KTは4回裏にサムソンの先発の新外国人レイエスから8番チョン・ソンホのタイムリーで1点を返した。KTの2番手キム・ミンスは5回表に追加点を与えなかった。サムソンは6回表にKTの3番手チュ・グォンからク・ジャウク、5番カン・ミンホ、代わったKTの3番手ソン・ジェヒョンから6番オ・ジェイルのタイムリーで計3点を追加した。

 サムソンは7回表に9番キム・ヨンウンの本塁打で2点を追加し、2番手キム・テフンは7回裏を無失点に抑えた。サムソンは8回表にKTの4番手キム・ヨンヒョンから代打キム・ヒョンジュンのタイムリー、8番チョン・ビョンホのキウムからの移籍後初打点となるタイムリーで2点を追加した。サムソンの3番手イ・ジェイクは8回裏を無失点に抑えた。KTの5番手カン・ゴンは9回表に追加点を与えなかった。KTは9回裏にサムソンの4番手チャン・ピルジュンからチョン・サンホ、途中出場の9番シン・ボンギ、1番ペ・ジョンデ、代わったサムソンの5番手キム・デウから途中出場の3番アン・チヨンのプロ8年目にしての初打点となるタイムリー、途中出場の4番パク・キョンスと5番カン・ベッコのタイムリーで計7点を返した。

 サムソンの6番手オ・スンファン(元阪神)は無失点に抑え、サムソンが勝利した。6回を1失点に抑えたレイエスは韓国初勝利。サムソン打線ではク・ジャウクが3打点、チョン・ビョンウが3安打1打点、2番キム・ソンユンが3安打と活躍。KTでは先発オム・サンベクが4回4失点で降板した。KT打線ではカン・ベッコとチョン・サンホが3安打2打点、ペ・ジョンデが3安打1打点と活躍。

 

 

ロッテ 6-7 SSG  (仁川)

(勝)ムン・スンウォン 1勝1S  (敗)キム・ウォンジュン 1敗

本塁打) ロッテ : レイエス 1号  SSG : チェ・ジョン 2号、エレディア 1号

 SSGは5回裏にロッテの先発パク・セウンから8番キム・ソンヒョンと9番チョ・ヒョンウのタイムリーで2点を先制し、先発エリアスは6回表まで無失点に抑えた。ロッテの2番手チェ・ジュニョンは6回裏に追加点を与えなかった。SSGの2番手コ・ヒョジュンは7回表から登板した。SSGは7回裏にロッテの3番手ク・スンミンから3番チェ・ジョンの2試合連続本塁打で3点を追加した。ロッテの4番手パク・チンは追加点を与えなかった。SSGの3番手ノ・ギョンウンは8回表途中まで無失点に抑えた。

 SSGは8回裏にロッテの5番手ウ・ガンフンからチャンスを作ると、代わったロッテの6番手の高卒新人チョン・ミルから相手の暴投で1点を追加した。ロッテは9回表にSSGの4番手イ・ロウンから9番パク・スンウクのタイムリー、代わったSSGの5番手ムン・スンウォンから2番コ・スンミンのタイムリー、3番の新外国人レイエスの韓国初打点となる初本塁打で6-6の同点に追いついた。SSGは9回裏にロッテの7番手キム・ウォンジュンから5番エレディアの本塁打でサヨナラ勝ちした。ロッテ打線ではコ・スンミンが3安打3打点と活躍。

 

 

トゥサン 6-3 NC  (昌原)

(勝)ブランドン 1勝  (セーブ)チョン・チョルォン 1敗1S  (敗)シン・ミンヒョク 1敗

本塁打) トゥサン : チョン・スビン 1号、ホ・ギョンミン 1号、ヤン・ウィジ 1号

 トゥサンは1回表にNCの先発シン・ミンヒョクから1番チョン・スビンの先頭打者本塁打で1点を先制し、4回表に7番ホ・ギョンミンの本塁打で2点を追加した。トゥサンの先発ブランドンは5回裏を無失点に抑えた。NCの2番手ハン・ジェスンは6回表に追加点を与えなかった。トゥサンの2番手チェ・ジガンは6回裏を無失点に抑えた。トゥサンは7回表にNCの3番手ソ・ウィテからチャンスを作ると、代わったNCの4番手イ・ジュンホから2番の新外国人ラモスの2022年4月以来の打点となるタイムリーで2点を追加した。トゥサンの3番手パク・チグクは7回裏を無失点に抑えた。

 NCの5番手キム・ジェヨルは8回表に追加点を与えなかった。NCは8回裏にトゥサンの4番手イ・ビョンホンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの5番手パク・チョンスから5番パク・コヌのタイムリー、さらに代わったトゥサンの6番手キム・ミョンシンから代打チェ・ジョンウォンのタイムリーで計3点を返した。トゥサンは9回表にNCの6番手イ・ヨンチャンから3番ヤン・ウィジの本塁打で1点を追加した。トゥサンの7番手チョン・チョルォンは9回裏を無失点に抑え、トゥサンがシーズン初勝利をあげた。ブランドンはシーズン初勝利。NCでは先発シン・ミンヒョクが5回3失点で降板した。

 

(文責 : ふるりん

レギュラーシーズン(3.23) 結果

NCサヨナラ勝ち

 3月23日、2024年レギュラーシーズンが開幕した。

 

ハンファ 2-8 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)エンス 1勝  (敗)リュ・ヒョンジン 1敗

 LGは2回裏にハンファの先発リュ・ヒョンジンから9番シン・ミンジェのタイムリーで2点を先制した。ハンファは3回表にLGの先発の新外国人エンス(元埼玉西武)から2番の新外国人ぺルラザの韓国初打点となるタイムリーで1点を返し、4回表に9番チェ・ジェフンへの押し出しの死球で2-2の同点に追いついた。LGは4回裏に1番パク・ヘミンと2番ホン・チャンギのタイムリーで3点を勝ち越し、5回裏にハンファの2番手イ・テヤンから7番パク・トンウォンの内野ゴロの間に1点を追加した。ハンファの3番手キム・ギジュンは6回裏途中で4番手ハン・スンヒョクに交代した。

 LGの2番手キム・ジンソンは7回表を無失点に抑えた。LGは7回裏にハンファの5番手イ・ミヌからシン・ミンジェのタイムリーで1点を追加し、3番手パク・ミョングンは8回表を無失点に抑えた。LGは8回裏にハンファの6番手ハン・スンジュから4番オースティンのタイムリーで1点を追加した。LGの4番手イ・ウチャンは9回表を無失点に抑え、LGが開幕戦でシーズン初勝利をあげた。6回を2失点に抑えたエンスは韓国初勝利。LG打線ではシン・ミンジェが3打点と活躍。ハンファでは2012年以来の韓国での登板となった先発リュ・ヒョンジンが4回途中5失点で降板した。

 

 

サムソン 6-2 KT  (水原)

(勝)オ・スンファン 1勝  (敗)パク・ヨンヒョン 1敗

本塁打) サムソン : カン・ミンホ 1号  KT : ロハス 1号

 サムソンは2回表にKTの先発クエバスから5番カン・ミンホの本塁打で1点を先制した。KTは3回裏にサムソンの先発の新外国人コナーから1番ペ・ジョンデのタイムリーで1-1の同点に追いつき、4回裏に3番の新外国人ロハスの韓国では2020年10月以来となる本塁打で2-1と逆転した。KTの2番手ウ・ギュミンは6回表から登板した。サムソンは7回表にKTの3番手イ・サンドンからチャンスを作ると、KTの4番手チュ・グォンから1番キム・ジチャンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。サムソンの2番手イム・チャンミンは7回裏を無失点に抑えた。

 KTの5番手ソン・ドンヒョンは8回表、サムソンの3番手キム・ジェユンは8回裏を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。サムソンは10回表にKTの6番手パク・ヨンヒョンから代打キム・ヒョンジュンと7番リュ・ジヒョクへの押し出しの四球で2点を勝ち越すと、代わったKTの7番手カン・ゴンから9番キム・ヨンウンの2点タイムリーで突き放した。サムソンの4番手オ・スンファン(元阪神)は10回裏まで無失点に抑え、サムソンが開幕戦でシーズン初勝利をあげた。KTでは打線がつながらなかった。

 

 

ロッテ 3-5 SSG  (仁川)

(勝)キム・グァンヒョン 1勝  (セーブ)ムン・スンウォン 1S  (敗)ウィルカーソン 1敗

本塁打) ロッテ : キム・ミンソン 1号  SSG : ハン・ユソム 1号、チェ・ジョン 1号

 SSGは1回裏にロッテの先発ウィルカーソン(元阪神)から4番ハン・ユソムの本塁打で2点を先制した。ロッテは3回表にSSGの先発キム・グァンヒョンから8番キム・ミンソンのLGからの移籍後初本塁打、4番チョン・ジュヌのタイムリーで2-2の同点に追いついた。SSGは3回裏に3番チェ・ジョンの本塁打で2点を勝ち越した。ロッテは5回表に5番ノ・ジンヒョクのタイムリーで1点を返した。SSGの2番手オ・ウォンソクは6回表を無失点に抑えた。ロッテの2番手チェ・ジュニョンは6回裏から登板した。SSGの3番手コ・ヒョジュンは7回表途中で4番手ノ・ギョンウンに交代した。

 SSGは7回裏にロッテの3番手イム・ジュンソプからチャンスを作ると、代わった4番手キム・サンスからチェ・ジョンのタイムリーで1点を追加した。ロッテの5番手チェ・イジュンは追加点を与えなかった。SSGの5番手ムン・スンウォンは9回表を無失点に抑え、SSGが開幕戦でシーズン初勝利をあげた。5回を3失点に抑えたキム・グァンヒョンはシーズン初勝利。SSG打線ではチェ・ジョンが1本塁打3打点と活躍。ロッテでは先発ウィルカーソンが5回4失点で降板した。

 

 

トゥサン 3-4 NC  (昌原)

(勝)イ・ヨンチャン 1勝  (敗)チョン・チョルォン 1敗

本塁打) NC : クォン・ヒィドン 1号

 トゥサンは2回表にNCの先発の新外国人ハートから8番パク・チュニョンの2点タイムリーで先制した。トゥサンの先発アルカンタラ(元阪神)は6回裏まで無失点に抑えた。NCは7回裏にトゥサンの2番手の高卒新人キム・テギョンから6番キム・ソンウクの内野ゴロの間に1点を返すと、9番キム・ジュウォンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。トゥサンは8回表にNCの2番手イム・ジョンホからチャンスを作ると、代わったNCの3番手リュ・ジヌクから3番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を勝ち越した。NCは8回裏にトゥサンの3番手キム・ミョンシンから2番クォン・ヒィドンの本塁打で3-3の同点に追いついた。

 トゥサンの4番手パク・チグクは無失点に抑えた。NCの4番手イ・ヨンチャンは9回表2死から登板した。NCは9回裏にトゥサンの5番手チョン・チョルォンから4番の新外国人デビッドソン(元広島)のタイムリーでサヨナラ勝ちし、シーズン初勝利をあげた。イ・ヨンチャンは打者に投げる前に牽制で一塁走者を刺してアウトをとり攻撃を終了させたため、プロ野球史上初となる打者に投げずに勝利投手となった。NC打線では5番パク・コヌが3安打と活躍。トゥサンでは打線がつながらなかった。

打者に一球も投げずに勝利投手となったイ・ヨンチャン(NC) https://www.osen.co.kr/article/G1112300178

 

 

キウム 5-7 キア  (光州)

(勝)クロウ 1勝  (セーブ)チョン・ヘヨン 1S  (敗)フラード 1敗

本塁打) キウム : チェ・ジュファン 1号  キア : チェ・ウォンジュン 1号

 キウムは2回表にキアの先発の新外国人クロウから4番チェ・ジュファンのSSGからの移籍後初打点となる初本塁打で2点を先制した。キアは1回裏にキウムの先発フラードから4番チェ・ヒョンウ、5番キム・ソンビン、7番ファン・デインのタイムリーで5-2と逆転した。キアは4回裏に9番チェ・ウォンジュンの本塁打、3番ソクラテスのタイムリーで2点を追加した。キウムの2番手の高卒新人ソン・ヒョンギは5回裏に追加点を与えなかった。キウムは6回表に5番キム・ヒィジプと6番キム・ドンホンのタイムリーなどで3点を返した。

 キアの2番手クァク・トギュは6回表途中から登板した。キアの3番手チョン・サンヒョンは7回表を無失点に抑えた。キウムの3番手の高卒新人チョン・ジュンピョは7回裏まで追加点を与えなかった。キアの3番手チェ・ジミンは8回表を無失点に抑えた。キウムの4番手の高卒新人キム・ヨンジュは8回裏に追加点を与えなかった。キアの4番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、キアが開幕戦でシーズン初勝利をあげた。6回途中まで4失点に抑えたクロウは韓国初勝利。キウムでは先発フラードが4回7失点で降板した。

 

(文責 : ふるりん

2024年レギュラーシーズン、3月23日開幕  2024年メディアデー開催

 ロサンゼルスドジャース、サンディエゴパドレスなどが出場したMLBソウルシリーズ2024が3月21日をもって終了、いよいよ2024年レギュラーシーズンが3月23日に開幕する。3月22日、2024年メディアデーが開催され、席上で10チームの監督が23日の開幕戦先発投手を発表した。

【2024年レギュラーシーズン 開幕戦】

ハンファ(リュ・ヒョンジン)-LG(エンス) ソウル・蚕室
サムソン(コナー)-KT(クエバス) 水原
ロッテ(ウィルカーソン)-SSG(キム・グァンヒョン) 仁川

トゥサン(アルカンタラ)-NC(ハート) 馬山
キウム(フラード)-キア(クロウ) 光州

※ 3月23日14時開始。( )内は予告先発投手。24日も同一カードが14時開始。

 

 2024年レギュラーシーズンは144試合(各チーム16試合ずつ対戦)で、上位5チームがポストシーズンに進出、韓国シリーズ優勝チームが年間総合優勝となる。試合は月曜日を除く毎週火曜日から日曜日まで開催され、金曜日と土曜日の試合が雨天などで実施できない場合は翌日の土曜日、日曜日に順延されダブルヘッダーで開催される。なおダブルヘッダーは3月、7月、8月には開催しない。実施できなかった試合は後日発表の追加日程で再編成される。

 7月6日にオールスター戦(場所未定)が開催され、2019年から2023年までオールスター戦前後の中断期間は2023年まで7日間だったが、2024年は4日に短縮され、7月5日から8日までとなる。

 なお、2024年シーズンから自動判定システム(ABS)が導入され、審判、特に主審はボールとストライクの判定をする機械に従う。またピッチクロックについては、本格的な導入は2025年シーズンからとなり、2024年シーズンは試験的な運用となる。極端な守備シフト(守備で一二塁間に野手3人を置くなど)も制限される。

3月23日、レギュラーシーズン開幕戦:ロッテジャイアンツ-SSGランダースが開催される仁川SSGランダースフィールド

 

(文責:ふるりん