父のためにプロが結集

本日はケアプランのミーティング開催日。
父の介護に関わる皆様が一同に会します。
リハビリを行ってもらっているデイサービスの会社から2名、訪問看護の会社から1名、介護用品の会社から1名、ケアマネさん1名、後は我らで総勢7名。
我が家の狭い居間がみっちりと埋まり、椅子が足りなくてキャンプ用の折り畳みチェアまで出すハメになりましたよ。

実は今回のミーティング。
ひとつ懸念点がありました。

それは介護のレベルが要介護2に上がったこと。

このせいで主に予算面が大きく変わるんじゃないかとビビってたのです。
介護度があがると「それだけ看るのが大変だから」とサービスの単価が上がってしまうと聞いていたので。
なので場合によっては考えてくれたプランを断ったり、週2回行ってるところを1回に減らしてもらったりすることも考えないとならないのかな、とか思ったり。
実際、今回のプランでは従来は1回20分しかやってなかったリハビリを、1回60分やる特別なオプションとかも提案されたんですね。
けどそれでも全体を見ると月額で2~3000円くらいしか増えてない感じ。
そこまで心配する必要はありませんでした。

よかったよかった。

てことでミーティングは特に問題もなく、ハイハイ言ってるうちにつつがなく終了。
また新たな父の介護体制がスタートするのでありました。
いろいろ面倒かとは思われますが、プロの皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

お年寄りはせっかち

本日はパーキンソン病の定期健診&頭を打った後遺症の検査。
父の用事は診察が終わればそれで終わりですが、私にはその後があります。

難病受給者証の手続き諸々とお会計。

いくつもの窓口を回らないとならないので、けっこうな時間がかかっちゃうんですよ。
てことで父には休憩所みたいなところで待っていてもらったのですが、なんなんでしょう。

お年寄りはせっかちですね。

まだ手続きでうろうろしているのに、なぜか父が休憩所と違うところに。
「ぜんぜん戻ってこないから出てきちゃったよ」
だから時間かかるって言ったじゃん。*1
さらにそこで待っているのも飽きたのか、まだ会計待ちをしている私を尻目に外で待ってると勝手に歩いていってしまう始末。
しかも困ったことに出口への通路を間違えたのか、待ってるはずの場所にいない。
道に迷ってうろうろしてたらしく、病院内を探し回るハメに。
最後に見たところからタクシー乗り場まで数メートルの場所なのに、なんで間違えるんだろう……。

ほんとなんなんですかね。

この動いてほしい時には文句言うくせに、大人しくしていて欲しい時は勝手に動き回るのは。
小学生男子じゃないんだから、もうちょいちゃんとしてほしいものです。
ここらへんも「子供に返る」ってやつなんですかねぇ。

*1:だいたいこんな時間かかるのは、父が難病受給者証を捨てちゃったからなんですけどね。

ヤマザキ春のパン祭り終了

ようやくお皿をもらってきました。
ヤマザキ春のパン祭りでもらえるお皿は、今回も丈夫そうですね。
父はしょっちゅうお皿をひっくり返したりするので、落としても壊れなさそうなお皿はたいへんありがたいです。
だんだん手先の操作も覚束なくなってきてますが、これなら安心ですね。

週3回でも足りない

本日は訪問リハビリの日。
天気もよかったので、屋外での歩行訓練などをやってもらってました。
近所のスーパーまで歩いて、その状態を見てもらったそうですよ。
こういう風に生活に根差した感じのリハビリはありがたいですね。
基本的に寝てばかりの父なので、外に出るだけでも刺激になるでしょうし。
これも含めてリハビリは週3回。
けっこうがんばっているので、なんとか効果を発揮してもらいたいものですね。
とは言っても基本的に寝てばかりなので、もっと無理矢理リハビリさせてもいい気はしますが。

私は北風、看護師さんは太陽

本日は訪問看護の日。
看護師さんと父の会話が階下から聞こえてくるのですが、さすがプロと感心してしまいます。
ちゃんと父に寄りそうような話し方をして、うまい具合に情報を引き出したり、うまい具合に行動を誘導してたりするんですよね。

私の場合、これができていません。

どうしても正論というか、自分の理論で論理的に問い詰める感じになっちゃう。
だから自分としては父のためを思ってのアドバイスをしているつもりでも、父には届かないんですよね。
父の中では正当性のある謎理論と私には理解できない謎感性で反論してくるので話にならず、けっきょく「もう好きにしてくれ」で終わっちゃうのです。

今日もけっこう蒸し暑かったと思うので、冬のような恰好をしている父に対して熱中症が心配な旨を伝えてみたのですが、なんか論理の筋道も通ってない理解不能な反論に言葉を失ってしまい、脱がせることができなかったんですよ。
けど訪問看護の看護師さんとか、リハビリ施設の職員さんとかプロの方々は、ちゃんとそこらへんをうまく誘導して、よけいな上着を脱がせたりしてくれているんですよね。

すごいもんです。

私も今後のために、ここらへんの会話テクニックを身に着けないとな~。
と思うのですけど、正直なところ難しい気がしますなぁ……。

電子レンジは突然に

できていたことが、急にできなくなることが多くなってきた父。
最近できなくなることが多いのが、電子レンジの操作です。
温める時のボタン操作が、なぜか突然わからなくなるんですよ。
余計なボタンを押しちゃって温められない時はまだいいのですが、ボタンを押しすぎて温めすぎちゃうこともしばしば。
電子レンジは使用頻度も高いので、なかなか怖いところです。

しかし、どういう仕組みなんですかね。
わからなくなるのは、ほんと突然なので。
1品目を温めることができたのに、2品目を温めようとするともうダメ。
IHコンロも右で大丈夫なのに左をやろうとするとダメみたいなことがあるのですが、ほんの数秒でできたりできなかったりするのですよ。

困ったものです。

なんせ相手は熱を加えるもの。
火事とかほんと心配なところ。
何か対策が立てられればいいのですが、差がわからないのでお手上げな感じですなぁ。

朝飯は深夜3時

深夜3時の物音。
なかなか寝付けない夜だったこともあって様子を見に階下へと降りていった私。
その目が見たものは、朝飯を食べている父の姿でした。

早すぎる。
しかもこういう時に限って、ちゃんと薬も飲んでたり。

「まだ深夜3時だけど、それって朝飯なの?」
「まだ夜は明けてないけど、もう朝の薬を飲んじゃうの?」

と問いかけても、あまり質問の意味を理解してないような感じ。
特に手を止めることもなく、飯も食べるし薬も飲み続けてましたよ。

さらに困った感じなのは、これを本人は憶えてないんですよねぇ。
やっと夜が明けて普通に朝飯を食べるような時間になったら、朝の薬がもうないことを不思議に思ってましたよ。

なんだかなぁ。

こんな感じで生活リズムがめちゃめちゃな父。
お医者さんからも生活リズムを正すよう言われているので、なんとかしたいのですが……。
どうしたもんですかねぇ。