再会/再開

放置していたこの場所ですが、ぼちぼち再開しようと思い立ちました。理由はズバリ、twitterが嫌になってきたからです!(ズバリ)

いや最初はもうtwitterライフログできるじゃん?と思ったんですよ。簡単だし、脊髄反射で思ったことその場で呟ける。でも他人の考えがのべつまくなし流れてくる環境に疲れてきちゃった。ヘイトもガンガン流れてくるしね。

あと、自分の記録に即時性、そんなに要らないな、と思い直したのもある。どこか行ったりして、でも取り紛れて呟いてなかったりしても、なんか古い話題だと呟く気になれなかったりする。Twitterは時事問題特化なツールだと思う。

もともとあまり長文書くつもりはなく、diaryはdiaryなので登録したんだけど、いつの間にかブログに移行してるし、周り見回すとdiaryから追っ掛けてた皆さんはちゃんと本のレビュー上げたり旅行記上げたりしてるし、すごいなーと思うけど、もう自分にはそんな時間もないので、これまで通り備忘録のままで行くと思います。誰も見てないから気楽。

ところで五年振りにここを開けて気づいたけど、もう楽器買って五年になるんだな。相変わらず下手糞すぎて絶望する。

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地図と領土

要約すればわれわれの芸術家としての立場は以下のとおりである。われわれは商業的生産によって息の根を止められた職人仕事の最後の代弁者なのだ。

これは作中でウィリアム・モリスの言葉として語られる芸術家の立場。
それはともかくとして、読書メーターで誰かが村上春樹みたいと書いていたが、その通り、フランスの村上春樹みたいな印象だった。正直言って中盤まではだるい。作中に作者が登場するとかいかにもフランス小説な造りなうえフランス人ならわかる内輪受けみたいなネタばかりでいい加減退屈してたところで、第三部でいきなり作者がぶち殺されて目が覚める。ものの、その後も淡々と小説は続き、何もドラマチックなことは起きないのだが何となくするすると読まされる。
それにしても、この小説に出てくる「イギリス」とか「アングロ・サクソン」とかいうくだりを見ても、フランス人がイギリスに向ける屈折した評価ときたらね。

  • 電子レンジで銀杏。銀杏10個、殻に罅を入れた状態で紙封筒にIN、電子レンジ500wで1分。
  • 焼き舞茸。舞茸を適当に裂いてフライパンに入れ、胡麻油を少し回し掛けて蓋をして弱火で15分くらい蒸し焼きにする。皿に移して醤油を適当に回し掛け、酢橘を絞る。
  • 洋梨のスムージー洋梨1個を皮剥いてざく切りにして牛乳と一緒にミキサーでガーッ。熟していればそのままで十分甘い。

下関

宮島から広島に戻ってこだまで新下関まで。山陽新幹線のこだまも座席広々。もうまじJR東海を使う意味がわからない。
そしてこの日も超快晴っていうか暑い。

宿に荷物を預けてその足で水族館・海響館へ。ここはペンギン村が凄いと聞いていたが、まず何はともあれ水分補給である。

そしてペンギン。

ここの飼育スペースはめちゃめちゃ広い。これは極地圏のペンギンたちのスペース。

そしてプールも深い。泳いでる子が一羽しかいなかったんだけど、広いもんで速い早い。

外に出るとオープンスペースに温帯のペンギンたちのスペース。すぐそこが市街地の幹線道路で結構音もするので、この子たちストレスは大丈夫かしらんとも思ったり。しかし人に見られている時点でストレスか。

プールでは皆羽繕い。

ここらはふぐの産地ということで、これぜーんぶふぐの種類。

ふぐの生簀もある。

砂に擬態してお休み中のやつ。

その後バスに乗って長府へ。途中壇ノ浦を通ったが絶賛工事中。砲台だけ見られた。

長府庭園。小振りだが綺麗な庭園なんだがここでやられた蚊が手強く、翌日に倍くらいに腫れ上がり、今(10/9現在)も跡が残っている。

長府毛利邸。ちょっとした城かっていうような敷地の広さ。

屋内には各部屋に大振りの生け花が置いてあって、それが素晴らしい。

こんなのとか。廊下などにもあちこちに花が飾ってあってとても良く手入れされている感じ。

長府は水路で区画された城下町がよく残された綺麗な町で、あまり予備知識なく来たんだがここは本当に良かった。
とはいえ、あまりの暑さに、見つけたカフェに倒れ込むようにIN。こんなに毎日のようにケーキを食った旅行は初めてだ。しかしもう汗だくでな…今回は完全に服装失敗君であった。通算三日目のこの日でTシャツが尽きる勢い。長袖やカーディガンを一応持ってきたのだが、全く無用だった。要らん荷物を送り返してうにくろにでも駆け込むしかない。
この後宿に戻って御飯。ここでも宿周りに食べられるところがほとんどなかったので、夕食をつけておいて良かった。メニューはふぐ三昧で刺身から天ぷらから唐揚げまで。ちょっと豪華な定食くらいのボリュームだったけど、晩御飯にはちょうど良い量だった。