沖縄旅行(主に沖縄ゲームタクト)の感想まとめ(2)

もう行ってから一週間経ってしまったのね…。

沖縄3日目。部屋に慣れてきた。でも、どうしても夜に飲み食いしてしまうから、朝食バイキングはいらなかったな。

今日の公演は 16:00 開始なので、合間に沖縄国際映画祭に行ってみることにする。が、しかし…、会場のコンベンションセンターに駐車場で入れず。おとなりの海浜公園からも満車で追い出され…。下調べ不足だったなぁ。

時間が余ったので、てだこホール方面の途中にある首里城を見学。運良く舞が見られたのは良かったんだけど、自分には城萌え属性がないなぁ、と再認識。

改めてへてだこホールに到着。2回目だと流石に道に迷わず。なんか昨日に比べるとお客さんが格段に増えてる…。ホールの年配スタッフさんの会話「ゲームの音楽でこれだけ人が集まるんかぁ」。いやいや、埋まるくらいじゃないと困るのでは…。

今日の方が混んでいるのに、席はなぜか3列目の中央というベストポジション。同じタイミングで2日間のチケット買ったのに何故だろう。ここは素直に喜んでおく。

司会は声優の能登有沙さん。やはり声が本業なだけあって、張りのある声で司会をされてました。

各曲の感想。本当に只の感想です…。

1曲目「オバーチュア〜オープニングタイトル」ロマンシングサガ ミンストレルソング
2曲目「天地神人」月英学園
イトケンさんも沖縄衣装でピアノ参加。程よくテンションを上げてくれました。

3曲目「銃声とダイヤモンド」銃声とダイヤモンド
ゲーム自体も楽曲も好きなので、個人的に嬉しい選曲。バイオリンの方々のターン。

4曲目「Awakeing」ファイナルファンタジー11
5曲目「Lgend of Mana」聖剣伝説レジェンドオブマナ
ゲーム未プレイなんですが、それでも耳にしたことはある鉄板な選曲。

6曲目「逆転裁判5 法廷組曲
7曲目「グランディアのテーマ」

中盤にして異常な盛り上がりを見せた2曲。岩垂さんの指揮でテンションアップ。
組曲ということで、尋問シーンの曲が徐々にテンポアップしていくんですが、終盤で演者の方々が一斉に立ち上がり、バックのコーラスの方々と一緒に「異議あり!」これは熱すぎる。
グランディアメインテーマは本当に冒険の王道を行くテーマ曲。自分の90年代オールタイムベストRPGなので、本当に痺れました。個人的にはこの2曲でもう大満足。

8曲目「コード・エテスウェイ」シェルノサージュ
霜月さん登場。前の2曲で場の空気がなんか異常な感じになっていたのですが、テンションを和らげてくれた感じ。

9曲目「ワイルドアームズ2メドレー」
谷岡さんが生の口笛で参戦。この方はどんだけ多才なんでしょうか。生口笛は聴いている方が緊張するんですが、見事に吹ききりました。ギターの中條さんもカッコええ。

ここでいったん休憩。

10曲目「The whole new world」PSO2
11曲目「スペースハリアーメインテーマ」スペースハリアー
12曲目「アフターバーナーアフターバーナー
13曲目「Let’s Go Away」デイトナUSA
14曲目「天国と地獄」赤ちゃんはどこからくるの

セガ曲怒濤の5連打。スペハリやアフターバーナーでオケってどんなことになるのかと思ったけど、聞いてみたら違和感なかった。光吉さんはオケだろうが何だろうが、歌って走りまくり。奏者の人達もなんか笑いをこらえているっぽいのがまた良かった。

15曲目「鬼討ツモノ」討鬼伝
渡辺峨山さんが尺八で参戦。尺八の音をこんな近距離で聞くこと自体が初めてで、耳が楽しい。

16曲目「TheFinalTimeTraveler」タイムトラベラーズ
サラ・オレインさんがボーカルで参戦。素晴らしかったんですが、ゲームが名作級だったらもっと破壊力出たんだろうけどなぁ…。

17曲目「ある魔法使いの生涯」ソウルサクリファイス
18曲目「クロノトリガークロノトリガー

光田さんの2曲。新しめのソウルサクリファイスとデビュー作のクロノトリガークロノトリガーは短めの曲ですが、オケで聞くと本当にガツンと来る。良い締め。

アンコールは、
ファイナルファンタジー5メインテーマ」
坂本さんがこの道に入るきっかけになった曲、ということで選ばれた模様。

豪勢な構成で大変満足。アフターパーティーに参加できましたが、作曲者の方々と普通に会話ができるというのは、本当に非日常の空間だったなと。最後に作曲者・演奏者の方々とハイタッチで会場を後にしたのですが、これは一生物の体験だと思ったので、充分に満足しております。

レンタカーでホテルに戻り、なんか変なテンションだったので居酒屋でパンフ見ながら飲んでました…。

4日目。

名残惜しいですが、昼の便で帰宅。夕方の便だったらクラブセカのイベントに行けたんだけど。まぁ仕方ない。

やはり花粉の症状は軽減されてたな〜。目の痒みはすっかり治まってた。戻るとまた症状が出ると思うと憂鬱。

規模の大きなGMイベントは本当に久しぶりだったんですが、簡単なまとめ。

演奏自体には満足しましたが、チケット販売で買い手側の視点が欠けてたのは残念。後出しでツアーやらアフターパーティーやら告知するのはどうかと。長距離移動だと、普通はチケット発売と同時に日程組むと思うので、良い対応では無かったですね。

あと、後方の映像がゲームのPVをループして流すだけ、というのは正直工夫がなさ過ぎと感じたかな。動画職人さんとかに頼めないのかなぁ。最近、海外のゼルダシンフォニーの動画を見たんですが、ちゃんとゲームの流れが分かって、演奏の長さにも合わせた動画になってたので、そういうのを期待します。

もうちょっと沖縄ならではの要素(イトケンさんの衣装くらいしかなかった…)があれば良かったかと。ゲーム音楽を世界に発信するというコンセプトなら、1人でも良いから海外のゲーム作曲家を招いたりできれば、独自性が出てよいかなぁと思いました。

色々書いてますが、充分満足はしてますので。沖縄は食べ物も美味しく、花粉からも避難できるんで、同じ時期に開催されたらまた行くと思います。完。

沖縄旅行(主に沖縄ゲームタクト)の感想まとめ(その1)

ここに記事書くの5年振りか…。よくアカウント残ってたなぁ。自分用にまとめておきたいので書きました。

開催日を聞いて、花粉症対策と仕事区切りの息抜きにちょうどいいよね、ということで行ってきました。

1日目。
4時頃の飛行機で、夜に到着。羽田から2時間半だからすぐですね。着いてみると全然暑くない、というか肌寒いくらいの天気。「沖縄国際映画祭」のポスターを見かける。うーん、全くチェックできてなかった。不覚。

レンタカーを借りたんですが、国道の車の多さにビビリまくり。初めての道でこれは怖い。ホテル1階の居酒屋で一息。豆腐よう、とオリオンビール泡盛で早々にできあがってしまい、就寝。

2日目。初回公演が12:30ということで、早めに出発。旅先で睡眠不足は良くないよね、ということでぐっすり8時間寝た結果、ホテルを10時頃出発。昼を食べることを考えると、思ったより余裕が無かった。

カーナビで「てだこホール」と入れても、駐車場までナビってくれない…。周辺の道路がアップダウンやら曲がりくねってたりで、少々迷ったけど無事到着。

近くの定食屋さんっぽいところで、2回目の沖縄そば。味噌味で食べてみたけど、普通味の方が好みかなぁ。

さて現地。友人夫婦と無事合流。沖縄で会うというのも妙な感じ。ついに始まるな〜と思いつつ、客席を見ると思ったより空いてる…。この際気にしないことにする。初回は4部構成。

その1 TEKARU

あまり楽曲を聴いたことが無かったのですが、ジャージがイカす方々という印象。「討鬼伝」はアクションゲーム王道と言うべき、しっかりとしたメロディラインの曲で堪能しました。サラ・オレインさんもジャージで登場。美人さんは何を着ても美人さんと実感。

その2 DJコーナー

パンフレットにも記述がなかった謎のステージ。DJの解説や、参加者を実際に壇上に招いて体験プレイをさせたり、距離の近さを感じさせる良いステージ。永瀬麗子の名前が思い出せず、終始モヤモヤ。

その3 霜月はるかさん

最近のアトリエシリーズがメインですが、残念ながら未プレイ。それでも、伸びやかな声と、にこやかなオーラでHPが回復する感じのステージ。それにしても、霜月さんの怒る顔が想像できない。勇者30 Secondは、なるけさん、岩垂さんらも参加で、まさに「勇者30」的な展開で盛り上がったなと。

その4 セガサウンドユニット「H」

PSO2、バーチャロンアウトラン、という鉄板の曲から、チェインクロニクル(バトル曲)も勢いあって素晴らしかった。サントラいつ出るんですかね…。アフターバーナーバーニングレンジャーデイトナという、これでもか!という流れで最後は大盛り上がり。

トークショー

出身や好みのタイプを聞かれたり、かなりカオスなコーナーに。サラさんの「にく」発言がインパクト強かったんですが、イトケンさんの問題発言の方が強烈だったかな。

パンフレットにサインを頂けるのは1人ということで、さんざん悩んだあげく「H」の光吉さんから頂く。まぁ体感ゲームで育って、バーニングレンジャーで度肝を抜かれた身としては、選ばざるを得ないということで。

途中でカレーを食べて再び戻ってきました。涼しいを通り越してなんか寒い…。

夜の部

この部は半分以上聞いたことがない曲。感想としてはどれも素晴らしかったんですが、曲の背景が分からないのは魅力が半減してしまうなぁと再認識。

RIZ-ZOAWD「峠の我が家」が良かったので、ゲームも遊んでみたい衝動に駆られるけど、評判がすこぶる微妙なんだよね…。

ラストはパズドラメドレー。色々なシチュエーションが想像できて楽しめる構成。これからはスマホゲームの曲も質が上がってくるんだろうな、と想像。

友人夫婦と別れ、ホテルに戻ってからフラフラと近くの飲み屋で飲み。オリオンビール泡盛海ぶどう、やんばる地鶏を食してこの日は終了。泡盛はすぐ回るから控えた方が良い、と学ぶ。

続く。

あきまん氏原画展 in シャッツキステ

さて連休ラストの昨日ですが、社用で都内まで出たのでついでに秋葉原寄ってきました。んで、甘い物が食べたくなったので「シャッツキステ」(落ち着いた雰囲気が漂うメイドカフェ)に行ったら、いきなりイラストレーター「あきまん」氏の原画展が行われていたのでビックリ。せっかくなので観てきました。


格闘ゲーム全盛で育った人間としては、あきまん西村キヌ(当時カプコン)、森気楼(当時SNK)さんの絵はテンション上がりますね。

シャッツキステ」で展示するってのはどうなのかと思いましたが、この日はカフェスタイルだったので、絵を見る→紅茶飲んで休む→絵を見る、というループができるのはよいかも。ただ、見たい絵のの近くにお客さんが居ると、ガン見できないという弱点もあり。ストリートファイターシリーズをもう少し見たかったのだが…(土日と平日で展示スタイルが違うらしいので、その点注意です)。

個人的には、コードギアスのメカ設定画が面白かったですね(様々な機体を並べて、かなり細かいコメントまで入っているので。「なんか強そうな武器」とか書いてあるのは吹いた)。ターンAガンダムが半分くらいを占めていたので、ターンAファンなら尚良いかも。毎週メインの作品が違うらしいですが…。

チラシが品切れだったので、タイミングが合えばもう一度くらい覗きに行くかもしれません。

「私の中のあなた」

 連休中に観た映画もう一本。

http://watashino.gaga.ne.jp/

 こういった目的で子供を作るというのは倫理的にどうなのか?という部分はあまり描かれず(そこを期待していたのでちょっと肩すかし)、家族の関係を描くことに重点が置かれてました。それでも、弟や父親の視点も含めて、家族を複数の視点で描いているのは良かったかなと。

主役のアビゲイル・プレスリンって「リトル・ミス・サンシャイン」のメガネっ娘でしたね。事前に知っていないと分からないかも。ただ、どちらの作品も演技が素晴らしいので、将来大女優になる気が。あと、弁護士役のアレック・ボールドウィンは良い味出してました。

中盤以降ちょっとダレてしまうのが残念ですが、無理に泣かせに行かず、淡々と最後まで描いているのは良いかと。テーマに興味があるのならオススメします。

「カイジ 人生逆転ゲーム」


 危険な香りが漂っていたのですが、予告編が香川照之がよさげだったので、つい見てしまいました。

http://www.kaiji-movie.jp/index.html

 原作のエピソードを細切れに繋げて2時間でまとめてますが、さすがに無理がありますねぇ。というか、あの展開なら地下労働のシーンはいらんでしょ(地下ではチンチロはおろか、何もギャンブルしないです)。

 あと全体的に、耳障り・目障りな演出が多くてもうゲンナリ。珍しくBGMで頭痛くなりました。ゲーム説明のCGが無駄に派手だったりとか。これだけのキャストなんだから、もっと抑えめな演出でいいと思うんですけどね。鉄骨渡りとか、もっと冷たい雰囲気を出してくれればと。

 それでも、Eカード終盤の香川照之一人舞台は、期待通りイカれていて良かったですな。遠藤役の天海祐希も意外に合っていたし、舟井役の山本太郎も胡散臭さ満点でハマってました。

 あと、実写で駄目な感じの人達が100人集まると(限定ジャンケンの最初のシーン)、負のオーラがかなり強烈。他にも実写で面白くなる場面もありそうなので、ドラマでじっくりやった方が良かったかも。ちょっと惜しい気はします。

 この映画を観たこと自体がギャンブルっ…て感じでした。

「久々の秋葉原探索」

 久々に秋葉原ふらついてきました。

 まずはメイドカフェの「シャッツキステ」。改装してちょっと広くなって再オープン、と言うことで行ってきました。他のメイドカフェは雰囲気がちょっと苦手ですが、ここは落ち着いていてアナログゲームで遊べたりするので気に入ってます。

 店が広くなって食事も出来るようになったとか(この日は食べなかったけど)。居た時間に、焼きたてのパンが配給されたので食べましたけど、かなり美味しかったです。まぁ焼きたてを出している時点で勝ちでしょう。

 ヤマギワ・リビナで、父の日のギフトを買おうとしたけど、ブックカバーの扱いが無くなっていたのでここで断念。いつか自噴のも買おうと思ってたのに、扱いやめちゃったのね。

 リビナですら値下げセールをやっているのを見ると、不況なんだなぁと…。

 この日の目的その2。ゲームバー「A−BUTTON」に行ってきました。マイミク様が何人が行っていたので、自分も行かないとなぁと思ってました。

 それにしても、「隠れ家」というよりは完全に隠れている立地なんですが…。でも、電話したらマスターがBダッシュで迎えに来てくれました。

 お店の方は写真の通り、レトロゲーム的に物が飾られているバーですね。実際にプレイもできたりします。なので、秋葉原でレトロゲーを買ってこの店で興じるというオトナの遊び方(?)ができます。

 お店にBEEP復刻版とか、ベーマガが並んでたりするので、それを肴に酒飲んだりとか。良いお店で気に入りましたが、ゲームのネタ的なカクテルがあったりすると良かったのに、とか思いました。



「その男 ヴァン・ダム」

 二本目。シネマライズで「その男 ヴァン・ダム」を鑑賞。

http://vandamme.asmik-ace.co.jp/

 一世を風靡した(したのか?)ジャン=クロード・ヴァン・ダムが、落ち目の自分役で主演するという怪作。

 ヴァン・ダムは現在の境遇と同じように(?)、仕事は無く、離婚で娘の親権は取られ、へろへろの状態で故郷に戻ってきた所に強盗事件に巻き込まれてしまうと。

 セガールに仕事を取られたり、軍人役くらいしかオファーがないという下りが、何とも…カワイソス。

 映画の方は意外にもしっかり作られてるんだけど、現在のヴァンダムの境遇と相まって、全編に哀しい空気が漂ってます…。変な映画好きは見逃せない珍作。

 アクション映画も好きな方だけど、ヴァン・ダム作品って思い浮かばないなぁ。スト2実写版くらい?「ハードターゲット」は見た気がするけど…。そもそも今って「アクションスター」がもう絶滅寸前なんだよね。何でもCGになってしまうのは時代に流れとはいえ、ちょっと寂しいなぁと。