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インポッシブル

インポッシブル [DVD]

インポッシブル [DVD]

2004年のスマトラ沖地震津波を題材にした映画。
タイのリゾート地の島では前兆の地震が感知できず、あっと気付いた瞬間にはもう波に巻き込まれている状態。

水中できりもみ状態になって顔や身体に瓦礫がぶつかり流血するところが痛々しすぎた。
その後母+長男グループと父+次男三男グループで離ればなれになるんだけど、そこからの父の行動がかなりまずい。
次男三男を2人だけ避難所に残して、一人で暗闇の中捜索、案の定瓦礫につまづいて転んで血だらけ。
次男でもまだ5歳だからね。ありえないぞ父よ、こんな災害が起こった状態で幼児を二人っきりにするなんて。

その後さらに次男三男ともはぐれてしまい大変になったけど、最終的にはなんとかなった。
詳しくは語られなかったけど、「子供だけ集められたトラック」はかなりやばいものであった気がしてしょうがない。
うまく合流できなくて、そのままそのトラックでどこかへ行ってしまったらどうなっていたのかと思うとぞっとする。

指輪をはめたい

三股はあかんで三股はーっていう話。

女優さんと俳優さんの魅力でなんとかしてる話だけれど、
山田孝之がまぁまぁ普通の人物の役をやっているのを見れて良かった。

2012

世界の終わりを前に、なんとか助かろうとする家族の話。
こういう映画特有の強運と都合の良さが炸裂してる。かじった程度しかやったことないのに、飛行機を神操縦とか。

極め付けは、飛行機の燃料が足りなくて海に不時着するしかない!という時に、地殻変動により大陸が大幅に移動して、目的地付近に着陸できたってとこはさすがにびっくりした。
ご都合主義は大陸もめちゃくちゃ動かす!!


最後まで見ての感想はイイハナシナノカナー? です。
考察とかも読んでいると、マザー3のタツマイリ村の前日譚のようにも思えた。

蛇にピアス

蛇にピアス [DVD]

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ARATAのビジュアルがすごいのと、吉高の乳首結構黒いなということくらいしか印象がない。
蜷川幸雄監督作品なので、チョイ役のキャストがあり得なく豪華。

ソイレント・グリーン

ソイレント・グリーン [DVD]

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ゼノギアスのソイレントシステムの元ネタということで見てみたけど、衝撃度で言ったらゼノギアスの方が上だった。
だってゼノギアスのはそのまんま缶詰!?だし。
ソイレントグリーンはグリーンガムみたいな薄緑色のプレートで、ずいぶんオシャレなかんじだ。
まぁ、それを黙って貧民に食べさせているのが大問題なんだろう。


退廃的な社会だけど、ホームという名の安楽死施設があって、それはとても良いことのように思えた。

ある精肉店のはなし

魚を目の前でさばいてもらうと、うわー新鮮!おいしそー!となるのに、動物をさばいている様子を見て怖い!残酷!と言うのはなんでだろうと思う。見慣れていないという面がかなり大きいのかも。
屠畜シーンはひたすらお腹が空いて辛かった。



とても丁寧な作りのドキュメンタリーだった。
自分たちで牛を育て、屠畜し、その肉を売っていたとある精肉店
近所にある屠畜場が閉鎖することが決まり、家で牛を飼育することをやめ、弟は太鼓屋を新しく始める。
店の転換点となるだろう約一年の様子を取材したもの。
映画のラストシーンで店主は牛舎と店舗を取り壊し建て替えるという大きな決断をする。
小さい小売の精肉店はこれからどうなっていくのだろうというところで映画は終わった。


うちは精肉店

うちは精肉店

沢村一家の日常

70才くらいの両親と、40才実家暮らしの娘の家族の漫画。

全体的にふわっとしてる。
長年実家暮らしだと軋轢とか生じてきそうな気がするけど、そういう部分はほぼ描かれてない。
父親もなんかこざっぱりしていてジムになんか通っちゃったりして、あと家族でおまんじゅうとか食べながら団欒してるのとか、どうもこんなのファンタジーだろ〜って思ってしまった。



10年後くらいに読み返したら、ほろりとするのかもしれない。