啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(土)「三十年河東、三十年河西」

「三十年河東、三十年河西」は、昔の中国の諺で、「時代はいつも変わる」ということらしいです。つまり、「黄河はよく川筋が変わるので、元々川の東側だったところが何年かすると西側に変わっていたりする。」という意味で、世の中の盛衰は常に移ろい易いことのたとえとのことです。

(引用: http://dgj.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-4644.html)

 上海の街や空港の活気のなさが、日本の活気のあり様と比較した本日のyahoo記事は、とても興味深く読みました。

 それは、「中国と日本の経済は「逆転」した?3年ぶりに上海を訪れた私が見た“驚きの光景”」という見出しでの、Diamond OnlineからのYahoo News(2024.1.27 5:56配信)の王青氏の記事でした。

 この記事は、

「先日、3年ぶりに中国を訪れて驚いた。以前とはまったく異なる光景が広がっていたのだ。街に人がいない。景気が悪い。社会に活気がない……そんな中国から見ると、現在の日本は「中国よりもはるかに活気がある」と感じるようで、多くの中国人が「中国と日本は何もかも逆転した」と口を揃える。」という冒頭の文章から始まります。

 中国の不動産バブルに代表される経済崩壊は深刻なようで、約30年の「失われた時」後の日本経済の復活とは非常に対照的であるように思われます。

 今後、中国経済の行方は、世界経済に大きな影響を与えますので、今後も注視していくことが重要に思われます。

 

(引用)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c780cfc2b1e5a17831fde27f982ece26ba10cb31?page=4

 

(日) 静岡県で人気の海鮮丼は?

静岡県で人気の海鮮丼」ランキング! 2位は新鮮なマグロを使った豪華な丼が味わえる「清水港みなみ」、1位は?【2024年1月版】

 

インターネットでYahooニュースを見ていましたら、以下の見出しが気になりました。静岡県に住んでいるので、この記事に興味を持つのも仕方ないと思います。

 

静岡県で人気の海鮮丼」ランキング! 2位は新鮮なマグロを使った豪華な丼が味わえる「清水港みなみ」、1位は?【2024年1月版】」

で、

引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/04b4714649bb45955a39512a78c568c977997ead

 

 

 

(土) 「てんかん重積」とは?

てんかん重積」とは、全身あるいは手足など、身体の一部分の筋肉が瞬間的に収縮する発作のことを「モクロニー発作」と言い、この発作が長く続いたり、あるいは短い発作が繰り返し起こることを言います。

 最近、ある芸人の方が、この「てんかん重積」で亡くなられたと聞いて、この症状を調べたのでした。

 

 

(月) ルイスの転換点

Wikipedia による解説を、まず見てみましょう。

「ルイスの転換点(ルイスのてんかんてん、: Lewisian Turning Point)とは、工業化の過程で農業部門の余剰労働力が底をつくこと。」

編集

「イギリスの経済学者アーサー・ルイスによって提唱された概念。開発経済学において用いられる。」

「工業化前の社会においては農業部門が余剰労働力を抱えている。工業化が始まると、低付加価値産業の農業部門から都市部の高付加価値産業の工業部門やサービス部門へ余剰労働力の移転が起こり、高成長が達成される。工業化のプロセスが順調に進展した場合、農業部門の余剰労働力は底をつき、工業部門により農業部門から雇用が奪われる状態となる。この底を突いた時点がルイスの転換点である。日本においては1960年代後半頃にこの転換点に達したと言われる。」

「ルイスの転換点以降は、古典派経済学マルクス経済学の理論に見られるような、工業労働者の賃金が生存維持に必要な財貨(賃金財)の社会的生産力(労働力商品再生産費用)によって規定されるという前提が崩れ、労働市場における需給の競争価格によって規定されるため、一般的に賃金率の大きな上昇(=利潤率の縮小)が起きる。先進国からの設備投資や技術移転による後発発展モデルはここで限界に達するため、経済構造の自発的な変革が起こらない限り中所得国の罠に陥り1970年代から1980年代の南米諸国に見られたような長期のスタグフレーションに突入する。」

日本は、1960年代にその転換点を超えたと考えられています。

日本以外のアジアの国々において、この転換点は大きな経済発展の試金石になると思われます。

 

「中所得国の罠」(クルーグマン)、この議論も注視していきましょう。

(日)「ゴジラ-1.0」を4DX SCREENで観る

 劇場用映画は飛行機の中でよく見るのですが、「ゴジラ-1.0」はよく乗る複数の航空会社ではまだ解禁させておらず、見れておりませんでした。

 また、この映画は前評判で4DXで観た方がいいという意見が多かったので、もう何十年ぶりに(日本での)近所の映画館に出向いて、遅ればせながら、「ゴジラ-1.0」を4DX SCREENで観ました。

 映像が劇場型の大画面であるだけでなく、270度に亘って上映されるので、その迫力は観るだけの価値はありました。さらに、椅子が傾いたり大きく振動したり、またまた水飛沫がかかったり風が流れたりと、ちょっと過剰に不要かなと感じる反面、それらの五感的な演出がなかったら楽しみが半減するのかなと思いながらも、終わってみれば楽しかったです。

 欧米に目立って媚びない映画製作のようでありながらも、怪獣映画なのに家族の物語にしていたり、ゴジラに食われる人体の損傷シーンは出さなかったり、戦争ものなのに国家主義的になることをうまく避けていたりと、海外特に米国で上映されることを非常に意識して制作されていることを感じました。

 また、(Oxogen Destroyer)を解決策とするのではなく、アルキメデスの原理の例外を使うところは、山崎監督の前作「アルキメデスのの大戦」を観ていた教授としては、よく合点がいくものでした。

 ゴジラの再生細胞というのが裏の主題であるようですが、これが次期作に繋がるヒントにもなっているようです。

 それ以外の感想や総評はいろいろなところで書かれているので、ここでは特に書く必要はないと思いますが、少なくとも最新作のインディ・ジョーンズものやミッション・インポッシブルものよりは、面白かったように思いました。

 

 

(土) アクションカメラ: DJIとGoPro

アクションカメラとは何か?、を調べていたら、とてもいい解説記事に出会いました。「【2024年1月】アクションカメラのおすすめ人気ランキング16選【徹底比較】」というタイトルのweb記事で、とても役に立ちそうです。

その最初の導入の部分に、「アクションカメラ」の定義というか、特徴が簡潔にまとめられていたので、ここに引用させていただきます。

「アクションカメラとは、主にスポーツやアクティビティの撮影などを目的としたタフな小型ビデオカメラです。「ウェアラブルカメラ」とも呼ばれ、体の一部・道具・ヘルメット・バイクなどに装着し、臨場感あふれる映像を撮影できます

 激しい動きや水中での使用などを前提に設計されているので、耐久性・防水性が高いのが特徴。スポーツやアウトドアでの撮影だけでなく、コンパクトなサイズと頑丈さから旅行などにもおすすめです。

 また、人の視界より圧倒的に広い範囲(超広角)を撮影できる点もアクションカメラの特徴。アクションシーンだけでなく、風景を大きく入れた自撮り動画の撮影にもよく用いられます。

 なお、各社の最新モデルは手ブレ補正機能が進化しており、一般的なカメラではなかなか撮れない安定した動画が撮影可能。ブレのない映像が撮れるのは、アクションカメラの大きな魅力のひとつとなりました。」

 

引用: https://my-best.com/280

 どうも屋外のアクティビティを録画するためのビデオカメラのことを、アクションカメラというようです。

 どうも、大きく2社のに絞られるようです。アクションカメラの販売が早かった「GoPro」と、ドローンで有名な「DJI」です。

 AIを用いた編集機能も使えるようです。

 

 

(水) 熱海の海岸

 熱海のサンビーチに沿った道路は、伊東や網代方面から北上して海岸沿いに熱海市内を抜ける国道135号線で、住所的には「東海岸通り」と言われています。

 ここに中国資本系の「パールスターホテル」が数年前から開業をしており、その東側に共立メインテナンス社が建築中の商業ビル群が存在します。

 つまり、ここ数年の熱海の復活はめざましいものがあります。

 令和6年・2024年の後半には、この商業ビル施設も完成してくるでしょうから、また新しい異なった風景がみえてくるのに違いありません。

 それでも、サンビーチで恒例の凧揚げをする人々がいました。風の少ないおとなしい1日だったのでした。

 

(月) 2024年(令和6年)元旦のご挨拶

2024年(令和6年)、明けましておめでとうございます。

今年もどうかよろしくお願い致します。

本年が皆様にとりまして、ご多幸の年となることを祈念致しますの

 今年は、横浜で新年を迎えております。海外生活が長くなってきてはおりますが、昨年から日本に重点をおいてきております。ただ、今年もサウジアラビアのKAUSTのDistinguished Professorは続けますし、昨年8月から始まった台湾の玉山教授職もありますので、日本と行ったり来たりの生活は継続するものと思います。健康に気をつけて頑張って参りますので、どうかよろしくお願い致します。

(木) 今年(2023)の世界大学ランキング (THE)

 共同通信は、「東京大29位、日本勢浮上 英機関世界大学ランキング」という見出しの下、以下の記事を発表しました。(配信-日本時間)

 世界ランキングを行うことや、その評価方法について、大きな疑問を持ったり留保したりする人達もいますが、マスコミに発表される以上一定の影響がありますし、その意味では参考になります。

 

 

という記事を配信した。

 

引用:

https://news.yahoo.co.jp/articles/e45f82b5bb0019cd93b47edf26809667a1d7d23f

 

 

(水) 「ミルコメダ」と「ディストピア」

 「光の速度を超えて、銀河が後退していく」ということは、アインシュタインの「光速より速いものはない」と原則との折り合いのつけ方に興味があります。

 

引用:

「光の速度を超えて遠ざかる銀河――これから宇宙で起こること(現代ビジネス)」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dd460f1d19144f1d68ccbf066c564b165c659b9

 

(木) 「カメオ出演」とは?

カメオ出演(カメオしゅつえん、cameo appearance / cameo role)は、俳優歌手監督漫画小説などの原作者、時には政治家スポーツ選手などがゲストとしてとても短い時間、映画ドラマアニメ舞台に出演すること。遠目からでもはっきりと分かる装飾品カメオからそう呼ばれるようになった(英語のcameoには「名場面」「山場」という意味もある)。」

「日本国外では単に「cameo」と呼ばれることもある。スーパーエキストラという扱いの場合もある。」

引用: 

https://ja.wikipedia.org/wiki/カメオ出演

 

(木)MaOIにアジアの大学グループ(AAACU)訪問団

 本日(2023年6月1日)午後、静岡県清水市にあるMaOI (Marine Open Innocation: マリンオープンイノベーション)機構をアジアの大学グループAAACU (Asian Association of Agriculture Colleges and Universities) が訪問します。

 まだMaOIは設立されて数年のとても若い研究所なので、特に世界のいろいろなところに知ってもらうことは極めて重要なことです。今回、遺伝研からのご紹介でMaOIを訪問することが決まったということで、遺伝研にも大いに感謝したいと思います。

 MaOI機構の概要と研究開発の内容を是非知ってもらって、国際的な共同研究などができれば最高のように思われます。

 

(水) 高円寺

 仕事の関係で、東京から中央快速で「高円寺」に久しぶりに行きました。中野駅からわずか2分で高円寺駅に到着です。

 街は活気に溢れていて、飲食店も多くリーズナブルにグルメが楽しめるところが多々あるように見えます。こういう街の発展が地方にもあるといいなあと思いました。

(土) 根井正利(Masatoshi Nei)博士が逝去

 米国のテンプル大学からの連絡によりますと、一昨日に根井正利博士(Dr. Masatoshi Nei)が亡くなったということです。享年92歳でした。

 それまで元気にされていたけれども、急に腰の痛みを訴えられて、その治療の余地なく亡くなられたようです。

iGEM - Institute for Genomics and Evolutionary Medicine | TempleUniversity

に、悲報があります。

 

なお、NHC遺伝子の進化研究で有名で、根井先生の盟友であったヤン・クライン博士(Dr. Jan Klein)も約10日前に亡くなったとのことです。

 

お二人のご冥福をお祈り致します。