Vivaldiに拡張機能のtablissを入れてスピードダイヤルも使う
chrome拡張のtablissがむっちゃきれいな壁紙を引っ張ってきてシンプルなので大好きなのだが、Firefoxからvivaldiに乗り換えたらスピードダイアルと両立できない…。そこでちょっとだけ工夫して両方を使えるようにしてみた。
1. chromeウェブストアからtablissをインストールする。(インストール済みの方は2へ)
2. 左上の「V」アイコンのメニュー→「設定」→「拡張機能」を選択。
3. 拡張機能の中からtablissの「詳細」をクリック。
4. ID欄に表示されている長い文字列をコピー。英小文字で32文字あります。(下はダミー)
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdef
5. 以下のURLの中間の「your-ID」としてある箇所を(4)でコピーした32文字のIDに入れ替える。
--
chrome-extension://(your-ID)/index.html
↓
chrome-extension://abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdef/index.html
--
6. 出来上がったURLをvivaldiの「設定」→「一般」→「ホームページ」の「特定のページ」欄にペーストする。
7. 設定を閉じて完了。
このようにすると、
・起動時とホームボタンを押したとき→tablissの背景でスピードダイアルが表示
・新しいタブ「+」を押したとき→tablissの画面のみ表示(スピードダイアルなし)
というふうになり、vivaldiでもtablissを満喫できる。
特段だれも欲しがっていないrainmeter用スキンを作った
会社のRAM 4GBのWindows10マシンがレスポンスが悪くて仕方ないので、少しは変わるかと思いReadyBoostを試してみた。Microsoft公式のコメントによると、そのPCの物理RAMの3倍以上のUSBメモリでないと良い効率が出ないとのこと。手順は以下の通り。
- RAM4GBなので、16GBのそれなりに速いUSBメモリを買ってくる。
- USBメモリをexFAT(またはNTFS)でフォーマットする。これは既定のFATだと1ファイル4GBまでしか対応していないことで、ReadyBoostキャッシュファイルが16GB目一杯作れなくなるため。
- USBメモリを差し、ドライブのプロパティからReadyBoostをONにする。
動き出したが…ホントに効いてんのか?エクスプローラの開く速度は若干速くなったような気がするが。ReadyBoostの動作確認は、
スタートボタンを右クリック→「コンピュータの管理」→「パフォーマンス」→「モニターツール」→「パフォーマンスモニタ」を開き、「+」ボタンから「ReadyBoost Cache」を選択、「追加」ボタンを押して「OK」で動作グラフを見ることが出来る。
これで動作確認は出来るが、どのくらい動いているのか素早く確認したい。そこで、rainmeter用のReadyBoostモニタスキンを作ってみた。
元が半透明なので白っぽくなっていますが、黒の半透明設定です。
モニタして分かったのですが、ReadyBoostって意外にSkippedが多いんですね。Total readのうち、skippedが多い方が良いのか悪いのか??Skippedが多い方がHDDを読みに行かないので良いという認識でよいのかな?
ちなみに、オマケでBluetoothモニタスキンも入れてある。
PCとスマホをbluetoothで接続し、写真などを送ると転送状態がグラフで確認できる。
こちらもまさに誰トク。
スマートフォン 壊れる前に 買い換えろ
母がいつの間にかスマホを新品に交換していた。
3年以上使っていたらくらくスマホ(docomo)の液晶が割れ、画面は映るがタッチが効かなくなったらしい。画面に着信やメール通知が出るが全く返信できないので、いてもたってもいられずdocomoショップに駆け込み「すぐに使いたい。何でもいいから安くてすぐ手に入る奴」と頼んだそうだ。
で、契約したのがarrows SV F-03H。ショップ店員におまかせにしたら、「オプションをつけないとこの値段になりません」と6つぐらいコンテンツをつけられたとのこと。まあ「1ヶ月だったらこの番号に電話すれば全て解除できますよ」とコンテンツ解約手続きのTELを教えてもらってるそうなので、解約そのものは簡単にできそうだけど。
前の機種が元気に動いてるときから、
母「らくらくスマホだと出来ないことが多いので、普通のスマホにしたい」
私「次は格安SIMで十分だから、機種を変えるときは連絡して」
母「まだ動いてるから大丈夫」
の繰り返しだった。
結局スマホが平日に壊れ、自分が対応できない間に全て事を進められてしまった。月に500MBも使わない人なのに、高い月額で契約されて2年縛りの機種を持たされる。やっぱりスマホは壊れる前に取り替えさせないとダメだ。それには常にプランや機種、他キャリア(MVNOも含む)の動向に気を配り、不意の取り替えでも対応できるようにしなければならない…全くスマホの回線契約については、消費者がすることが多すぎるよ。
その後、アプリのインストールや無線LANの設定などを行ったが、キャリアのAndroidは設定メニューがごっそり独自の物になっているので、バニラなNexusの使用経験しか無い自分は戸惑ってばかりだった。GoogleアカウントでのログインなしでアクティベートされてるくせにPlayストアは入ってるとかわけわからん。元のAndroidの設定メニューも表示できるようにして欲しいよ。
特急ときわの脆弱性(になるかもしれない)
少し前に常磐線の特急を使う機会があった。
目の前のテーブルにQRコードが。あ、BBモバイルポイントの契約ページに飛ぶ奴か。
契約するわけではないが、iPhoneのQRコードアプリでコードを読み取ってページにアクセスしたら、
(URL:http://bbmp.jp/mobile_point/top/page10.jsp)
うわー、ドメイン更新してないじゃないか…。(しかも売り出し中)これじゃフィッシングサイト作り放題じゃね?
というわけで、JRは即座にQRコードを塗りつぶしたほうが良いと思います。自分が気がつかなかっただけで、サービス終了の張り紙があったのなら別だけど。
では。
PLEX Media serverのTheMovieDatabase Agentを日本語対応にする
PLEX Media serverというソフトがある。
これは自宅のPCをメディアサーバー化して、外部(PCだけでなくiOSとAndroidにも対応)から自宅の映像コンテンツを再生可能にするもの。メディアサーバー化するフリーソフトはたくさんあるのだが、このソフトが優秀なのはPC内をスキャンして、コンテンツのファイル名などを元にネットから映画の概要、出演者、スタッフおよびサムネイルを引っ張ってきてデータベースを構築してくれること。アニメなんかシーズンごとに各話すべてのあらすじを自動で突っ込んでくれるので感動ものである。
ただし日本で使うのに問題点がいくつか。
- 検索先が英語圏のデータベースなので、そもそも日本語のデータが少ない。
- 最近、意外に日本語データが増えてきたTheMovieDatabaseのMetadata Agent(データ引用のためのプラグイン)が日本語対応していない。
- プラグインが日本語に対応しているFreebaseの日本語データが貧弱。
ということで、TheMovieDatabaseのMetadata Agentのソースをわずかにいじったらうまく動いたっぽいので書いておく。
- PLEX Media serverをインストールする。
-
GitHub - plexinc-agents/TheMovieDB.bundleから最新のTheMovieDatabaseのAgentをダウンロードする。
- PLEXが起動中の場合は終了する。(タスクバー通知アイコンを右クリ→終了)
- ”C:\Program Files (x86)\Plex\Plex Media Server\Resources\Plug-ins-XXXXXXX\TheMovieDB.bundle\” を開く。
(インストール先は初期設定の場合。XXXXXXXは人によって違う) - 先ほどダウンロードした最新のTheMovieDatabaseのAgentを、zipから展開してさっき開いたTheMovieDB.bundleフォルダに丸ごと上書きコピー。
- ”C:\Program Files (x86)\Plex\Plex Media Server\Resources\Plug-ins-XXXXXXX\TheMovieDB.bundle\Contents\Code” を開く。
(インストール先は初期設定の場合。XXXXXXXは人によって違う) - 「countrycode.py」をテキストエディタで開く。(書き換え前に念のためバックアップすること)
- 25行目の
"Jamaica": "JM",
の次に
"Japan": "JP",
の1行を追加する。 - 167行目の
"JM": "Jamaica",
の次に
"JP": "Japan",
の1行を追加する。 - 上書き保存する。
- 「_init_.py」をテキストエディタで開く。(書き換え前に念のためバックアップすること)
- 54行目を
Locale.Language.Korean
から
Locale.Language.Korean, Locale.Language.Japanese
に変更する。 - 上書き保存する。
- PLEX Media serverを起動する。
- 自分の映画ライブラリの「編集」(鉛筆アイコン)→「一般」→「言語」を「日本語」に設定する。
- 続いて「詳細設定」→「エージェント」を「TheMovieDatabase」に設定する。
- 「変更を保存」をクリック。
- これで日本語でスキャンされる。
既にある映画のデータを再スキャンしたい場合は、
- 対象の映画をクリック。
- 左側の縦に並ぶアイコンの一番下「・・・」をクリック。
- 出てくるメニューから「不正なマッチングを修正する」をクリック。
- 出てきたウインドウの「検索オプション」をクリック。
- エージェントを「TheMovieDatabase」、言語を「日本語」に設定。(先ほどのプラグイン修正により言語リストの一番下に日本語が追加されている)
- 「検索」をクリック。
- リストの中に希望のものが出たら選択。
ちなみにTheMovieDatabaseでの日本語タイトルの検索は厳しく、ゆらぎ対応等はない。(例えば「シュガーラッシュ」と「シュガー・ラッシュ」は別と認識される)
ヒットしない場合は原題を英語で入力して検索させたほうが早い。
どうしてもヒットしない or 英語の概要が読み込まれる場合は、単純にTheMovieDatabaseに日本語データが入力されてない(と思われる)ので、どんどん追加入力しちゃってやってください。なにしろオープンデータベースですから、誰でも追加できますので。
同様のやり方でTheTVDBも対応できるのかもしれないが、まだ試していない。
フィッシングやspamかと思ってしまうメールの題名4選
会社でメールを使っていると、迷惑メールフィルタもすり抜けてくるspamが結構ある。そんな中で仕事をしていると、「あ、これは踏んだらヤバい奴だわ」と感度が上がってくる。何通かヤバいメールを自力で振り分けできちゃうと、だんだん「俺鉄壁。また会社を情報漏洩の危機から救ってしまった」とか心に隙が生まれてくるんですね。
そこに送られてくる「本当に仕事のメールだけど、spamやフィッシングと思ってしまう題名のメール」。これはヤバい。うっかりスルーして仕事に穴は最高にヤバい。最高レベルになると正規のくせにベイジアンフィルタに引っかかってspam扱いになったりして本当に困る。
自分が受け取ったことのあるメールから上げると、
1.「電子メールで送信:2016XXXXXXXX」
複合機のスキャナで書類をスキャンし、そのファイルを右クリ→「送る」→「メール受信者」としたときに自動でつけられる題名。ぱっと見わけわからん。
2.「○○さまへ」
これが意外に多い。「○○さまへ」の後に何の件か書いてくれればよいのだが、こう書く人に限って書いてこない。
3.「見積りの件です」
ある意味、一番フィッシングっぽい。本文が少ないとさらに触れない。なぜか添付ファイルが.doc.zipだったりしてさらに触れない。
4.「メールします」
万能の神であり最強の存在。確かにどんな内容にだって耐える題名だが、やりとりしたい内容は全く把握できない。出した本人はこのような題名のメールが自分のメールボックスにあふれかえったら、後でどのように整理するのだろうか。
次点:「××社の○○です」
上記2の反対のパターン。なぜか自分の名前だけを題名にしている。確かに知ってる名前が題名に入っているわけだから怪しまれはしないだろうが、何の件かが把握できないので困る。こういう人に限って最近やりとりがあったわけでは無かったりする。
番外編:題名はまともなのに本文が「送ります」1行だけ
なぜ題名をきちんと書くのに、本文を書かないのか。もうフィルタによっては即座にspam行きですよ。一週間後ぐらいに「メールしておいたんですが~」とか確認の電話がかかってきて発覚するのが多い。
題名がいいかげん→受信者が後で困る
メールの場合はこれに尽きる。チャットと比べてメールのよいところは題名があること(だと思っている)。題名に何の件だか書いてあるだけで、後でザーッと題名を流し見しただけでもわかるので。ひどいメールだと題名も本文もいい加減で、全文検索でも見つかりにくい…なんていうものも。
本文の内容を要約して、自動で題名を生成してくれる…そんな機能がメールクライアントにつかないものかな。(いや、その前にメールというシステムそのものが消えるだろ)
Androidでのペアレンタルコントロールはウチでは実質無意味になってしまった
まずは制限付きプロフィールから
仕事用のタブレットを買い換えたので、自分で使ってたNexus7 2012を子供に預けたのが2年ぐらい前。
最初はAndroid 4.4の制限付きプロフィールを作って、chromeやGoogle playへのアクセスを禁止していた。ただ、この制限付きプロフィールだと動かないゲームが結構出てきてしまった。現象としては以下のようなもの。
- 起動時にブラウザを呼び出すものが、ブラウザが禁止され起動できない
- 起動後に追加リソースをダウンロードするものが、ダウンロード開始できない
- Google playゲーム必須のゲームは、制限付きプロフィールでは実行できない
子供が「サマナーズウォーやってみたい」というのでインストールしてみたが、起動直後のリソースダウンロードが全くできず断念。
また、com2usやmobageは起動直後にブラウザを使って会員認証するものが多く、それらもブラウザを禁止してるのでプレイできなかった。
特にGoogle playゲームがアプリに組み込まれるようになってからが顕著で、初回起動時のGoogle playゲームへのアクセスそのものが禁止されてるので全くプレイできない(タイトルへも行けない)。
制限付きプロフィールは絶対課金されないので安心なのだが、あまりにも動かないものが多くなってきた。しかもAndroid 5.1にOTAでアップデートしてからNexus7そのものが重くてしょうがない。決心して、Android 6.0ベースのカスタムROMを入れることにした。
Pure Nexus Project を入れる
カスタムROMの配布元はここ。
ROMの焼き方についてはここでは割愛。Boot Unlockすると工場出荷時にリセットされるので、その前に何らかの方法でバックアップをとっておくことをおすすめする。
で、この時にもまた障害が…。いくつかのゲームの引き継ぎ手続きをしたのだが、モンストだけはできなかった。何故かというと、Googleアカウントを使ってバックアップする方式だったので、制限付きプロフィールではアクセスできなかったから。まあ、あまりやってなかったので子供の「消してもいいよ~」という言葉で消しました。
カスタムROMは問題なく焼けた。おお~6.0ベースは意外に快適だわこれ。
アカウント管理を変える
制限付きプロフィールは問題が多い。…やはり子供専用のGoogleアカウントを作り、キッズ用の制限アプリをインストールして管理、というパターンのほうがいいだろう。そこで、以下の制限アプリを入れることにした。
play.google.comこのアプリはAndroid起動時に起動して、通常のランチャーの上に乗ることで様々な制限をつけることができる。
- ドロワーに子供に見せたいアプリだけを表示する。
- Google playストアの起動禁止
- その他、ホワイトリスト制でアプリの起動管理
- 通知、設定、アプリ切り替えへのアクセスの禁止
こういうことができるので、子供向けタブレットとするにはぴったりだろう。海外製なのでネットの日本向けフィルタリングはついていないが、基本chromeブラウザを禁止とするのでOKだろう。もちろんGoogle playストアの設定で年齢制限はした。
ということで、改訂版子供向けNexus7が完成した。
またもやゲームに問題が!
端末も軽くなり、これでしばらくは問題がなかったんだが…「パパ~、ドッカンバトルいれて~」→「動かないよ~!」がついに出た。そうです。一部の大手メーカーのゲームアプリはroot取ってると動かないのです…。
この辺は全部起動できないみたいなんだよね~。また違う理由だけど、モンストも初回起動時のリソースダウンロードでコケる。また違った理由でできないゲームがいろいろ出てきちゃったんだな~。
しかも初回起動時にブラウザ開いて広告会社のサーバにアクセスするゲームがたまにあるんだけど、これもブラウザを禁止してるから起動できない。
次に初回に追加リソースをGoogle Play経由でダウンロードするアプリもあって、これもGoogle Playを禁止してると初回起動にコケる。また、Google playゲームを組み込んでいるアプリもしかり。最初にGoogle playゲームを裏で呼び出すので、起動できずコケる。
基本無料(広告付き)ゲームをプレイしていると、広告表示でchromeを呼び出すタイプのものがあり、これもchromeが禁止されていると開けずにコケる。
結局、Gooogle playストア、Google playゲーム、chromeブラウザをホワイトリストに入れてしまった。まあ起動時のアプリ一覧に出てないだけマシだのだが…。
そしてペアレンタルコントロールは崩壊した
上記のように、本当に禁止したかったアプリ群は最終的にすべてホワイトリスト入りしてしまった。すべては広告表示がらみというところが悲しい。また、Androidの標準機能であるマルチアカウントや制限付きプロフィールだと動かないゲームアプリのなんと多いことか。ゲームアプリでトップを走っているモンストですら、マルチアカウント環境ではプレイできないのである。というか、Googleそのものが制限付きプロフィールではGoogle playゲームのアクセスそのものを制限していて、組み込んだゲームで問題が出ることをどう考えているのだろうか。
もう一点だが、スマホゲーはチュートリアルから漢字だらけ文章だらけのものが多すぎる。小学生は読めません。といっても小学生は金払わないから、運営側としては対象外なんだろうけど。そういう点では任天堂はすごい。3DSやWiiUのゲームは小学生でも全く迷わないでプレイできるからな。
とにかくAndroidで安心して子供にゲームやらせるのは、(ペアレンタルコントロールが効く)広告が一切出ない買い切りしかないですな。
そしてAndroid 4.4+制限付きプロフィールのころから問題なく動作しているゲームは…。
ほんと、マイクラは安定動作ですよ。Nexus7 2012でも軽々と動作しているし、素晴らしい。ウチでは「クリーパー怖い」という理由でサバイバル+ピースフルというほのぼの設定でプレイしてますわ。
皆さんの家はどうだろうか。iOS/Androidのペアレンタルコントロールに満足しているのだろうか。