2009-02-24

あるよねぇ

今年入ってすぐ、じいちゃんとばあちゃんが逝きました。

じいちゃんは、胃癌→全摘→リンパ転移

都合３年間くらい。

ばぁちゃん、脳溢血。

あっさりと。

じいちゃんの葬式をして、その日にさっくりといかはりました。

じいちゃんはね、みんな心の準備できてたけど、ばぁちゃんはびっくらこいたね。
急ぎすぎだよ。

じいちゃんの葬式が終わって。家帰ってきてさ。
親戚の家で、おばぁと姉貴とおかんとおやじと、従兄弟と伯父さんといたわけ。

ほんで、うだうだしててんけど従兄弟がさ風呂いこっって誘うわけ。
おれ風呂嫌いだからことわってんけど、なんだかみんなに行け行け言われてしゃぁなしで従兄弟と親父と伯父さんと４人で出かけたの。

ほんで、風呂あがってみんなで、さぁ１杯ってところで従兄弟の携帯に電話がかかってきてさ

「おばぁちゃんが倒れたっ！！！」

って。

いやぁ、正直いみわからないよね。

従兄弟の「行くでっ」のひとことでふとわれに返って腰をあげたんだ。

金払って、靴はいて、てれてれ走ってたわけ。

そしたら、おかんから電話がかかってきて「どこっ!!なんでいないの！？」って

普段なら、「またおかんのヒステリー始まった」って思うところなんだけどなんとなくこれはやばいっておもったの。根性入れて走ったね。

夜の１０時くらいだったかな。

団地の下についたら、もう救急車がみえてたからエレベータ呼んで、下で待ってて。

家戻ったら、おばぁちゃんが倒れてて、姉貴が心臓マッサージしてて、おかんがくずれてて。

なんだろね、「あぁあ・・・」って思った。

俺らが風呂屋に行ってる間に風呂に入っててんて。
いつもより長いから気になったおかんが風呂がまで倒れてるおばぁを引っ張りあげてんて

救急隊員が心マしてる間、おかん落ち着かせて親父にあずけて、おじさんに伯母さんに連絡取るようにして、従姉妹にも連絡取らせて。救急車には二人っていうから、姉貴(医者)と従兄弟のせて。
ちなみに、親父とおかんとの離婚問題はまだ凍結ってかんじで解消はしてないよ。だから、おかんがてんぱってる時、親父にあずけたらなんかおこるんちゃうんかなぁって思ったのはここだけの話。

おばぁちゃんが救急車乗ってる間、団地ではおやじがおかんを落ち着かせて、俺が警官対応して。従姉妹夫婦を迎えて。

うん。ここまで俺最強。よくやった。

おばぁちゃんが搬送された病院がわかったから、従姉妹夫婦に両親を送ってもらって。
おれひたすら警官対応。
まだ、連絡するかもしれないから家にいてください。現場に触らないでください。ってさ。

団地戻ってから１時間くらいでやっと一人になれたんよ。

なんだかしんないけど、めっちゃ泣けてきたね。
雄たけびみたいなのあげた。
なんだろね。悲しいとか、無力感とか、やるせないとか、そんなんとも違うような、ひっくるめたような。

でさ、病院でみんな色々言うわけ
おばちゃんなんか
「みんなわたしがわるいんやぁ」
従兄弟なんて
「俺が風呂行こうっていわんかったら・・・」
姉貴なんて
「私もう、いしゃやめる」
おかんなんか
「私がきちんと見てないからや。一緒に風呂はいったればよかった」

てさ。

なんだかなぁ。

まっ、いいや。
こんなこともあったっていいたかっただけだし。

2006-11-15

よみたきゃよめば

もう誰も読んでないことを期待しながら書く。

少なくとも知り合いは。

なんか最近全然寝られない。最近って言っても昨日からなんだが。

なんか、当たり前にそこにあって、当たり前にこれからもそこにあるものが、少なくともあると思っていたものがなくなる瞬間。人間は、恐怖じゃないし、困惑でもない、ましてや怒りでもなく。空白で、漠然となって、非常に快活に喋れる様になることがわかった。

現実を受け入れることで自分が現実に殺されそうになるのを防ぐためなんだと思う。緊張のし過ぎでテンションがものすごくあがるのと似た感覚。すごい頭が動いてるふりができた。すごい論理的に色々なことをしゃべれた気がする。気のせいだと思うけど。初めてセックスをするときに、とにかく恥ずかしい思いをしたくないのと、相手を気持ちよくさせなきゃいけないと、そういう思いから、頭の中が次にすることとかでいっぱいになって、全然楽しくなかったことを思い出した。

大人のふりというか、いつの間にか自分の感情を正直に出すことが子供じみて、そうしたところで何も変わらないだろうと考えてしまうようになった、一人の半人間が出来上がった。実際変わらないだろうし、そうしたところで相手を困らすだけだということもしっている。

よく、相談事を持ちかけられるほうだけど、結局そういう人たち、自分で悩み事を話せる人たちは整理をするために話しに来てるだけで、特にアドバイスはいらない。流れる方向を少し変えてあげるだけで、満足のいく結果を導き出して帰っていく。結局は自分を納得させていきたいだけなのかもしれない。

それでも、自分が納得できるのならいいのかもしれない。でも、それじゃだめなときももちろんある。

俺はどうしたらいいのだろう。

いまいち状況が掴めてない。ただ、そこに印鑑と公文書が両親の間におかれる可能性があるってこと。それだけはわかってる。例えば、どちらかに完全に非があるとか、それならいい。でも、そうでもない。少なくとも息子の目から見たら。あまりにも急すぎて、何がなんだかわからない。なぜ、オヤジがそういう結論を導き出したのかさっぱりだ。確かにオカンは自己中なところがある、でも、もうケコーンしてから30年近くたってる。それを、よく我慢したと捉えるべきなんだろうか。

オヤジは温度差と、父方の祖母のこと、それを問題だと、そう言っている。本当かな。オヤジは浮気をしたことがある。その前科がある限りなんだか、オヤジの言葉を額面どおりには受け取ることができない。でも、額面どおり受け取るのならそうなのかも知れない。俺もオカンは嫁にはしたくないし、彼女にもしたくない。

おれは、オカンのことが一人の人として以上の感情を持ったことがない。いつからだかは記憶にないけど。あの人は、俺を自分の作品だとみていた。少なくともそう感じた。俺を完成させることで母としての価値が上がる、と、そう信じてるとおもう。高校時代から俺が反抗期になって、思い通りにならなくなってきたあたりから、彼女は変わった。荒れる(優等生ではないという程度のニュアンス)息子を支える、可愛そうな母に設定を変えていった。そのころちょうど姉貴という作品も途中で瓦解して、ちょうど配役を変えるべき時期に来てたんだと悟ったわけだ。つまり失敗作をどうにかしようとして、素材が悪かったのにここまでやりましたよ。というアピールをする方向に転換したわけだ。

くだらない。

俺は今でも忘れない。超有名中学に姉貴と俺が受かったときの母親の顔と、俺が試合に出られなった時期の顔、そして一通の親戚にあてたメール。「あの子が生まれてから、一度もうれしいと思ったことはない。むしろ辛いことだらけだ。」

殺そうか？www

おかげさまで、ここで母を殺すことでは何も好転しないといういたってまともな判断ができるほどの能力はつけてくれいたようで、今まで息子をやってこれてる。正直感謝してる。

もう10年も前から我が家ってのは不思議な関係を続けてきた。仮面家族。同居人。まさにこの言葉がぴったし。ただ一緒に住んでいる。経済的にはもちろんそうではないんだけどももう俺も来年には大学が終わって、社会人になると思う。姉貴はもう完全に自立してる。父親は単身赴任で、俺が地方私大。もう一家離散してる。この状況でいったい何を家族としたらいいのかwww親なんてたまに会う人、それ以上でも以下でもない。むしろお世話になってる親戚の方が家族みたいだ。いっそこっちの養子になろうか。もう年齢的にも自分でその申請はできるし。

そこまで思ってても、家族っていう法的手続きがなくなるのは辛い。辛い・この表現は正しくないのかも知れない。面倒。これがぴったし。面倒なんだ。財産とか、名義とか、よくわからないけど、法的手続きで縛られてたから、それをはずすにも法律どおりにしなきゃなんないんだ。それがめんどくさい。それに、やっぱし、なんだか。頭にいつもソレがこびりついてる。今日なんかレポート仕上げるつもりだったのに、論文読んでも全然頭に入らなかった。だめだこりゃ。涙出てきた。意味わかんね。小さいころオヤジなんて家にいたためしないし、腹を痛めて生んでくれた母親には憎まれて、もう3年近く年に１回しか会わないような家族なのに、そんなんなのに、なんか、やだ。理由なんてつけようとすればなんだかんだで見つかるんだけど、なんか、やだ。もしソウなったとしても、俺と姉貴が違う親に別れたとしても、今までどおりの付き合いになると思うし、したところで、今と何が変わるってわけじゃないのに、なんかやだ。どうしてかな。なんかいや。

でも、なんだか本当に現実味のない話。実現性どうこうじゃなくて、なんか雲をつかむような話。正月遊びに来る友人を迎えるテンションとか、近々あるプレゼンの準備とか、来月地元である同窓会に行くときに我が家に泊まりにくくなったとか、就職活動が終わるまでは待ってくれとか、そんなことばっか頭ん中。迷惑千万。ぐるぐるぐるぐるぐるぐる、ずるずるずる、ずるずるずる。は、わけわかんね。ついでにねれね。オナニーしても、筋トレしても。寝る直前には頭にソレが出てくる。厄介。結構学生さんも急がしいんだから勘弁してよね。マジで。勘弁してよ。

長文ｽﾏｿ