キザイア・ジョーンズ
キザイア・ジョーンズの音楽に出会ったときの衝撃と喜びをなんと言えばいいのだろう。まるで打楽器のようなカッティング、強靭にうねるリズム。混沌としたサウンドを切り裂く稲妻のようなギター。明らかにアメリカ的じゃない、「アフリカ」の熱気を感じる歌唱。。
キザイア・ジョーンズは、ヨルバ族の酋長でナイジェリアでも有数の資産をもつ家に1970年に生まれる。8歳の時に英才教育を受けるべくイギリスに渡るが、18歳の頃親の反対を押し切って音楽活動を始める。1992年デビュー・アルバム「ブルーファンク・イズ・ア・ファクト (Blufunk Is A Fact!) 」を発表する。
(以上、キザイア・ジョーンズ unofficial fansiteを参考にしました。バイオグラフィの詳細、ディコグラフィ、歌詞など、興味のある方はチェックしてみてください。)
1stも十分かっこよく、衝撃力もあるのだが、比較的耳に馴染んだファンクに近い。爆発するのは2nd。ジミ・ヘンドリックスの強い影響(モノマネではなく)が感じられる。そして1stよりさらにアフリカ的になる。呪術的なリズムの繰り返しは同郷のフェラ・クティの影響だろう。2002年にはフェラ・クティのトリビュート・アルバムに参加している。上記サイトの「キザイア語録」によると、彼はジミとフェラ・クティについてこう語っている。
最初の何年かは好きじゃなかったんだ。ところが、ある時を境に好きになった。その頃までにいろんなタイプの音楽を聴いていたから、彼のサウンドがどこから来たのかを理解できるようになったんだと思う。彼のパワー、たった1人の男からでる計り知れないパワーに惹かれたんだ。
『ジミ・ヘンドリックスみたいにプレイする』ことには意味がないと思う。ジミには、オリジナルなものを生み出し、自由な表現を獲得した人間としての面から、精神的な影響を受けているんだ。彼は生前にはたった4枚のアルバムしか出さなかったけど。ジミと僕とは生き方の面で共通する姿勢を持っていると思うんだ。
多分フェラに影響を受けていると思う。彼のグループはクリスマス・イヴや大晦日とかに家に来て、いくつものパーカッションを叩くってような音楽をやるんだけど、それが何のためなのかはずっと知らないで、いつの間にか親しんでいたんだ。彼らは独特なリズムを持っていて特殊な音楽なんだけど、僕はそのリズムに影響されたんだと思う。そう、僕にとってフェラとはリズムなんだ。
フェラ・クティからの影響はあるよ。でも音楽的っていうより、彼の生き方自体に影響を受けてる。もっと若い頃、彼の人間に対する感じ方に影響を受けたよ。当時、同じように、僕たちの年頃の人達がたくさん影響を受けてた。(中略)サウンドは複雑で、とにかく巨大だ。彼はアフリカ音楽をまったく新しいものにしたんだ。彼の影響は大きいね。
キザイア・ジョーンズはこのあと2枚のオリジナル・アルバムを出しているけど、最初の2枚ほどにはグッとこない。なぜかおとなしくなってしまった感じがする。もしかしたらわたしの聴き込みがが足りないのかもしれないけど。1枚目と2枚目の間に出たライブ盤はすごくいいです。このライブはドラムが日本人だったんですがこれがまたいい。
キザイア・ジョーンズを聴く機会があったら、小さな音でチマチマかけないでぜひ大音量で。ムリならヘッドフォンでどうぞ。だんだん頭がグリグリしてきて、お酒がなくても酔っ払ったようなナチュラル・ハイと、突然落ち込むドロドロ感が味わえます。お酒飲みながらならそれはそれで更にヤバイ境地に達するかも。
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レバニラ炒め&ナス・ピーマン・豚肉の味噌炒め
あんまりレバーが好きじゃなくてめったに食べないのですが、鉄分とか栄養も豊富だって言うし、たまには食べないとな〜。というわけで、スーパーに行ってみると、真っ赤でプリプリした新鮮そうな鶏レバーが売ってました。鮮度が落ちてると白っぽくなってクタ〜としているそうなので、これは絶対買いです。早速レバニラ作りましたですよ。ネットで調べたら、牛乳につけて臭みを取るっていう方法が良さそうだったので試してみました。そうしたら、レバーが新鮮だったからか調理が良かったからか、その辺は良く分りませんが、今まで食べたどのレバニラよりも美味しくて、レバニラが好物になってしまいましたー!!
■材料(2〜3人前)
【レバー】250g 食べやすい大きさに切り分ける
▽下味用調味料
【酒】大さじ1
【しょうゆ】大さじ1
【おろしショウガ】大さじ1
【ニラ】1束 5cmに切る
【油】大さじ1
【片栗粉】適量
【牛乳】適量
【塩】少々
【コショウ】少々
▽合わせ調味料 事前によく混ぜ合わせておく
【しょうゆ】大さじ2
【酒】大さじ1
【砂糖】小さじ1
【オイスターソース】大さじ1
■作り方
(1)レバーは水で洗ってよく血のかたまりを取り除いておく。
(2)ボールなどにレバーを入れ、ヒタヒタに牛乳を注ぎ20分ほど漬けて臭みを取る。
(3)レバーを再び洗い、今度は下味調味料に20分ほど漬ける。
(4)ザルにあけ水分を切ってから片栗粉をまぶす。
(5)中華鍋を強火で熱して油大さじ1をひき、レバーを入れてこんがりするまでしっかり炒める。
(6)ニラを根元の方から順次投入、塩・コショウを降りサッと炒める。
(7)合わせ調味料を加えザッと炒め合わせて完成!
※モヤシを入れようと思ってたのに忘れました。。。モヤシや人参入れると栄養的にもボリューム的にももっといいと思います。
続いては、豚肉とピーマンとナスの味噌炒め。これも美味しい!ナスもピーマンも夏野菜なので旬から外れてますが。。。
■材料(2〜3人前)
【豚肉】こま切れなど150g
▽下味用調味料
【酒】大さじ1
【しょうゆ】大さじ1
【ナス】 5個 3〜4cm角程度に切る
【ピーマン】 3個 3〜4cm角程度に切る
【油】大さじ2
【ごま油】小さじ1
▽合わせ調味料 事前によく混ぜ合わせておく
【味噌】大さじ2
【酒】大さじ2
【砂糖】小さじ1
【みりん】小さじ1
【オイスターソース】小さじ1
■作り方
(1)豚肉に下味をつけしばらくおく。
(2)中華鍋を強火で熱して油大さじ1をひき、豚肉を入れて色が変わるまで炒める。
(3)油大さじ1を足し、ナスを加えてしんなりするまで炒める。
(4)ピーマンを加え少し炒めたら、合わせ調味料を入れて炒め合わせる。
(5)全体に馴染んだらごま油を加えてざっと混ぜ合わせて火を止める。完成!
今年も、ちんころべーだ!
♪ちんころべー ちんころべー ちんころおーざべー♪
去年もサンタのイラストのっけたので、毎年高齢、交霊、いや恒例にしようかなと思います。
23日がまた休みなので、今年はローストチキンなぞ作ってみようかと画策しております。子どもの頃のクリスマスっていったら、鶏の骨付きもも肉と、父親が会社からもらってくるイチゴのショートケーキがご馳走だったな〜。ケーキはめんどくさいからタルト作ろうかな。
■追記 2008/12/22
このイラストでディスコ・ダンス!
http://elfyourself.jibjab.com/view/iH4B6PGSRsRC4Jo9
なんちゃってジャンバラヤ
ハイビスカスのことをマレー語でブンガラヤというらしいです。それを読んで急に思い出して、むしょうに食べたくなったのがジャンバラヤ。アメリカ南部のいわゆるケイジャン料理の一つです。ファミレスなんかで食べると妙に美味しくて、どうやって作るんだろうと思っていましたが、パエリアみたいにお米を炒めてスープで炊く料理なのね。本格的にはそうやって作るんだろうけど、今回は残りご飯の食べ方としてアレンジした「なんちゃってジャンバラヤ」、洋風スパイシー・チャーハンって感じです。
お肉はソーセージとかベーコンとか鶏肉とか一緒に炒めるのが普通みたいですが、ファミレスで食べたチキン乗せジャンバラヤが美味しかったので、今回は別にソテーしたチキンを乗せています。豪華!!ビールに良く合う!
■材料(2人前)
【ご飯】 お茶碗2杯
【玉ねぎ】 1個 粗みじん切り
【ニンニク】1片 粗みじん切り
【ピーマン】 2個 1cm程度に切る
【ケチャップ】大さじ4
【一味唐辛子】 小さじ1/2
【クミン】 小さじ1
【オレガノ】 小さじ1
【塩】 小さじ1/2
【コショウ】少々
【油】大さじ1
▽チキンソテー
【鶏肉】 200g
【タイム】小さじ1/2
【塩】小さじ1/2
【コショウ】少々
【油】大さじ1
■作り方
(1)鶏肉は食べやすい大きさに切って、両面にタイム・塩・コショウをまぶしておく。
(2)フライパンに油を引き、鶏肉をこんがりソテーする。
(3)中華鍋を熱して油を引き、弱火で玉ねぎ・ニンニクを透き通るまで炒める。
(4)鍋にピーマンを入れ強火にして少し炒めたら、全ての調味料を入れて炒め合わせる。
(5)ご飯を加えて炒め合わせ、全体に馴染んだら皿にとる。
(6)チキンを乗せて完成!
人参やミックス・ベジタブルを入れてもいいかも。一味唐辛子はもちろんチリパウダーでもOK。というか、そっちのほうが本式。辛いのが好きな方は量を増やしてください。