スクール・オブ・ロック(試写会)
よみうりホールにて
出演:ジャック・ブラック
監督:リチャード・リンクレイター
売れない、さえないロッカーの男がバンドをクビになり元同じバンド仲間で現在教師の友人の家に居候。家賃も払えず追い出されそうになっていた。
たまたま留守中に家の電話に出たところ、ケガをして動けない教師の代理の仕事の話があり、自分がロッカーだということを内緒であっさりひきうけてしまう。
そこは厳しい名門小学校。勉強は教えられないかわりに生徒にロックを教え込んでバンドコンテストに出場。いずれ自分の素性がバレてしまうが、コンテストは大成功をおさめ、子供の才能もロッカーの男も認められるというハッピーエンドの映画。
まあそこそこ楽しめるかも。
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
ヴァージンシネマズ六本木にて。
やっと完結。
長すぎ。
結局3話とも見てしまった。
フロドとあの太ったサムは村に無事に戻ってきたんだけど、
あんなに過酷な闘いを重ねてキズだらけで戻ってきたのに
直後はキズひとつないキレイな顔になっていた。
そんなのありえるわけないだろー。
あの指輪は災いをもたらすものだというのはわかったんだけど、
だからなんだったんだろう。
フロドはあの指輪を民家から最初盗んだんだっけ?
忘れたまま3話目に突入してしまったのでいまだにわかりません。
(理由:ほとんど寝ていたため)
最後の並んだ3人は体が小さくて小人みたいだったけど、
あれは周りのセットをワザと大きくして人物を小さくみせる特殊効果なんだそうだ。
ロスト・イン・トランスレーション
渋谷シネマライズにて
出演:ビル・マーレイ スカーレット・ヨハンソン マシュー南
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
朝イチなのに超行列。満員。
やっぱ話題になっただけある。でも単館上映。
監督はフランシス・F・コッポラの娘でソフィア・コッポラ(1971年生)
彼女はこの作品でアカデミー脚本賞を受賞。
小さい頃から父に連れられて日本に何度も来ているらしく、
普通では撮影が不可能と思われるパークハイアット東京が舞台の中心となり、
ロケ地はすべて日本で行われている。
写真家という一面もある人なので、1カットそれぞれきちんとこだわってさまになっているのがわかります。
ハリウッドスターの男はウイスキーのCM撮影で来日。写真家の妻の女は旦那の付き添いで来日。お互い慣れない土地で孤独を感じていて、たまたま2人が泊まっているパークハイアットで意気投合して滞在中に付き合い始める。
2人が訪れるスポットは、渋谷、新宿、代官山のカラオケ店やしゃぶしゃぶ店。
特に大事件が起きたり、どんでん返しがあるというわけでもなく、淡々と話は進むが、
2人の絶妙なやりとりの間に注目。
タランティーノのようないかにも日本大好き、外国人から見た勘違い日本を見せられる
のではなく、センスのいい日本人が作った日本好きの外国人向けの映画という感じ。
あと、フジテレビの資本が入っているのにマシュー南が出てきたのには驚き。
テレ朝が資本だったらありえないと思う。
フジテレビって器でかいんだなーと思いました。
エンディング曲は、はっぴいえんど「風をあつめて」
おすすめ。