1993年のタイ旅行

先日、家の中から発掘された旅メモより。1993年3月10日と11日のメモしか残っていなかったけどタイ旅行。
http://d.hatena.ne.jp/tuktukcafe06/19930310
上のメモは、バンコクカオサン通りの屋台で食べた串焼きですね。
バンコクからの旅先を迷っていますが、結局、空路でマレーシアのクアラルンプールまで行き、トランプ賭博にひっかかり、傷心のまま鉄道でシンガポールへ南下。シンガポールから空路でバンコクに戻り、帰国しました。

1987年のインド・ネパール旅メモ

今年初の更新なのに、25年も前の日記を書きました、というお知らせです。
1987年、インド・ネパールに旅行したときに付けていた手書きのメモ帳が見つかり、ひまなときに(たいていいつもひまですが)、それをこのblogに書き写していました。31日間の旅の間、1日につき1ページ、なぜか青のペンで記しています。
食べたものや宿の値段など、ほんとにたいしたことのないメモです。洞察がないかわりに、気負いと偏見はたくさんあります。いまになってみるとこのメモから思い出すことや、「それは違うよ」なんて過去の自分に思うこともありますが、直さず、膨らませず、できるだけそのままにしています。
ちなみに、31日目、飛行機に乗る前に感じた右耳の痛みは、機内でさらに増し、日本に到着後、その日のうちに病院に行き、鼓膜が破けていたことが判明。すぐに手術(15分ぐらいで無事終わった)となりました。あのときは焦った!
http://d.hatena.ne.jp/tuktukcafe06/19870913

トークイベント「アルバムの力」

12月5日。
御徒町の「3331」で開かれたトークイベント「アルバムの力」に行ってきました。雑誌「Re:S」編集長の藤本智士さん、写真家の浅田政志さん、ミュージシャンの早瀬直久さん(ベベチオ)が出演。被災した写真の洗浄というのが後半のテーマでした。
http://goo.gl/YQBl3
震災後、何かできることがないかと模索していた編集者の藤本さん、写真家の浅田さん。
「テレビに映った映像で、瓦礫となってしまった家に戻ってきた被災者が、何よりもまずアルバムを探している姿を見て衝撃を受けた」(藤本)。
浅田さんは4月に岩手県野田村で写真洗浄をしていた若者に出会い、翌日から自分も参加する。
「自分も写真に関わってるので、その青年と話したくなった。彼はたまたま拾ったアルバムが知り合いのものだったので届けたらすごく喜んでもらえて、それから落ちてるアルバムを探して、自衛隊が見つけたアルバムも受け取り、ひとりで洗い始めたんです。僕も次の日からそこで洗浄に加わった」(浅田)
藤本さんと浅田さんのふたりがタッグを組み、この被災地の状況を伝えるために「アルバム・エキスポ・ニッポン」というプロジェクトを始める。
7月、最初に訪れた宮城県石巻。避難所をまわって子どもたちにチェキを渡すと、写真がすぐ出てくるのが楽しくてみんなたくさん撮ってくれた。小学生のひとりが「これがちゃんとアルバムになってればうれしいのに」と、自分で画用紙に撮った写真を貼り始めた。「古いアルバムを洗浄して写真を救うぞ」という気持ちで行ったのに、いきなり「未来のアルバム」に出会った。
次に訪れたのが、浅田さんが写真洗浄を知るきっかけになった野田村。4月は冷たい建物の外で写真洗浄が行われていたが、町の図書館が写真保管室に変わっていた。
写真洗浄は写真を持ち主に返すことがゴール。ここでは洗い終わった写真を、ポケットアルバムに入れて、壁に貼るという展示をした。野田村はコミュニティが小さいので探しやすい。
気仙沼では、体育館にブルーシートを敷いてその上に陳列していた。
銀塩写真は表面がゼラチンでできていて、これはバクテリアの大好物。早く洗ってバクテリアを除去しなければ浸食されて写真が消えてしまう。しかし、一枚一枚洗っていくのに人手が足りない。
宮城県名取市閖上(ゆりあげ)で写真洗浄を始めたタカイさん。彼は被災写真を県外(のボランティア団体)に送って洗ってもらい、送り返してもらう方法をとった。
岩手県大船渡。この地で写真洗浄を始めたキンノさんは元々、本の修復士。その専門的知識を写真洗浄にいかす。写真のカビはエタノールで取る。アルバムは東芝から提供してもらった冷凍庫で保存する。写真の「集中治療室」。
参加している主婦たちの「ホームセンター使い」なアイデアも取り入れる(例えば、写真の水分を取るために風呂マットを利用する)。
「全部を洗い終わるまではあと2年」。
発見された場所など詳細な「カルテ」を作ること、持ち主がわかったらすぐ電話すること、地域の人たちが利用する公衆浴場に、写真を展示するなどの工夫で、写真が戻る率は他と比べて抜群に高く、約50パーセントにも上がった。
志津川。廃校で写真を公開。ひとつの教室に、ひとつの町のを。
宮城県山元町。福島第一原発の近くで震災直後、情報が途絶えていた町。
ここに来たのが、京大出身で情報社会学会で働くミゾグチくん。彼は情報の整理を考える。洗浄し、ポケットアルバムに写真を入れていくときにナンバリングし、複写し、データ化していく。手間のかかることだけどデータ化によって、「顔認識」で写真を探すことができるようになった。
「こういった現場をまわってアルバムの力を再認識した。この10年間の写真がほとんどないことにショックを受けた。いかにこの10年、みんながプリントしてこなかったのかが露呈した」(藤本)
……というように各地の写真洗浄事情をおふたりのトークで知ることができました。この秋、3331での写真洗浄に僕も参加して、興味を持っていただけに、得ること多いトークイベントでした。

登山道の放射線量測定

東京近郊の登山道の放射線量を測定するプロジェクトに参加させてもらいました。主催は、「親子山教室」さん。→http://oyakoyama.com/
測定はすでに三回目で(僕は今回が初参加)、この日のルートは、小仏峠から景信山、陣馬山へ縦走し、和田峠(再び陣馬山山頂)、藤野へ下りるというもの。これまでの二回で高尾山から小仏峠まで測定されていたので、これで高尾山から陣馬山へのルートが繋がることになります。
道中、登山者視点で、ちょうど休憩したくなるような水場、ベンチ、山頂、茶屋のあたりで放射線量を測定しました。測定方法は地上5?と50?でそれぞれ8回ずつ(20秒ごとに機器の数値は更新されていきます)計り、最初の2回の数値は切り捨て、残り6回の数値のうち、最小と最大のものを除いて残り4回の数値の平均を採用するというものでした。RADEX 1503というガイガーカウンターを使用。
測定結果は、「親子山教室」のサイトでどうぞ。
http://bit.ly/qtyngV

9.11 新宿 原発やめろデモ!!!!!!

9月11日は、新宿に「原発やめろデモ!!!!!!」に行ってきました。
へこむようなこともあるけど、これからも行きます。いとうせいこうさんの演説、最高でした。
下は、同日、湘南であったデモの模様。笑顔があふれています!

LIVE FOR SOMA CITY

僕らはピンポイントで相馬を支援する
ヒートウェイヴが、パリのラグジュアリーブランドChloe、アクセサリーブランド、knife *acoustic groove*と組んだ被災地支援プロジェクト「MY LIFE IS MY MESSAGE.」を立ち上げ、活動している。ロックバンドと、ファッション、アクセサリーブランドとの異色のタッグ。だが、その理念は非常にシンプルだ。「ピンポイントで、フレキシブルに」。彼らは、東日本大震災地震津波によって大きな被害を受けた福島県相馬市を支援している。
4月、現地相馬のニーズを訊き、まずはガイガーカウンターを、次に60台のラジカセを贈った。6月に東京渋谷でヒートウェイヴのライヴを行ない、そこで販売したプロジェクトのオリジナルグッズの売り上げすべてを相馬への支援金とした。仮設住宅で暮らす人たちに楽しんでもらうために、7月には相馬市で「美空ひばりフィルムコンサート」を開催し(炊き出しも提供)、そこでラジカセ100台と、ガイガーカウンター2台を贈呈した。
6月のヒートウェイヴ、渋谷ライヴの音源は、ライヴアルバム『LIVE FOR SOMA CITY』というタイトルで9月20日にリリースされ、アルバム1枚の売り上げにつき、500円が相馬への支援金となる。
「雨の後、路は輝き」で始まり、震災後に書かれた新曲「Alone Together」を初披露し、“東北から新しい風が吹いてくる”と歌った「新しい風」まで、11曲を収録。
このライヴを山口洋はこう語っている。〈あの日、僕らにはこういうコンセンサスがあった。「力を抜いて、スポンテニアスな演奏をすることによって、ミラクルを起こそう。それは他人同士が信じ合わなければ出来ないことだから」ってね。ところがどっこい。一曲目の池畑さんのフィルが鳴った瞬間、全員が戦闘態勢に入った。あはは、だから好きなんだよ、このバンド。全員が魂から全力で音を出していた。演奏は荒かったけど、そんなこと何の問題でもなかった。〉
9月20日には渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて、ライヴイベント「MY LIFE IS MY MESSAGE. Vol.3」が開催される。ヒートウェイヴの他、スペシャルゲストとして矢井田瞳おおはた雄一も出演。矢井田瞳は、このプロジェクトに賛同し、「MY LIFE IS MY MESSAGE.」オリジナルグッズであるアロマキャンドルをプロデュースしている(こちらも売り上げ全額が支援金となっている)。
「MY LIFE IS MY MESSAGE.」のドキュメント写真(渋谷、相馬)や、山口洋ら同プロジェクトのプロデューサー3人の座談会が収録された写真集も、9月20日、渋谷のイベント会場で来場者に配布される。
また、「MY LIFE IS MY MESSAGE.」オリジナルグッズは、イベント会場の他、東京・代官山のknife *acoustic groove*、セレクトショップURBAN RESEARCH各店、鹿児島のCIRCUSでも特設コーナーで展開されており、どの店舗で購入しても、売り上げ全額が相馬への支援金となる。
Chloe red presents
"MY LIFE IS MY MESSAGE" Vol.3
2011年9月20日(火) 渋谷・DUO Music Exchange
出演=HEATWAVE
スペシャルゲスト=矢井田瞳おおはた雄一

開場18:00 / 開演19:00
チケット料金=前売¥5,000 / 当日¥5,500 税込・ドリンク代別途¥500
チケット販売=よりチケットぴあ、ローソンチケット、SOGO TOKYO WEB SITE、イープラスで発売中
問=SOGO TOKYO 03-3405-9999
MY LIFE IS MY MESSAGE の OFFICIAL GOODS を会場にて発売します。
今回の公演におけるグッズ販売の収益は、東日本大震災の被災者・被災地の支援に役立てます。
HEATWAVE/LIVE FOR SOMA CITY
税込み価格¥3,500  ※このアルバム1枚につき500円が、「MY LIFE IS MY MESSAGE.」を通じ、福島県相馬市の復興の為に役立てられます。
2011年6月14日、渋谷・DUO Music Exchangeで行われたヒートウェイヴのライヴを収録した10曲入りCD。
収録曲 雨の後、路は輝く/PREYER ON THE HILL/I HAVE NO TIME/STILL BURNING/それでも世界は美しい/フールとクール/Starlight/Alone Together/荒野の風/ボヘミアン ブルー/新しい風
MY LIFE IS MY MESSAGE.特設サイト
http://mylifeismymessage.info/