ハロプロ楽曲大賞'23

第22回ハロプロ楽曲大賞'23

に例年同様に投票しまして新宿ロフトプラスワンで12月30日に行われた結果発表イベントもたっぷり満喫しました。せっかくなので自分の投票結果とコメントをいつものようにここに貼り付けておきます。

 

1位 間違いじゃない 泣いたりしない / つばきファクトリー :5pts.
これは2023年随一の楽曲。すべてがいい

www.youtube.com


2位 プライド・ブライト / Juice=Juice :2pts.
Juiceの未来。Every Little Thingの「Feel My Heart」にも聞こえる
3位 アイノケダモノ / アンジュルム :1.5pts.
平田祥一郎大先生が編曲のみならず作曲も手掛けた血沸き肉踊るジャングルトラック
4位 求めよ…運命の旅人算 / BEYOOOOONDS :1pts.
旅人算など知らなかった。しおりんのホイッスルボイスに尽きる
5位 Lonely Bus / 宮本佳林 :0.5pts.
かなともは黄色い線の内側で電車通勤、佳林ちゃんは深夜バスで傷心旅行

 

MV部門

1位 間違いじゃない 泣いたりしない / つばきファクトリー :3.5pts.
僕は福田真琳ちゃん!
2位 プライド・ブライト / Juice=Juice :1.5pts.
終盤りさちのセルフ顎クイ
3位 アイノケダモノ / アンジュルム :1pts.
猛々しい中に意外と笑顔

 

YouTube部門

1位 びよのびWEBラジオ【西田汐里】6月7日配信 | BEYOOOOONDS | 西田汐里 :2pts.
20歳の誕生日を記念した掛け替えない1人しゃべりタイム
2位 ひとり旅Vlog【平井美葉】 | BEYOOOOONDS | 平井美葉 :2pts.
ほかにやってる人いない気がする現役ハロメンVlog。在野でも人気Vloggerになれそう。後日配信のPart2「鎌倉~江ノ島編」もあわせて。また続編出してほしい。平井さんは大人。
3位 【ハロ!ステ#497】つばきファクトリー 「初恋サンライズ」「 妄想だけならフリーダム」ハロプロ研修生「やっちゃえ!GO!GO!」 ハロー!キッチン 石田亜佑美 MC:小野瑞歩&岡村美波 | ハロ!ステ | - :2pts.
25周年ライブの瞬間最大風速的にものすごいつばきファクトリーを体感できる
4位 一岡伶奈のツッコミ練習生配信! | BEYOOOOONDS | 一岡伶奈 :2pts.
いっちゃんが万物にツッコミを入れる最高に楽しい生配信。ついチャットに参加してしまった。
5位 つばきファクトリー山岸理子写真集「GR」鑑賞会 with 谷本安美 | つばきファクトリー | 山岸理子、谷本安美 :2pts.
りこりこは写真集のPRになるし、ファンは見たいものが見れてうれしいし、谷本さんも自身のブログで「他のグループの方の写真集出た時もぜひ呼んでくださると光栄です!」とウキウキだしと全員に得しかない。

 

推しメン部門

西田汐里 / BEYOOOOONDS
20歳。バースデーイベントでのとびっきりのプリンセス感とスマイル、ありがたい写真集「ハタチノシオリ」発売、「求めよ…運命の旅人算」のホイッスルボイス、舞台「ビヨスパイ」涙の芝居とアクションでの裏拳、「BEYOOOOONDSのラジオクエスト」での楽しいトーク。かわいい、歌うまい、ダンスは弾ける。

KANさんとおわりある人生

KANさんは僕が両親の次くらいに影響された人で、まず西暦から物事を話し始めたり、その話が回りくどくなったりするのは1991年頃からSTVラジオアタックヤング」や、気がつきゃ放送1000回を目前にしていた同じSTVラジオの「KANのロックボンソワ」でトークを浴び続けてきたからにほかなりません。1990年代後半にはファンクラブ「北青山イメージ開発」にも入っていました。結果的にラストとなってしまったバンドライブツアー「25歳」もKT Zepp Yokohamaに見に行ったし、2020年発売のアーティストブック「KAN in the BOOK」も2022年発売の歌詞集「きむらの和歌詞」も購入したし、「ロックボンソワ」は最近も断続的に聴いてはいるしで、熱狂的とは言えないもののそれなりに現役ファンでした。個人的な思い出や思い入れ、いっぱいあります。

なので、先週金曜の午前中に訃報を目にしてからというもの思考停止していましたし、ふつう身内の葬式があればその手続きなどの忙しさにかまけて悲しみも和らぐものですが、芸能人が亡くなったからといって特にミッションを負うわけでもないので、ただただよるべなく途方に暮れる、というやりきれない週末を過ごしていました。このとりとめのない文章を書いているのは、1997年に僕がホームページ「土踏まず」をJustNetで始めたときにKANさんのアルバム全曲レビューを書いてアップしていた名残りという意識に由来するものでもあります。そのホームページは現存していませんが、ネットの海に深く潜伏すればひょっとすると遺跡が残っているのかも。

SNSを漁っていろんな著名人やファンの方たちの追悼に片っ端から目を通すと、ミュージシャンをはじめ、とにかく多くの方々から見たKANさん像が綴られていて芸能生活35年のすごみを感じます。ラジオでも、葬儀のあとに収録したという根本要さんと馬場俊英さんのFM COCOLO「Wabi-Sabi レディオ・ショー」は、KANさんのレギュラー番組だったこともあり必聴でしたし来週からも聞きます。「ロックボンソワ」はKANさんと同じ事務所のハロー!プロジェクトメンバーやOGが今のところ代役を務めており、僕はハロプロも生きる糧なので、KANさんのラジオが聞けないことほど悲しいことはないですが、KANさんの代わりとしてはこれ以上ないみんなに担ってもらってます。

あとはひとカラに行ってKANさんの楽曲を何曲か歌うということをしていました。「50年後も」は「明日の朝もしも僕が死んでいたら君はどうする」なんて、収録アルバム「KREMLINMAN」リリースの1999年当時からとんでもない歌い出しだと思ってましたし、さすがにこんなことになってはカラオケとはいえ途中からせつなすぎて歌えなかったです。1992年のベストアルバムのタイトル曲「めずらしい人生」も歌ってみて、お父様を亡くされたときのことが描写されていたり、楽曲の終盤に「おわりある人生」とあったり、とここにも死を意識した歌詞が登場するなと痛感させられました。「おわりある人生 一番大切な事は 愛する人に愛されてるかどうかということだ」。もともと印象的な一節でしたが、またここに来て、歌詞の意味が違って聞こえてくるとは思わなかったです。

「Juice=Juice楽曲大賞2013-2023」に投票しました

「Juice=Juice楽曲大賞2013-2023」に投票したのでその投票内容を置いておきます。

Juice=Juice楽曲大賞2013-2023

これは年末恒例の「ハロプロ楽曲大賞」のスピンオフ企画。ハロー!プロジェクトのJuice=Juiceというグループが今年2023年で活動10周年なんですね。なので年末も年始も関係なくこの時期に「Juice=Juice楽曲大賞2013-2023」。たくさんの名曲があるので選ぶのも一苦労です。2023年5月13日(土)深夜に結果発表が行われます。結果などどうでもいいことです。

 

【楽曲部門】

1位 CHOICE & CHANCE 3.0ポイント
れいれいのボイパ投入、ラストのハイトーンの段原さんからタコちゃんへの継承といった変化で魅力が更新され続けている。
2位 Borderline 2.5ポイント
平田祥一郎大先生のアレンジがとにかくめちゃくちゃカッコいい。いつ聞いてもお得感がある。
3位 禁断少女 2.0ポイント
メンバーチェンジなどでグループの編成が変わるたび、後半のソロつなぎが誰になるのかとても興味深い。
4位 イジワルしないで 抱きしめてよ 1.5ポイント
独特な雰囲気がある。それが集約されてるのがローズクオーツ。
5位 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? 1.0ポイント
天に授かった曲。入ってなきゃおかしい。

 

そのほか「私が言う前に抱きしめなきゃね」「ロマンスの途中」「Fiesta! Fiesta!」「Vivid Midnight」「好きって言ってよ」「生まれたてのBaby Love」「愛のダイビング」「Magic of Love (J=J 2015 Ver.)」「TOKYOグライダー」「銀色のテレパシー」「Mon Amour」「ノクチルカ」「雨の中の口笛」「プラトニック・プラネット (Ultimate Juice Ver.)」などの曲が好きです。まだまだいい曲はあるので、もうどうとでもしてください。

 

【MV部門】

1位 プラスティック・ラブ 3.0ポイント

www.youtube.com夜と雨と見慣れた都市とノスタルジー。どんよりしててクセになる。

2位 DOWN TOWN 2.0ポイント

youtu.be衣装がカッコいい。このれいれいは好きだろう。

3位 黄色い線の内側で並んでお待ちください / 金澤朋子 1.0ポイント

youtu.be

暮らしに寄り添う金澤朋子

 

【推しメン部門】

井上玲音

これは投票コメントには書いてないことですが、こないだ春ツアーを座間で見たら、ほとんどれいれいが歌ってた(気がする)。スーパー中心メンバーになってる。

ハロプロ楽曲大賞'22選考過程メモ

tvhumazu.hatenablog.com

第21回ハロプロ楽曲大賞'22に投票しまして、その選考ってほど大げさなものじゃないですが、いろいろメモってあったのでせっかくなので形を整えて載せておきます。

まずモーニング娘。'22。というか名義は'21時代の「Teenage Solution」、自分のベスト5には入らなかったけどつんく♂さん発の普通に全然いい曲だと思う。すんなり聞ける。あと「ひなフェス」で初めて聞いた「Chu Chu Chu 僕らの未来」は切り傷のような笛の音が妙に刺さります。

アンジュルム。「愛・魔性 / ハデにやっちゃいな! / 愛すべきべき Human Life」のトリプルA面シングル、どれも同じくらい上位。迷いすぎてベスト5に選べなかった。「ハデにやっちゃいな!」は、ハデにやっちゃいな!と言うわりには、アレンジに使われている音の数がだいぶ絞られていてハデな装飾がなく、ストイックとさえ思う。ストリングスなのかよくわからないキリキリした音が鳴ってるのが「THEマンパワー!!!」に通じる。ラスト付近にあえてリズムを崩して音もダンスも全部モゴモゴするのは変態。

10月リリースの「悔しいわ」はもう少し好きになる機会があればよかったです。アンジュルムの武道館ライブは2回とも行けたけど申し込んだホールツアー10公演全部落選して悔しいわ! 「Piece of Peace ~しあわせのパズル~」はタケちゃんのフェイクがレコーディング映像ですごいです。

Juice=Juice。「プラスティック・ラブ / Familia / Future Smile」のトリプルA面は「プラスティック・ラブ」のカバーが物悲しくて好き。11月発売の「全部賭けてGO! / イニミニマニモ~恋のライバル宣言~」も、好きになる時間が足りなかった。「イニミニマニモ」はアップアップガールズ(2)の出囃子すぎると思うんですがどうでしょう。アルバム「terzo」は本当にいい曲揃い。ラテン歌謡曲「Mon Amour」(植村あかり稲場愛香段原瑠々井上玲音)が一番よいのではないか。若手組による「雨の中の口笛」もかわいさ静けさが独特。「ノクチルカ」は東京女子流

つばきファクトリーはしいて挙げると「アドレナリン・ダメ」だけど、ちょっと惜しかった。魅力的な新メンバー……とも言えない時期になってきた4人の2023年の動向が引き続き楽しみです。

BEYOOOOONDS。「英雄 ~笑って! ショパン先輩~」は感動的。「Hey! ビヨンダ」はニュー・ジャック・スウィング。ヒャダインによる「虎視タンタ・ターン」もひなフェスで初めて見てしおりんやゆはの歌に驚きました。ライブを立って見られないなどの制約の多さを逆手に取ってカスタネットを持ち込ませた「涙のカスタネット」、感動的な「オンリーロンリー」、CHICA#TETSUのやっぱりかわいい「待ち合わせはJR梅田駅で」、どこか℃-uteの「夢幻クライマックス」っぽい雨ノ森 川海「循環」。2ndアルバムは名曲続々。SeasoningS加入以来、ここまで一切メンバーチェンジがなくやってきたBEYOOOOONDSの軌跡は尊い

OCHA NORMAはデビュー曲「恋のクラウチングスタート」がドラマの主題歌にもなり強烈でした。「お祭りデビューだぜ!」はフェスでよく聞いた。あと「素肌は熱帯夜」かも。

ハロプロ現役以外にも宮本佳林ちゃん、小片リサさんといったM-lineメンバーが精力的に活動してて、2人ともフルアルバムも出ていて曲を選びきれません! 優柔不断!

優柔不断といえば佳林ちゃんの「優柔不断だね、Guilty」はフルコーラスじゃない段階で音源リリース前に曲の全貌や歌詞でなんて歌ってるか気になって繰り返し見た。「恋は妄想 切望する」の部分、「絶望する」って歌ってるかもと思ったけど違いました。舞台を見に行っておらず申し訳ないけどその舞台の主題歌「ハウリング」は耳に残る。「なんてったってI Love You」もかなり明るい。

小片リサさんの1stEPは「どっち」「Kitty」がかなり好き。「じらして愛して」もよく、もう少し聞き込みたい。小片さんはカバーもあって「真夜中のドア ~stay with me」「雨音はショパンの調べ」「愛が止まらない ~Turn it Into Love~ with 譜久村聖」「ルビーの指環」がいい。2022年の後半、月2回は小片さん現場に行った。遠くのアンジュルムより近くの小片さんということになりました。

 

第21回ハロプロ楽曲大賞'22に投票しました

 

第21回ハロプロ楽曲大賞'22に投票しました。

楽曲部門

1位     英雄 ~笑って! ショパン先輩~ / BEYOOOOONDS

5.0 「生まれた誰もが初めての人生 それぞれの練習曲(エチュード) ビシッと奏でればいい」。この落ちサビの普遍的でちょっとおどけたメッセージ。平井さんと前田さんの凛々しい歌唱。もちろん、ほのぴのピアノも優雅で強い。MVに泣かされ、MVを初めて見たメンバーのリアクションにまたもらい泣きし、カラオケで自分が歌うだけでも曲がよすぎて泣けてしまう。一体ショパン先輩とはなんなのか。すごい曲。

2位     Hey! ビヨンダ / BEYOOOOONDS

2.0 秋ツアー「天高く、ビヨ燃ゆる秋」初日座間公演の1曲目。予備知識ゼロでいきなりこのアルバム新曲を食らった衝撃ったらないです。ニュー・ジャック・スウィング、ボビー・ブラウン、Every Little Step。GAFAMも2022年は微妙だった。いや何も知らなくてすみません。アレンジは我らが平田祥一郎先生でありがとうございました。

3位     待ち合わせはJR梅田駅で / CHICA#TETSU

1.5 日常的に麻痺しててありがたさに気づいていないけど、改めて聴いたらめちゃくちゃかわいい。なにしろしおりん成分が濃い。サビ冒頭「まっちあわせは」の心弾む感じと歯切れのよさ。児玉雨子さんの山っ気を出してる歌詞もいい。

4位     Mon Amour / Juice=Juice [植村あかり稲場愛香段原瑠々井上玲音]

1.0 まなかん武道館卒コンで年長組4人が歌ったバージョンが至高という思い出はありながら、その後の3人版でもれいれいが落ちサビあたりから無双しててやっぱりカッコいい。湿り気があってクセになる歌謡曲

5位     Kitty / 小片リサ

0.5 「M-line Music#67」の小片さん本人によるダンス解説動画で急上昇。サイリウムは胸元までとはいえ着席でもステージと一緒に振り付けできると楽しいです。2022年はM-lineメンバーが充実してて、小片さんも宮本佳林ちゃんも精力的に歌って踊ってくれてありがたかった。

ハロプロ楽曲カバー部門

1位     もしも… / 稲場愛香 (Juice=Juice)

3.0 まなかんの卒コンが非常によかった。個人的なことですが、ハロプロのライブに長く通いながらキンブレ持ったことなかったんです。かさばるのかなと思って。でも、さすがにまなかんの卒コンはピンクだろうと思って初めてキンブレを入手して会場で見よう見まねで振ってみた。そしたら爽快、超気持ちいい。以来すっかり手放せまなかん。

2位     ソラシド ~ねえねえ~ / 伊勢鈴蘭×西田汐里

2.0 ハロメンのタッグでのカバーはどれもこれも組み合わせや選曲が興味深くてキリがないので、もう投票もお好みと思いつきです。れらたんとしおりん、中堅に差し掛かりつつある2人の総合力。

3位     低温火傷 (Acoustic Ver.) / 小片リサ×河西結心

1.0 新旧つばき歌唱メン。歌がよすぎる。この組み合わせでのこの曲は「M-line Music#68」でダイジェストで流れていて、先輩後輩関係なくバチバチにやっていて必見です。

MV部門

1位     プラスティック・ラブ / Juice=Juice

3.0 江端さん歌い出し、タコ経由、入江さんにつながるこのリリース時点での超絶フレッシュな歌割りとか、夜更けの高速で眠りにつきそうなまなかんとか、おしゃれとか大人っぽいとか諸々ありますが、とにかく、とてつもなく寂しい気持ちに襲われる。薄曇りどころか雨模様。4:3、公衆電話、iPod Classic、有線イヤホン。そもそも「プラスティック・ラブ」のカバー。ちょっとノスタルジーが過ぎるのかもしれない。見慣れたローソンが出てくるけど、ディファ有明もすでに存在していない。

2位     英雄 ~笑って! ショパン先輩~ / BEYOOOOONDS

2.0 みんなの目の輝き。屈託ない表情。真摯な落ちサビからの祝祭感。紙吹雪も効いてる。何度見ても感動的です。

3位     恋のクラウチングスタート / OCHA NORMA

1.0 デビューまでの道のりを描くダイジェストはずるい!

YouTube部門

1位     BEYOOOOONDS《MV鑑賞会》英雄~笑って!ショパン先輩~

4.0 YouTube部門エントリー914個から選ぶの拷問では? それはともかくショパン先輩のMV鑑賞会は涙腺崩壊。この映像を見たどこかの知らない人が「誰か卒業するのでは?」なんて邪推していたけど、リリースから9ヶ月経った今でも幸いそんなことはなかった。MVや楽曲、メンバー間の信頼関係などがあまりにも感動的ということでしかないと思う。

2位     【M-line Music#67】「友達は友達なんだ!」「浮気なハニーパイ」LIVE/小片リサ「Kitty」ダンス解説/ツアー日記(夏焼雅宮本佳林佐藤優樹)/ MC 夏焼雅・田﨑あさひ

3.0 小片リサさん本人直伝の「Kitty」ダンス解説を何度も繰り返して見ました。小片先生の正確なダンス、丁寧な指導。それまで漫然と聞いていた歌詞が、ダンスと紐づくことによって格段に解像度を上げる。そして小片さんが指導中、照れなのかそもそも歌う必要がないからか、適当に音程をずらしながら話しかけるように歌っているのがたまらないです。

3位     びよのびWEBラジオ【西田汐里】7月17日配信

1.5 京都府出身のしおりんが家でセルフ撮影してる動画。「普段は標準語だけど、家では関西弁で話している」ということで、ここでも関西弁でずっと話している。なにわのキャンディボイス。この動画内で本人も言ってるけどFM大阪のレギュラー番組でも関西弁にチャレンジしている。声がかわいすぎるのでもうなんでもいい。

4位     【ハロ!ステ#447】Hello! Project 2022 Autumn アンジュルム「悔しいわ」Juice=Juice「Mon Amour」!ハロー!キッチン&歌詞発表会 MC:入江里咲&小林萌花

1.0 Juice=Juice年長組の「Mon Amour」不足を解消してくれるありがたいライブ動画。卒業しちゃってまなかんはいないけど、あーりー、段原さん、れいれいの3人が歌と顔で見せてくれる。

5位     <ミラクルスリー>つばきファクトリー 小野瑞歩/秋山眞緒/福田真琳 奇跡を起こせ!!フリスビーチャレンジ

0.5 小片さん在籍時にもやっていたつばきチャレンジ企画の新たな光明。新メン福田さんを交えて単純に楽しいです。

推しメン部門

 西田汐里

「オールタイム推しメン」というレギュレーションの呪縛に毎年この時期とらわれる。今この瞬間を永遠とするならば、今思った推しメンこそがオールタイム推しメンなのだ。そういうことにしましょう。梨華ちゃんなっきぃ、かみこ、れらぴを経て、オールタイム推しメンはしおりんになってしまった。

「第20回ハロプロ楽曲大賞'21」に投票します

第20回ハロプロ楽曲大賞'21

楽曲部門

1位  涙のヒロイン降板劇 / つばきファクトリー 4.5pt

世の中に存在するすべての楽曲のイントロはこれでいいのではと思わせるギターのカッティングと4つ打ち。そこから続くおシャンな空気感にいつでも導かれてしまうのは、ビジュ爆発MVによるイメージの植え付けも大きいです。Aメロ歌唱のワルぶりと、あえてファルセットでライブハウス武道館を踊らせようというサビの仕掛けは「アプカミ」の河西結心さんボーカルレコーディング映像で披露された山尾Dディレクションによって知り得るもの。その武道館アンコール1曲目でディーヴァきしもんの圧倒的フェイクに平伏すると同時に、おみずもこの曲で存在感を発揮しているんだなというのが現場での気づきでした。4人全員最高でおなじみ新メンバーと既存メンバー8人の共存共栄、および見る側が勝手に感じてしまう対比、ふわっとした不安定感。すべてひっくるめてつばきのイメージを豊かなものとし、新鮮な視点をもたらしてくれたカッコいい楽曲です。

2位   DOWN TOWN / Juice=Juice 2.5pt

山下達郎が言っている音楽的なことはたぶん一番正しいので、「サンデーソングブック」でこの曲のことを言っていた「スウェーデンで作ったトラックなのでいい感じ」みたいな言葉を真に受けます。北欧の風を浴びながらきっとどこかにある遥かなユートピアことDOWN TOWNへと爽快に繰り出せます。横浜アリーナでの金澤朋子ファイナルに山下達郎竹内まりや連名の花とサンドウィッチマンからの花が届いて並んでいたのは、音楽とお笑い2大ジャンルの現代最高峰のプレイヤーからの金澤朋子さんならびにJuice=Juice一同への究極の誉れだと思いました。

3位  二年前の横浜駅西口 / CHICA#TETSU 1.5pt

僕がこの曲を好きだというよりも、みんなこういう雰囲気の曲がきっと好きなんだろうな、ライムスター宇多丸さんも好きって言ってるしな、と思いながら結局耳心地がいいのでよく聴いてしまう曲。この懐かしさとせつなさはなんなのか。最近ランドマークホールやKT Zepp Yokohamaなどハロプロ系イベントで横浜方面に行くことがなにかと多いため、空気感としてもこの曲と共にあった年と言える。

4位  泳げないMermaid / アンジュルム 1.0pt

平田祥一郎先生さすがのアレンジ。作曲者・星部ショウさんによるYouTubeでの徹底解説が手引きで、カラオケで歌って気持ちいい曲だといいます。ユーザーフレンドリーですね。大サビのリーダー竹内朱莉さんと上國料萌衣さん揃い踏みの説得力は令和の恋レボ。背中合わせのタケちゃんとかみこ。あと間奏で佐々木莉佳子さんに全身をヨイショとストレッチ運動のようにかつがれて脚を上げているのは松本わかなさんだ、なるほど体が軽いからねとMVを見てずっと思いこんでいたら、別のスタジオライブの映像で確認したら伊勢鈴蘭さんで、元々そうだったので超ビックリしました。

5位  Now Now Ningen / BEYOOOOONDS 0.5pt

このご時世だからこその歌詞で、このご時世だからこそ「大丈夫 がんばろうね」というシンプルな励ましメッセージがダイレクトに胸に響いてきます。BEYOOOOONDSは「こんなハズジャナカッター!」とかでもふざけ倒してるはずなのに「道なき道を進むアイドルライフ マイライフ」というアイドル宣言が、メンバー本人の実像が反映されているメタもメタなぶん、誰かが書いた歌詞を歌っているというよりBEYOOOOONDSとしてのメッセージが伝わってきて、じーんと来るものがあります。

 

MV部門

1位  涙のヒロイン降板劇 / つばきファクトリー 3.0pt

「華やかなNextストーリー」の、きしもんからのドーン!

2位  DOWN TOWN / Juice=Juice 2.0pt

「みんなうきうき」の、かなともによるまなかんのネクタイをクイッ!

3位  泳げないMermaid / アンジュルム 1.0pt

「お願い」のパートを歌う、しおんぬからのズームアウト!

 

YouTube部門

1位   【ハロ!ステ#383】Juice=Juice&つばきファクトリー新メンバー発表スペシャル! / 3.0pt

2021年にJuice=Juiceとつばきファクトリーに新加入した素晴らしい新メンバーのみんなに尽きます。

2位  【アプカミ#251】モーニング娘。'21「Teenage Solution」MV撮影メイキング・「涙のヒロイン降板劇」河西REC・「泳げないMermaid」上國料REC MC : 岸本ゆめの 小野瑞歩 / 2.5pt

つばきファクトリー新メンバー・河西結心さんの「涙のヒロイン降板劇」のボーカルレコーディング映像でその歌唱力、対応力にひたすら感嘆しました。3回繰り返して見た。

3位  「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? / 河西結心(つばきファクトリー)歌唱動画 / 河西結心 2.0pt

つばきファクトリー新メンバー・河西結心さんの歌声を鮮烈に伝える名刺代わりの歌唱動画。

4位   笠原桃奈卒業記念企画!! 笠原ヒストリー&事件簿大発表!!【前編】with竹内朱莉上國料萌衣 / 竹内朱莉上國料萌衣笠原桃奈 1.5pt

かっさーのアンジュルムでの活動ヒストリーを、たけちゃん、かみこと振り返る。前後編問わず、3人がしゃべっていることと秘蔵映像がずっと面白いです。

5位  Far away / 小片リサ / 楽曲映像 1.0pt

この曲からの小片リサさん復帰。おめでとうの中にどこか苦みもある味わい深さ。カバーアルバム発売イベントにつばき全員揃ってよかったですね。

 

推しメン部門

伊勢鈴蘭
ファースト写真集発売おめでとうございます。

ハロコンの感想

2021年8月8日(日)15時に開演した中野サンプラザでの「team Sapphire」公演。ハロプロメンバー全体が「team Sapphire」「team Ruby」の2チームにわかれて、全国の会場で昼夜1チームずつやってる。1階29列目のはじっこ、オール着席で目の前に遮るものもなく、おとなしく鑑賞しました。公演時間は1時間35分くらい。全員かわいかった。Twitterでのライブレポの書き方を見失っているので、忘れないうちにさらっと思いつくままに書き付けておきます。全曲全メンバーには触れられない。

いきなり2曲目に飛びます。「upside down girl」を歌ったのはハロプロ研修生7名。2021年夏現在、デビューを目指す8名のハロプロ研修生ユニットには選ばれていない7名のメンバーだけど、たまたまタイミングが合ってないだけで特に引けを取らない。Berryz工房に選ばれなかった℃-uteの立ち位置という見立てがあって期待が持てる。テレ東「ハロドリ」やラジオ日本の研修生ラジオを通しての愛着もある。橋田さんはかわいらしいのもさることながらトークが面白い。石山さんはビジュアル出来上がってる。

3曲目はこぶしファクトリーの「念には念」だけど、歌うのはハロプロ研修生ユニットの8名。デビュー当時のこぶしも8名だったことを誰もが思い出すと思う。石栗さんが常に最高なのは言うに及ばず、最年少の北原さんドスが効いてて、こぶし最年少だったれいれいをなんとなく思い出す。6曲目「表面張力 ~Surface Tension~」もこぶしの曲っぽいけど、これはつばきの曲。極めてカッコイイ曲。クラップが止まらない。7曲目、アンジュルムの「恋はアッチャアッチャ」はちょっとだけ前の曲なのになんだか懐かしい。里吉さんがいいソロパート「踊りたいの」をもらって、きっちりやってた。8曲目「Go Waist」のオリジナルで江口さんが言ってるセリフ担当はアンジュルムのわーちゃん。先輩の佐々木莉佳子さんをねぎらうセリフつきで面白かった。

メドレーの「恋愛ライダー」はBuono!好きの浅倉さんは外せないし、2021年の今Buono!的なユニットをハロプロで作るなら、山崎夢羽さんはまず入ってくると思う。ほかの2人を考えると、すでに同じユニットだけどやっぱり西田汐里さんで、ゆはしおが熱い感じかなーと夢想。「なんちゃって恋愛」は植村あかりさんが美人すぎて、「世界は サマー・パーティー」は羽賀さん脚長すぎ。

「コンプレックスにサヨウナラ!」はミニーズ?。オリメンのかみこ、ちぃ、よこやんの3人がこの公演にいるのに、なぜ別のメンバーで歌うのか?というと理由はハロコンだからだった。川名ケロンヌ、稲場まなかん、西田しおりんの3人はハマってた。「愛はまるで静電気」には℃-uteびいきのりこりこがいてありがたい。続くかみこと野中さんが歌い出した曲は、ものすごく聞き覚えがあるのに、誰のなんというタイトルの曲かまったく忘れてしまい、ただ言語化できない切ないだけの感傷が呼び起こされて、うっ、頭が……と記憶喪失に。サビ終わりに曲のタイトルそのままの歌詞「明日の私は今日より綺麗」が歌われて、この曲のよさをオリジナルで十分に味わいつくせないまま解散してしまったこぶしファクトリーのことを想起し、ですよねー、となる。

ダンス部はなにしろカッコイイ。男前。森戸さんがいつダンス部で見てもちゃんとバッキバキで、イメージ的には全然そんなことないので面白い。稲場さんも見るたびすごい身のこなしをしてると思う。続くダンス部以外での合唱曲「五線譜のたすき」は歌のぶ厚さに聞き惚れる。

ここからは各ユニット曲。「フレフレ・エブリデイ」はさすがのBEYOOOOONDSらしさ全開。つばきのアルバム新曲「愛は今、愛を求めてる」はホール映えする明るい曲でとてもいい印象。Juice=Juice「プラトニック・プラネット」は植村、稲場、工藤の3人でもカッコいい。そしてJuice=Juiceはこの3人がいない「Ruby」公演が、かなとも、段原さん、れいれい、松永さんの4人なので分割されたにしても強すぎると思う。また「プラトニック・プラネット」のバックダンサーが、かみこ、ちぃちゃん、浅倉樹々ちゃんなどで豪華だった。アンジュルム新曲「はっきりしようぜ」を歌うのは、佐々木、上國料、橋迫、川名、松本。5人でも新メンバーが多くてもアンジュルムアンジュルム。単独ライブの見たさがすごい。アンジュルムにハマりすぎている堂島孝平さんのことを思い出す。

この公演はフクちゃん欠席、すでにほかの公演から行われてきたようだけどJuice=Juiceとつばきファクトリーの新メンバーお披露目MC、実はほまたん優勝、などトピックがいろいろある。一番言いたいのは最後の曲「花が咲く 太陽浴びて」が、なんの曲かよくわからなかった。モーニング娘。'18のデジタル配信シングルでした。