もういや!
鶴川ー町田 往復
米国株高の割りに上値が重く、小動きの中ほぼ安値引け
日経平均 18,149.90 (△ 3.60)
日経225先物 18,210 (△20 )
TOPIX 1,781.86 (△ 1.50)
単純平均 472.00 (▼ 0.22)
東証二部指数 4,214.63 (△ 7.33)
日経ジャスダック平均 2,129.12 (△ 9.69)
東証マザーズ指数 926.65 (▼ 3.42)
東証一部
値上がり銘柄数 692銘柄
値下がり銘柄数 874銘柄
変わらず 162銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 107.99% ▼ 4.44%
売買高 17億7805万株(概算)
売買代金 2兆5820億5000万円(概算)
時価総額 569兆8779億円(概算)
為替(15時) 122.49円/米ドル
◆市況概況◆
米国株が堅調となったことやシカゴ市場(CME)の日経平均先物が大幅高
となっていたことから買い先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋
推計、外資系13社ベース)が大幅売り越しと伝えられたことや為替が円高とな
っていることから、寄り付きの買いが一巡した後は積極的な買いも乏しく、上
値の重い展開となりました。米国市場が独立記念日を控えて動き難くなる、と
か手仕舞い売りで安くなるのではないかといった懸念もあり、慎重な見方が多
かったようです。
後場に入っても上値の重い展開は続きました。昼の市場外取引は金額も小さ
く、売り買いの偏りもなかったことから市場への影響はほとんどなく、目先筋
の手仕舞い売りや見切り売りばかりが目立つ方向感のない展開となりました。
慌てて利益を確保するような動きもない代わりに買戻しや押し目買いも慎重で
あり、好業績が期待出来る銘柄も業績が芳しくない銘柄も大きく売られること
も買われることもないような、盛り上がりに欠ける展開でした。
小型銘柄は軟調となるものが多くなりました。日経ジャスダック平均や二部
株指数は堅調となったものの東証マザーズ指数は軟調、小型株指数やTOPI
Xスモールと言った指数も軟調となりました。先物は大引けの大量の売買以外
はまとまった売り買いは少なく、方向感のない展開でした。前場は上下40円、
後場は上下60円と値動きに乏しく目先筋の小掬い商いが中心となっていました。
予想以上に上値の重い展開となりました。日経平均は年初来高値圏にあり、
米国株高と言う買い材料への反応以上の売り圧力があったということなのでし
ょう。参議院議員選挙や利上げ懸念、四半期業績の発表を控え、目先的には米
国市場の休場を控えて株式相場の方向感を読みきれないといったところなので
しょう。業績面から出遅れ感の強い銘柄などはまだ上値余地もあるような気が
するのですが、市場ではそれほど楽観的な見方も多くないということなのでし
ょう。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
原油高から業績上ブレ期待があり石油関連銘柄が堅調
新光商 (8141) 2,625円 ▼110 円 :100株単位
電子部品事業の拡大を背景に需要が増していることから、公募増資と売り出
しをして運転資金に充当すると発表し、一株利益の希薄化と需給悪化を懸念し
た売りが入り大幅安となりました。
ソリスト (9847) 154円 △21 円
ウクライナで現地企業と業務提携し、鉄鋼業界向けに計測機器を売り込むほ
か、デジタル対応の放送機器を販売すると報じられたことから、収益拡大を期
待した買いが入り大幅高となりました。
ジェイコム (2462) 330,000円 ±0円 :1株単位
2008年5月期決算が増益になりそうだと発表したことから、業績の順調な拡
大を素直に好感した買いが入り堅調となりましたが、引け際にはもたついた展
開で終了しました。
ユニー (8270) 1,411円 ▼49 円
本体などが手掛ける総合スーパー事業は利益率の改善で増益となったものの、
呉服専門店のさが美(8201)やサークルKS(3337)など子会社の苦戦が響き、
2007年3―5月期連結業績が減益となったことから、大幅安となりました。
日清食 (2897) 3,780円 ▼200 円 :100株単位
米投資ファンドのスティール・パートナーズが投資する企業に対する、投資
家の見切り売りから、大幅安となりました。
富士ソフト (9749) 2,960円 △115 円 :100株単位
外資系証券が粗利益率の改善を評価し、投資判断を引き上げたことや、値ご
ろ感からの買いが入り堅調となりました。
辛すぎます
公休