なつはきのうで終わりました。
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サマソニにいってきました。
きのう、会場でおめもじしたじょしこうせいさんが「きょういちばんみたいのはDFA1979」などとおっしゃるので、いやきみだってアルバム10年前にでたきりだぜ?そんなもんいつ聴いたんだ?って驚愕しておりましたら、あっさり「Youtubeで」などと返されたりいたしまして、ああそういうもんだよなあ、となんだかふくざつなきぶんになったり。
きょねんの夏まではサマソニあけおしごと場にもどりますと、やけに日焼けしたロックTのこがフラーと店に迷い込んでくるのをみては、さてなんのCD握りしめてくるかしら?などとニヤニヤしながらレジに待機するが常でございました。トットリやしまねにもどっても祭りの余韻がそこにあるのが、たまらなくすきでした。ああこの子のためにもまたがんばっていろんなCD置かなきゃなあ、て確認できる、大事な大事な作業でございました。いまおもえばぼくがサマソニにひっしで通ってたりゆうって、やっぱりCD屋さんをがんばるためだったんだなあ、て。祭りがおわったいま、しみじみかんがえたりしています。すごくさみしいし、すごく恋しい。
ばくはもうお店にはいられないけれども、願わくば。さいしょは「Youtubeみました!」ていってた子が、じっさいにライヴ観たあとお小遣い握りしめてお店に訪れる、そんなかわいらしい光景がこのさきもずっとずっと続いてくれればいいのにな、と。どんな便利な世の中になったとしても、祭りのあとのあのそわそわが、にほんじゅうで起きてくれていればいいのにな、と。すこし暑さの緩んだ夏の空をながめながらぼんやり思っている次第です。

おそらく遅くなりますが、感想はまた後日。

恒例のおしらせ

ほんじつは自宅でオオサカスレを眺めつつ、F5連打&嫉妬に震えているぼくですが、ことしも行くよ。サマソニいくよ。あしただけいくよ。これで12ねんれんぞくだよ。あははきもちわるい。
ことしは人大杉、天気良過ぎでたいへんみたいですが、あしたはどなたかぼくをみかけたら、マンゴかき氷を奢ってくださるといいですね。よろしくおねがいします。
というわけで、ことしも舞洲であいましょう。
ではまたあした。

【速報】上司(負の両想い)がクビになったよ!

ええと。ながくこのにっきをごらんのみなさまがいらっしゃるとして、いらっしゃったとしても果たして覚えておられるだろうか。ぼくが12ねん間(バイトから数えたら14ねん半)勤めあげたCD屋には、それはもう理不尽な上司がおりまして、わたくしその上司になぜか入社当時から退職にいたるまで、疎まれ無視されまくる不遇の日々をすごしておったわけですが、いやもうそれに関してはそういうもんだと思ってたから別段きにはしてなかったんだけど、いってもまあなんでこんなオッサンが俺らのトップにおるのかといささか疑問視はしておったのです。だってそいつ全然しごとしてなかったし。してることといえばひびぼくらに自慢ばなしと憎まれ口たたいて、取引先やぼくらからサンプル巻き上げて着服してたことくらい。
そしたらしごと全然してなかったのがついに監査含め会社の上層部にばれたらしい。
…気づくの遅えよ!つうかかなしいかなその悪行を監査自らが見つけたわけじゃなくて、ぼくの後輩がたまりかねてうまいこと情報操作して監査に密告ったらしいのである。…悪いことはできない、つうかその子そいつからは相当かわいがられてたし、密告られた当の本人は全然気づいてなさそうなのがさらに恐ろしくて、監査に締め上げられて日々しおしおになっていくオッサンを、後輩はニヤニヤ眺めていたという地獄絵図。こええ!後輩ちゃんまじこええ!
ぼくがオッサンに不当な扱いを受けてる、てのは同僚ちゃんたち、さらには本社にも響き渡る公然のじじつだったので、奴を陥れた後輩ちゃんからは、経過報告とともに「ぼくがレコさんの仇をとるからね!」て決意表明などをいただいてたわけですが、や、べつにぼくそんなこと望んでないんだけど!むしろ人様からそんなふうに思われてたことがびっくりする。だってぼく、オッサンがいやでしごと辞めたわけじゃないしなあ。
けっきょく追い詰められるだけ追い詰められ、定年まであと1ねんを残して、上司は会社を去るそうな。なるべきことはなるようになるというか。奴が円満退職できなかったことはほんとうに真っ当だとおもうのだけれど、あいつがもらってた給料の額をきいたら、そのお金設備投資にまわしてたらぼくらの会社ここまでダメになんなかったんじゃないの?て額だったのでやるせないきもちになる。ただ、あのひとがトップだったおかげで現場のぼくらが好き勝手にできてたこともたくさんあるし、ぼく自身若いころから理不尽な大人への対処法(※無視)を身を以て知ることができたのは大きなプラスだったんだけどね。断じて感謝はしてないけど。
そうだなあ、このまま辞めさせるのは癪だから、ぼくじしんも、あのひとが会社からいなくなる前に、うちの会社(某企業の子会社なので名前だけはちょう立派)のFAXでお礼の手紙送りつけるくらいのいやがらせしてやろうかなあ。「かちょうにおせわになったけいけんをいかしていまはこんなしごとをしています」くらいのしずかなトーンで。
きっとへんじは、こない。

児玉清せんせいがおなくなりになられた。
そういえば昔こんなことを書いたな、っておもいだして昔のにっきを読んだら、なんだかいっしょくたにもごもごと映画の感想も書いてた。ああああ!アイラブユーアイへイトユー!(※かわいそうなユアン
ああ、そうだなあ。いまもむかしもすきなもの全然かわんないんですよ。児玉せんせいももえいがかんも、じぶんがだいすきなものぜんぶ。ただ、じぶんはまったく成長しないのに、お別れはむこうから、ふっとやってくるものなのである。

ご冥福をおいのりいたします。

オオサカへ越してきょうでちょうどまる2かげつ。
きゅうに里ゴコロがついて、手当たり次第いろんなひとにでんわしたりメールしたりしそうになるのを意地になってがまんしている。
つうか2かげつまえってさ、オオサカ雪ふってたんだぜ?
そうかんがえたらまだ2かげつ、ていうべきかもう2かげつ、っていうべきか。

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そうそう、連絡がおそくなりました。ぼくはいまオオサカではたらいています。特殊OLをしています。

ぼくのでんわの着信音は、いっしょうこの曲(三和音)てきめている。

おもいでにしがみついてるんじゃなくって、ただあのころのきぶんがいまもまだずっとおわらない。それだけなんですよ。ええ、それだけ。

潜伏にっき(3にちめ)

この街は晴れていてもとてもさむいのだね。冬だから、という理由をべつにして、キリキリとさむい。
きょうはおやすみだから、電車にのっておでかけることにした。ぼくのお隣に座るご婦人の香水が、ぼくの背すじをピリッとさせる。
落ちつかないまま窓のそとを眺めていてふときづく。日のひかりがやけに明るくて、ぼくのしってる山陰のおひさまとはぜんぜんちがういろ。
ああ、ほんとうにここは知らない街なんだなあ。