もうすぐゴジラがやってくる
相変わらず、毎週レンタルビデオ屋に行くのが習慣なのですが、ゴジラシリーズの品揃えが異様に悪いことが難点。第一作を含めて置いてある昭和ゴジラがなぜかvsメガロの一本だけという謎セレクト。平成vsシリーズも2本しかおいていないんだよなあ。もうすぐハリウッドゴジラがやってくるので特集コーナーを作ってくれることを期待。
生まれて初めて観た劇場映画は記憶が間違っていなければ『ゴジラvsビオランテ』でした。ビオランテかっこよかったなあ。
その後、友達の家で『ゴジラvsヘドラ』を観ました。子供心にあまりにもグロテスクで夜眠れなくなりました。ああいうのをトラウマ映画っていうんでしょうねえ。
ハリウッド版みる前に予習をしておきたいので、初代とvsデストロイアぐらいは押さえておきたいところ。
超絶体調不良
1週間以上風邪気味です。軽い病気が、なかなか治らなくなってきたなあ。
『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!史上最怖の劇場版』
映画のパンフレット買ったよ。200円だって。安いね!
僕は野村芳太郎の『八つ墓村』がとても好きなんだけど、あれはトップスターを2年間くらい拘束して、日本中を飛び回りながらロケした作品で、制作費が7億円かかったらしいです。高いとは思いますが、7億で済んでいるのも逆にすげえなとは思います。これは俳優を長期間拘束できるのも古き良き時代の大作映画だからかなあと思ったのは、別な監督のトークイベントで話を聞いたときなんだけど、ホラー映画だと5日間くらいで撮っちゃうんだよ!大変だよ!という話をされていました。
本作シリーズの白石監督は2日で撮っちゃう監督です。劇場版はどうか知らないけど、4作目の花子さんの特典映像だと2日だと言ってたね。素人でもわかる無茶な日程。結構ロケとかやってたし、日照時間も気にしなくてはいけないから恐ろしくタイトだよね。「低予算で好きなことをやりたい」のハードルがどれだけ高いのかうかがい知れます。
本シリーズは気づけば全部見てしまったんだけど、シリーズを重ねるごとにホラーというよりアドベンチャーになっていて、カッパ、花子さん、序章あたりが好きですねー。特に序章と劇場版は劇場で見れたのがよかった。主人公工藤の、「目的のためには手段を選ばない」を地で行く超強行取材をみんなで笑える楽しみ。
サッドなサンデー
さー、今日も一日終わった、終わったと思って帰路についていたら、苦しみながら死んでいく猫という後を引きまくるいやーなものをみました。うちの近所、猫も多ければ、車も多いからねえ。ああいうのを見ると化け猫という発想が生まれてくるのやもしれんなあ。
■『愛の渦』観たよ
どうして、性欲はおおっぴらにできないのか。必要以上に抑圧されているのか、とーきどき、疑問に思うことがあります。劇中の女子大生のように「本当は興味津々のくせに、澄ましちゃってバカみたい」と思うこともありますが、今よりもほんの少しだけ、みんなが欲望をオープンにしてしまうとどうなってしまうのか。少し下品な気がするし、とても生きづらい野蛮な世界が待っているのではないか。
これをフィクションの世界で追体験してみようというのが本作です。
フィクションといっても、原作・脚本・監督を手がけた三浦大輔さんは実際にいくつかのサークルに体験取材を仕掛けたらしいので、自分の身近にこんな世界があるんだという臨場感はあります。生々しさと息苦しさが強烈で、途中で挟まれるフィクショナルな掛け合いや演出がほっとさせてくれる。主人公二人組が最初に向かい合って座るシーンが最高で、二人の心境と、周りから聞こえてくる喘ぎ声がシンクロしている。
劇中、ブスがブスっぽい喘ぎ声を出していて、登場人物たちが笑うシーンがあるんだけど、場内でも笑いが起きてて、三浦さんの作る下衆な世界に取り込まれていっている感じがしました。前作の『恋の渦』でも感じましたが、こちらの良識を剥ぎ取ろうと罠を張っている感じがするので油断できないです。
門脇麦ちゃんがシャワーを浴びると東京ガスを思い出してしまう。。。
AM5:00閉会のシーンもいいなあ。有無を言わさず現実に引き戻すって感じがいいですね。
予告編の印象以上にエロくてゲスいです。もちろん褒めてます。
はてなダイアリーの操作感変わった?
数年ぶりにダイアリー触ってるけど、操作感変わったのかな。すこし使いづらいかも。。。
著者のカポーティは、社交界の人気者だったらしく、華やかな女性の描き方が本当にお上手。ある種の男は、主人公ホリー・ゴライトリーや、ほかの短編に出てくるような、ちょっと周りを振り回してしまうような純粋で刹那的で、だからこそ華やかな女の子が好きなんだけど、本好きな男の子から割と縁遠い感じのタイプなんだよね。田中康夫的、村上春樹的な文系少年は極々一部なんだよね。やれやれ。付き合ってきた人間を小説の題材にしていった結果、どんどん孤立していったカポーティ本人のゲスい好奇心も興味深い。『冷血』や『叶えられた祈り』も読んでみたい。
村上春樹の文章は、15分以上読めないくらいアレルギーだったんだけどねえ。翻訳だとすっきり読めたわあ。
RUSHとアメリカンハッスル観たよ
RUSHとアメリカン・ハッスル。
どちらも1970年代を舞台にした映画なんだが、
どちらもヒロインがタバコを吸うシーンが頭に残る。
1960年代を舞台にしたファクトリーガールでは
スーパーモデルのイージー・セジウィックがタバコをすっている。
彼女の部屋に飾ってあったのは1961年「ティファニーで朝食を」の
オードリ・ヘプバーンだ。彼女の写真として余りにも有名なこのポスターは
ヒロインのホーリー・ゴライトリーがタバコを吸っている場面である。
1970年代、初の女性アンカー登場を取り上げた「俺たちニュースキャスター」でも
女性のタバコは印象的に使われている。最初の数シーンはタバコから先に登場しているのだ。
アメリカの女性の喫煙率は1970年代にピークを迎えるが、
WHOが禁煙推進に力を入れるようになり、
喫煙規制が強まっていくのも1970年代である。
この後、喫煙率はどんどん落ち込んでいくのだ。
「今とは違う圧倒的な男性社会でがんばる自立した女性」の記号として
女性の喫煙が使われているようだ。
さて、RUSHの取り上げているF1だが、
はぐれ貴族純情派って雰囲気で大変興味深い世界であった。
近年では広告規制が入ってきて、
車体からタバコメーカーのロゴマークが消えつつあるようだが、
F1といえばタバコスポンサーって思う人は結構いるらしい。
スポンサーとしてのタバコメーカーの存在は大きく、
ジェームズ・ハントのマクラーレンにもでかでかと
マルボロのロゴが入っているのが印象的。
のちの時代のセナやシューマッハの車体も
しっかりとマルボロ印が入っている。
以上、私はタバコ吸わないからね、吸う人たちの文化は気になるよねって話でした。
『キックアス2 ジャスティス・フォーエバー』観たよ
前作に続き、本作もヒットガールの活躍がクライマックスになっています。
無慈悲!残酷!下品!可愛い!
主人公キックアスの影が薄いけど、これでいいのだ。
パンクな映画に登場する、パンクなヒロインがアイドル化してきたので、
次回作があるとしたらヒーローもののお約束。偽物が登場するでしょう。
大人を前にした強気の立ち振る舞い。
人間離れした体のこなし。
ロシア語を話す偽物ヒットガールのキャンドルスピンがキックアスを襲う!