natsu

夏の陽炎がよどめくなか、こつこつと受験勉強にとりくんでいます。
受験勉強はなるべく学問に通じるように
取り組む教材を自ら工夫しながら
勉強しています。
読書もメモをとりながら
思考を表現することが
国語力と学力全般を向上させるために
有効なやり方です。

[読書]

勝っても負けても 41歳からの哲学

勝っても負けても 41歳からの哲学

感想:筆者の言っていることは実に正鵠を得たことで、われわれも立ち止まって考えてみる身近なことがらだと思う。

学問と勉強の両立

恩師に私が現在やっていることをなるべく
具体的に伝えたところ、
「おまえのやっていることは
 勉強ではなく学問だ。
 この学校は勉強するところだから勉強しろ。
 だからといって学問はやめずに
 時間配分を自分できめて
 適当に両立させろ。」
と諭されました。
勉強は学問の源であり
基礎なので「適当」にやっていきます。

音楽療法への関心

「本当に自分は何がやりたいのか。」
と自己をみつめたとき、
さかのぼって考えた結果
音楽療法にいきつきました。
これから問題になってくることは
どうやって哲学と絡ませて独自の
音楽療法理論を展開させていくか
ということです。
視野を広く捕らえて多面的にやっていこうと思います。

思索のモルフォロギー

モルフォロギー
(morphologisch)
という言葉はドイツの文学者
ゲーテJohann Wolfgang von Goethe
に一貫してながれている思想を
言語化したものです。
しいことはここではふれませんが、
私の考えていることの根幹をなす
発想方法とよく似ていたので
驚きました。
自然の<対象>をよく観察>し
そこから得られる<私>の印象にもとずいて
象徴的に考察していくことは
科学以前の問題なのですが、
今、現在のスポーツ分野では
精密科学の考えかたが
まかりとおりすぎているので
ここにいたる問題地平は見のがされているどころか、
「当たり前のことすぎて言うべきことではない」
と一蹴されてしまうのがオチです。
私はここにメスをいれて、
視野を広く拡大し
動きの美学的価値や
根本的な人間の持っている感覚の問題
感性学的考察によって
音楽療法理学療法など
人間の科学のメスで切ることのできない不可分な
分野を探求したいと考えています。

読書する日々

哲学をしたかの歴史上の人物の著作をむさぼるように読んでいる昨今。
私は、いろいろな考えを
『思索ノート』
に記述しています。
言葉が言葉を呼ぶおもしろさ、
学校での出来事と関連させながら
豊饒な広がりを展開していきます。

形而上学の日々

先生との質問の中で、受験勉強に関する質問と
形而上学に関する私の疑問を織り交ぜながら
対話によって糸口をみつけることを
試みています。
十人十色の言葉があらわすように
同じ質問をしても
先生によってまったくちがう考えを
教えてくれるので
発見が多いです。
登下校は思索をゆっくりおこなうため
自転車による登下校から
徒歩による登下校に切り替えました。
自転車の風をきる爽やかさも良いですが、
歩きながらうつろいゆく風景を眺めなら
思索を深めていくこともまたいいものです。

[読書]

知の光を求めて―一哲学者の歩んだ道

知の光を求めて―一哲学者の歩んだ道

感想:哲学とはどんな学問なのか一番わかりやすく書いてある本だと思いました。
筆者の洞察力の鋭さは広範囲にわたっており
教育を考える上でも参考になります。
また、様々な<学び>に関する珠玉のエピソード
が編まれているので、
読み物としてもたのしみました。