記録しとかなきゃ。

しばらく更新してなかったので、ここ1カ月ほどのゲット盤を記録しておきます。

アメリカン・ドリーム +1

アメリカン・ドリーム +1

”ミニ・マッカートニー”エミット・ローズのセカンド。といってもレア曲集というのが正しいようで、確かに散漫な感じです。
True Colors / World Machine

True Colors / World Machine

レベル42のブレイク作を2イン1で。私も「サムシング・アバウト・ユー」からのファンですが、カッチリした音はまさに彼らの個性。
Islands

Islands

マイク・オールドフィールドの80年代末の作。ソングライターとしてもう一つのピークを迎えていた時期ともいえます。ボニー・タイラー参加。
Organisation

Organisation

Sugar Tax

Sugar Tax

OMDの旧作がズラッと中古屋に並んでいたので、欠けていた2作を購入。ほんとはリマスター盤で欲しかったんですが…。
CAFE BLUE

CAFE BLUE

Our Favourite Shop

Our Favourite Shop

これまたブックオフで1000円以下で売っていたのでゲット。正直いうとそれほど好きでもないんですけどね。


ほかには、買い替えでポリスの1stから4thまでをSHM−CDという新規格CDでゲット。これは確かに音が素晴らしい。通常のリマスター盤は単にレコーディングレベルが高いだけだったりしますが、これはそういったレベルを凌駕します。聞えなかった音が聞こえてくるとかだけでなく、自然な「丸い」音とクリアさが楽しめます。これで2800円は安い。残念ながら「シンクロニシティ」だけが手に入らない(今年1月に限定盤で出ており、既に完売)のですが、SACDではなく、ぜひこのシリーズで手に入れたいと探し回っています。

掘り出し物をガツガツと

オークションや中古でなかなか貴重なものがいろいろと入ってきました。

Anthology (1968-1990)

Anthology (1968-1990)

最近再発が進むデイヴ・エドモンズのベスト。さすがはライノ編集、ラヴ・スカルプチャー〜ロックパイル〜ソロの全キャリアを網羅、ヒット曲や重要曲もしっかり入った見事な編集盤です。
XX

XX

TOTOのレア音源集。1stアルバムのアウトテイクから最近の分までいろいろ入ってますが、どれもなかなかの出来。特に注目はボズ・スキャッグスが最初に取り上げた「ミス・サン」で、この曲はなんとTOTO結成前の録音でした。
Mutations

Mutations

ベックの98年作。350円也。

あとは大きな声では言えませんが…。
ビートルズのハーフオフィシャル盤「レア・ライヴ’62完全版」をゲット。80年代にテイチクが権利を取って(るのか?)アナログ2枚組で発売したデビュー直後のドイツはハンブルグのスタークラブでのライヴ。完全版と銘打っているだけあって、収録曲は32曲と圧倒的に同種のブートよりも多いのですが、どう聞いてもビートルズの演奏ではないようなものも(そこのウェイターが歌っていて、バックをビートルズが務めているらしいが)。このCDは貴重なもので、今回非常にミントな状態でゲット。

もう2枚、ポリスの日本公演のブートをゲット。2月の公演後、同月末には既にオーディエンス録音(観客が勝手に録音したもの)ソースによるCDは出ていましたが、今回はスティングのイヤーモニターの音源(演奏のためのクリック音が入ったもの)からのものを大阪・東京公演それぞれゲット。音はたぶんオーディエンスより良いはずですが(ちなみにオーディエンス物も近々入手します)。演奏を合わせるためのクリック音がちょっと気にかかる。どうやら日本公演はサウンドボード録音(通常のライヴ録音方法)のソースはないようです。

1982/7/3-8/28の全米No.1シングル

前回のチャートは下記を参照。
http://d.hatena.ne.jp/vivelerock/20080104/1199435069

ポールとスティーヴィーの「エボニー・アンド・アイボリー」のメガヒットの後も、ロングヒットが続きます。
まずヒューマン・リーグの「愛の残り火」が3週1位をキープ(年間チャート6位)。

Dare

Dare

原題「Don't You Want Me」がなぜこの邦題になるのかというツッコミはさておき、チャート史上はこの曲は極めて重要な意味を持っています。それはビートルズ以来の「第二次ブリティッシュ・インベイジョン」の幕開けを飾った曲であり、イギリス産のニューウェーヴがポピュラー化して全米チャートを席捲したことを示したからです。
1位こそ取れなかったものの、ソフト・セル「汚れなき愛」(8位)、フロック・オブ・シーガルズ「アイ・ラン」(9位)が同年ヒット。翌83年には以下のような曲がトップ10入りし、イギリスのポスト・ニューウェーヴ勢が一大勢力となりました。

私がイギリス系にはまるきっかけの曲が目白押し。それはさておき、ヒューマン・リーグはこの曲の大ヒットゆえに一発屋にみられてしまってますが、イギリスではもとより、アメリカでも「ファッシネーション」(83年8位)、「ヒューマン」(86年1位)のトップ10ヒットを飛ばしており、いまだに現役で活動中。ヴォーカルのフィリップ・オーキーの黒髪長髪こそ今は面影もありませんが、「エレクトリック・アバ」の異名の由来でもある二人の女性ヴォーカリストはそれほど変わらず頑張っています。


ヒューマン・リーグの後は、映画「ロッキー」の主題歌に抜擢されたサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」が6週連続1位、年間チャートでもオリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」に次ぐ2位を記録します。

Eye of the Tiger

Eye of the Tiger

それまでほとんどヒットのなかった彼らを抜擢したのはシルベスター・スタローン本人だそうですが、だとするとなかなかの慧眼。もっとも彼らの全盛期はもう数年後(アルバムでいえば「バイタル・サインズ」「ホエン・セカンズ・カウント」)で、このときはまだ一発屋ぽく見られた面もあったようです。
「アイ・オブ・ザ・タイガー」は後の「ロッキーIV」で再び採用された「バーニング・ハート」(86年2位)と並び、格闘技の世界ではBGMとしてスタンダード化した感もありますが、やや大仰な「バーニング・ハート」(これはこれでいい曲ですが)に比べると、より乾いた端正なロック・ナンバーで、映画のヒットのおかげはかなり大きいようにも思います。

ヤフオク続き。

Ignition / No Brakes

Ignition / No Brakes

ジョン・ウェイトのクリサリス時代のアルバムは軒並み廃盤で、しかもプレミアがついてます。私はファンなのでだいたい持っていたのですが、1stの「イグニション」だけがなくて、ずーっと探しておりました。やっとオークションで見つけたのが大ヒットしたセカンドとの2イン1。音もこっちの方が良いのでこれまで持ってた2ndは売却します。
Grand Hotel

Grand Hotel

プロコル・ハルムは最近紙ジャケで再発されましたが、紙ジャケ嫌いの私は旧盤を探しておりました。彼らのアルバムはリマスター&ボートラの旧国内盤と、Repertoireというレーベルから出ているデジパック仕様のものがあって、どちらも良い音なんですが、今回は後者を発見。美しい装丁で気に入っています。本作入手で、おおむね欲しかった彼らのアルバムはゲットできました。
Cloud Nine

Cloud Nine

ジョージの大ヒット&復活作。リマスター盤で買い替え。ただしCCCDなのが玉に瑕。
FAKER HOLIC YMO WORLD TOUR LIVE

FAKER HOLIC YMO WORLD TOUR LIVE

YMOの初期ライヴ2枚組で、これもプレミアがついている盤。今回比較的安価でゲット。これは大ヒットしたライヴ盤「パブリック・プレッシャー」のオリジナル音源で、同盤では契約上カットされていた渡辺香津美の超絶ギターが聴けるヴァージョン。
SPORTS-EXPANDED VERSION

SPORTS-EXPANDED VERSION

ご存じヒューイ・ルイス&ニュースの、というより80年代を代表する大ヒット作。リマスター&ボートラ入り。やっぱりええわ。
Gonna Take a Miracle

Gonna Take a Miracle

ローラ・ニーロの代表作の一つ、カバー曲集。

ヤフオクで買いました。

Tonic for the Troops

Tonic for the Troops

ブームタウン・ラッツのセカンド。シングル「ライフ・クロックワーク」が当時(といっても後追いですが)好きでした。
Secret Policemans Concert

Secret Policemans Concert

これはうれしい超貴重盤!82年に出た、アムネスティ・インターナショナルのチャリティ・コンサートの実況盤。メンツがとにかく凄く、スティング(当時ポリスでこれが実質的な初ソロ)、ジェフ・ベックエリック・クラプトンの共演、ボブ・ゲルドフ(当時ブームタウン・ラッツ)、フィル・コリンズ(当時ジェネシス)、ドノヴァン(!)といった面々。
内容がこれまた名演揃いで、スティングによる「ロクサーヌ」「孤独のメッセージ」のアコースティック・ヴァージョンをはじめ、ベック&クラプトンの素晴らしい演奏、ボブによる「哀愁のマンディ」、フィルによる「夜の囁き」の曲の美しさ、ドノヴァンの独特のオーラ、そしてラストは全員によるザ・バンド(というかボブ・ディラン)「アイ・シャル・ビー・リリースド」のレゲエ・ヴァージョン(スティングによるアレンジ)と、聴きどころ満載。
86年頃にレンタル・レコードで借りた1枚ですが、まさかCDが出ているとは思わなかった(権利関係やらでムリだと思ってました)し、しかも日本盤だったのでこれはうれしいゲットとなりました。
キャリーオン

キャリーオン

これは中古屋で買ったものですが、CSN(&Yもあり)のベスト&レアテイク集のようです。代表曲が軒並み入ってますし、36曲というヴォリュームもあって買いました。やはりグラハム・ナッシュはいいねぇ。


ヤフオクではあと一枚、ホール&オーツの84年日本公演のブートレッグをゲット。結構しっかりした演奏してます(音はまあブートなんで…)。

TOTO「アイソレーション」の思い出

たまたま2ちゃんねるの洋楽板を見ていたら、なぜかTOTOの「アイソレーション」のスレが。TOTOのアルバムの中でもかなりマイナーな部類に入るだけに違和感があった一方で、実は個人的には思い出の深いアルバムなので、ちょっとそれを書いてみようかと。

Isolation

Isolation

アルバムの発売は1984年。前作「聖なる剣」が「ロザーナ」「アフリカ」の大ヒットを生み、グラミーも独占するなど一気にTOTOがメジャーになった直後の作ということもあって、音楽関係の雑誌ではかなり露出していた(CBSソニーの宣伝も力が入っていた)ように記憶しています。ところが…。


売れなかった。


前作までのヴォーカリストボビー・キンボールが抜け、無名のシンガーであるファーギー・フレデクセン(元体操選手だったそうな)が加入したといった変化はあったものの、声質は似ているし、抜けのいい分ボビーより好きだったんですが、たぶん売れなかったのはそんなことではないと思いました。
アルバム全体としてはロック色が極めて濃く、スリリングな内容で決して悪くはありませんが、「聖なる剣」をイメージしていると見事に裏切られる内容といってもよいほど過激だったことは間違いありません。いずれにせよ、内容は悪くない。
思うに、セールス不振はシングルカットのミスとあのジャケットのせいではないかと。


まずシングルですが、「ストレンジャー・イン・タウン」が先行シングルとして出ました。今までにない曲調で、どちらかといえばダークなイメージで、はっきりいってシングル向きではないですし、アルバム全体を代表するような音でもありませんでした。案の定というか、待望のシングルであったはずにもかかわらずヒットチャートでは確かトップ20にも入らなかったように記憶しています。

続くシングルは「ホリーアンナ」。これはアルバム中もっともポップなナンバーで、私も大好きな曲ですが、アルバムの中では明らかに浮いた曲(だからかアルバム最後の曲でした)で、これで余計にアルバムのイメージが不明瞭になったような気がします。この曲もチャートの下位であっという間に消えました。

その後のシングルが出たかどうかは定かではありませんが、あったとすれば「ハウ・ダズ・イット・フィール」と「エンジェル・ドント・クライ」。PVが放映されてましたから、たぶんシングルだったのでしょう。記憶が定かではないのはチャートインしていないからだと思います。この2曲についていえば、前者は典型的なTOTO(というよりルカサー的な)バラッドで、前作に入っていても違和感はなし。後者はドライなロックナンバーですが、シングル向きとは思えない…。
このアルバムにはタイトル曲や「エンドレス」などシングル向きの曲もあったと思うのですが、なぜかそのあたりはカットせず。当時はあれだけシングルカットをしまくったブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・USA」から「ノー・サレンダー」がカットされなかったのと同じくらい不思議に思ったものです。


それからやはりジャケットのひどさ。これは売れませんわ。次作「ファーレンハイト」からはかろうじて「アイル・ビー・オーバー・ユー」がヒットしますが、アルバムとしては今ひとつ散漫で、充実作はその次の「セブンス・ワン」まで待たなくてはなりませんでした。奇しくもこのアルバムと「聖なる剣」、そしてもう1枚名作としてあげられる1stのジャケットに共通して剣が描かれていたために、「TOTOは剣のジャケットが自信作」という根拠レスな噂も流れたものです。
宇宙の騎士TOTO IV~聖なる剣ザ・セブンス・ワン~第7の剣~(紙ジャケット仕様)
私にとっては当時「聖なる剣」は未聴で、さかんに宣伝されているものだからこの「アイソレーション」がTOTO初体験に。そういう意味ではあまり彼らに先入観はなかったものの(特にロック色の強さに対する敬遠)、上記のような疑問は持ってましたね。でも初体験のアルバムはやはり思い入れも強く、いまだに彼らのアルバムの中ではよく聴く1枚ではあります。

いまさらビートルズ関連を買いあさるの巻

もう散々聴いてきたので意外にCDで持っていないのがビートルズ。ということで、抜けてるのを買いました(もちろん中古で)。

Abbey Road

Abbey Road

Past Masters 1

Past Masters 1

Past Masters 2

Past Masters 2

なんとまあ「アビー・ロード」持ってなかったんですねぇ。昔から死ぬほど聴いてたんで持ってない気がしないんですが。
オリジナル・ライムス~グレイテスト・ヒッツ~

オリジナル・ライムス~グレイテスト・ヒッツ~

前から欲しかったRun DMCのベスト。唯一聴くヒップホップ系でもあります。「キング・オブ・ロック」のかっこ良さは永遠ですね。彼らはサンプリングによるグルーヴではなくあくまでロック的なビートにこだわっているところが好き。
Labour of Lust

Labour of Lust

今年はニック・ロウデイヴ・エドモンズといった元祖パブ・ロック系の良作を揃えてみようかなと思っております。ニック・ロウは前から好きな割にベストしか持ってなかった上、初期作は中古でほとんど見かけなかったので、名曲「恋するふたり」を収録した本作を見つけたときはうれしかった!
Brand New Day

Brand New Day

Mercury Falling

Mercury Falling

微妙に残るポリス熱。スティングのソロは「テン・サマナーズ・テイル」で止まってたので、続く2作を購入。
Amnesiac

Amnesiac

レディオヘッドも「キッドA」で止まってたので、今更ながら購入。中古価格もようやく1000円を割ったので。