本日は週に一度の図書館へと通う日となりです。2週前に借りた本を
持参し、また借り出しの手続きをすることにです。けっこう長く借りている
本もあるのですが、このままでいくとまったく読むことができずに半年経過
なんてことになってしまいそうです。
このところ主として読んでいるのは「百年の孤独」でありまして、一気読み
はできてはいないものの、ほんとにべらぼうなエピソードの連続でおもしろ
すぎです。(面白すぎて、右から左へと抜けてしまうようです。前回読んだの
は、数十年前のことになりますが、過去に読んだ時のエピソードで記憶して
いるのが、いくつもないというのがお恥ずかしいことで。)
先日の函館花見の往復バスの中でも「百年の孤独」を持ち込んで読んで
おりましたが、あとまだ百ページ(二段組です)は残っていることで、この後に
読む長編説も決まっているので、図書館本と長編小説で読む時間の取り
合いとなっています。
まあもうすこし本を読む時間を増やせばいいだけの話ではありますが。
借りている本で、なんとか読まなくてはと思っているのは杉浦康平さんを取り
あげているものです。
杉浦康平さんのデザインには、ずっと昔からなじんでいるのですが、それが
どのように作りだされているのかは、まるでわかってなくて、これですこし勉強
しましょうと思って借りているのですが、読んでもあまり理解できないことです。
そのことは、以前も記しているのでありますが、わからなくても読まなくてはです。
先月かの新聞に連載されていた松岡正剛さんの仕事には杉浦康平さんの
デザインが欠かせなかったと書いてありましたし、最近に新刊をだした鳥海修
さんも書体のデザイナーであったりで、そうしたことに興味があれば、この本は
たぶん必読の一冊ということになるはずです。
この本をパラパラとめくっていたら、杉浦康平さんのパートナーであった方
についてのくだりがあって、この話題は全くの初耳でありまして、これを軸にし
て読んで見ることにいたしましょうぞ。