なかなかきびしいこと

 なかなか厳しいといっても本日にありました選挙の結果の話ではありま

せんです。昨日からやっていたパソコン用SSDをクローン化して換装すると

いう話であります。

 ここのところ毎年のように無料で使えるクローンソフトが姿を消している

のですが、ネットを検索しましたら、こうすればできましたとか、これは裏技と

いうようなものがありまして、それをのぞいてみたのでありますが、どれも

すでにメーカーのほうで対応策を講じていて、どれもうまくいかずでありま

した。これはすこし頭を冷やして、ソフトの購入も含めて考えなくてはいけな

いのかな。

 本日は午前はパンの仕込みをしてから、トレーニングへといって、午後は

パン作業とすこしの庭仕事でありました。それなりに密な時間でありました。

本日のパンは、いつものプレーンとくるみとごま入の山型パン、それに加え

てフォカッチャでありました。

左からプレーンの食パン、くるみとごまの山型、フォカッチャ

 本日は本が読めたのは早朝の布団のなかだけでありまして、「百年の孤独

を読んでおりました。このあと、また布団にはいりましたら、続きを読むことになり

ますが、残り30ページほどでありますので、急がなくても明日には最後のページ

にたどり付きそうであります。

 とりあえず6月にでる「百年の孤独」の文庫版の前に読み終えることができて

よろしいことで、これが文庫は読むまえの予習のようなものであります。

 そういえば、桜の遅い当地でもちらほらと桜が咲き始めました。本日はお天気が

よかったので、小さな鯉のぼりを竿につけて、庭に立てることにです。写真はとって

いませんので、これは明日にでもですね。

まだ先は長い

 本日は夜になってから、通販で届いたSSDのクローン化をやってみること

にです。だんだん世知辛くなっていて、フリーで使えるソフトが姿を消していま

す。これまでやっていたものをダウンロードして、クローン化をやってみようと

しましたら、途中で購入ボタンをおさなくては前に進まない(トライアルです

から、数日間は無料ということかもしれませんが、とにかく購入前提のようで

す。)

 その昔に利用していたのが駄目になって、その次の使っていたのもまた駄

目のようです。これは厳しいな。あれこれとウィンドウズの世界で検索をかけて

みたのですが、はかばかしくなくて、これは作戦をかえて、リナックスの世界で

やったほうがいいのではと、検索してみましたら、コマンドを打ち込みましたら、

できそうなことがわかりました。

 ユーチューブに参考となるものがあったので、とりあえずリナックスの世界で

ウィンドウズをクローン化するという手法をとったら、やっとこさでクローン作業

が終わったようなので、SSDを入れ替えてみましたら、まるで起動ファイルを

認識せずであります。

 あらま、どこか違ったか、それともユーチューブでの方法ではできたり、でき

なかったりするのか、これがわからずであります。

 本日の作業で一番苦労しましたのは、レッツノートからのSSDの取り出しで

ありまして、引っ張り出すためのシールがないものですから、ややしばらく奮闘

して、やっとこさでSSDにシールを貼り付けて、それをつかんでなんとか抜き

出すことができたのですが、肝心のSSDが起動せずでありました。

 まだ休みは続きますので、もうすこしうまい方法を考えてみることにしようと

いうことで、今までの環境に戻して、購入したSSDは保管することにです。

 本日は、午前にすこし庭仕事、そのあとトレーニングへと行きまして、すこし

アクティブでありました。午後からは買い物ですが、それにあわせてブックオフ

に立ち寄ることで、マルケスの小説の読了が近いこともありまして、その次に

手にする予定の「戦争と平和」もちろんトルストイ新潮文庫2冊めを購入で

あります。

 あとはこのところ手にしている杉浦康平さんが装丁をした講談社新書の

お気に入りの一冊が安価でありましたので、だぶりお構えなしで買うことに

です。それにしても講談社新書の杉浦康平装丁本は、ブックオフでは少なく

なりましたですね。

 装丁にコストがかかりすぎるということで、杉浦装丁から、現在の面白くも

おかしくもないものに変更となったのですが、講談社新書の杉浦装丁時代

のもので、内容がすこしでも気になったら、それは買うべきですよ。

 表紙に内容に関わる記述があるのですが、普通であれば編集者さんが

言葉を取り出してくるのですが、たしか杉浦装丁では装丁スタッフが言葉

を選ぶことになっていたと思います。

 本日の本には、次のようにあります。

 「体験をふまえながら、

 教える=教わるという

 関係を根底からくつがえし、

 舞台化・祝祭化し、

 学ぶおもしろさを

 伝える知的挑発の書。」

 この言葉からも、この本は山口昌男さんの本ということがわかります

でしょう。

 

 

明日から連休か

 あしたから大型連休ということでありますが、うまく休むことができたら、

最大10連休であるのだとか。当方はいつもの週末連休と変わらずであり

まして、ペースを乱すこともなさそうであります。

 この週末休みにはせいぜい溜まっている本を読んで、庭仕事とパン作り

とトレーニングへ行って、あとは普段使いしているジャンクパソコンのメンテ

ナンスをすることになりです。

 14インチの古いレッツノートを、数年前に6500円で購入したのですが、

これがちょっとクセがあるものの、思ったよりもずっと使えて、だんだん愛着

がわいてきています。

 ウィンドウズ11とリナックスミントのダブルブートにしているのですが、もと

もとのSSDが128Gのせいもあって、相当に窮屈になっていて、ウィンドウズ

はアップデートできなくなったり、Mintも警告が発せられるようになって、これ

はなんとかしなくてはです。

 とりあえずは、1 本体を買い換える 2 Mintだけにする 3 SSD

容量の多いものに換装する 以上の3つから、一番メリットが大きくて、しか

も安価で済みそうなSSD換装をすることにです。

 休み中にSSDが届くでありましょうから、フリーソフトをつかって、購入した

SSDをクローン化して、入れ替えてみることにです。たぶん、問題なくできる

と思うのですよ。

 他の方のブログを拝見いたしますと、パソコンの調子がよろしくなくてと

いうことを書いておられるのを目にすることがありますが、10万円を超える

ようなパソコン1台よりも、5万円くらいのパソコン2台購入して利用されれば、

2台が同時に不調になることはないのにと思うことです。

 それはさて、問題は読書でありますね。たぶんマルケスの「百年の孤独」は

読み終えることができるはずです。残りが少なくなっていますからね。

あとよみかけの本をニ冊くらいはやっつけてしまいたいものです。

 

なかなか読むことできず

 本日は週に一度の図書館へと通う日となりです。2週前に借りた本を

持参し、また借り出しの手続きをすることにです。けっこう長く借りている

本もあるのですが、このままでいくとまったく読むことができずに半年経過

なんてことになってしまいそうです。

 このところ主として読んでいるのは「百年の孤独」でありまして、一気読み

はできてはいないものの、ほんとにべらぼうなエピソードの連続でおもしろ

すぎです。(面白すぎて、右から左へと抜けてしまうようです。前回読んだの

は、数十年前のことになりますが、過去に読んだ時のエピソードで記憶して

いるのが、いくつもないというのがお恥ずかしいことで。)

 先日の函館花見の往復バスの中でも「百年の孤独」を持ち込んで読んで

おりましたが、あとまだ百ページ(二段組です)は残っていることで、この後に

読む長編説も決まっているので、図書館本と長編小説で読む時間の取り

合いとなっています。

 まあもうすこし本を読む時間を増やせばいいだけの話ではありますが。

 借りている本で、なんとか読まなくてはと思っているのは杉浦康平さんを取り

あげているものです。

 杉浦康平さんのデザインには、ずっと昔からなじんでいるのですが、それが

どのように作りだされているのかは、まるでわかってなくて、これですこし勉強

しましょうと思って借りているのですが、読んでもあまり理解できないことです。

そのことは、以前も記しているのでありますが、わからなくても読まなくてはです。

 先月かの新聞に連載されていた松岡正剛さんの仕事には杉浦康平さんの

デザインが欠かせなかったと書いてありましたし、最近に新刊をだした鳥海修

さんも書体のデザイナーであったりで、そうしたことに興味があれば、この本は

たぶん必読の一冊ということになるはずです。

 この本をパラパラとめくっていたら、杉浦康平さんのパートナーであった方

についてのくだりがあって、この話題は全くの初耳でありまして、これを軸にし

て読んで見ることにいたしましょうぞ。

「ちくま」5月号から

 「ちくま」5月号をパラパラとみているのですが、なんとなく会社の勢いを感じる

ような内容になっています。

 一番は「編集室から」でありまして、「春の訪れとともに刊行された恩田陸さんの

『spring』、たちまち三刷と好評をもって迎えられ嬉しいかぎりです。嬉しさは重なる

もので、なんと刊行記念としてスピンオフ短編『H.H.邸におけるチャリティ・ディナー

パーティ』をお書きいただきました。華やかな春たちのバレエの舞台裏では、こんな

地道な努力が行われていたんですね。」

 当方は恩田作品は、一つも読んでいないのですが、勢いのある女性作家の作品を

得て、会社の部門も元気になっているようです。「spring」なる作品を図書館から借り

て読もうとしますと、相当に待つことになりそうです。

 ちくま巻末に掲載の新刊案内をチェックすることにです。

 一番驚いたのは「柳田國男全集」の新刊が刊行となることです。前回のものは

いつにでたのでありましょう。5月に出るのは、「別巻2 補遺」とあります。

未発表資料多数とありますので、柳田國男研究者にとっては必須の資料ではあり

ますが、どのくらいの部数で発行するのか、価格は18700円だそうです。研究者で

あれば値段は問題になりませんですね。

 当方がこれは買いだなと思ったのは、ちくま文庫からでる「洲之内徹ベスト・

エッセイ 1」であります。まだ書影は公開されていませんが、発売となる5月11日

が楽しみでありますね。

 この文庫本に添えられた文章には、「凄惨な戦争体験に裏付けられた人間洞察

と、定見を軽々と超えていく卓抜な文章で、美のなんたるかに肉薄する脅威の随想

集。」とありました。

 この洲之内集の編集は椹木野衣さんとありました。「きまぐれ美術館」からは選

しないように思いますので、それ以外のものから選となるのでしょうか。

「ベストエッセイ1」とあるからには、これの続きもあるのでしょうね。こんな本から

取られているのかな。

 そういえば「ちくま」で気になっていた保阪正康さんの「中江丑吉伝」が、ひさし

ぶりの掲載がありまして、そこには休載となった事情が書かれていました。

昨年11月の終わり頃に帯状疱疹となって、それが引き金となって持病も悪化し

療養の日々を過ごしていたとのことです。

 とりあえずめでたく再開できてめでたいことです。今月号は、これまでの続きで

はなく、「私はなぜ中江丑吉を書こうと思っているのかをオムニバス風に」書くと

のことで、このような楽屋話はありがたいことです。

花見から戻ったら「ちくま」が

 本日は日帰りバスレクで函館まで花見に行くことになりです。自宅を朝7時

前にでてバスに乗り込むことに。函館まではそこそこ距離がありますので、

なかなか気軽には行くことができないのですが、花見バスはありがたしで、申し

こんで参加することができました。

 一度行ってみたいといっていた函館五稜郭の花見でありますが、函館周辺は

北海道では珍しくソメイヨシノの花が見られますので、ちょっと北海道の奥地の

花とは雰囲気が違います。

五稜郭のお掘と桜 

 本州の城下町でありましたら、見慣れた風景になるのかもしれませんが、なにせ

北海道では、ここまでこなくてはお掘りもありませんのでね。

ちなみに北海道で一般的なのはもっと色の濃い桜です。

おおやまざくら エゾヤマザクラ

 函館周辺というのは、早くから和人が居住していたこともあって、奥地で

ある札幌などは、あとから開けたところという認識で、まして先住のアイヌ

人への理解が薄いと言われています。

 同じ北海道であっても、アイヌ民族の人たちが多く住んでいる地域の人と

くらべると、まるで不都合な真実のことがわかっていないようです。

 先日に先住権をめぐる裁判があったのですが、これは一審であることも

あって、全国的にはほとんど話題になっていないようです。それは先住者の

権利としての河川における漁業のことですが、先進諸外国では回復した

先住者の権利ですが、この国では、回復にはまだすこし時間がかかるよう

であります。

 そこに先住してした人たちが行っていた漁業を、あとから来た者たちが

ルールを作って、あとだしジャンケンのようにこれからはルールに従うように

というのが、明治以降の北海道ということになります。

 花見から戻ったら、「ちくま」5月号が届いていて、斎藤美奈子さんが

「世の中ラボ」で「アイヌ民族差別の背景には何がある?」をとりあげてい

て、最近目立つ「アイヌ差別」について記しています。

 わかりやすく書かれているので、ぜひとも読んでほしいものです。(たしか

月遅れくらいでWEBで見られるはずです。)

 当方はアイヌ系の人が多く住む集落で暮らしていましたし、現在の住まい

の近くにもアイヌ系の人々が住んでいるのですが、そうした人たちと出自の

話などしたことはありませんし、できる雰囲気でもありません。

 見えない差別ではなく、現実に今でもアイヌ民族への厳然たる差別が

あって、杉田某女の前で、私はアイヌだと言うことができない立場におかれ

ているのが不都合な真実であります。

 その差別を埋めるために、国ができることはせいぜいが啓発と補助金

出すことくらいですが、公の立場にある人が公金チューチューというのは、

彼女への公金支出をなんと表現すればいいのかと思うことです。

 

そこそこ忙しいことで

 本日もすこし風はあるもののお天気よろしとなりました。

 朝一番で風除室で管理をしている鉢物を外に出して、おひさんにあてる

ことにです。ついでに鉢などに水やりをしました。本日の最高気温は15度

くらいでありますが、このくらいあれば、花が寒さを感じることはないでしょう。

 午前中はトレーニングで75分ほど汗を流しました。そこそこハードな内容

でありまして、これがあと何年こなすことができるでありましょうか。

 お昼からは、関西へと送る荷物をつくることにです。家族の住むところの

近くに古本屋さんが新規開店したことから、そこに持ち込んでもらう本や、

家族に引き取ってもらう本を玉ねぎ10キロ用の箱に詰めてから、ヤマトの

営業所に持ち込みました。

 ちょっと惜しいなと思う本もあるのですが、徐々に処分をしなくてはいけ

ないので、今回は家族にすこし引き取ってもらう本にあわせてのチョイスで

ありました。まあ買取価格には期待せずで、荷物の送料がでれば、それで

よろしかな。

 文庫本とかも合わせると、50年を超える購入でありますので、一年で百冊

としても(百冊で収まるようになったのは、ここ何年かでありますからして)、

それなりであります。今となっては二束三文でありますが。

 本を増やさないためには、買った分は減らすことが必要で、これから5月に

かけて、古本屋さんに相談をしなくてはいけませんです。

 ということで、このところは単行本に関しては図書館から借りることにです。

先日には、「KEIRIN」という書名の本が目に入って、これを借りてくることに

です。「KEIRIN」ですから、これは競輪について書かれたものとなります。

書いたのは1996年から日本に住んでいる英国の新聞記者さんであります。

 競輪は、日本発祥の自転車競技であるとのことで、いまではオリンピックに

も採用された競技でありますが、スポーツというよりも、ギャンブルのための

レースという感じでありましたね。

 それは一般的には、今でもそうなのでありましょうか。

 この本の冒頭にも、次のようにありました。

平塚競輪場のスタンドの観客の多くは男性で、それは競輪場の常連客の

七パーセント以外は男性であるという統計を裏付けるものだ。私の見立てで

は、平均年齢は六十五歳くらい。その多くが、競輪好き定番の制服を身に

まとっている。おそらくアイロンといちども出会ったことのないポロシャツ、

ジーンズ、スニーカー、多種多様なくたびれた野球帽。なかには明らかに

小汚い服を着た人もいるが、まわりを威嚇するような柄の悪い人はひとりも

いない。彼らが溜め込んだエネルギーはすべて、自分の賃金、あるいは年金

の一部を賭けた選手の調子が悪いときに、大声で応援したり、罵声を浴びせ

たりするために使われる。」

 当方はいまだ競輪場に足を踏み入れたことがありませんので、この指摘が

あたっているのかどうかはわかりませんが、この本の著者は、このような競輪

愛好家を、決して嫌っているわけではないのですよ。

 最近に競馬愛好家といえば、佐藤正午さんでありますが、正午さんはくた

びれた野球帽はかぶっていないはずです。