雑記
「ごめん恋人はもういるんだ。
この人です。」
って自分の右手を紹介する。
っていうのと
「申し訳ないのだが、もう恋人はいるんだ。
ほらご挨拶なさい。」
って切り取った女性の手を紹介する。吉良よしかげ。
って。いや、どっちもドンビキするけど、ふとそういう比較を考えた。もったいないから残しとく。
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こんなにも夕焼けが気持ちいいなら毎日でも夕焼けを招待したいものだ。
現実でいえば、電車で夕焼けの時間を行ったりきたりしたい。
日記0610
伸ばそうとした手を引っ込める。そんなことばかりしていたら、心がくさくさしてしまうから、手を伸ばそうとする心をおさえつけた。
心をおさえただけでも心はくさくさしてきた。
機嫌のいいふりなんて。
コロッケを買って、袋につめているうちに、コロッケは滑って落ちた。
僕はひしゃげたコロッケを拾って、袋に入れた。
コロッケはあげたてであったかかった。
もう夏なんだ7時になってもこんなに明るい。
怠け者の私が毎日働く理由
「怠け者の私が毎日働く理由」
宇多田ヒカルが歌っているけれど、きっと私も同じような理由だ。
大切な人と過ごせない時間を埋めるためだ。
大切な人がいない世界なんて私には意味がないから。大切な人が私の世界に色をつけてくれたから。大切な人が現れるまでは私の世界には色はついてなかったから。
色がある世界を教えてくれたのに、また私の世界は色を失ってしまった。
仕事には行かなければいけない。決められた時間に出社して、働いていなければならない。そう認識出来ているうちはまだ働ける。
色のない世界を見つめてしまうと、両手でばたばたもがいてしまう。
違う世界に迷いこんでしまったのかと、ふわふわと気持ちが飛んでいってしまう。
うすく気化して漂ってしまう。
強い風がふいたらきっと私は消えてしまう。
夢ばっか見てないで地に足つけて生きろよと、言ってくれ。
曖昧にがんばれなんて言われるくらいなら
日記
罵ってくれたり、馬鹿にされたり、気持ち悪いと言われたほうが生きている気がする。
偉いねとか、がんばってねとか、励まされたりしたら身動きとれなくなってしまうでしょう。