お知らせ|「これはいいデザイン。」はじめました。

http://pinterest.com/korehaiidesign/

こんにちは、 2代目イチコでーす。
(もう2年目なので、ニコです!)

長らく更新のなかった「イチコとニコのWEB観察日記」、
2012年度はバージョンアップしてお届けします!
その名も「これはいいデザイン。」。

いいもの集めと観察日記を、PintarestFacebookページを使ってお届けします。

Pintarest:これはいいデザイン。(http://pinterest.com/korehaiidesign/)
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ぜひぜひフォローおねがいします!

そしてそして!
2012年度はメンバーもバーションアップ!
イチコ、ニコ、そして1年目、2年目のデザイナーを2人加えた
4人メンバーとなりました。
よりいっそう、色々な角度からいいものを観察していきます!

では、また〜

194日目:白鹿|辰馬本家酒造株式会社

http://www.hakushika.co.jp/
白鹿|辰馬本家酒造株式会社

こんにちは、 2代目イチコでーす。


あけましておめでとうございます!
気付けば、とてもとてもお久しぶりになってしまいました。。

新年一発目の観察は、イチコの大好きジャンル「お酒」!
イチコの地元では「白鹿」という日本酒が有名なのですが、そのサイトが
とても綺麗だったので、自慢しつつ観察しちゃいます。

トップページでは、メイン画面に「旬の白鹿」と題して、
毎月、その季節に合ったお酒の飲み方と料理が紹介されています。
階層を進むと素材の紹介、飲み方、器の紹介など
事細かに、丁寧に書かれています。

このサイトの魅力は、嫌味の無い、清々しい「綺麗さ」ではないでしょうか。
地元だからって、言い過ぎですか。
明朝で統一されたテキスト、縦書き、なにより見ごたえのある写真たち。この組み合わせが心地よさを生んでいるように感じます。Flash部分では、クリック時のアクションが気持ちいい。
サイトを訪れて、このトップページが現れて、嫌な気持ちになる人なんていないのでは、と思いました。
また、日本酒のサイトでありながらトップでは料理をメインに持ってくるところが、
名のある酒造だからこそできる、ってやつなのでしょうか。
その他「美味なる店」など、あくまでも「料理が主役です」というコンテンツがいくつかみられます。この演出はずるいなと思いつつ、嫌な感じがしないんですよね。

こういうサイトを見ると、ウェブで商品の魅力を引き出す方法ってもっともっと可能性があるんだろうなと思います。どの角度から見せるのか、どういう印象を与えるのか。
今回はお酒のサイトを取り上げたので、その他の酒造のサイトもちょこっと観察してみましたが
やはりそれぞれ少しずつ違っていて面白いです。
お酒好きなくせに、サイトはこんなに色々見たことなかったです。反省。

日本酒より焼酎派のイチコがお届けしました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

では、また〜

p1*[by ニコ][コスメ]193日目:NVUS

http://www.nvus.com/
NVUS

こんにちは、 ニコでーす。

あけましておめでとうございます!
今年一発目のサイトを分析したいと思います。
NVUSというコスメのサイトです。キャプチャでもわかるようにシンプルで美しいサイトです。

サイトにきて一番最初に出るのが…
「東京とニューヨークが考えた 自分と世界のバランシングコスメ」
というコピー。どどーんと出てます。このコピーが化粧品のなんたるか、コンセプトというものを語っているのでしょう。
ほうほう、バランシングコスメ…。お肌+気持ち的にも整えてくれるヒーリング系の化粧品のかしら。「こころに気持ちいいコスメ」といった印象を受けました。
「潤いを与える!ハリツヤアップ!」というよく見かける化粧品のアプローチではないところも印象にのこるポイントですね。
芸能人を使っていなくて、本当に商品で勝負!といったコスメなのでしょう。

でもってトップのfixですが、真ん中にコスメのプロダクトがばーんとおいてあります。それを挟むように
日本語と英語のナビが配されています。でもってマウスを動かすと…
動かした方に画面ごと回転するー!これ、バランスを表しているのでしょう。コンセプトを動きで表現しちゃうなんてなんてステキ!
しかも多言語サイトはボタンを並べて入り口を分けるのが多い中、あえてそこに演出を入れて化粧品のコンセプトを語っているとは…創意工夫…!

中身のコンテンツもテキストと写真が美しくレイアウトされています。
文字と写真しかないのに…なんでおしゃれに見えるんだ…!写真の撮り方もうっとりするほど美しい…。
開いているスペース。行間、文字間すら美しいです。これが余白の美ってものなのでしょう。
一度キャプってフォトショで解剖してみたいと思います。

今年も去年以上にたくさんのデザインを見て分析をして、がしがしデザイン作って行きたいと思います。
恥ずかしいですが、「自分だからできるデザイン」というものをゲットする一年にしたいと思います。
ばばーんとデザイン一直線!よろしくお願いいたします!

192日目:DESK

http://desk.cmiscm.com/#/
DESK

こんにちは、 ニコでーす。

今年ももうすぐ終わり…。自分のデスク周りのお掃除はお済みですか?
机って人が出ますよね。いろんなクリエイターのデスクを見たい!
そんな思いを叶えるクリエイターのデスクを紹介するサイトを観察しようと思います。

クリエイターの人となりはデスクににじみ出てくるもの。デスクを見れば全てがわかる!
そこからインスピレーションを受けて下さい。といったコンセプトのもと作られたコンテンツのようです。自分の机を投稿する事もでき、iphone / ipadアプリも出ていてます。で、facebooktwitterでシェアできるようになっています。

サイトは一見シンプルなんですが、ちょこちょことした工夫や演出がちりばめられていて楽しいサイトになっています。まずトップで並んでいる机、ちゃんとみると机の上に載っているアイテムがそれぞれ違う事に気づきます。これによりグリッドにそって並んでいてもリズムある画面になっているんですね。しかもこのサイト、アイコン写真とナビ以外は薄いグレーと白色でできています。このおかげでアイコン写真が自然と目に入ってきます。使用色は単色、しかも無彩色とは…攻めている!


動きの演出もすごく派手ではないのですが心地いい動きをします。トップでは机が左右交互に移動して入れかわるのですが、入れかわる時間の間隔と動いて止まる瞬間のイージングが良いなと思いました。デザインがかわいらしい感じなので、ポップな感じの動きになっています。アイコンをマウスオーバーするとぐにゃりと歪む演出が施されていたりして、細かい部分にも手を抜かないこだわりを感じさせます。

サイトもステキなのですが、クリエイター達の机もすごくすてきです。思わず全部の机を見ちゃいました。「見ず知らずの他人の机、そしてそれを使っている人」という物がコンテンツになる物なんだなぁとちょっとびっくりしました。机という多くの人が持つ共通点をとおして人を見ているからかもしれませんね。机だったら共感できる部分はかなり多いんじゃないかと思います。自分の机に似ているクリエイターを見つけるとその人のこと気になったりして、最後は人に落ちて行くところがソーシャルと繋がっている意味があるのかなと思いました。

そういえばインスタグラムは写真で人と人とが繋がるなー。人を直接的につなげるよりその人となりを表すものからつながりを生み出す方が自然なのかなー。なんて考えるニコなのでした。

191日目:C H R I S T I A N   D A D A

http://www.christiandada.jp/
C H R I S T I A N   D A D A

こんにちは、 ニコでーす。


長らく更新していませんでした!ごめんなさい。
きょうはオシャレなファッションのサイトをご紹介します。しかも今はやりのタテスクロールサイト!トップのビジュアルもバシッと決まっていてカッコいい。でもってスクロールを動かすと…
「なんか気持ちいい!!でもってセンスいい」今回はこの「なんか」について観察して行きたいと思います。

全体をみると文字が圧倒的に少ないです。しかも文字がかなり小さめ。そして余白を大きく取っています。余白って取り方を間違えるとスッカスカの寂しいサイトになってしまうのですが、ビジュアルとのバランスをみて配置してあります。BIOGRAPHYは見出し部分で大きく余白を取りつつ、文章部分はつめすぎない程度に行間を詰めています。メリハリってことか…!フォントはよくみるとすごく華奢で細いわけではないのですが、控えめな感じに仕上がっています。何でなのかニコなりに分析した結果、背景とのコントラストをあまりつけない色を使用することで背景にとけ込ませて画面全体との一体感を出しているんじゃないかと思いました。なので視認できるウェイトを保ちつつ控えめに華奢っぽく見せているんじゃないかと…。文字が文字ではなく、ビジュアルの一部として見えます…すごい…。

演出は派手にぐるぐる回ったり何かが出てきたりする訳ではないのですが、ひとつひとつにくふうがあるんですね。さりげなく画像の位置が変わったり、ゆっくりと文字が出てきたりします。文字もマウスオーバーするとリンク部分がくるっと回転します。出てくる位置もビジュアルと連動しており、スクロールが気持ちよい物になっています。ニコが良いなと思った演出はシーンをつなぎあわせている部分がゆっくりを波を打っているところです。移り変わりを感じさせないし、サイトの全体を上手くつないでいる部分だと思いました。ここがすぱっと切れていると、また違った印象になるのでしょう。

全体的に黒色で使用している画像も少なくミステリアスな感じ…
もうちょっとこのブランドの服が見たいなーって思っちゃいました。

このサイトを見ていて思ったのですが、ウェブサイトで「ステキ!」って感じる瞬間ってサイトに訪問して、最初にビジュアル見て画面を動かした5秒間くらいで決まるのかなとニコはこのサイトをみて思いました…。

じつは最近業務でタテスクロールサイトの制作にたずさわったニコ。
結構派手に動くのですが、5秒で「ステキ!」と思ってもらえてるのかしら、ブランドらしさを伝えられているかしら、と、ふと思いました。デザインてむずかしいですね…。

190日目:博報堂DYインターソリューションズ

http://www.hakuhodody-inter.co.jp/
博報堂DYインターソリューションズ

こんにちは、 2代目イチコでーす。


お久しぶりです。
今日は博報堂DYインターソリューションズのサイトを観察します!

最近リニューアルされたこのサイト、以前のサイトに比べてぐっと親しみあるデザインになりました。内容を1ページに集約してあり、リンクをクリックすると各エリアへスクロールする構造です。
すみずみまでイラストがあしらわれていて、この雰囲気だけでかなり印象がかわります。緑とオレンジの優しい色合いも、ロゴのトーンから外れすぎず良い感じ。紹介しているのは会社概要や採用情報など一般的な企業の情報で、固い内容なのですが「読みやすいかも?」と思ってしまいます。小さなキャラクターたちがスクロールに合わせて動くのもポイント。スクロールするのが楽しくなるし、細かい所にまでこだわっているなと思います。

企業サイトをいかにちゃんと「読ませる」か、難しい事だなと思います。
その会社に就職したいと思う人であればどんなサイトでもすみずみまで読むかもしれませんが、たとえばクライアントがいて、「こういう仕事をしてほしい」を叶えてくれる会社を探しているとき、候補がたくさんあるとサイトを見るのも面倒になってくるのではないかと思います。そんなときに重要なのは、やはり「読みやすい」であり、かつ何をしているかがすぐ分かる、ですよね。
サイトのデザインで、まずどんな雰囲気の会社かを知って、さらに事例紹介ページで作品を知る。このサイトはその導線がわかりやすいなと思います。また、基本的な情報は同じページ内にすっきりまとめてあるのも良いです。ついでに、、くらいの感覚で読めちゃう。
ちなみに、インターソリューションズの採用サイトもけっこうしっかり作り込まれています!
http://www.hakuhodody-inter.co.jp/recruit/
こちらも合わせてみると面白いかもしれません。

では、また〜

189日目:節就宣言 | 面白法人カヤック

http://www.kayac.com/recruit/sesshu/
節就宣言 | 面白法人カヤック

こんにちは、 ニコでーす。


KAYACリクルートサイトを分析したいと思います。
エコがはやっていますが、まさか就職活動にもエコの時代がやってきたとは…!
リクルートサイトとして今までにない切り口です。

このサイトはKAYACへの合格(内定)を診断できるコンテンツです。志望動機を送るだけで合格できるかどうか診断してくれちゃいます。他社の履歴書も送って良いとの事…。なんかぶっ飛んでてすごいです。

いろんなリクルートサイトを見る事があるのですが、多くは会社のこと、仕事の事、先輩の声を掲載するコンテンツとなっていますが、KAYACはリクルーターが今すぐ使える面白コンテンツとしてリクルートサイトを制作している所に驚きました。リクルートサイトで会社の事を語らなくても、会社のサイトで行っている事業や、企業理念についてアツく語っているので、わざわざリクルートサイトで語らなくても良いのかもしれませんね。「リクルートサイトでこういうことやっちゃう会社だよ!」と会社の社風などをアピールする事もこのリクルートサイトでできちゃっていますね。
http://www.kayac.com/

これもリクルートサイトの一つの形。サイトのデザインは至ってシンプルですがアイディアが面白いなぁと思いました。ウェブだからといって派手に動かせば良い物ではなくて、やっぱりアイディアがコアとしてあって、それが相手に伝わるかどうかなんだなぁと思いました。

KAYACに入りたい方はこのコンテンツを使ってわざとぶっ飛んだ面白い履歴書を作って送ってみるもの良いかもしれませんね!