模倣犯
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: 文庫
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最初の方は、まさにジェットコースターというか、
グイグイ読んじゃったんだけど、4巻あたりは中だるみだった…。
栗橋と高井についてはすごい丹念に書かれているのに、
ピースの描写が意外と少なくて、最後があっけなかったなー。
登場人物それぞれにドラマがあって、
それゆえに登場人物への好き嫌いもできたけど、
ピースだけはそういうのも感じられずに終わってしまった。
嫌われ松子の一生
- 作者: 山田宗樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/08/01
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- 作者: 山田宗樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/08/01
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だけど、読後感はそんなに悪くないです。
襲われたり悲惨な目にあっているのに、
すごく淡々と書いてあるのが不思議なかんじでした。
テンポよく不幸にあうというか。
松子は男を見る目がまったくなくて、
変な時にだけ思い切りがよくて、読んでてイライラした。
でも、男の人から見ると、そういうスキだらけのところがいいのかもねー
と思ったり。
誰も寝てはならぬ
- 作者: サラ・イネス
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/21
- メディア: コミック
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それは、この「誰も寝てはならぬ」です!!
心の安定剤として、暇な時はついつい手にとってしまう…。
「超面白い!!」という劇的な何かがあるわけではないのですが、
じんわりとほくそ笑んでしまうような面白さで、オススメです。
ちなみに、私は付き合うならヤマダ派です!(どうでもいい情報)
この作者の他の本も読んでみたくて、
古本屋で(なぜなら、既刊がほとんど絶版だから…)探してしまう今日この頃。