シビックイノベーション拠点「スナバ」プレオープン
久しぶりのブログの更新で、ログインIDもパスワードもすっかり忘れていました。
先週の土曜日は、塩尻市で取り組んでいた、シビックイノベーション拠点(コワーキング+アクセラレーター+リビングラボ)「スナバ」のプレオープンでした。
3月の建物の完成から、準備・木レンガの敷並べワークショップなどを経て、心待ちにしたオープンでした。
コンテストへの写真と資料の整理を終えて、一息。
大勢の人が、建物でくつろいでいるのを見るのは、建築家として一番楽しい時間です。
設計を始めた時から、皆が一番こだわったのが、オープンキッチンです。
ここが、初めて出会う人達とのコミュニケーションのスタートです。
外観は、市松に配置した窓と、カラマツ板とガリバリューム鋼板のパッチワークでデザインしました。
興味のある方・・・https://www.sunaba.org/・・・のページで、内覧会やイベントをチェックしてお越しください。
グランドオープンは8月3日の予定です!
松本ヘルス・ラボ OPEN!
今日は、インテリアデザイン・家具デザインを担当させて頂いた、松本ヘルス・ラボの開所式でした。私も来賓としてお招き頂きました。
松本市が健康寿命延伸のもと、松本地域健康産業推進の一環として取り組んでいる「松本ヘルス・ラボ」のショールームオフィスです。
松本市長・市議会議長・経産省・松本市医師会、のお歴々によるテープカット。
そして、内覧会。
健康や健康産業に関する興味や理解を深める場所として、また多くの市民が、気軽に立ち寄り会話を交わす場所として設計しています。
ちょっと立ち話をする、スタンドカフェやワークステーション。腰を掛けて談笑するラウンジ。血圧、体重、体脂肪などを測定記録し健康に関心を持つヘルスサポートステーション。中心市街地でのワーキングの助けとして商談にも利用できるオフィスレンタルスペース。そして中心市街地で一番快適な、ベビーシートからオストメイトまで備えた多目的トイレで構成しています。
そして、壁面には、健康産業や地域活動などを紹介する、棚とパネルをデザインしています。
棚や壁面、またテーブルやカフェスタンドには、地元産のカラマツ板を多用しています。
カラマツでインテリアをデザインすると、ウッディーでカントリースタイルのデザインに成りがちですが、壁面や棚の方建てのカラマツ材は、浸透性の白色塗装にして、モダンでありながらも柔らかい印象のインテリアにまとめています。
中央公民館「Mウィング」のロビーに面して、見え隠れする壁面棚で公民館の顔として、松本市のメインプロジェクトのアピールも意識しています。
今回のインテリアデザインの施工、制作には、工務店:大蔵木工。カラマツ材料の手配:林友。スチールフレーム・昇降デスク:内田洋行。カフェステーションワゴン:アトリエM4。など、地元・全国展開企業をミックスしながら様々な方に関わって頂きました。皆さん、其々に素晴らしい知恵と技を提供して頂き有難うございました。
第13回長野県建築文化賞 審査結果
長野県建築文化賞の審査結果が発表になりました。
住宅部門で「プラットフォームハウス」、一般部門で、信州大学の寺内さんと共同設計した「木祖村・笑ん館」の2作品が現地審査に残っていましたが・・・・・
そして「木祖村・笑ん館」は、一般部門で奨励賞を頂きました。
http://www.nagano-kenchikushikai.org/profile12.php
其々に、思い入れを持って設計し、現場監理をした建物を評価して頂いて有難く思います。
これを励みに、これからも頑張っていきたいと思います。
第13回長野県建築文化賞 現地審査
今日は第13回長野県建築文化賞の現地審査でした。しかも嬉しい事に、住宅部門と一般部門で一作品ずつノミネートされました。
朝一番に、住宅部門の「プラットフォームハウス」。
今年の審査委員長は、中村好文さん。爽やかに晴れた松本の街を見下ろすプラットフォームでの現地審査は、楽しく和やかな雰囲気で終わりました。
そして、お昼にもう一軒・・・信州大学の寺内さんと共同設計した「木祖村交流施設 笑ん館」。
こちらでは、高校生が竹のキャンドルシェード制作のワークショップの準備をする中、建物が活き活きと使われている様子をご覧頂けました。
毎回審査委員長は変わるのですが、過去に何度か最優秀賞や優秀賞を頂いている相性の良い賞です。年度末の結果発表を楽しみにしています。
松本市景観シンポジウム
毎年恒例の、松本市景観シンポジウムのご案内です。
今年は1月15日(日) 於:あがたの森文化会館。テーマは、現在建替え構想が進んでいる「新博物館」。
第一部の景観賞の表彰に続き、第二部の基調講演は、数々の美術館の設計を手掛けてこられた、香山壽夫さん。
続く研究発表は、建築士会で取り組んできた、三の丸のまちづくりや、地元住民との博物館関連のワークショップの発表。
その後のパネルディスカッションは、五感で感じる美術館を運営している、ちひろ美術館の松本猛さんをコーデイネーターとして、香山壽夫さん、山本桂子さん(新まつもと物語プロジェクト)、そして私で、これからの博物館に期待をおしゃべりします。
お時間のある方・・・是非、お越しください。