確か三上寛の歌のセリフ(歌詞でなく)でこういうのがあって、本当にこのセリフ好きだなと1日1回は思い出している。こういうタイトルの本があったら中身見なくても絶対買うと思うな。
7月は実家の引っ越しや、口が50ミリ開いたりとか色々なことがあった。引っ越しのとき、トラックに積んでいたストーブから灯油がこぼれて、中井英夫本が入った大事なダンボール箱にかかってしまった。
箱はぜんぶで70箱以上あったのに、よりによってなぜ、あの箱が濡れなくてはならなかったのか!
しかし実際一番濡れたのは母の大事にしていた「星の王子さま」だった。
私が業者のひとに「仕方ないので捨てていいです」と言ってしまったのだが、今でも戻れるものならあの日からやり直したい。捨てることない、乾かせばよかったんだよ。
悪いことしたな……。
あと、すこし社会復帰をした。

前回の日記を書いてから数回おしりかじり虫のアニメを観て、詳しいストーリーがわかってきた。人間のおしりをかじる妖精・おしりかじり虫が都会へ行く→相変わらず色んなおしりをかじって過ごしていたが、都会には手ごわいおしりが多く(巨大・苦いetc)、病気になってしまう→寝込み、くじけそうになるが、立派な父と母のことを思い出したり、それでもおしりをかじりたいんだ!という己の欲求を再確認したりして、もう一度立ち上がる→さまざまなおしりに負けぬよう、瀧行などする→うまくゆく
ところで昨日観た「わたしたちの教科書」の最終回はすごくよかった。ラストの明日香の手紙には一番大事なことが書かれているとおもった。明日香と朋美の「しりとり」をきいて、アンゲロプロス監督の「エレニの旅」のラストシーンを思い出した。偶然なのかな?でも「わたしたちの教科書」には詩的なセリフが多かったので、脚本家のかたが影響を受けていたとしてもおかしくないなとおもった。

昨日はじめて「おしりかじり虫」@みんなのうたを聴いた。おしりかじり虫って妖精なのか。おしりをかじらないと生きてゆけず、病気になっちゃうんだな…。あの念仏のようなサビが頭から離れない。梅雨に入ってからふだんよりも体が痛く、口もマトモに開く気配がないけど、先日の福岡紀行で久しぶりに友達(id:cocornaタソ)と会えたので明るい気持ちになった。友達とフラワー・オブ・ライフ4巻の感想など話し合った。よしながふみの漫画は大好きなのだが読んでいてたまにちょっとひっかかるところがあって、それがなんなのかフラワー・オブ・ライフの4巻を読んでようやくはっきりしたから、そのことについて友達としゃべりたかった。私はよしながふみの、愛憎の"憎"のほうが一時的に勝ったときの人間の酷さ、の描きようが(気合が)苦手なんだとおもった。フラワー・オブ・ライフのラストは本当に好きだけれど。「水枕羽枕」の描き方が好きだからそう思ってしまうのかな。

yamadanobuo2007-05-13

引っ越しの荷造りとか始めなきゃならないのに、昨日がまんできず「メタボラ」を買ってしまった。だって図書館で予約したらきっとすごい待つんだ……。今日で「アンナ・カレーニナ」が読み終わりそうなので、そちらが読み終わったら読もうとおもう。(アンナ・カレーニナは裏表紙の紹介にかなしい結末が載っていたので、ラスト読みたいけど読みたくない)
写真は前回福岡にいったときに買った博多人形。こちらもがまんできず買ってしまった。
なんという愛らしさだろう!かわいすぎて直視できない。福岡にいくまでは、博多人形がこんなにかわいいなんて知らなかった(博多人形というと深沢七郎の「秘戯」のイメージだったので)
今月は友達の結婚式があるので25、26と大阪にいく。大阪へは2年以上前に北辻良央さんの個展を観にいったきりなので楽しみ。そのあとすぐ引っ越しだしお金もないしで1泊しかできないけど、25日はしっかり観光してこようとおもう。かっぱ横丁には絶対いく!

最近よくしゃべってるなあと思う(夢の中で)
ネットのニュースとかで「花男」の話題を見かけると、
一瞬必ず「花男(野球のほう)がドラマ化!?」とかんちがい
してしまう。そのあとすぐに、ああはなだんのほうかって
わかるけど。
旅行会社の、HISの電話の保留音(楽)っておかしい。
「♪温泉温泉温泉〜絶景絶景絶景♪」うろおぼえだけど、こんな
感じの歌が流れる。

yamadanobuo2007-03-23

今回は姪浜船場からフェリー(船名:フラワーのこ)に乗って
能古島」にいってきた。すごくいい天気で海がきれいだった。
「今、旅をしている……」と感動できるので、旅っぽいこと
をたくさんするのはいいとおもう。
「のこのしまアイランドパーク」に行き、菜の花畑やヤギやうさぎなどを
見て回った。ちょうど園児と中学生の遠足といっしょになり、
あまりにもキャッキャとうるさいのでおもしろかった。
帰りの船を待つ間、渡船場ちかくのおしゃれげなカフェに入った。
するとお店の方たちに「こんにちは!」と思いがけず温かく迎えられたので、
動揺してしまい、伏目がちにおどおど席につく。ああ、心のじゅんびができていれば
挨拶を返せたのに……と自分の鈍くささにいらだつ。ほんともっそり*1してる!!
能古島から帰ったあとは天神にいき、丸善で本をさがした。
病院では同郷の先生とまたローカルな話をし、口の中二箇所に麻酔を
打ってもらい(毎回けっこう痛い)、マウスピースの調整をしてもらい、
帰ってきた。
今回の旅行も楽しかった。次回は久留米の草野町に行ってみようとおもう。

*1:もっさり&のっそり

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 2 (アクションコミックス)

鈴木先生 2 (アクションコミックス)

前々から気になっていた「鈴木先生」の1巻を福岡で買った。こんなのりの漫画、
初めて読んだ。あまりに異常で驚いた。強烈な面白さだったが、気になった
部分が2つあった。(それがわざとなのか、作品の瑕なのかぜんぜんわからない。
とにかく早く2巻が読みたい!)