ある愚か者へのコメント(オヤジのつぶやき)

#1

こんにちわ。私は戦争と戦争映画に関心のある者でこの戦争ドラマに関する日本人の反応をしりたくて検索しました。このドラマへの反応はおおむね好評で、特にNHKのHP掲示板に投稿されているように「戦争犯罪って何なのか自分で考えたい」という反応が多いと思います。

その中で貴殿は明らかに知識不足から大きな間違いをしているようなので僭越ながらコメントさせていただきます。

>戦争をすることは「犯罪」とはされていないのが当時の国際法である。
>それでいけば「戦犯」なるものは、あるわけがない。
 あなたは混乱していますね。まずドラマの主人公が裁かれたのはB級戦犯としてであり(一般にBC級と呼ばれるが実際にはB級しかない)、B級戦犯=一般的な戦争犯罪が問われています。即ち戦争での過剰に残虐な行為の禁止です。これは日本が戦争を開始した時点で既に国際法で規定され日本も遵守に同意しています。従って、主人公が戦犯に問われるのは当然です。
 問題はそのくせ日本軍は実際には兵には国際法の存在を教えず、一方軍自体は残虐行為をけして否定しない方針をとり、兵士には絶対服従を要求したことです。これでは日本の末端の兵士が戦争犯罪を犯すのは当たり前でしょう。従って主人公が苦しむ原因の大きな部分は実は日本軍にあるのです。


>ならば、彼らに「責任」を問うのは、「理不尽」以外の何者でもない。
>日本人は彼らを責めてはいけないのだ。
 当時の日本ではBC戦犯への風当たりは強かったようですが、今はないでしょう。そして貴殿の論調は、「世界の人は彼らを責めてはいけない」と受け取れます。上記の経緯を知れば、それは間違いでしょう。
 たしかに戦犯裁判は戦勝国が敗戦国を裁く過酷なものですが、それも国際秩序の一つです。すなわち戦勝国でさえ裁けなかったら誰が裁くというのでしょうか?現在では旧ユーゴ紛争などの戦争犯罪人国際司法裁判所で裁かれており、それは「国連の下」で裁かれています。そして日本はその国連を支えている主要な国の一つです。即ち、第2次世界大戦後日本も含めて国際社会は、こうした戦争犯罪を「国際社会の秩序」として禁止し裁くようになったとという事をお考えください。
 更に、今や「国際社会の下」で戦争犯罪を裁くことが曲がりなりにも可能になったことで、戦勝国の犯罪をも理論的には裁けるようになった事をどう考えますか?すなわちアメリカはイラク戦争でのアメリカ軍の戦争犯罪を問うことを拒否しているという事実があるという事です。これは国際社会は戦勝国アメリカの戦争犯罪を問うているが、アメリカは抵抗しているという事でしょう。


>戦争をすることは「犯罪」とはされていないのが当時の国際法である。
>それでいけば「戦犯」なるものは、あるわけがない。
これはA級(平和への罪=侵略戦争を行った罪)の事ですね。これらはあなたのご存知のように1945年以降に裁判で採用されたものです。日本人でこれらに問われたのは、東京裁判被告の日本の指導者たちです、従ってこのドラマとは直接関係ありません。

>ただ「敗戦国日本」として「戦争に負けた国民への責任」はある。
>その意味では、A級戦犯とされた人々は、重い責任がある。
>国民を悲惨な目に合わせた責任が・・・である。
 貴殿はここからBC級む含め日本の戦争犯罪を全て否定しているように受け取りました。しかし貴殿の論旨で言えば、日本人の手で「国民を悲惨な目に合わせた責任」を裁けば良いのではありませんか。そして実際にドイツではそのような裁判が行われています。又日本でも読売新聞が紙上でしたように、事後の議論としてそれは可能です。読売新聞のその検討結果はほとんど東京裁判の結果と同じでしたよ。
 こうした経緯を知ればA級も含めBC級も、全ての日本の戦争犯罪者には、「それなりの罪」があったから責任を問われたと受け取るのが当たり前であることがおわかりでしょう。


>「戦争に負けた」
>これがすべてだ。
 上記から結論として、戦争犯罪を問う必然性は今やそれが国際社会の秩序だからなのはお分かりでしょう。そして今や戦勝国も問われる可能性があります。これがわかれば「戦争に負けたのが全ての原因」というのは完全な間違いであり、ひどく幼稚な考え方です。そしてあなたが幼稚なのは下記のように実は非常に古い父親の体験から一歩も前進していないからですね。

>そんな父親が「負ける戦争をしたのが悪かった」と言うのだ。
>多くを語らなかった父だが、このことだけはボソリと言った。
 あなたがひどく幼稚なのは、上記の父親の発言をそのまま受け入れているからですね。この父親の発言は実際にはどうしようもなく古くさいもので、日本軍の残虐行為をどう考えればいいかわからない、大昔の知識の不足から出てきた狭量な観念です。
 即ちこうした発言はけして日本が負けた1945年以降に出てきたものではなく、日中戦争での日本兵の当時の体験談に既に出てきます。それは「日本軍によって」大量に民間人が殺され、略奪される様子、それらの不法行為でひどく混乱した中国社会の様子を見て、戦勝国であった日本の兵隊が漏らした感想なのです。
 当時の日本兵はこうした残虐行為・不法行為が国際社会で禁止されているのを知らず、自分の残虐行為が、本来してはいけないものだと知らなかった。そのため戦争で負ければどこの国でもこういう酷い目に会うのは仕方がないと思っていた。だから出てきた発言です。


 今では昔の日本軍のこうした残虐行為が戦争犯罪にあたり、国際社会はけしてそれを許さないのはお分かりでしょう。従って「戦争に負けたから何でも酷い目にあう、負けたらいけないのだ」は完全な間違いです。実際には戦争でもある程度の秩序があり、残虐な殺人はいけない戦闘に関係ない民間人への虐待はいけない。また戦後もたとえ戦勝国が何でも好きなようにできる訳ではありません、ある程度の枠があるのです。戦争犯罪、それは20世紀までの人間が戦争を反省し、形ってきた一つの秩序なのですよ。

#1b

理想を語ってくれてますね。あなたの思考回路は、以下によく出ています。
>>> 今では昔の日本軍のこうした残虐行為が戦争犯罪にあたり、国際社会はけしてそれを許さないのはお分かりでしょう。従って「戦争に負けたから何でも酷い目にあう、負けたらいけないのだ」は完全な間違いです。実際には戦争でもある程度の秩序があり、残虐な殺人はいけない戦闘に関係ない民間人への虐待はいけない。また戦後もたとえ戦勝国が何でも好きなようにできる訳ではありません、ある程度の枠があるのです。戦争犯罪、それは20世紀までの人間が戦争を反省し、形ってきた一つの秩序なのですよ。

>今では昔の日本軍のこうした残虐行為が戦争犯罪
具体的にどういう残虐行為があったのか、書いておられませんが、時代考証を現代と混同していませんか?国際司法裁判所なるものが、どれほど機能しているのかは、なはだ疑問です。システムをいくら変えてみても、同じ事の繰り返しですよ。要は、その思想的背景の問題ですから・・・。
そこを考えなければ、何も変わりません。幼稚な考えでも、本質を捉えていることはあるのです。理論など後付でしかありません。歴史が繰り返されるのは何故か?
もう一度、考え直した方がよいのでは?(笑)

#2

>具体的にどういう残虐行為があったのか書いておられません
回答:私がすぐに言えるもので書けば従軍慰安婦です。日本軍の戦争犯罪で1これほど広範に行われ、2世界中から非難されているにもかかわらず、3未だに日本人が認識しておらず公式の謝罪も賠償もしていない問題はないでしょう。慰安婦とよばれた方へどんな残酷な行為を行ったかについては例えばネット上に自由にたずねる事のできる場所では http://ianhu.g.hatena.ne.jp/ といったものがあり、詳細はそこで知ることが可能でしょう。

時代考証を現代と混同していませんか?
我々は常に現在の問題を論じている。63年前に終わった日本の戦争犯罪は今でも裁かれつつある事をあなたは知らないようだ。例えばドイツではこうした犯罪には時効はない。自分の無知を恥じるべだろう。

国際司法裁判所なるものが、どれほど機能しているのかは、なはだ疑問です。
旧ユーゴ紛争の当事者たちは国際司法裁判所で裁かれています。又日本はそれを支える国の一つです。日本が世界の平和と秩序を重んじる国であればこうした機関の判決に従うのは当然のことでしょう。
具体的に書けば、もし自衛隊国際紛争に関与して残虐行為をすれば、ここで裁かれる可能性があるということです。

>その思想的背景の問題
国際司法裁判所に連なる戦争裁判の思想的背景は「法の支配」でしょう。即ち、国際社会全体で一つの法を共有し、その法の秩序に従うことで、紛争を未然に解決し平和をつくるということです。

 これは「国際社会を」「一国の社会」に読み替えればで常識的で有効な考え方であるのは理解できるでしょう。それぞれの国家に主権を認める国際社会でも、経済・文化など国家間の関係性は無視できず、これは国際社会全体が一つの共同体として動いているという見方です。そして今では国連を中心として公的に国家を縛る規則が既に存在している。日本が世界の平和と秩序を重んじる国であれば、それを推進すれこそ反対することは考えられません。

>歴史が繰り返されるのは何故か?
なんの歴史か不明ですが、戦争の歴史で言えば繰り返されていません。20世紀以降の全ての戦争を統計的に分析した結果は、今ではもはや大国間の戦争は難しいだろう事を示しています。即ち第2次大戦以降たくせんの戦争が起きたかが、実際に大国が衝突することはなかった。それを考えるべきです。

あなたの間違いは根本は知識の不足に発していますね。戦争と平和、その中の一主題としての戦争犯罪について、50年代の敗戦直後とは異なり、今ではかなり多くの情報が得られる。そうした情報をまったく吸収せず、未だに1930年代の体験だけで戦争を判断しようとしている、そこに貴殿の大きな間違いがあると思われます。

#2b

あなたは国際社会が「善」と言う前提で物事を考えているようですが、そこがそもそも間違っていませんか?私と違って、あなたはよく勉強されている知識人なのでしょうが、思い込みがちょっと強いようですね。

それと、歴史を語る場合、時代状況を踏まえて考えなければ、その時の対応がどうだったかは判断できないでしょう。

第二次大戦以降大きな戦争が無かったのは、「冷戦」という軍事バランスがあったからで、世の中が進化して平和になったわけではありません。その後、アメリカ覇権が終わり、今、世界は主導権争いが盛んになっています。印パ間を見ても、「もう戦争は無い」とあなたは言えますか?

従軍慰安婦なる言葉を作って、昔からこう言われていたかのような発言は、慎むべきでしょう。軍が主導して行ったと言う事実は確認されていませんよ。むしろ軍は「慰安婦を強制徴集してはいけない」という通達を何度も出している事実を知っていますか?

慰安婦がいたことはわかりますが、「従軍」ではありませんよ。こういう行為は、日本だけではありません。慰安婦が「自分から行きました」などと言えるわけも無く「連れて行かれた」と言うしかないでしょう。騒がない事が「彼女達の為」でもあるのですよ。
自分の知識を過信しない方がいいですよ。老婆心ながら・・・。(苦笑)

無知による国際関係へのよくある間違いが散見され大変面白いですね。ブログ主は私のコメントをよく読んで勉強するように。

>国際社会が「善」と言う前提で物事を考えているようですが、そこがそもそも間違っていませんか?
安全保障を検討する国際関係論では、主権を有する各国はそれぞれの利益計算の上で動くと考えている。基本的にそこには善悪という基準はない(従って事実上の侵略行為である覇権行為の発生などが検討できる)。その上で夫々の国家の「平和という利益」を実現するために、戦争犯罪を規定するような国際秩序(法の支配)が生まれたとしている。普通に計算すればほとんどの国にとって自国の繁栄にとって平和が大きな利益(大前提)であるのは容易に理解できでしょう。

つまり戦争犯罪を裁くというのは「法の支配」であって善意などという恣意的なものではない。かつて日本の戦争犯罪を裁いたアメリカが国際司法裁判所に否定的なのはこのためでしょう。一国行動主義のアメリカにとってそれがアメリカの自由にならず法の規則で縛られるから忌避するのでしょう。

ブログ主の「秩序=善意」などというのは正に無知ゆえの思い込み、あるいは法というものが理解できていないせいであろう。国内法で言えば、なぜ殺人を犯したら裁かれるか、刑法の精神ではそれは道徳的な規範や復讐のためではない、社会の秩序維持のためである、その為被害者は無視されてきた。自分の無知をよくかみ締めることだ。


>第二次大戦以降大きな戦争が無かったのは、「冷戦」という軍事バランスがあったからで、世の中が進化して平和になったわけではありません。
 ブログ主が第二次大戦以降の世界でおきた戦争をちゃんと理解しておらず、ただ冷戦というキーワードだけしかなく、何も考えていないのがわかって面白い。ブログ主はキューバ危機などご存じないのだろう。

 冷戦とは何だったのか?冷戦はアメリカ−ソ連間の戦争だったが、この2国間の直接対決はキューバ危機で回避された。すなわち冷戦の歴史を見れば、大国間の戦争はできない又はおこらない、という経験が蓄積されたと言えるという事だ。私は今や大国間の戦争はむずかしいだろう、と書いた。冷戦の経験はそれを裏付けているし、ソ連の崩壊で更に難しくなった。

あなたが「歴史が繰り返されるのは何故か?」と「大国間でも戦争はなくならない」という主旨で書いたのある意味当たり前だ。あなたはキューバ危機も、冷戦の意味も知らない、すなわち歴史から何も学んでいないからですね。


>印パ間を見ても、「もう戦争は無い」とあなたは言えますか?
印パは大国ではありません。この場合大国とは国際法を作るなど国際社会を形作る上で主導的な役割を果たせる国を指しているのが常識でしょう。要はG8+中国です。ここで注意すべきなのは、戦争犯罪の規定などの国際秩序は戦争を抑えるためのものであって、現に戦争があることとは直接矛盾しないことです。殺人罪があっても殺人はなくならにように。

又ブログ主の間違いは、世界中で起きている戦争と日本の戦争をごっちゃにしているだろう事です。世界のどこかで戦争が起きていても関係がなければ日本は平和であるのはこの63年が証明している。また今、日本がインド・パキスタンと戦争する可能性はないでしょう。現在も世界で戦争はおきている、しかし日本が関わる戦争はほぼ起きないと言えましょう。

確かに現在の情勢では世界中で戦争がなくなる日はかなり遠いでしょう。しかし世界で戦争はなくならない→だから日本も危うい。これはある意味では平和運動に騙されているとも言えます。そういう非現実的な思考は、真面目に自国の安全保障を考えられない平和ボケというべきです。しかし残念なのはこうした無思考は日本では珍しくないことですね。


>歴史を語る場合、時代状況を踏まえて考えなければ、その時の対応がどうだったかは判断できない
従軍慰安婦に関して言えば、1941年の段階で日本軍はその時の日本の法に照らして犯罪を犯していたのは、吉見義明氏の論文により2007年はっきりしている。すなわち当時でも本人の同意なしに商売を偽って女性を海外へ連れ去ることは、違法(拉致・誘拐)であり、日本軍はこれに反している。秦郁彦などいわゆる歴史修正主義者はこれにまったく反論できなかった。引用サイト等で勉強すべきだ。

>(従軍慰安婦を)軍が主導して行ったと言う事実は確認されていませんよ。
確認されています。詳細は私が引用したサイト(http://ianhu.g.hatena.ne.jp/)などで聞いてみればよい。暇であれば京大教授が出てきて答えてくれるだろう。でなくても詳しい人がいるのであなたの愚かさを細かく明らかにしてくれるだろう。


>自分の知識を過信しない方がいいですよ。
この人はなんと愚かなのでしょう?何を信じて生きているのか?あまり自分の無知を誇らない方がよろしい。
おそらく私の知識が間違っていると言いたいのだろう、しかしこのブログ主が反論できないという事は、ここでは私の意見が正しいという事だ。このブログ主が、もしそれに不満なら、すべきなのはマメの歯軋りなどではなく、コメントに従い調べ考える事だろう。それができないのなら、只自分が思い込みたい事を書き連ねている愚か者という事だ。

戦争犯罪を描いたドラマへの感想

(1)

日本では戦後60年経っても戦争犯罪についての理解が浅く、上記のような間違った見方が流布しているのが悲しいです。主人公が裁かれた捕虜への虐待などの戦争犯罪は、日本が戦争を開始した当時すでに国際法で禁止されていた。そして日本もそれに同意していた。しかし日本軍は、将校も含め兵士にそれを教えなかった。ここに日本のBC級戦争犯罪の大きな原因があります。

それを知ればBC級戦犯への裁判自体はけっして不条理でもなんでもない、すでに普及している国際法を犯した普通の犯罪だということですね。

そして付け加えるなら、原爆云々というなら、国際秩序は常に国際社会をリードしている者が形作るという事を理解すべきです。もしリードしていない者の主張を等価に扱うなら、
・・それは例えば北朝鮮からの、戦争賠償を、拉致問題とは別個に、真面目に日本人が考えるという事でしょう。

少なくとも日本は戦後アメリカなど西側戦勝国の国際秩序の立場にたってきた。そのくせ原爆についてだけ文句を言うような、ヘンテコな考え方をすべきではない。

もし原爆について文句を言うなら、東京裁判云々ではなく、根拠はそれが「人道に対する罪」という戦争犯罪であるからであり、それは同時に重慶への日本軍の度重なる無差別爆撃や、ドイツ諸都市へのイギリスの無差別爆撃を問うべきです。

でないなら、それは結局自国中心主義、自国の利益だけを主張し、国際秩序を認めない考え方ですね。今これをやっているのがアメリカであり、イラク戦争などで世界中から批判されている事を思い出すべきです。

(2)

このドラマへの反応はおおむね好評で、特にNHKのHP掲示板に投稿されているように「戦争犯罪って何なのか自分で考えたい」という反応が多いと思います。

その中で貴殿は明らかに知識不足から大きな間違いをしているようなので僭越ながらコメントさせていただきます。

>戦争をすることは「犯罪」とはされていないのが当時の国際法である。
>それでいけば「戦犯」なるものは、あるわけがない。
 あなたは混乱していますね。まずドラマの主人公が裁かれたのはB級戦犯としてであり(一般にBC級と呼ばれるが実際にはB級しかない)、B級戦犯=一般的な戦争犯罪が問われています。即ち戦争での過剰に残虐な行為の禁止です。これは日本が戦争を開始した時点で既に国際法で規定され日本も遵守に同意しています。従って、主人公が戦犯に問われるのは当然です。
 問題はそのくせ日本軍は実際には兵には国際法の存在を教えず、一方軍自体は残虐行為をけして否定しない方針をとり、兵士には絶対服従を要求したことです。これでは日本の末端の兵士が戦争犯罪を犯すのは当たり前でしょう。従って主人公が苦しむ原因の大きな部分は実は日本軍にあるのです。


>ならば、彼らに「責任」を問うのは、「理不尽」以外の何者でもない。
>日本人は彼らを責めてはいけないのだ。
 当時の日本ではBC戦犯への風当たりは強かったようですが、今はないでしょう。そして貴殿の論調は、「世界の人は彼らを責めてはいけない」と受け取れます。上記の経緯を知れば、それは間違いでしょう。
 たしかに戦犯裁判は戦勝国が敗戦国を裁く過酷なものですが、それも国際秩序の一つです。すなわち戦勝国でさえ裁けなかったら誰が裁くというのでしょうか?現在では旧ユーゴ紛争などの戦争犯罪人国際司法裁判所で裁かれており、それは「国連の下」で裁かれています。そして日本はその国連を支えている主要な国の一つです。即ち、第2次世界大戦後日本も含めて国際社会は、こうした戦争犯罪を「国際社会の秩序」として禁止し裁くようになったとという事をお考えください。
 更に、今や「国際社会の下」で戦争犯罪を裁くことが曲がりなりにも可能になったことで、戦勝国の犯罪をも理論的には裁けるようになった事をどう考えますか?すなわちアメリカはイラク戦争でのアメリカ軍の戦争犯罪を問うことを拒否しているという事実があるという事です。これは国際社会は戦勝国アメリカの戦争犯罪を問うているが、アメリカは抵抗しているという事でしょう。


>戦争をすることは「犯罪」とはされていないのが当時の国際法である。
>それでいけば「戦犯」なるものは、あるわけがない。
これはA級(平和への罪=侵略戦争を行った罪)の事ですね。これらはあなたのご存知のように1945年以降に裁判で採用されたものです。日本人でこれらに問われたのは、東京裁判被告の日本の指導者たちです、従ってこのドラマとは直接関係ありません。

>ただ「敗戦国日本」として「戦争に負けた国民への責任」はある。
>その意味では、A級戦犯とされた人々は、重い責任がある。
>国民を悲惨な目に合わせた責任が・・・である。
 貴殿はここからBC級む含め日本の戦争犯罪を全て否定しているように受け取りました。しかし貴殿の論旨で言えば、日本人の手で「国民を悲惨な目に合わせた責任」を裁けば良いのではありませんか。そして実際にドイツではそのような裁判が行われています。又日本でも読売新聞が紙上でしたように、事後の議論としてそれは可能です。読売新聞のその検討結果はほとんど東京裁判の結果と同じでしたよ。
 こうした経緯を知ればA級も含めBC級も、全ての日本の戦争犯罪者には、「それなりの罪」があったから責任を問われたと受け取るのが当たり前であることがおわかりでしょう。


>「戦争に負けた」
>これがすべてだ。
 上記から結論として、戦争犯罪を問う必然性は今やそれが国際社会の秩序だからなのはお分かりでしょう。そして今や戦勝国も問われる可能性があります。これがわかれば「戦争に負けたのが全ての原因」というのは完全な間違いであり、ひどく幼稚な考え方です。そしてあなたが幼稚なのは下記のように実は非常に古い父親の体験から一歩も前進していないからですね。

>そんな父親が「負ける戦争をしたのが悪かった」と言うのだ。
>多くを語らなかった父だが、このことだけはボソリと言った。
 あなたがひどく幼稚なのは、上記の父親の発言をそのまま受け入れているからですね。この父親の発言は実際にはどうしようもなく古くさいもので、日本軍の残虐行為をどう考えればいいかわからない、大昔の知識の不足から出てきた狭量な観念です。
 即ちこうした発言はけして日本が負けた1945年以降に出てきたものではなく、日中戦争での日本兵の当時の体験談に既に出てきます。それは「日本軍によって」大量に民間人が殺され、略奪される様子、それらの不法行為でひどく混乱した中国社会の様子を見て、戦勝国であった日本の兵隊が漏らした感想なのです。
 当時の日本兵はこうした残虐行為・不法行為が国際社会で禁止されているのを知らず、自分の残虐行為が、本来してはいけないものだと知らなかった。そのため戦争で負ければどこの国でもこういう酷い目に会うのは仕方がないと思っていた。だから出てきた発言です。


 今では昔の日本軍のこうした残虐行為が戦争犯罪にあたり、国際社会はけしてそれを許さないのはお分かりでしょう。従って「戦争に負けたから何でも酷い目にあう、負けたらいけないのだ」は完全な間違いです。実際には戦争でもある程度の秩序があり、残虐な殺人はいけない戦闘に関係ない民間人への虐待はいけない。また戦後もたとえ戦勝国が何でも好きなようにできる訳ではありません、ある程度の枠があるのです。戦争犯罪、それは20世紀までの人間が戦争を反省し、形ってきた一つの秩序なのですよ。

(3)

>具体的にどういう残虐行為があったのか書いておられません
回答:私がすぐに言えるもので書けば従軍慰安婦です。日本軍の戦争犯罪で1これほど広範に行われ、2世界中から非難されているにもかかわらず、3未だに日本人が認識しておらず公式の謝罪も賠償もしていない問題はないでしょう。慰安婦とよばれた方へどんな残酷な行為を行ったかについては例えばネット上に自由にたずねる事のできる場所では http://ianhu.g.hatena.ne.jp/ といったものがあり、詳細はそこで知ることが可能でしょう。

時代考証を現代と混同していませんか?
我々は常に現在の問題を論じている。63年前に終わった日本の戦争犯罪は今でも裁かれつつある事をあなたは知らないようだ。例えばドイツではこうした犯罪には時効はない。自分の無知を恥じるべだろう。

国際司法裁判所なるものが、どれほど機能しているのかは、なはだ疑問です。
旧ユーゴ紛争の当事者たちは国際司法裁判所で裁かれています。又日本はそれを支える国の一つです。日本が世界の平和と秩序を重んじる国であればこうした機関の判決に従うのは当然のことでしょう。
具体的に書けば、もし自衛隊国際紛争に関与して残虐行為をすれば、ここで裁かれる可能性があるということです。

>その思想的背景の問題
国際司法裁判所に連なる戦争裁判の思想的背景は「法の支配」でしょう。即ち、国際社会全体で一つの法を共有し、その法の秩序に従うことで、紛争を未然に解決し平和をつくるということです。

 これは「国際社会を」「一国の社会」に読み替えればで常識的で有効な考え方であるのは理解できるでしょう。それぞれの国家に主権を認める国際社会でも、経済・文化など国家間の関係性は無視できず、これは国際社会全体が一つの共同体として動いているという見方です。そして今では国連を中心として公的に国家を縛る規則が既に存在している。日本が世界の平和と秩序を重んじる国であれば、それを推進すれこそ反対することは考えられません。

>歴史が繰り返されるのは何故か?
なんの歴史か不明ですが、戦争の歴史で言えば繰り返されていません。20世紀以降の全ての戦争を統計的に分析した結果は、今ではもはや大国間の戦争は難しいだろう事を示しています。即ち第2次大戦以降たくせんの戦争が起きたかが、実際に大国が衝突することはなかった。それを考えるべきです。

あなたの間違いは根本は知識の不足に発していますね。戦争と平和、その中の一主題としての戦争犯罪について、50年代の敗戦直後とは異なり、今ではかなり多くの情報が得られる。そうした情報をまったく吸収せず、未だに1930年代の体験だけで戦争を判断しようとしている、そこに貴殿の大きな間違いがあると思われます。


(4)

>国際社会が「善」と言う前提で物事を考えているようですが、そこがそもそも間違っていませんか?
安全保障を検討する国際関係論では、主権を有する各国はそれぞれの利益計算の上で動くと考えている。基本的にそこには善悪という基準はない(従って事実上の侵略行為である覇権行為の発生などが検討できる)。その上で夫々の国家の「平和という利益」を実現するために、戦争犯罪を規定するような国際秩序(法の支配)が生まれたとしている。普通に計算すればほとんどの国にとって自国の繁栄にとって平和が大きな利益(大前提)であるのは容易に理解できでしょう。

つまり戦争犯罪を裁くというのは「法の支配」であって善意などという恣意的なものではない。かつて日本の戦争犯罪を裁いたアメリカが国際司法裁判所に否定的なのはこのためでしょう。一国行動主義のアメリカにとってそれがアメリカの自由にならず法の規則で縛られるから忌避するのでしょう。

ブログ主の「秩序=善意」などというのは正に無知ゆえの思い込み、あるいは法というものが理解できていないせいであろう。国内法で言えば、なぜ殺人を犯したら裁かれるか、刑法の精神ではそれは道徳的な規範や復讐のためではない、社会の秩序維持のためである、その為被害者は無視されてきた。自分の無知をよくかみ締めることだ。


>第二次大戦以降大きな戦争が無かったのは、「冷戦」という軍事バランスがあったからで、世の中が進化して平和になったわけではありません。
 ブログ主が第二次大戦以降の世界でおきた戦争をちゃんと理解しておらず、ただ冷戦というキーワードだけしかなく、何も考えていないのがわかって面白い。ブログ主はキューバ危機などご存じないのだろう。
 冷戦とは何だったのか?冷戦はアメリカ−ソ連間の戦争だったが、この2国間の直接対決はキューバ危機で回避された。すなわち冷戦の歴史を見れば、大国間の戦争はできない又はおこらない、という経験が蓄積されたと言えるという事だ。私は今や大国間の戦争はむずかしいだろう、と書いた。冷戦の経験はそれを裏付けているし、ソ連の崩壊で更に難しくなった。

あなたが「歴史が繰り返されるのは何故か?」と「大国間でも戦争はなくならない」という主旨で書いたのある意味当たり前だ。あなたはキューバ危機も、冷戦の意味も知らない、すなわち歴史から何も学んでいないからですね。


>印パ間を見ても、「もう戦争は無い」とあなたは言えますか?
印パは大国ではありません。この場合大国とは国際法を作るなど国際社会を形作る上で主導的な役割を果たせる国を指しているのが常識でしょう。要はG8+中国です。ここで注意すべきなのは、戦争犯罪の規定などの国際秩序は戦争を抑えるためのものであって、現に戦争があることとは直接矛盾しないことです。殺人罪があっても殺人はなくならにように。

又ブログ主の間違いは、世界中で起きている戦争と日本の戦争をごっちゃにしているだろう事です。世界のどこかで戦争が起きていても関係がなければ日本は平和であるのはこの63年が証明している。また今、日本がインド・パキスタンと戦争する可能性はないでしょう。現在も世界で戦争はおきている、しかし日本が関わる戦争はほぼ起きないと言えましょう。
確かに現在の情勢では世界中で戦争がなくなる日はかなり遠いでしょう。しかし世界で戦争はなくならない→だから日本も危うい。これはある意味では平和運動に騙されているとも言えます。そういう非現実的な思考は、真面目に自国の安全保障を考えられない平和ボケというべきです。しかし残念なのはこうした無思考は日本では珍しくないことですね。


>歴史を語る場合、時代状況を踏まえて考えなければ、その時の対応がどうだったかは判断できない
従軍慰安婦に関して言えば、1941年の段階で日本軍はその時の日本の法に照らして犯罪を犯していたのは、吉見義明氏の論文で2007年はっきりしている。すなわち当時でも本人の同意なしに商売を偽って女性を海外へ連れ去ることは、違法(拉致・誘拐)であり、日本軍はこれに反している。秦郁彦などいわゆる歴史修正主義者はこれにまったく反論できなかった。引用サイト等で勉強すべきだ。

ドラマ「最後の戦犯」へのメディアの評

毎日新聞 2008年12月7日 東京朝刊 視聴室:最後の戦犯

私は貝になりたい」のリメーク映画が公開されるなど、BC級戦犯が注目されている。まじめに生きれど、報いられることのない不条理に満ちた世相と、通じるものがあるのだろうか。米軍捕虜の処刑に加わった見習士官、吉村修(ARATA)は、敗戦で逃亡生活に入る。処刑も逃亡も、上官の命令に従ったこと。収監された巣鴨拘置所で、戦友はその不条理さを訴える。だが、吉村は自らの罪に、別の答えを出す。(岩)

TV LIFE 2008年12月7日 紹介

 日本国内で“最後の戦犯”として裁かれた故・左田野修氏の手記を基にドラマ化。脚本は鄭義信。演出は柳川強。太平洋戦争終結の5日前、上官の命令で、修(ARATA)は捕虜の米兵の斬首を行った。終戦後、戦争犯罪人として指名手配された修たちに、元上官の加藤(石橋凌)は逃亡を命じる。修は得心できないまま偽名を使って働き始めるが、信頼を得るにつれて別の自分を演じることに苦しみだす。

毎日新聞 特別インタビュー 2008年12月5日

小林弘忠さん&左田野渉さん:BC級戦犯は軍隊組織が生んだ一つの悲劇「逃亡 『油山事件』戦犯告白録」
 太平洋戦争末期、上官の命令でアメリカ兵捕虜を殺害した陸軍見習士官「左田野修」。彼の戦後の逃亡手記をもとに描かれたノンフィクション「逃亡 『油山事件』戦犯告白録」(毎日新聞社)を原案にしたドラマ「最後の戦犯」が、12月7日にNHK総合で放送される。間もなく真珠湾攻撃(1941年12月8日)の日を迎える。著者の小林弘忠さんと左田野修の長男・左田野渉さんに話を聞いた。

−− 執筆のきっかけは。
小林さん:1999年に「巣鴨プリズン」(中央公論新社)で花山信勝という教戒師を描き、彼の実家におうかがいして以来、BC級戦犯に関心を抱くようになりました。その後、BC級で絞首刑になった方の夫人で「夫はそんな悪いことをしていない」という方に熊本で会い、お話をうかがうなどしていたところ、日本経済新聞に左田野の息子(渉さん)のお話として「手記をどこかに寄贈できないか」と掲載されているのを目にしました。ぜひ拝見したいとお願いしたところ、ご快諾いただきました。

−− 小林さんに手記を託したのは。
左田野さん:理由は二つあります。(小林さんにお話をいただく前に)油山事件を実名で扱った本が出て、今さら隠しても仕方がないと思いました。それまでは作家の吉村昭先生に対しても「実名を出してもらっては困る」と提供をお断りしていました。もう一つは、父が残した手記は第一部第一章何々とか、外に見られることを意識した書き方になっていました。他人様にご迷惑がかかるのは避けなければならないが、時がきたら誰かに見せたいという意図を感じました。それを小林さんのように信頼できる方が世に紹介してくださるなら、父の意図が実現するのではないかと思いました。

−− 手記には、岐阜県多治見市に潜伏中の様子が、克明に描かれています。
小林さん:かなりの分量で綿密で、彼の誠実な人格そのものだと思います。「自分は生きなくてはならない」という信念があったのだと思います。殺害したという事実はありますが、自分の意思でやったわけではない。必死になって、自分の信念を貫いたのだと思います。BC級戦犯は刑を言い渡されると、必ず重い刑でした。数回で結審して刑が決まりました。だから、ものすごく恐怖なわけですよ。どうしても逃げたい。けれど、そうすると家族がものすごく追及される。(本作で油山事件や裁判の様子より、多治見での左田野の様子を多く描いたのは)そういう逃亡の生活から、BC級裁判の怖さを描きたかったんです。

−− 父親としての左田野はどんな人でしたか。
左田野さん:巣鴨に入っていたので結婚が遅く、かなり歳の離れた父でした。大正生まれということもあり寡黙で、まじめな人です。(巣鴨後は)ずっと労務畑で、書棚にも労務関係の本ばかりが並んでいました。(油山事件のことを明かされたときは)離れの部屋に呼ばれ「おまえも二十歳になったので、私の過去を知るのもいいだろう」「10代のころだと何も感じないだろうから二十歳になるのを待っていた」と言われました。ダンボールにいっぱい入った資料を読んでみると、平々凡々とした父にこんな過去があったのかと、頭を殴られたような衝撃でした。

−− BC級戦犯について。
小林さん:A級戦犯で絞首刑になったのは7人です。一方のBC級は約1000人。命を数で決めるのもおかしな話ですが、あまりに差があります。しかもBC級の多くは上官の命令です。上官の命令は天皇の命令ですから絶対で、これには逆らえません。BC級戦犯は、軍隊組織が生んだ一つの悲劇といえます。多くの上官が戦後、部下を売ったようです。もちろん「私の責任だ」という上官もいないではありませんでしたが。取材でご遺族を訪ねると、戦後ずいぶん後になって恩給が出るようになりましたが、特に戦後のもののない時代はたいへんだったようです。身を削る思いで、しかも戦犯ということで近所などからは石以て打たれるような感じで。それでも「やっていない」と遺族は信じている。その執念たるや、すさまじいものがあります。

−− 左田野は巣鴨での取調べで、上官をかばって嘘をつきます。
左田野さん:ぼくには理解できません。巣鴨を出た後も、命令を下した方々をずっとかばっていました。自分をおとしいれた人を何十年もどうしてかばうのか。私から見ると不思議です。逆に恨んでもいいのではないかと思います。
 小林さん:左田野はとても苦しんだと思います。はじめに本当のことを言った後、嘘を言って上官をかばい、供述調書を修正します。けれど本当のことを言わなければならないと考え、また苦悩しています。そのあたりの苦しみに、左田野の誠実さがあらわれていると思います。几帳面で律儀で誠実で。左田野は「黙して語らず」の陸軍中野学校の出身ですが、やはりこれは性格なのだと思います。(渉さんは)いいお父さんをお持ちでしたね。

−− 読者に一言。
小林さん:最近、戦争についての本がたくさん出ていますが、エポック的なところがまだあると思います。東京大空襲とか広島、長崎とか。エポック的なことも大切ですが、戦争というものを常に考えなければならないと思います。またBC級戦犯については、A級に比べ忘れられがちですが、もっと深く知ってもらいたいと思います。
 左田野さん:私は戦争を知らない世代ですが、父親が過去に大きな傷を負っていたことは分かります。戦争を知る世代のほとんどが、もうすぐこの世を去ろうとしています。ですので、戦争にまつわる資料や記録をしっかり後世に伝え、残してほしいと思います。そういう意味で「逃亡」を描いていただいた小林さんには感謝しています。

油山事件とは:1945年8月、福岡県の油山で起こった捕虜殺害事件。B29搭乗員8人が斬首された。戦後、西部軍管区司令部の司令官・横山勇中将を含む10人が絞首刑判決を受けた後に減刑

<NHK「最後の戦犯」公式HPの掲示板での感想>2008/12/8 全63件

放送:NHKBShi12/6夜、NHK総合12/7夜、
感想分類=○:番組を戦犯を正面から考えるべき犯罪だとする趣旨で誉める、△:内容不明で誉める、×:戦争が悪いのだという趣旨で誉める批判的、□:その他で注目すべきものとしたもの



「見ました!」ペンネーム:にゃらん
ARATAさんの演技がとても良かったです。いままでの役とは一味違う、新しいARATAさんを見れました。今後また、ドラマに出演していただきたいです♪
投稿時間:12月8日10時57分

×「戦犯の遺族」ペンネーム:センチューハ
上官の命令で捕虜を刺殺したのに、最後は、「自ら志願した」として極刑を望んだストーリーだったと思うが、残された家族が「戦犯の遺族」として辛い生活を送ることを考えると、私だったら、最後まで上官の命令を主張する。
投稿時間:12月8日11時4分

△「最後の戦犯」ペンネーム:kurobiyouxi
小生、比較的、貴局の、いわゆる特番等、ドキュメンタリータッチのモノを好んで拝聴してる次第ですが。昨夜12/7放映、上記タイトルの「ドラマ」に関して、過日、BS-hiで放映済みだったそうで、その頃、私事(団体旅行中・・)で視聴出来なかった者です。ともかく、口幅ったい、僭越な物言いですが、小生なり、上記ドラマ内容に係わる歴史的筋立てを前提で以っての感想は以下の通りです。
小生自身のオヤジ(既に死亡してますが)もいわゆる強制的に、無理やり中国(徐州→上海等)に二等だか下級の兵隊勤務?させられてる事実も有って「他人様」ゴトではなかった、一歩、間違えれば、同んなじ運命だったのかもわかりません(オヤジ自身、生きて帰っておりますんで、不幸中の幸いと言うんですか、上記ドキュメントで描かれていた、即ち、危極の、過酷な、生死を賭けた環境に身を置いていませんでした様ですけれど)。貴局の、従来からの伝統と、多才なスタッフ、及び倍賞・中尾等々の達者な演技力を有した俳優さん等の総合力で裏打ちされた、迫力も十分感じた出来栄えだったんではと思料いたした次第です。
投稿時間:12月8日10時57分

△「胸を打つドラマ」ペンネーム:寿老人
NHKだからこそできるドラマかな?ほんとうはこんなドラマが民放からもどんどん出てきてほしい。まず、シナリオがすばらしい。そして、それを演ずるARATAさんに驚く。この方は今まで知らなかったが、「実力派俳優」とのこと。これからも是非ドラマに出てほしい。また、倍賞さんの母親役も真に迫っていて静かな緊張を高めていた。
投稿時間:12月8日10時50分

○「戦争の傷跡」ペンネーム:KICHI
このようなことは昔も今も、争いが続く限り、全世界で起こっていることだということを強く感じました。『正義』という鉄拳を振りかざし指示する者たち、「正義」だと信じ、人命を奪う人間の苦しさ・・・このままで本当の平和が来るのでしょうか?実際、私は戦争をリアルに知りません。でも、そういう私達にも何かできることがあるのでは?と考えさせられました。
投稿時間:12月8日10時48分

○「個人」ペンネーム:ディスタンス
国家的な戦争だったから、命令されたから、だから俺は知らん、関係ないというところから個人として人間としての自分はどうだったのか?本当に【知らん】でいいのか?正しさとは何か?というところに自分を追い詰めて苦しんでいつも死と隣り合わせにいる主人公。苦しくても生きて生き抜いて、ギリギリの生の淵に立ったからこそ逮捕されたあとの覚悟が違ってくるんだと思った。自分の人生を恥ずかしくないものにしたい。特殊な時代の特殊な出来事だから到達できる境地なんだ、と言えるかも知れない。けれど、自分と他人の尊厳を本当に大切に思えることが恥ずかしくない生き方につながる一つになるのでは・・・と考えた。
投稿時間:12月8日10時21分

「再放送希望!」ペンネーム:ryouta
見逃してしまった。録画したいので地上波か衛生第1、2での再放送を是非希望したいです。何卒お願いします!ついでにフルスイングやオーダメイドも再放送していただければありがたいです。
投稿時間:12月8日5時5分

○「期待以上」ペンネーム:ERITA
吉村さんは処刑されずにすみましたが、犠牲になった方々が多くいて、ずるい人が生き残る不条理に腹がたちました。彼が生きて経験を残して下さったことに感謝です。素晴らしいドラマでした。ところで・・・主演のARATAさん、本当に素敵でした。キャスティングも素晴らしいです!もちろん録画しましたよ。
投稿時間:12月8日2時28分

「再放送」ペンネーム:jj
見たかったのですが、見逃してしまいました。再放送を是非お願いします
投稿時間:12月8日2時5分

○「すばらしい演技」ペンネーム:みゅうみゅう
ARATAさんの抑えた中にある強烈な演技に引き込まれました。演技をされるところを初めて拝見しましたが、すばらしい俳優さんだと思いました。表情が物語る強烈なメッセージはすばらしかった。脇を固める方々も実力のある方ばかりでした。私は、あの時代に生きていたら流されていたでしょう。モデルとなっておられる左田さんのような受け入れ方はできません。戦争が引き起こすおろかな波に飲み込まれると思います。未だに同じ姿勢で戦争を続けている国の人たちが見てくれるといいと思いました
投稿時間:12月8日2時5分

○「すごい迫力」ペンネーム:ぴっきー
描いたのは何の妥協も存在しない極限で生きた人々、描くのは存在感のある役者方の迫真の演技。迫力の重層に圧倒されました。陶器職人の高田との人の生き様をめぐるぶつかりあい、鉛筆を握り締め元上官に向かう篠崎、いたるところで登場人物が秘めたうねる心が伝わってきました。最後の意外な判決・・・人の殺し合いの連鎖とはなんだったのか、一様ではないどんな人間がいてどう感じていたのか、戦争の後とはどのようなものだったのか、考えさせられています。すばらしいドラマで、視聴することができて本当に良かったです。
投稿時間:12月8日1時55分

◎「個人の責任」ペンネーム:むーみん
力作でした。日本の敗戦処理に欠けていたのは、一人ひとりが個人の責任について考えることでした。しかし、それをせずに大勢の人が掌を返したように時流になびいたため、とかげのしっぽ切りになってしまったわけです。それでは戦争に向かっていった戦前と変わりません。主人公が内省的で自分との対話を繰り返すことによって、内面が掘り下げられて本当に良かった。実力ある俳優の熱演も光っていましたね。ぜひ再放送を。
投稿時間:12月8日1時22分


◎「平和のありがたさ」ペンネーム:ゆうちゃんの婆
いつもは眠ってしまう夫が最後まで見ていました。とてもみごたえがありました。そして、修の苦悩がよくわかりました。今は亡き、私の父も長い軍隊生活の中ではからずも、上官の命で中国人捕虜の首を切ってしまいました。戦後、海外ボルネオの捕虜収容所に召喚された父は、毎日、取り調べを受けました。仲の良い戦友も死刑判決を受け銃殺刑になったそうです。さしたる証拠もなく、ただ似ているというだけで死んでいった人が多かったと聞いています。わしは首実検された時、顔をひどくしかめていたので、証人が「違う」と言ったので助かったと寂しそうによく言っていました。父は、昭和23年に、日本に引き揚げてきましたが、父の戦後は、苦難の連続でした。それでも父は、「命があってのものだねだ」が口癖で、馬鹿がつくほどのきまじめな生涯でした。そして、朝晩、先祖の供養とともに、自分の手に掛けた捕虜の戒名を自分で彫り、手を合わせていました。また、誰よりも、戦争を憎み、平和の尊さを、私に教えてくれました。
私は、今の、平和な日本に生れて、幸せだと思います。そして、幸せだからこそ、日本の過去にも、目を向け、あった事実を正確に、子供や孫たちに伝えていきたいと思いました。有難うございました。良い作品でした。ぜひ、再放送をお願いいたします。
投稿時間:12月8日0時55分

○「戦勝国の都合」ペンネーム:神田
逃亡が長引き、裁判が昭和24年の夏を過ぎた時点で、「朝鮮戦争」が近付いていることに気が付きました。拘置所で同室だった人が韓国人だったことも、伏線だったのでしょう。
この時点で、「私は貝になりたい」とは異なる結末が思いつきました。それは、予想通りでした。では、主人公より前に死んだ人は何だったのでしょうか。戦勝国の都合で、ある時は末端の見習い士官に罪を着せ、ある時は軽い罪にして、またある時は新しい戦争を起して同室者の韓国人のような人を帰れなくする。日本軍も悪いけれど、米軍だって正義とは限らない。そのような理不尽さを、小説よりも奇なる手記を元に知らされたドラマでした。
投稿時間:12月8日0時55分

×「量刑の違い」ペンネーム:洋子
今公開中の「私は貝になりたい」を見て理不尽な処刑に対し、戦争の恐ろしさと憤りを強く感じていただけに、今日のドラマも同じような結末かと重い気持ちで見始めましたが。
結果、5年の労働という刑になり、驚きました。上官の命令に従っていたしかたなく殺人を犯してしまった吉村さんなので、もちろん喜ばしい結果なのですが。映画の豊松さんも上官の命令であり、しかも致命傷は負わせてなく、戦後すぐに逃げることもなく連行され、嘆願の署名にもかかわらず絞首刑でした。なぜ同じような立場で、こうも量刑が違ったのか?アメリカが混乱していたから、という理由を最後に挙げていましたが、なんとなく腑に落ちないまま、ドラマは終わりました。なぜ量刑がこうも違ってしまったのか、その辺を探っていく番組を作っていただけたらと思います。このドラマ制作の意図はなんだったのでしょうか?人を殺めてしまったことへの苦悩を描くのなら、戦犯の方でなくても、戦地でそういう思いをして今も苦しんでる方がいると思うのですが。
戦犯の理不尽さを描きたかったのなら、映画のような絞首刑に処された方を取り上げるべきではなかったのでしょうか。戦後の吉村さんの苦悩の日々は戦争への怒りを感じさせるものでありましたが、映画のほうがより強く戦争の悲惨さ、理不尽さを感じさせるものでした。
投稿時間:12月8日0時42分


△「感動」ペンネーム:十七文字
余韻の残る素晴らしいドラマでした。脇を固める俳優さんが素晴らしく、村田さんやうじきさんにも泣かされました。ARATAさん新井さんのやり取りのシーンもグイグイ引き込まれました。職場でロケが行われたので、内容もよくわからないまま、放映日を楽しみにしておりましたが、心にずっしり、かつ静かにじんわりくる作品で、ロケのおかげで見ることができてよかったです。遅ればせながら原作を読もうと思います。ロケ入りの時、ARATAさんも新井さんもなんだか近寄りがたい感じでしたが、こんなやるせない役を演じられていたからか?と勝手に納得。キャスト、スタッフのみなさま素晴らしい作品をありがとうございました!
投稿時間:12月8日0時30分

△「feeling」ペンネーム:kooks
番組拝見させて頂きました。戦争を知らない世代が増え、徐々に戦争に対する観念が希薄になっていく中、このような番組は大変意義があると思います。戦争によって多くの人生が翻弄され、多くの人が葛藤したであろう時代を決して忘れてはいけないと思います。そこには数え切れないほどの悲しみや心の痛みが存在するのだから。巣鴨PRISONに収容されていた韓国人の方が最後に言ったセリフが胸に深く残りました。それは21世紀の今にしても尚、同じことなのかもしれません。
投稿時間:12月8日0時42分

□「秀作である」ペンネーム:tatsuoh
ドラマ「最後の戦犯」は、戦時という得体の知れない時代に翻弄された青年の生きた時間を映し出して見事である。倍賞美津子中尾彬のベテランの演技が作品の奥行きを醸す。また、陶器工場の職人の仙造の設定が巧みで、それを村田雄浩が好演しているが、俳優ARATAが演じる吉村修の苦悩や悲しみにリアリティーを与える。全編に渡って、真摯なドラマ作りで、一つ一つのシーンが美しい。時間の流れを夏の季節を串刺しにして描く手法も優れているし、母親が西瓜を切る場面の照明は、秀逸で、印象的でさえある。こんなに細密に作り上げられたドラマを、近ごろ見ることはなかったから、深く心にしみた。結末はあっけなく、捕虜殺害で絞首刑を覚悟していた主人公にもたらされた判決は、重労働5年である。時代は、朝鮮動乱によって、戦犯の公職追放が解かれ、本来は裁かれなければならないものが裁かれずに終わる。ドラマは、日本の戦後史のボタンの掛け違いを告発してやまない。
この国は、国民の生活を踏みにじり、再び棄民の歴史を繰り返そうとしている。われわれは、現実を見据えて、翻弄されてはならない。人間として、真摯に、誠実に、希望を失わずに生きなければならない。そんなメッセージが伝わってくる秀作である。
投稿時間:12月8日0時27分

○「再放送してください!」ペンネーム:新井浩文さんもよかった
人を殺し、あるいは仲間を裏切って、罪の意識と悲しみを背負って生きていく。戦争は、多くの人の命を奪うと同時に、生き残った人々には生き続ける苦しみを与えた。裁判の判決では、その苦しみから逃げずに事実を受け止めようとした主人公が救われたのが伝わってきました。そのような体験を持つ人たちがどんどん少なくなっている日本で、今回のように「人はなぜ生きるのか」を考えさせられる番組をこれからも多く作ってほしいと思います
投稿時間:12月8日0時15分

○「個人が向き合うこと」ペンネーム:中里
今日のドラマは、個人として「戦争」にどう向き合うかを真剣に考える機会を与えてくれた。今まで様々なドキュメント番組や新聞記事などを通して「戦争」というものを見ていたが、何か遠くそして自分自身に置き換えるような気持ちは起きずにいた。時代とか日本とかアメリカだとか、大きな存在への疑問符や怒りはある。しかし、本当に自分がその時その場所で突きつけられたら?という想いには至らなかった。今回のドラマは、初めてその想いを持てた。やはり人の心を通してこそ向き合うことが出来ると思った。日本はこれから本当に戦争をしないのだろうか。もし私が、修のような状況におかれたら、果たしてどうするのか。これからじっくり考えてみたいと思う。これは実際あったことをベースにしているらしいが、ドラマとしても良い作品だった。緊張感ある映像や訴えかける音楽も効果的だったと思う。再放送を期待する。
投稿時間:12月8日0時5分

悩みペンネーム:ヒロシ
人を殺してしまった時の感触を忘れることができず悩み続ける吉村さんの気持ちを考えていて、状況はまったく違っていても、今後自衛隊が情勢不安な海外に出てしまった時に、似たような気持ちをもってしまう人が出るのではないかと不安を感じてしまった。
投稿時間:12月7日23時14分

最後の戦犯ペンネーム:さるーさ
最後のシーンで、まぶしい光の中で、生きていこうと眉を開いた主人公の顔が印象的だった。戦争の愚かしさは、こんなにも根深く、長く私たち日本人の中に存在していたのか、とまた新たな発見をさせられた。主人公のお母様が、昨日まで日の丸振ってた人が、もう星条旗振ってる、という言葉にもあるように、生きていく為に自分の考えを持たない、日和見主義な生き方、無責任な生き方はしたくないと思った。
投稿時間:12月7日23時14分

再放送を!ペンネーム:みずたま
見終わって言いようのないとても切ない気持ちになりました。今日は一人で見ましたが、再放送していただけるなら次は祖父母と一緒に見たいです。
投稿時間:12月7日23時22分

よかったペンネーム:kou
普通に感動しました。そこらの映画よりもずっと印象に残る作品ではないでしょうか。「私は貝になりたい」は見てないので、その比較はできませんが。
投稿時間:12月7日23時38分

再放送ペンネーム:AA
再放送を御願致します。
投稿時間:12月7日23時15分

□×不条理な裁判ペンネーム:けっこっこ
昨日「私は貝になりたい」を見てきて、不条理な結末に憤りを感じました。アメリカが悪いのではなく、日本国民を守れない日本政府に憤りを感じました。戦時中は敵国アメリカで戦後は戦犯は国賊呼ばわり。警察もアメリカの言いなり。結局一番弱い国民が犠牲になる。
もうそんな歴史を繰り返してはいけないと思いました。ただ、主人公が死刑にならななくて本当に良かった。本当に救いがあって良かった。今こそ、戦犯裁判が正当だったかどうか見直して次の世代にも伝えていかなかればいけないと思いました。
投稿時間:12月7日23時27分

□×一般化してはいけないペンネーム:そら
ほとんど人の感想は、良かった良かっただけですが、これだけが、戦争裁判ではありません。これは、一つの戦争裁判であり、これ以外に、様々な立場の人がいます。具体的に言えば、これは日本で行われたアメリ軍事法廷での一つの裁判であり、海外でイギリス軍によって行われた、過酷な裁判もありました。NHKは全てを描いたわけではありません。
投稿時間:12月7日23時27分

再放送を希望しますペンネーム:吉原
またぜひ見たい。DVD化も希望する。
投稿時間:12月7日23時19分

感想ペンネーム:ふるま
久しぶりにじっくりテレビを見させてもらいました。内容は若干短く感じるところもありましたが一度見ただけでよく理解できたのでとてもよかったと思っています。また、冒頭から随所で流れていたBGMには心臓を掴まれたような感覚を覚えました機会があればまた聴いてみたいです
投稿時間:12月7日23時19分

とても良かったです!ペンネーム:だれか
私はアメリカ人です。日本語が間違えば、すみません。「最後の戦犯」はとても良かったです。見ながら強い気持ちがありました。うっとりしました。2回は見たいです。
投稿時間:12月7日23時19分

感想ペンネーム:オルテンシア
海外に住んでいます。NHKワールドで見ました。自分の祖父母、父母、同年代の方たちの生きた時代と重ね合わせ、深く考えさせられました。外国人にも紹介したいと思いました。
投稿時間:12月7日23時13分

泣けましたペンネーム:号泣
どうしようもなく泣けました。。。無念というか、なぜ?というか。。。再放送希望します!再放送ウオッチ!に登録しました。NHKさんこれとってもいいサービスですね!
投稿時間:12月7日23時4分

実は・・・ペンネーム:もろ板担ぎ
先週のBShiでの放送に引き続き、さらにその録画と今夜の放送、都合3回拝見しました。
何度見ても「ズッシリ」ときます。素晴らしかった!実は・・・岐阜でのロケで地元エキストラで参加させていただきました。現場の様子と実際の映像を見て、ドラマ作りの大変さがわかりました。
投稿時間:12月7日23時4分

△□人間としての尊厳とはペンネーム:キタラ
人間としての尊厳とは何か。私たち視聴者に訴える番組であったと思います。主人公の誠実さ、潔さこそが、私にとっては人間としての尊厳であると感じました。難しいことではありますが、自分の生き方や行動に責任をもてる自分でありたいと感じています。最後の判決で極刑を免れたときは救われた思いがしました。
投稿時間:12月7日23時4分

最後の戦犯ペンネーム:ホームズ
とても感動しました。主人公の苦しみや、その家族の苦悩が伝わってきました。改めて戦争について考えさせられ、あの当時の戦犯にとわれた人達がどんな思いでいたのか、その思いを受け止めるのは現代に生きる者としての義務であると思いました。
投稿時間:12月7日23時5分

△今だからこそペンネーム:fu-ko
戦後半世紀以上が経過し、今だからこそやっと話せるようになったことがあるはずで、それをNHK、監督、プロデューサーが取り組んでいる姿勢に頭の下がる思いです。主演のARATAさんの演じている苦しみ、戦争がもたらした底知れぬ苦悩を出演者の立場からがよく伝わり涙が出ました。願わくば、映画としてじっくり拝見したかった。しかし短編ながらうまくまとまっていたと思います。現代を生きる自分の人生について深く考えさせられる瞬間でした。
投稿時間:12月7日23時3分

再放送希望しますペンネーム:あい
再放送希望します
投稿時間:12月7日23時3分

△是非再放送を!!ペンネーム:エンソウ
このようなドラマはなるべく再放送をするべきだと思います、若い人たちにも知ってほしい、ARATAさんの押さえた演技が一段と現実味を増していたし、そしてエンディングの佐田野修さんの逃亡生活などを事細かく記載された記録ノートが事実を物語って・・・胸にこみあげてくるものがありました、実力のある俳優が演じるとこんなにハイレベルなドラマになるのですね、いいドラマありがとうございました
投稿時間:12月7日23時1分

◎雑感ペンネーム:duui
私は貝になりたいの映画化もあり,BC級戦犯に対する関心が高まっている。この傾向で危惧すべきは,BC級戦犯の裁判がずさんであり,結局はA級戦犯を裁いた東京裁判も含めて,連合国による勝者の裁きであり,日本の大義に誤りはなかったという結論に至ることがあることだ。このドラマでは,裁判での上官の責任逃れや警察の戦前とまったく変らない拷問による人権蹂躙体質も描かれていて,かえって連合国による判決の妥当さが浮かび上がる内容になっていた。さらに,巣鴨プリズンで同室となる戦犯に朝鮮人を設定することで,日本とアメリカに翻弄される存在を付け加えることも忘れずにいたことも評価すべきだろう。役者もよかった。少ないせりふで演じる分,表情や目の演技力が試されるが,このドラマでは主役をはじめとする出演者の演技も十分だった。
投稿時間:12月7日22時55分

史実ペンネーム:心
歴史的事実をドラマ化してくれたことに感謝したい。
投稿時間:12月7日22時52分

△苦悩ペンネーム:ふみにゃんこ
ドラマを観て、戦争は多くの人の心を傷付ける醜いものだなと考えさせられました。戦争で人は幸福になれない、戦後は人に怒りと哀しみだけをもたらすのみ、修さんは、例え裁判が終わっても心の葛藤は続いたのではと色々感じました。もっと多くの方にみていただきたい番組でした。
投稿時間:12月7日22時52分

×最後ペンネーム:TODOROKI
悲しい結末だが・・。罪と向き合ってくれたのが良かった。
投稿時間:12月7日22時52分

×今も何も変わらないペンネーム:LANDSLID626
この番組を観て一番感じたのは、醜いのは自らの責任を他人それも自分より弱い立場の部下に押し付ける醜い上官の姿です。現在の会社組織の中でも程度の差こそあれ、似たようなことは沢山起こってます。組織に属するものが組織に抗って正義を貫き通すには命を懸けるような覚悟と犠牲がいります。それができなかったために主人公が上官の命で処刑したにもかかわらず『志願して処刑した』と裁判で証言した理由だと思いました。
投稿時間:12月7日22時50分

今も・・・ペンネーム:Mt.
我々は上司・組織の命により全ての業務を推進。異議申し立て及び抗命権は皆無。以後何れか問題が生ずると全責務は我々担当に下されます。番組内における某大佐の如き行動・言質を、上司・組織は執り責任回避行動に終始。現場の我々にも責務の一端が在る事は理解しておりますが・・・昔も今も変わらぬものですね人の心は。是非再放送を御願致します。
投稿時間:12月7日22時50分

見ました。ペンネーム:カメ子
放送見ました。戦争物の話は、どちらか(勝利国、敗戦国)一方に偏った視点で描かれることが多いなぁと感じていたのですが、今回のドラマは、自国である日本や戦争の当事者が時代の流れに振り回された様子がよくわかりました。淡々としたARATAさんの表情が、逆に物悲しかったです。
投稿時間:12月7日22時48分

歴史を紡がなくてはペンネーム:T
直視できないまま,われわれがここまできたことを見ることができたと思っています。子どもたちにも必ず伝えていくべきことだと強く思いました。
投稿時間:12月7日22時41分

続編希望ペンネーム:ありす
まだ描かれていないところをみたいです。
投稿時間:12月7日22時58分

ぜひ再放送を!ペンネーム:あき
また見たい!!!
投稿時間:12月7日22時58分

×戦争だからある意味仕方が無いペンネーム:とある狸
ここに書き込んでいる人に一つ尋ねますが、戦争に対してどう思っていますか?少なくとも私個人は戦時中、戦後の混乱期であれば捕虜を殺したとしてもある意味しょうがないと考えています私の意見に反感を感じている方も出てくるとは思いますが、それが戦争なのです。
投稿時間:12月7日22時56分

再放送希望しますペンネーム:卓児
戦争・戦犯・命・・・など考えさせられる久しぶりに見る力作と思います.途中用がありまして20分近く見れなかったので、再放送お願いします.
投稿時間:12月7日22時51分

◎感想ペンネーム:大海原
感動しました。本当にNHKに感謝です。
久しぶりに心の底から熱くなるのを感じました。知的好奇心という言葉でこの番組を語るのは罪ですが、本当に考えさせられました。考えてどうなるとかいう問題ではなくて、知らないことが罪であると自分自身に言い聞かせました。私は戦犯の問題を何も知らなかったからです。下手な文章ですみません。ただただNHKに感謝します。
投稿時間:12月7日22時40分

短すぎるペンネーム:スター
もっと長くみたい
投稿時間:12月7日22時32分

×裁判シーンの緊迫感ペンネーム:みいすけ
裁判シーンにしびれた。上官がひどすぎる。あまりに主人公が無念ではないか。
投稿時間:12月7日22時39分

また放送して!ペンネーム:みた
私も最初から見たいのでお願いします。
投稿時間:12月7日22時39分

これは真実ペンネーム:エンソウ
私は貝になりたい」に似ているのではなく最後の戦犯に「私は貝になりたい」が似ているのですこれは真実の話なのです!最近のNHKドラマは内容の高いドラマが多く地味だけど見ごたえがあります、これからもリアルを追及したドラマ期待します。
投稿時間:12月7日22時22分

□命の重みペンネーム:靖鷹
拘置所のなかでの「1発の爆弾で数百人殺した人と1人の敵を殺したひと」という会話のあとの「人を斬ったときに感じは忘れられない」という修さんの言葉が、例え何百人でも1人でも命を奪ったものは裁かれるべきという、自分の命よりも命の重みのほうを考えた修さんは立派で強い方だなと思いました。
投稿時間:12月7日22時37分

再放送希望。ペンネーム:MIKI
また見たい。ぜひいろんな人に見てもらいたいので、再放送を希望します。
投稿時間:12月7日22時27分

久しぶりに名作ペンネーム:ファン
良かった。
投稿時間:12月7日22時25分

○決断に感服ペンネーム:むらい
罪と向き合い、自ら覚悟を決めた吉村さんの姿勢に感動しました。自分ならばどうだっただろうと考えることしかできませんが、この事実をしっかりと心にとめたいと思います。
ありがとうございました。
投稿時間:12月7日22時19分

名古屋ラバーペンネーム:きっかけ
きっかけになった事件は決して軽くはないと思います。でも国のためにせざるをえなかった行為だと思うと悲しいです・・。
投稿時間:12月7日22時7分

見てますよ☆ペンネーム:夜はこれからだ
もう始まってますね★途中からだけど、見てますよ☆
投稿時間:12月7日21時55分

やはりキャストがすごいペンネーム:斉藤
中尾彬さんが良い役で格好良かった。素敵すぎる。
投稿時間:12月7日21時42分

□「最後の戦犯」先行放送に感動
期待の「最後の戦犯」(ハイビジョン先行放送)を見ました。原作はすでに読んでおりましたので内容は、十分承知。最後に添えられたモデルの2枚の写真はドラマの役者よりも、数倍、男らしい風格。このドラマのモデルを見たのは初めて。この2枚が、このドラマは嘘や作り物ではないという証明に思えました。原作の「逃亡」では味わえない主役の博多弁、「なるほど、博多出身の母子は、こんな会話を交わしていたな」という感想をもちました。活字本からは得られない、テレビドラマのリアリティーでしょう。戦争遺児である私が見ても、十分納得のいくドラマ作り、関係者にも、本放送を見るように、メールを送りまくっております。原作にきわめて忠実、廓ばなしだけが、やや膨らませすぎと感じますが、秀作です。(76歳)
投稿時間:11月30日9時8分

−(放送以前に期待を書き込んだものは割愛)−−−−−

南京大虐殺を描いた映画への反応

「五月八月」について

→映画的には泣かせるいい映画、中国では宣伝が扇情的、被害人数などの説明などにだけこだわる。

南京大虐殺にまつわる映画の話」大泉 純子(読売テレビ放送記者)2006年12月13日
http://www.ytv.co.jp/blog/ura_news/2006/12/post_129.html

外国メディア担当部署がナーバスに:12月13日は、「旧日本軍が中国の南京に攻め入った日」。この日から6週間にわたって、「日本軍は略奪や婦女暴行、罪のない人々を次々に殺害した」とされるのが、いわゆる『南京大虐殺』です。犠牲者は中国政府の見解では、30万人以上とされています。

そもそも「これらの行為があったのか、なかったのか」という議論も続いていますが、ここでは私が体験した取材の裏話をお伝えします。2002年のこと……『南京大虐殺』を描いた「香港映画」が『中国大陸』でも公開されることになったのですが、この内容をめぐってある論争が起こりました。

映画のタイトルは、『五月&八月(May & August)』。「南京大虐殺で両親を殺害され2人きりになってしまった五月ちゃんと八月ちゃんという幼い姉妹の物語」です。
南京大虐殺そのものを描くというよりは、幼い姉妹の生き様を描いた映画なのですが、映画の「ポスター」に書かれた宣伝文句に待ったがかかりました。「南京大虐殺で女性のレイプシーンを描いた初の作品」というセンセーショナルな文言です。観客の興味をそそるこの手の宣伝は、きわど過ぎるという理由……まぁ、これは理解できます。
『南京市』を管轄する『江蘇省』の「外国メディア担当部署」に取材を申し込んだところ、許可がなかなか降りませんでした。かなりナーバスになっていることがうかがえます。

とりあえず「口頭で取材OK」といわれたので、「初日のプレミア上映」取材のため、一路『南京』へ向かいました。『上海』から『南京』までは、車で4時間くらいです。さっそく映画館へ赴くと、結局「問題の部分を黒く塗りつぶしたポスター」が貼られていました。

その後、映画会社の担当者と会うことになっていたのですが、約束の時間になっても、誰も現れません。ようやく電話が通じ、事務所まで押しかけたものの、「取材は受けられない」との回答。
役所の許可は下りていることを伝えても、「聞いていない」の一点張り。このときあらためて、許可は口頭ではなくファックスをもらっておくべきだったと反省しました。本来ならば、ここで主演した香港の女優も参加した初日の舞台挨拶を取材するはずだったのに、会場にカメラを持ち込むことはできませんでした。

仕方ないのでチケットを買って会場へ。しかし我々が外国のメディアであることがすでにバレてしまっていて、チケットを持っているにもかかわらず、もぎりのおばちゃんに阻止され会場へも入れません。入り口でもめている間に舞台挨拶も終わってしまい、「あーあ……」でした。

泣かせるいい映画だったのだがその後に行われた一般上映を見ました。映画は、幸せな4人家族が日本軍の侵略によって、まず父親が殺されます。その後、熱を出した妹の八月ちゃんのために決死の覚悟で薬を買いに出た母親が日本兵に捕われてレイプされた上、殺されてしまいます。
2人きりになった五月ちゃんと八月ちゃんは、生きるために町をさまよい、さまざまなアクシデントを乗り越えながら、同じように孤児になった少年とサバイバル生活を送る、というストーリー。この2人の子役の演技が結構泣かせます。「南京大虐殺の描写の評価は分かれる」と思いますが、映画には余り詳しくない私としては、「泣かせるいい映画だ」と思いました。なぜ、この映画をめぐって論争が起きたのでしょうか。

ラストシーンで、『日本軍の侵略行為は、1937年12月13日から翌年の4月まで続いた』『犠牲者は30万人』という字幕が出ます。ここが問題だったのです。ネット上で湧き上がった議論は、「大虐殺は実際は6週間だったが、4月まで、と期間が実際より長い」「犠牲者の数を30万人と言い切っている」……つまり、「史実が歪曲されている」というものでした。

誤解を恐れずに言えば、「いちゃもんレベルの論争」です。「こんな低次元の論争のために思うような取材ができなかったのか」と思うと、腹立たしいのを通り越して、もうばからしい。会場から出てきた観客に感想を聞いてみると、「芸術作品としてみれば、少々事実と異なっていてもいいのでは」という意見もあれば、「史実を歪曲するなどもってのほかだ!」という怒りの声もありました。怒りの声については、本当にその人が自分の考えから思っていればいいのですが、ネット上での議論を鵜呑みにして根拠なく発言しているとしたら、「怖いなぁ」と思いました。

製作者サイドは、「この映画はドキュメンタリーではなく芸術作品である」とのコメントを出しました。それでいいと思うわ……。ちなみにこの映画、残念ながら日本ではまだ公開されておらずDVDも発売されていないようです。

映画「5月8月」の試写会開催 南京大虐殺が題材(「人民網日本語版」2002年11月8日)

南京電影製作所と香港寰宇娯楽有限公司が共同制作した映画「5月8月」の試写会が8日、南京で行われた。南京大虐殺を題材にした同映画について、試写会参加者からはそろって高い評価を得た。すでに国家広播電影電視総局の批准も受け、世界各地で行われる映画祭への出品が決まっている。また南京大虐殺で犠牲になった同胞を追悼するため、南京で12月13日から全国に先駆けて一般公開される。
同映画は南京大虐殺を題材としたこれまでの映画と異なり、流血の場面を直接扱ったカットがなく、幼い姉妹の家庭が体験した苦しみと、子どもの目を通じて見た虐殺という視点から南京大虐殺というテーマを扱っている。

記録映画「張純如・南京大虐殺」、北京で上映

2008-07-09 CRJonline中国国際情報局?
http://japanese.cri.cn/151/2008/07/09/1s121727.htm
 記録映画「張純如・南京大虐殺」が昨日、中国社会科学院で試写されました。この映画は後日、北京で上映される予定です。 映画の原作は、中国系アメリカ人作家の故アイリス・チャン(張純如氏)が発表した南京大虐殺事件に関する著作「ザ・レイプ・オブ・ナンキン」です。この映画は多くの史実資料を基に製作された作品です。 同映画はすでに、南京、上海、広州、シンセン(アメリカ、香港)などで上映され、観客から好評を博しています。

Nankingについて

レコードチャイナ(中国通信)2007-07-10
初日公開の地元館なし!?大虐殺伝える映画「南京」、マスコミ絶賛も興行は苦戦―中国
http://www.recordchina.co.jp/group/g9604.html
2007年7月3日、南京大虐殺の被害を伝える記録映画「南京」の中国公開が始まった。映画の出来について賞賛する記事が溢れかえる一方、それと反するように冷淡な映画館サイドの反応が明らかとなった。

大虐殺の現場である江蘇省南京市では、なんと3日の公開日に放映する映画館がないことがわかった。「今は夏休みが始まったばかりで、映画館では娯楽大作が目白押し。そんな中でこの映画を上映すれば、おそらく空席だらけになると予想される。そうなれば教育にもよくないし、国内外に誤ったメッセージを伝えることになりかねない」と、市内のある映画館関係者は語った。

同関係者によると、南京市では夏休み後にも映画「南京」の大キャンペーンを展開する計画が進められているという。初回上映は南京市中華門の城壁に投影するなど大がかりなイベントが準備されているのだとか。「非商業的な映画をヒットさせるには事前に綿密な仕掛けが必要だ。昨年の「東京裁判」がその好例で、今回も同様の仕掛けが準備されることになるだろう」という裏事情がある。別の映画館関係者も「こういう題材の映画は客の入りが悪い」と観客動員力を不安視して上映しないことを認めた。

上海市では各映画館で上映が開始された。市内7館では7月7日に7元(約110円)で観賞可能な割引キャンペーンを実施するなど、盛り上げに必死だが、今後続々と登場する夏休み映画のなか、いつまでスクリーンを確保できるのか、不安視されている。(翻訳・編集/KT)

Iris Chang: The Rape of Nanking

監督:Bill Spahic、Anne Pick
出演:オリヴィア・チェン、Pang Jin Feng、Jillian Rees-Brown
http://www.irischangthemovie.com/

<2008/11/28放送 朝まで生テレビへの感想ブログ>

・・11/28金曜深夜放送、検索は11/30日曜夜

<2008/11/30 20:00に「朝まで生テレビ」で検索した全ブログ Googleのブログ検索による 16件>

リベラル派は2件、右翼13件、不明1件

http://yasudayusuke.spaces.live.com/blog/cns!14ECB3DBFA167A80!1439.entry
相変わらず、参加者が言いたいことを言っているだけだった。話題がすぐにそれるので、議論が発展しない。保守派論客が、ひどすぎた。最近は旧左翼系の運動家たちに辟易としていたが、保守もひどい。

http://plaza.rakuten.co.jp/chopper295/diary/200811280003/
朝まで生テレビ』を見た感想。 日本は、スイスみたいな永世中立国になればよいのだ。

http://bikuni.blog33.fc2.com/blog-entry-188.html
しかし、(残念な?) この結果を受けて、テレ朝とそのbackはどんな反応 (見解) を示すやら‥と、かなり期待大。(コメントあり)

http://tsubasa113.blog122.fc2.com/blog-entry-113.html
青春時代を軍に捧げ家族のため日本のため戦った兵士の皆さんが沢山いる。夢半ばにして戦死した人も沢山いる。我々のような戦争を経験してない世代が学校で教えられた事を鵜呑みにし『日本は侵略戦争をした』なんて一言で片付けてはいけない。
もしも太平洋戦争が起こってなかったらおそらく日本は独立運動が起きるまでアメリカの植民地支配下だったと考えられる。(コメントあり)


http://metternich.exblog.jp/8989057/
一般国民は多母神氏の考え方を批判し、定年退職させた政府の措置に賛成しているのだろうか。『朝まで生テレビ』のアンケートでは圧倒的に多母神氏への支持が多かった。(コメントあり)

http://blog.livedoor.jp/yumemaiagale/archives/51535465.html?1228042162
西尾幹二について何で喋らすの?って思うほど確かに話している時間は多かったです。しかし、出席者や観覧者の表情からは言論人というよりも韮沢さんのUFO発言と似た感覚で楽しんで見ていると受け取れましたが。西尾幹二は前回の「朝まで生テレビ」で「明日、中国は沖縄を攻めてくる」と断言していたんですよっ!(コメントあり)

http://d.はてな.ne.jp/killbill2/20081128#1227989020
田母神論文について。カンサンジュは胡散臭いわー。小森陽一もなんかいらつく。久々に見る田原総一郎はもっちゃりした感じ。呂律が回ってない場面多々有り。最初から内容は糞だと思っていたので、腹は立たなかった。ただ、あまりのかったるさに途中で見るのを断念。
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-29e3.html
同番組はもう20年以上続いている長寿番組です。確か私は、番組スタート当初から見続けてきたように記憶しています(要催促)

http://d.はてな.ne.jp/yumyum2/20081129/
論文の内容について事実の議論をもっとやってほしかった。そう言う点で、歴史学者を集めて議論してもいいと思った。歴史認識から核武装まで議論するのは幅が広すぎるし。(コメントあり)

http://blog.livedoor.jp/moonsnow7/archives/1273679.html
田原総一郎が田母神さんを叩きまくってましたね。メディアはさわろうとしなかったとか、偉そうに言うわりに田母神さんは不在。偉そうに言うなら本人と公開討論すればいいのにね。そんなわけで今日の「たかじんの委員会」には期待しています。

http://pen-style.com/?eid=287
田原氏....個人的には嫌いじゃないけど氏の番組は「激論=オープン」と謳いながらも、最後は自分の主義主張に誘導〜帰結させちゃう。そこは好かん!朝生なんて、その最たるもんだ。

http://d.はてな.ne.jp/minoru20000/20081130/
徳島の右翼活動家

http://blog.livedoor.jp/shooshindo2002/tag/%C0%A4%CF%C0%A1%A6%B1%A6%CD%E3%A1%A6%A5%B5%A5%E8%A5%AF%A1%A6%C5%C4%CA%EC%BF%C0%CF%C0%CA%B8%A1%A6%C5%C4%B8%B6%C1%ED%B0%EC%CF%BA
想像どうりのくだらん番組だった!大体あれは八百長出来レースというか、かなり司会者とカンサンジュ中心に進められる偏向番組である!
TBSやテレビ朝日の報道番組というのはロクなのがない。なぜ自国を貶めるような報道が多いのだろう〜!

http://www.nishiokanji.jp/blog/
西尾幹二のブログ
:最後の集計結果で、まともな人が多いとわかってとりあえずほっとしました。
田原・姜・田岡・小森三氏の悔しそうな様子に、溜飲が下がりました。

http://blog.kumacchi.com/2008/11/post_426.html
数年ぶりに見たけど割りと面白かった。昔はよく見てたけど、みんなが言いたいこと言ってぜんぜん議論が進まなくてグダグダで終わるのを見るのに飽きていつの間にかみなくなったんだよね。

http://ahuraeru.blog84.fc2.com/blog-entry-133.html
さて、肝心の生テレビの討論ですが、肯定派の方々があまりにも低レベルで議論にすらならなかったのが残念でした。特に左側の奥から2番目〜5番目・・・・こういう人たちが大手を振って肯定派の代表として出ているので、いつまでたっても肯定派が受け入れられない、成長できないんだと思います。
何度冷静に突っ込まれ、言葉が返せなくなって、どうみても情けなくなっても、別の話題になると途端にでかい声で反論。
ただ大声で自分の意見を述べるだけでは、相手に受け入れられるわけがありません。
一人産経新聞の人が出てましたが・・・・これでは産経新聞を買おうとは思いませんね。


<12/1深夜 追加検索> 追加18件、右翼12件、リベラル6件

http://plaza.rakuten.co.jp/gaishi/diary/200811290001/
なんか、きょうの議論は、何年も前の番組ででた番組を再放送しましたと言っても、通じる内容だったなあ。かりに歴史教科書をすべてウヨクの人の言うようにかきかえたとしても、日本社会の浮上はないと思う。(要催促)

http://takehiro511.seesaa.net/article/110396463.html
ほぼ毎月この番組を見てますが、昨日ほど激しく意見がぶつかるのは珍しい感じがしました。(コメントあり)

http://ameblo.jp/create000/entry-10171292893.html
皆さんのしゃべった内容をうまくまとめ分かりやすく伝える田原総一郎さんの解説は素晴らしいです

http://blog.livedoor.jp/hjm2/archives/51290457.html
田原総一郎の司会が酷くて論点が点々バラバラになり、これでは討論番組としても意味がなくなってしまう。(要催促)

http://terubo.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-f252.html
田母神論文」は、内容、発表されてきた経緯を含め、いろいろ問題点は多いが、「この辺で政治的な決着をつけるべし」という示唆的なものを感じる。(コメントあり)

http://zunichi.net/blog/archives/cat_1.php#000235
番組内の視聴者アンケートで「問題なし」・「田母神氏支持」が6割以上でした。当然の結果だね。

http://dra-dra.blogspot.com/2008/12/blog-post.html
このままいくと戦争になるかもしれません、世界的に疑心暗鬼になってきている

http://nobu6399.blog118.fc2.com/blog-entry-503.html
若者は日本の今の現実を考えないと。

http://mitoshi.blog76.fc2.com/blog-entry-229.html
最後の1時間くらいしか見れませんでしたが、チャンネル桜の水島社長が地上波全国放送で初めて、「国籍法改正」問題に触れたのは、GJって感じでしょうか。

http://blog.livedoor.jp/waiting_silence/archives/51154088.html
(視聴さアンケートで自衛隊を軍隊にせよが多いを指して)これマジかよw
俺だけじゃなかった・・・ってか俺マジョリティだ・・・w(コメントあり)

http://plaza.rakuten.co.jp/beerhall/diary/200812010000/
久々田原さんの羹先生の発言には共感持てたし溜飲下がりました

http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/diary/200812010000/
で、結局、コミンテルン星人からの援護は、最後のアンケートのみ(笑)。6割が田母神論文支持なんですと。さすがの森本敏さんも「近現代史の勉強しないと」と、視聴者のレベルの低さを嘆くばかり。

http://d.はてな.ne.jp/Prodigal_Son/20081201/1228099453
西尾幹二センセや水島社長、潮サンには批判的な筆者であるので、当然その内容は偏向と偏見と悪意に満ち満ちているが、参考になる人ももしかしたらいるかもしれん

http://tamiyakai.weblogs.jp/blog/2008/12/post-d035.html
なにげなくTVをつけたら、朝まで生テレビで、”田母神論文”司会が田原だから知れているが、田母がも論文を封殺する方向

http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/820237
日本のおかげでアジアの諸国はすべて独立した→要再読

http://plaza.rakuten.co.jp/5dolphin/diary/200812010002/
昨今みた討論番組で、一番劣悪だったのが、「朝まで生テレビ」で、田母神を庇う人の愚痴のオンパレードで、見ていて興醒めしてしまった。→要再読

http://monthly-will.cocolog-nifty.com/log/2008/12/post-63aa.html
最後のアンケート結果を見て、私はやはり「田母神論文」が出てきた意味はあったと思いました

http://tetujin.blog.drecom.jp/archive/2772
実際の審査員も登場して喧々囂々の議論?と言うか主義主張〜イデオロギーの応酬で見ていておもろかった。よって明日からアパホテルは一切利用しない。


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<有用なコメント>

(番組アンケートで田母神支持が多かった理由)

なぜ番組最後のアンケート結果で、田母神支持が多かったのか、教えてあげましょう。

私は、この番組を視聴した感想について書かれたブログを多く読みましたが、ほとんど右翼的な方のものですね。つまりこの番組に関心を持ったのは、あなたのような間違った歴史認識をもった右翼的な方ばかりだった、ということでしょう。

これは出演者の顔ぶれを見れば納得できます。南京大虐殺映画で名前を売った映画監督、田母神論文の審査員である産経新聞の花岡氏(右翼そのもの!)、そしておかしな歴史を押し付ける教科書で名をはせた西尾幹二氏。こうした論者リストを見れば、田母神論文を支持する人がこの番組に期待したのはよく理解できます。

一方、正統な歴史認識の論者で、目新しい論者(例えば吉見義明氏など)はおらず、田母神論文がどうしようもなくおかしいと、始めから思っている人から見てあまり関心のひかれるものではなかった。問題自体は既に国会での論戦も終わり、自衛官の処分も終わっているのであり、正常な歴史認識を持っている一般人にはこの問題は、大きな関心はなかったという事でしょう。

おわかりですか?

田母神を支持する立場でブログを書いた方は、ほとんど番組最後の視聴者の調査に言及していました。でもそれは最初から偏っていたという事なのでしょう。

あなたにはがっかりでしたね。

(歴史研究について)

あなたはどうやら酒の飲みすぎで毎日酔っ払ったまま生活しているようですね。それで日本の歴史についても間違った認識になってしまったのでしょう。

あなたは1死んだ日本兵のお陰で平和がある、2日本は侵略戦争はしていない、3太平洋戦争がなければ日本はアメリカに侵略されていた、とお考えのようですね。

しかしそれは酷い間違いです。
1今の平和は歴史的経緯の結果であり、兵士の死とは直接関係はありません。兵士の死に重要性を与えるのは、国のための死を賞賛し死の恐怖による反軍思想や反軍活動を抑えるための、靖国神社を中心とした、戦前の考え方が今も残っているためです。あなたは不勉強なので知らないでしょうかこうしたことは2005年の小泉の靖国騒動に時期に高橋哲哉氏が「靖国問題」(ちくま新書)で書き、ベストセラーになっています。つまりあなた以外の日本人は多くは、日本兵の死は今の平和と直接関係はない事を知っていますよ。

2今までの日本の歴史研究は結論として「日本は侵略戦争をした」としています。これを直接説明しているのが秦郁彦などです。あなたはなぜそれを否定するのですか?どんな根拠を持って専門家のデータや分析を否定するのですか?例えば田母神論文にはひっくりかえすだけ具体的な事実は何もありません。
 そして侵略戦争で何が悪いのですか?当時はドイツもアメリカも侵略をしていた、大国は帝国主義的行為で国力を広げるのが当たり前の時代だった。あなたが侵略を否定したいのは、実は戦後民主主義の価値観であり、平和を重んじる現在の価値観から発する「願望」でしょう。自分の心をよく分析すべきです。

真珠湾攻撃があるまでアメリカは孤立主義(欧州の戦争には介入せず自国だけで経済圏を守る考え方)でした。それを覆したのが真珠湾攻撃です。またこれ以前にアメリカがアジアに侵略を行う計画があったという事実はどこにあるのですか?
 アメリカは建国時点から君主の勝手な王権による戦争が可能な欧州から、離れた民主主義国家です。即ち国民の同意がなければ戦争はできません。アメリカ大統領がアジア侵略を国民に説いたという事実はどこにあるのですか?

 確かに戦後はソ連との対立からアジアでの覇権を確保しようとしましたが、それは侵略ではありません。アメリカと同様な民主主義を基本とする西側国家であることの確保です。あなたはもしや日本はソ連のような共産主義国家になるはずだったと言いたいのですか?
 冷戦についての勝手な妄想はやめるべきです。

(番組アンケートで田母神支持が多かった理由)

あなたは番組アンケートをみて「民意は田母神を支持している」と思いたいらしいが、それは間違いです。理由は以下です。

1日本の歴史への国民の認識については、吉田裕氏が本を書いているか、1960年代以降の継続した何回かの世論調査では、「日本は侵略をした」が、徐々に増えており、1990年代では、60%を超えています。

2日本の歴史教科書は満洲事変を日本軍の謀略、戦争は日本からしかけたものとしていますが、これに対して、批判し改定しようとする声はありません。それは例えば昨年沖縄戦集団自決を、日本軍には責任ないとしようとした「人たち」でさえ、です。

3日本が侵略をしたとした「村山談話」は既に10年以上もたっていますが、それはおかしい、という世論は形成されていません。又歴代の総理大臣はそれを継承しています。その中には非常に歴史修正主義者であった安部晋三も含まれて居ます。

つまり安部晋三のような酷い右翼(彼は右翼団体の政治的支持者です)でさえ、「日本は侵略だった」は認めざるを得なかったということです。

無知で愚かなブログ主はこうした、事実を正面から受け止めるべきだと思います。

こんばんわ。
>論文の内容について事実の議論をもっとやってほしかった
これには私もまったく同意、というか田原氏もそう努力していましたね。しかし正統的な立場をとる方で本当に歴史に詳しい方がいなかったので、そういう点では深まらなかったですね。この点大変不満です。例えばなぜ秦郁彦山田朗(日本近代軍事史の専門家)、半藤一利保阪正康などが出てこないのか?
私は、それはそんな当たり前のことは議論にならないからではないかと思いました。

まあ本当の所はわかりません。ところで、「論文の内容について事実の議論」をしたいのなら、はてなダイアリーでは
Apemanという大変日本の戦争に詳しい方がいます
http://d.はてな.ne.jp/Apeman/
一度素直にコメントで聞いてみたらいかがでしょうか?
私としてもこの番組に疑問や不満を持つ方がどこに、疑問を残しているか、関心があるので。

(歴史とは何か。歴史認識とは何か)

歴史認識というのは偉い学者先生方が昔の資料等から判断するのでしょうが、そのまま信じてもいい物なのでしょうか?

この問題に深く関わってきたので、ここに来たついでにお答えします。
 歴史認識は各個人が持つものであり、その方自身が形づくるものです。その際には教科書やメディアの影響を大きく受けるのは自然ですが、最後はその方独自の経験や知識により決まるでしょう。

一方歴史は、主に歴史学者などの言説を中心に社会全体が認めたもの・支持したもの。ある事実とその因果関係(なぜその事件がおきたかという理由)ですね。分かりやすいのは研究者同士の情報交換と議論を経て、学会などの公的な場で支配的なもの(多くの支持者があるもの)でしょう。最もわかりやすい例は南京大虐殺があったか否か、ですね(勿論あった)。

しかし2008年現在、こうした定まっている歴史に対して、異議を唱える人の意見をWILLなどの変てこな雑誌が大きく取り上げた結果、知らない人には、何が定説で、何が異議か知らぬ人にはわからなくなっていますね。

日中戦争が侵略か否かは、定説=侵略、異議=侵略でない。ですね。田母神氏の異議は知らない方にはショッキングかもしれないが、実は言い古されたもので、既に過去に否定されています。

一方定説には今まで蓄積されたのたくさんの歴史書とメディア情報がありますが、それらを朝まで生テレビ姜尚中氏などの論者は歴史が専門ではないので引用できなかった。あるいはそれらは常識なので説明しにくい。しかし実際には非常に膨大で確固とした蓄積があります。

すなわち異議を唱える側は新奇でお騒がせなのでメディアへの露出度は高く素人には大勢に見えるが、実際にはほんの一部。またそれが信頼に足るかと言われれば、普通は×です。

(田母神批判:歴史認識と安全保障がなぜ結びつく)

田母神論文はひどいですね、実際番組を見ても右派論者自身もその内容を正しいものと論及できなかった。
しかしもっと問題なのは、歴史認識の問題と、国防(安全保障)の問題が、田母神の中で結びついていること。つまり「侵略戦争をした悪い国なら、俺らは守ってやらない」という考え方であること

それっておかしくありませんか?

たとえ過去に悪い事としていようがいまいが、国を守るのが自衛隊の仕事じゃないのですか?

朝まで生テレビ番組アンケートで田母神支持が多かった理由)

なぜ番組最後の視聴者アンケート結果で、田母神支持が多かったのか、気が付いたので教えてあげましょう。

私は、この番組を視聴した感想について書かれたブログを11/30夜Googleでヒットしたもの全てを読みましたが、ほとんどが田母神支持の方のものでした。そしてそこで共通しているのが、右翼論者の話の内容には触れず、番組最後の視聴者アンケートに言及していたことでした。ここでわかるのは、結局この番組に関心を持ったのは、間違った歴史認識をもった右翼的な方ばかりだった、ということでしょう。

これは出演者の顔ぶれを見れば納得できます。南京大虐殺映画で名前を売った映画監督、田母神論文の審査員である産経新聞の花岡氏(右翼そのもの!)、そしておかしな歴史を押し付ける教科書で名をはせた西尾幹二氏。こうした論者リストを見れば、田母神論文を支持する人がこの番組に期待したのはよく理解できます。

一方、正統な歴史認識の論者で、目新しい論者(例えば吉見義明氏など)はおらず、田母神論文がどうしようもなくおかしいと、始めから思っている人から見てあまり関心のひかれるものではなかった。問題自体は既に国会での論戦も終わり、自衛官の処分も終わっているのであり、正常な歴史認識を持っている一般人にはこの問題は、大きな関心はなかったという事でしょう。


つまり、多くの田野神支持者が、右翼論者の説得力に期待して番組を見たが、得られるものは何もなく、腹いせにアンケートだけには答えた。それがあの結果に結びついたのでしょう。従って番組アンケートは最初から視聴者層が偏っていたということでしょう。

以上