唖然

だいぶ前回更新から時間が立ったが、本日、横浜DeNAベイスターズの新応援歌、キャラクター、チアのお披露目。
新キャラクターが初登場したとき、スタンドからは「エー」という否定的な驚きの声があがった。私も、このキャラクターは受け入れられない。私は、「かわうそくん」を思い出した。また、キャラクター名自体に、DBという、DeNAを指す言葉を入れるのも、ただ宣伝としか考えていないのだろう。
応援歌については、球団名を変えている以上、かえざるを得ないとは思っていたが、ボーカル(選手達)が弱々しすぎる、アレンジ自体は結構良いと思ったが、サウンドが貧弱な感じで、カラオケみたいなチープ感が受け入れられない。ボーカルはプロと選手達の共演、程度にして欲しい。
DeNAは変化を良いことのように思っていると、私は感じるのだが、変化させて、変化以前と比べ、何か良くならなければ、闇雲に変えても効果は薄いと思う。
既に変更済みの、球団名、ロゴ、ユニフォーム、もそうだが、私には、これらの変化が、変化の前と比べ、心地よいものに感じられない。私は横浜大洋ホエールズ横浜ベイスターズを応援してきたが、現状では、DeNAに違和感を感じることが多い。DeNAは既存ファンには関心を持っていないように感じる。

「マネーボール」上映記念:来期の開幕一軍を決める

映画「マネーボール」はチーム編成にセイバーメトリクスという、あまり従来の野球関係者が信用していなかったデータの見方を取り入れて、チームを強化してきたオークランド・アスレチックスGMであるビリー・ビーンの話である。野球ファンとしては、このようなオタクな話題をブラッド・ピットが取り上げてくれ、根気強く公開に持ち込んだことに感謝したい。
まあ、賛否はあるものの、今やセイバーメトリクスも当たり前になったように思うが、自分なりにベイスターズにあてはめてみた。

野手の場合

出塁率が得点との相関があるものと考えられているらしい。そうすると、出塁率の高い上位8名の選手は以下のとおり。
下園、藤田、渡辺、ハーパー、村田、スレッジ、新沼、金城。
ハーパー、村田、スレッジ、の去就が不明とすると、次点は、石川、筒香、北。
その他、控えを8名とした場合、細山田、吉村、荒波、内藤、中村、黒羽根、(稲田)、森本、松本。去就不明の3人が来年いるとすると、中村までがベンチメンバー。3名がいないとなると、黒羽根、森本、松本が入る形。やはり内野手の人材不足が目につきますね。
野手の出塁率データは、済みませんが、いろんなサイトにあるかと思うので、そちらを参照願います。
私は以下を見させてもらいました。有難うございました。
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/teams/3/memberlist?type=b&ord=12&srt=1

投手の場合

投手の責任とされるのは、奪三振、与四球、被本塁打、らしい。
DIPS*1という指標が使われるが、計算で使われる係数が本当に日本野球にも妥当性があるのかよく分からないので、K/BB(奪三振の与四球に対する割合)やHR/9(9回投げたらどれくらい被本塁打があるか)を見てみたい。ただし、K/BBのBB部分には与死球も含める。
数字は気力があればそのうち出すかも知れません。
K/BB上位12名

  • 加賀美 希昇
  • 田中 健二朗
  • ゴンザレス
  • 加賀 繁
  • 牛田 成樹
  • 小杉 陽太
  • 高崎 健太郎
  • 藤江 均
  • 江尻 慎太郎
  • 篠原 貴行
  • 大原 慎司
  • 山口 俊

HR/9上位12名

  • ゴンザレス
  • 佐藤 祥万
  • 阿斗里
  • 加賀美 希昇
  • 福山 博之
  • 国吉 佑樹
  • ブランドン
  • 藤江 均
  • 篠原 貴行
  • 高崎 健太郎
  • リーチ
  • 小林 太志

まず、両方でリストアップされている加賀美、高崎、藤江、篠原が当確。ゴンザレスもリストアップされているけど。
そして、三浦(両方共13位)、小林太、山口、国吉、大原、福山、江尻、ブランドンまでで12名。次点は真田。実はリーチもこの時点でリストアップされている。リーチは明るく前向きな性格に思えたので、チームに残してほしかったのだが、それは仕方ないか。あと、加賀と牛田が選外となったのが意外であった。また、抑えは藤江の方が山口よりふさわしいかも。でも、ビリー・ビーンによれば、抑えは重要ポジションでは無い、との見解のため、現状の方が良いかもしれない。

開幕スタメン

打順は、長打率を加味し、以下のような感じでしょうか。

  • 藤田
  • 渡辺
  • ハーパー
  • 村田
  • スレッジ
  • 下園
  • 金城
  • 新沼
  • 高崎

去就不明の3名を抜いた版。これはとても弱そう。

  • 下園
  • 渡辺
  • 藤田
  • 筒香
  • 金城
  • 新沼
  • 石川
  • 高崎

*1:Defense Independent Pitching Statistics

複雑な気持ちです

当面はこれまで通りの態度を維持したいはと思っていますが、正直、ポジティブな気持ちとネガティブな気持ちが入り混じってます。

  • 改革の針を逆に戻した方々が新しいことをやると言っても信用する気にならない。私は、他球団に先駆けて「横浜」大洋ホエールズと名乗っていたことを気に入っていたので。
  • 出資されたこと自体は大変にありがたい。
  • 強く人気のあるチームにして欲しいという気持ち。
  • "DeNAのファン"にすぐになるのは大変難しいという思い。特にDeNAは私の人生に全く関係ないし現時点で知りたいという気持ちにもなっていない。
  • どんな球団経営をするか知りもしないのに批判ばかりしたくない。
  • TBSはハードランディングにならないように*1何とか形をつけてくれて有難う。

*1:まだNPBや他球団との間で多少気がかりでもあるものの

最後かも

今年で最後かも知れない、というのは、私は、いつも書いていて、これまでは幸いそうならなかったが、今度もそうならない、なんて保証はどこにもない。チームはきっと、これからもそれこそ生き延びるためのあらゆる手段を講じてくれるものと信じているし、私も一ファンとして、少しでも試合を見たい。今年の私にできることはしたい。語弊を恐れずに書くと、もし、今年が最後となるとしても、今年できることをすることが、ファンとしてせめてできることだと考えている。私はベイスターズファンと思っている人が、一人でも多く、そういう行動の仕方に賛同して、実際に行動してくれるものと思っている。
正直、チーム力は厳しいと思う。オープン戦や練習試合が全てではないと思いたいが、打てなさすぎる。いやらしさも迫力も無い。これまで、打てないのを放置して、散々投手が足りないという見せかけに騙され、野手育成を怠ってきたつけが出そうな感じがする。
その中での一縷ののぞみとして、オープン戦や練習試合で奮闘してきた高崎健太郎投手に期待したい。彼がうまくいって、ベテランに偏っている投手陣に厚みができれば、もしかしたら、他の若手投手にも良い影響があり、投手力で戦うチームが見られるかもしれない、と思っている。

横浜ドームはベイスターズ移転阻止に喫緊の課題か

横浜ドームを実現する会というものが結成されると報道があったが、これがベイスターズの本拠地移転を阻止するにあたり喫緊の策であるのなら賛成する。ただ、チームの経営はまったなし。すぐに新球場なんてできないのだし、効果には疑問あり。どんな活動をするのかにより、態度を決めることになるだろう。よっぽどの案でもない限り賛成できないような気がする。横浜スタジアムはできたときは最新鋭の球場だったのに、現在、批判が出てるのはなぜなのか。これに対する解が示せない限り、新球場を作っても同じことが起きるのではないか。

2011年横浜ベイスターズを応援するにあたり

現在喪中のため、年始よりしばらくは更新を控えようと思っていたのですが、看過できない記事を見てしまったので。
応援する前提は、横浜ベイスターズというチームが存在すること。私は以前より言っていますが、球団経営の早期安定化が求められます。とは言っても、既に問題は表面化しており、今年は球団売却が現実のものとなるでしょう。その時、どんな着地点なのかは分かりませんが、少しでも自分の希望通り、横浜を本拠地としたチームとして存続するよう、願っています。