Ad[es] の設定まとめ(目次)
基本方針
・電子辞書としても使えるように
・縦画面時は、テンキーだけで操作できるように
・できるだけ直感的に
ex.ソフトキーはソフトキーとして使い、他のキーを割り当てない
Ad[es] にはスタイラスホルダーがないから、テンキーを操作する場面が多い。
ところが、テンキーのみで操作できるように設計されているアプリは少ない。特に、プリインストールされているソフトの中でテンキーのみで完全な操作ができる(タッチパネルを一切つかう必要がない)ものは非常に少なく、電話とメールと各種の設定くらいである。
また、記号を一覧入力できる画面がない、電話するときいちいち確認画面が出る、携帯ではできる「あ→お→え」といった入力方法(逆トグル機能)ができない、など不便な点がある。
幸いにも、Webを検索すれば、便利なフリーソフトと役立つ情報をたくさん見つけることができる。これによって、Ad[es]をかなり使いやすくすることができた。作者の皆様、ブログや掲示板で日々情報を提供してくださる方々に感謝。無断でリンクさせていただきましたがお許しください。
※日付が未来になっているのはトップに表示したいためなので、気にしないでください。
目次
Ctrl+Down で PageDown
Ctrl+DownでPageDownキーが発行されるようにSortInchKeyで設定している。しかし、Word Mobileなど一部のソフトでは、Ctrlキーを押して離したあとにDownキーを押せばうまくいくが、Ctrlキーを押しながらDownキーを押した場合は異なる動作をしてしまい、使い勝手がイマイチだった。
最近、jotの作者さんのブログでヒントを得た(ありがとうございます)。
以下のように設定するとうまくいった。
続きを読むいまさらのAdobe Reader for Pocket PC 2.0
1 はじめに
Picsel Viewerよりも高機能で、Foxit Readerよりも高速に動作すると思う。画像PDFの表示は特に速い。テキストPDFの表示はそれほど速くはないが、テキストをコピーすることができる点がいい。
Force Hi-resolution toolを使って高解像度表示すれば、表示もきれいになる(ここのページを参考にして、AcroRd32.exeのリソースを書き換えてもOK。あるいは、下で紹介する拙作のMUIを用いる手もある)。
2 問題点
mfcce300.dll(Windows CE付属のライブラリ)にバグがあるため、「インストール後初めて起動させたときのダイアログで『日本語』を選択すると、その後起動しなくなる」、「右の問題を回避できたとしても、いくつかのダイアログが表示されない」、といった問題がある。
3 解決方法
ホーミンさんのページにある方法1を参考にして、MUIを作った(RdLang32.JPN.0411.mui)。また、検索機能を使えるようにするために、ダイアログのリソースを変更した。
ついでに、高解像度表示にするとコマンドバー上のアイコンが小さ過ぎてタップしづらくなるので、これを1.8倍〜2倍程度に拡大して表示するMUIも作成した(AcroRd32.exe.0411.mui)。また、このMUIを読み込んだ場合は、Force Hi-resolution toolや本体実行ファイルの改変をしなくても、高解像度表示がされるようにした。
どちらのMUIとも、AcroRd32.exeと同じフォルダに入れる(通常、\Program Files\Adobe\Acrobat 2.0\Reader\以下)。
・RdLang32.JPN.0411.mui - 実行中に落ちるバクの回避
・AcroRd32.exe.0411.mui - 高解像度表示とメニューバーのビットマップの拡大
ダウンロードはこちら。
動作確認は、W-ZERO3(ws004sh)と Ad[es]。W-ZERO3シリーズ以外のWM5デバイスでうまく動かない場合は、こちらのページで公開されているソフトを利用すると解決するかもしれない。
これで何とか一応使えるレベルになる。
4 その他の不具合
・画面の縦横を切り替えると表示が乱れる。→画面タップ又はコマンドバーのボタンのタップで直る。フルスクリーン時は、タップ&ホールドでメニューを出して「フルスクリーン」選択で直る。
・関連づけやショートカットなどによりPDFファイルをパラメータに指定して起動すると落ちてしまう(WM6以降?)→Adobe Readerを起動してからファイルを選択する必要がある。ちなみに、一度起動させれば、起動中に別のファイルを関連づけ起動させても落ちない。
・外部ストレージにあるファイルを開いている状態でサスペンドした場合、復帰後に正常に動作しない場合がある。→長い文章を読むときは本体メモリにコピーしましょう(これは苦しいか)
・検索ダイアログが出ているときに、画面を回転させると、「検索」ボタンを押したあと、表示が不正になる。→Escキーを何度か押すと直る。
5 Tips
・「環境設定」→「一般」で「ハードウェアボタンで画面全体を移動」のチェックをはずすと、上下キーでの移動幅が短くなる。
・印刷することがないのであれば、「環境設定」→「一般」で「印刷プラグインを読み込まない」をチェックした方がよい。
コントロールパネルのショートカット
ファームアップを契機にホームメニューを使うことにした。
以下、備忘録。
・コントロールパネルのショートカットの作成方法
設定のショートカットを作る、設定を個別に呼び出す
・アイコンの指定方法
W-Zero3 ショートカットアイコン
ATOK for Windows Mobile をAd[es]で
ATOK for Windows Mobile を購入して、Ad[es]に入れてみた。
「ATOK設定」であらかじめ入っているATOKを使用しないように設定する以外に、特別必要なことはなかった。
テンキーでの動作はサポートしていないとのことであるが、テンキーでの入力は問題なかった。ただこれはAd[es]のテンキーに限られるだろう。
一番うれしいのは、入力確定後にあらわれるウィンドウを表示しないように設定することができるようになったこと。
これまでも星羽さんのCloseChaseを導入すればウィンドウを自動で閉じることはできたのだが、ちょっとした副作用(このソフトは入力確定後に左右キーが自動で入力される仕組みになっているので、入力欄の先頭などではカーソル位置がずれてしまう。)があり、できればATOK側で設定できるようになってくれればと思っていた。
連絡先では推測変換ウィンドウが邪魔になるので、連絡先で入力する場合のみ推測変換をオフにするソフトを作った(AtokOnContacts)。標準の連絡先の他に、OffisnailContactsの入力欄でもオフになる。
星羽さんのChgSuisokuというソフトのソースを参考にさせていただいた(製品版のATOKではレジストリが若干変わっているので、ChgSuisokuは使用できない)。星羽さんありがとうございます。
◆使い方
AtokOnContacts.exeをデバイスの適当な場所にコピーして、実行する。
再起動後も自動的に起動するようにするには、\Windows\スタートアップ 以下にショートカットを作成する。
ReplyLightMail ver 0.1.5
装飾メールでこのソフト使うことはないと思うけど、一応。
以下、長いけど内容は薄いです。
ReplyLightMail ver 0.1.4
たいしたことではないが、一応。
v0.1.4 - 2008/3/24
- 装飾メール作成画面でも「全文コピー」が使用できるようにした
- メール一覧表示画面でメニューを表示する前に、他のポップアップメニューを閉じるようにした
ダウンロードとソフトの使い方等については、こちらのエントリを参照。