五大院縁日とかでスティールパンとか
4/28(土)、福島市飯野町五大院縁日にて栃木県天台仏教青年会企画の『トリニスタ』スティールパンコンサート及び、東日本大震災鎮魂地蔵尊の開眼法要を行なってきました。
雲ひとつ無い快晴に汗ばむ陽気、スティールパンの音色と、東京より参加の『ひとさじの会』によるバルーンアート&チョコフォンデュによって大盛況の縁日が一層華やかに。最後の開眼法要は楽しい縁日の締めくくりとして、厳かな雰囲気の中、大勢の参列者に見守られながら執り行われました。
実際、五大院縁日は、町おこしと、地元の人たちの生き甲斐と、様々な縁を結ぶ場という三つの要素が見事に融合した本当に素晴らしい空間でした。スティールパンと地蔵尊開眼法要という形で関われたことをとても嬉しく思います。お地蔵さんの台座には縁を結ばせてもらった我々の名前がしっかりと刻まれていました。
昨日は午後まで法事〜その後『足利まちなかウォーク』でライブを終えたトリニスタに合流して宇都宮ノーキンス。楽しくライブを終えてブレイブライオン、ステフポケッツのステージも観て帰宅。こういうイベント久々なので頑張って最後までいる気でしたがやっぱり帰りました、っていうか個人的に縁日の方がワクワクした、のは歳とったせいだけでしょうか。六根全部であんなに心地よいイベントってのも、そうはないでしょう。
写真by五大院住職
宮城仮設スティールパンコンサートを終えて
栃木天台仏青主催による宮城仮設『トリニスタ』スティールパンコンサート、無事終了いたしました。みなさんご協力ほんとうにありがとうございました。
ひとつだけ。
今回このイベントを企画するにあたりトリニスタの皆さんに無理言って『ふるさと』をレパートリーに入れてもらいました。あちらの方々にスティールパンで奏でたこの曲を聴かせてあげたかったからこのイベントを企画した、と言っても過言ではありません。
あちらの方々の多くは生まれ育った場所から離れた仮設で頑張って生きている。そこにはそれぞれふるさとを思う心の支えがあるんだと思います。その心をスティールパンの音で包んであげられたら、『ふるさと』を聴かせてあげたい理由はただそれだけでした。
昨日は多くの人がこの曲で涙し、また多くの人が涙をこらえていたようでした。帰り際、おじちゃんおばちゃんたちが口々に『ふるさと』よかったなぁと言うのを聞いて、このコンサートをやれてよかったと思いました。
スティールパンは、陽気な曲では人を鼓舞するような、そしてやさしい曲では聴く人の心に寄り添ってあげられるような音を出せる楽器だと思います。またこのコンサート、やりたいと思います。