地獄少女

なんかタイトルがずっと気になってて、とうとうレンタルしてみました。あ、少女漫画。しかもなかよし。目の大きさが顔の大部分を占める少女漫画ってどうも久しぶりで受け付けないのですが、なんとか頑張って9巻まで読んでみました(暇だなー)。内容は、地獄は本当に存在していて、真夜中にネットの地獄通信ってところにアクセスして、恨みのある人物の名前を書き込むと、地獄少女がその人間を地獄に流してくれるらしい。しかし人を呪わば穴ふたつ、依頼した人間も、死後地獄に連れていかれるとのこと。
私もよく嫌いな人間のことを「早く死ねばいいのに」って言いますが、実際に死んでほしいって相当な怨みじゃないと思いませんよね。マンガの中では、男取られた、パシリにされた、いじめられたってだけで、相手を地獄行きにさせるんですから、たまったもんじゃないな、と。
なかよしじゃ無理だろうけど、青年向けにもう少し地獄の概念だとか、仏教的地獄観を醸し出せばもっと売れるんじゃないかねー。あ、諸星大二郎にやってほしいな。こう悲壮感なく、明るく、「紙魚子シリーズ」みたいに。
しかし夢野久作の「少女地獄」みたいなんかな、と思ったけどかなり違ってた…。

地獄少女(8) (講談社コミックスなかよし)

地獄少女(8) (講談社コミックスなかよし)

転職

前の仕事が終わって次の日から新しい職場へ行きました。もう働いて一週間くらいになりますかね。今は一般事務みたいなことをやってるんですけど、今になって自分の適職に気づきました…。いまごろ、こんな年で。いろんな仕事しないとわかんないもんですね。

どうやら私は営業向いてたみたいです。もう事務ってつまんなくて、つまんなくて…。出来るけどつまんない!内勤はやっぱダメだ。外に出たいですねー…。今は短期の派遣なので、もう次のことを考えてますが、営業でいいや。うん。内容にもよるけど。面接のときに、あなたには物足りない仕事かもしれません、と言われたけど、そのとおりです。あんな地味でつまんない仕事って言ったらやってる人に対して大変失礼だけど…よくやってるなぁ。

ということで幸か不幸か適職に気づいたということでした。

わー

yorike2008-11-23

一ヶ月以上更新してなかった。まあいろいろあったんですよ。まずー、会社やめることにした。理由はいろいろあるけど、会社の体質と私が合わないってことが一番ですね。仕事なので好き嫌いはいけないのですが、どうもこうも、我慢できなくなってしまいました。私は結構合理的に仕事を進めたい方です。この世のあらゆることに意味がある、という意見もありますが、無意味なことも多くあります。うちの会社は無意味なことを人に強制しすぎで、そして私が健気に頑張って仕事しよう、会社のために、お客様のために頑張ろう、としている気持ちをいとも簡単に壊します。これでモチベーション上げろったって無理な話です。
まあうちの会社人数少ないです、んで今年は女の子辞めてくの、私で4人目。私は2年と半年にならないけど、まだ長い方・・・。今後の見通しがつかないまま辞めるって言ったんですが、幸いなことに冬場はなんとか別の仕事ができそうなので、とりあえずホッとしました。はーーー。でも辞めるって決まった途端、私の顔、おだやかになった、と年配の女性に言われました・・・。どんだけ険しい顔してたんでしょね・・・。でもこの選択が正しいと心から思う。仕事は楽しいこともあるし、いやじゃなかった。でも今後、会社のために一円でも稼ぐのが嫌になってしまいました。やれやれ。

先日、久しぶりに東京に行きました。フェルメール展観に行ったけど、あの人ごみはなんなんですか。入場するまで一時間かかるって異常でしょ!ルーブル美術館でさえ、そんなかかんないし。つか、都美術館なんて小さなとこでやらないでほしい。人ごみの中で無理やりフェルメールの6作品観ましたが、…何がすごいって言えないけどスゴイですねぇ。ほんとスゴイ。他の作品と段違いなの…何がって言えないんだけど。ついでにピカソ展も見てきましたが、うーん、あんまり私はピカソ好きではないようです。新国立美術館の建築にビックリしました。田舎もんなので。意図せずして、東京ミッドプレイスと新丸ビルとかの話題(になってないか、もう)のビルに入ったけど、まああまり興味ない感じでした。東京って絶対住む気ないけど、やっぱり映画とか美術展とかの数や種類が、地方とは段違いなので、そこだけうらやましいなー。わざわざ絵を観に東京に行ったのは初めてでしたが、これは生で観て本当によかった!世界に36点しかないフェルメールの絵が6点も東京に来たんですからすごいことですよ。来月14日までです。

20世紀少年

20世紀少年、観て来ました。原作のマンガも時系列が複雑なので、映画を作る人も大変だったでしょうね。マンガ読んでないと理解するの苦しいかな。いやマンガ読んだ人しか観ない映画ですかね〜。二部で終わるのかもしれないけど、やっぱし20巻以上あるマンガを映画にするのは苦しいですねー。出来はいいけど、観てて疲れたというか、テンポがいまいちだったような。

最近、軽く鬱なのかもしれない。今後の人生、どうしたらいいかわかんない。

劇団四季 美女と野獣

仙台でこの秋ロングラン公演。
仕事の関係でタダで見てしまいましたが、結構感動してしまいました。面白かったし、チケット高いけど
見る価値はありますね!私はベルのことが好きな自惚れやのガストンが好き〜。舞台も豪華で素晴らしいです。しかし、最後の野獣が王子に変身するシーンがすごい。どうやってるんだろーー。

容疑者Xの献身

yorike2008-10-13

探偵ガリレオシリーズ、月9ドラマの映画化。ドラマは見ていなかったのですが、同僚に面白いと言われ見てみました。福山雅治好きだし、堤真一も好きだし・・・。

あらすじは、天才物理学者・湯川教授が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子に淡い思いを抱いている。ある日、靖子の元夫・富樫が死体となって発見された。離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るっていた富樫。元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた…。

石神が堤真一、靖子が松雪泰子。なんかこの映画の切なさは、30歳以上じゃないとわかんない!と思った。たぶん10代〜20代はじめには、わかんないかも。ある程度、人生経験積まないと、石神の人生への絶望とか、靖子を守る方法とか、共感することは難しいのでは…。なにしろ映画見終わった後に、20代前半と思われる女の子2人くみは「なんか期待しすぎたー、感動しないー」とか言ってたから。私はと言えば、20歳の頃に見て切なさを覚えたルコント監督の「仕立て屋の恋」を彷彿させる映画だと思った。恋人でもないのに、好きな人を守る、好きな人が幸せであれば自分は犠牲になってもいい…涙出そうだった。堤真一の演技はスゴイ。福山さん演ずる天才物理学者湯川と天才数学者石神。2人の天才が犯罪を考え、犯罪を解く部分と石神の淡い恋が絡み合った名作でした。

原作には柴咲コウは出ていないらしいけど、違和感なかったなぁ。

エジプトから帰ってきましたー

先月21日に出発して28日に帰国。火曜から仕事して今日やっとお休みです。なんだか眠かった・・・。
エジプトは暑くて暑くて・・・食べ物がイマイチでしたが、ピラミッドやアブシンベル神殿などとにかくすごかったです。人間がこんなものを作れるんだなーーと。やっぱし宇宙人かもしれない、とか、驚異の旅でした。カタール空港経由だったのですが、カタールからエジプトまでの飛行機の中で、ドバイに住んでいるアラブ人に口説かれ、家族でドバイにこれるか?カイロに来たら電話くれ、などと言われましたが、スルーしてしまいました。惜しかったかな。しかし3時間ほどのフライトで初対面の外国人に「アイラブユー」まで言う国民性ってどうなんでしょうかね。
あとはまじめに観光で遺跡ばかり見て、遺跡の食傷気味になりましたが、面白かったです。参ったのは40度以上の気温と強い日差し、あと汚いトイレですね。顔はヤケドをしたようで毎晩冷えピタ貼りましたし、トイレはあり得ないほど汚いトイレ見ましたが、仕方ないのでそこで用足ししたり(泣)。カギがかからず、紙がなく、便座が汚い、そのうえチップとられるという。まあ日本がキレイすぎるんですね。ホテルはリゾートホテルのようでとてもよかったです。食事のみイマイチでしたが。食事は現地のものを食べて楽しもうと思ってましたけど、なんだか口に合わない…つか美味しくない。繊細さとか、塩加減などの配慮が見られない料理ばかりでした。味がなかったり、えらいしょっぱかったり。
買い物はすべて値段交渉で、品物には値札がありません。外国人とみるとすごい値段でふっかけてくるのを値切りながら交渉します。はじめは面白いけどめんどくせー。
いずれ写真もアップしたいけれど、やっぱり眠いのでとりあえず帰国報告まで・・・。