最近立て続けに似たようなSFを3つも読んだ。ドンキホーテのが一番面白かった
■新しい世界を生きるための14のSF「ショッピングエクスプロージョン」
2049年、超安の大聖堂サンチョ・パンサはGAFAを超える世界企業となる。しかしそれは、暴走して自己増殖を繰り返す大型ディスカウントストアによる大災厄の始まりでもあった。荒廃したロサンゼルスでサイバーパンクが爆発する!
ドンキホーテが増殖して世界を滅ぼすのを防ぐ話。
■横浜駅SF
日本は自己増殖する<横浜駅>に支配されていた。脳に埋め込んだSuikaで管理されるエキナカ社会。その外で廃棄物を頼りに暮らすヒロトは、エキナカを追放されたある男から人類の未来を担う“使命”を課され……
永遠に改装中の横浜駅の話
■フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ「自動工場」
https://www.amazon.co.jp/Philip-Dicks-Electric-Dreams-Season/dp/B089VL93YH
我々が知る世の中がもはや崩壊しているにもかかわらず、ある巨大な自動生産体制の工場は、消費者主義の原理にのっとり稼働し続けていた。一部の反逆者たちは、その工場を閉鎖に追い込もうと決意するが…
世界がほろんだ後も増殖するアマゾンの話