春日大社の境内から南へ。
下の禰宜道(ささやきの小径)を抜けて高畑地区へ向かいます。
高畑地区は、元々は春日大社の神職さんが住んでいた地域。 春日大社へ向かう際に通った道がこちらの禰宜道。他に「 中の禰宜道」と「上の禰宜道」もあります。
来るときに進んできた参道は既に大賑わい。 こちらの道を通る人は多くはないので、 木々が揺れる音や小川のせせらぎ、 鳥の声などを聞きながら落ち着いた気持ちで歩を進めます。
下の禰宜道を抜けると見えてくる「Cafe たかばたけ茶論」の塀。
ここ、昔よく立ち寄りました。 ヒマラヤ杉が見下ろす庭園でティータイム。
いろいろ素敵なんです。
一度来てみたかったお店「空気ケーキ」。
高畑地区の住宅街の中にあるケーキ店&カフェ。
人気店とのことで、知人曰く「昼過ぎに行くといつも満席&満車」 とのこと。
この時は平日の朝10時過ぎ。空いててチャンス。
わくわくしますねー。
ケーキを買って帰ろうと思いきや… あまりにも美味しそうなガラスケース内のケーキ群を目にし、 思わず「あ、イ、イートインで」と口走る。
古都華のショートケーキとアイスコーヒー。
奈良のブランドいちご、古都華がぽふっと乗っています。すごい、 粒が大きい。
歩いて暑くなった体にしみこみますわー。
可愛い雑貨なども販売されていて、目移りします。
持ち帰った空気ケーキがこちら。今回は抹茶と古都華いちご。
軽い食感の生地で、空気を含ませたふわふわのムースをサンド。ふわふわムース好きの私としてはド真ん中を射抜かれました。
また今度は別の味を食べたみたいですな。
ならまちの酒蔵「今西清兵衛商店」へ。
地酒「春鹿」が販売されています。
主人用の土産にこちらの銘柄を購入。
おちょこは2021Ver.の春鹿特製もの。
天平時代チックなデザインが佳き。
今日は行ってみたかったお店、まだ行くで! とばかりにならまちを進みます。
しかしながら、上がり続ける気温と荷物の重さで、 徐々に足が疲れてきた…。
若いとき(20代とか) の頃の無尽蔵の体力はどこに消えたのだろう。 戻ってこい今ここに!と思いつつ、ようやく次のお店に到着。
「鹿の舟 竈 (かまど)」。
奈良の有名雑貨店「くるみの木」プロデュースのお食事店。伝統的なかまどに薪をくべて炊かれたごはんが名物。
以前の職場の同僚さんがこちらを推していて、 気になっていました。
さっきケーキ食べたばっかやんね?
というもう一人の自分を黙殺し、いざ昼ごはん。
開店11時過ぎに着きましたが、店内はほぼ満席。 ぎりぎりカウンター席に座ることができました。
高い天井が気持ちいい店内。インテリアはさすが「くるみの木」。 こんなところに住んでみたいと思わせるナチュラルな内装。
店内中央には竈がでーんと据えられており、 羽釜でごはんが炊かれている。
季節の天ぷら定食。
天ぷら5品、ごはん、お味噌汁、 奥はセルフサービスのごはんのおとも。 じゃがいもとひじきの煮物、 ブロッコリーとエリンギの辛子酢味噌和え、長茄子の揚げびたし、 はりはり大根、吉野梅の梅干し、生卵など。
天ぷらも凝っている。ちくわ磯辺揚げ、アスパラ香煎揚げ、 二十日大根、ささみの梅紫蘇揚げ、野菜のかき揚げ、だったかな。
二十日大根(ラディッシュ)の天ぷらは初めて食べましたが、 美味しい!ご馳走様でした。
お店を出ると、もう足はパンパン。
はー暑いだけでしんどいわと思いつつ移動。無事に、 朝に停めたコインパーキングに到着しました。
充電は100%になっており、それだけでボルテージ再上昇。
本日の最終目的地がある木津川市へ移動します。