PC新調

2019年にノートPCを買い替えてから4年ほど。
Windows11にアップグレードして以降くらいから動作が微妙になってきた。

Lightroomレンダリングやレスポンスが遅いのが一番だが、購入時のサクサク感が感じられなくなってきた。32GBのメモリは十分余裕があるのに、Lightroomのアップデートで今やCore i7-8750Hも非力になってしまったのか、ホコリで熱が籠もってるのか、はたまたSSDがヘタっているのか。
さらにバッテリも膨らんでいるのか、気持ちタッチパッド周りが盛り上がっているようにも見える。バッテリも昔と違ってカートリッジ型ではなく内臓のLiPoだし、SSDを交換しようにもネジを外した瞬間に膨らんだバッテリがはち切れたら原状復帰もできない可能性があるので迂闊に分解もできない。


2階のパソコン部屋に置いてあった先代のデスクトップPCは夏場や冬場は使うのが面倒だったので、気軽に使えるようにとノートにして思惑通り気軽に使えて良かったけど、別にモバイルで使うでもなく電源繋ぎっぱなしだし、不調が出てきたときに気軽に部品交換できないのは辛い。バッテリも交換修理に出すと3万とかだし。
先代デスクトップを10年使ってたことを思うと4年は短い気もするが、上記のような理由から買い替えることに。

快適に現像できそうなスペックのPCを眺めると、ミドルレンジのクリエーターPCだとだいたいCorei7-13700+RTX4060くらいからで、メーカーごとの差はCPUグリスとかファンとかその他のオプションの差といった印象。
CPUはケチりたくない一方で、Corei9を選ぶと一気に値段が上がってしまう。
GPUはGTXだと流石に微妙かなぁという気はするけどそこまでスペックアップする必要性も感じない。
現像スペックだけでいけばM2ProなMac Miniとかちょっと奮発してMac Studioもありか?という気もしないでもないけど、メインマシンはWindowsの方が慣れてるしな…

GPUはよく分からんのでちょっと真面目に調べてみると、やっぱりゲームや生成AIを使うのでなければそれほど性能は要らなさそう。
なんなら多少消費電力は上がるけどRTX3060だとメモリも12GBあるのでそっちでもいいんじゃね?と思ったけど選択肢が少ない。
簡易水冷とかも静音なのは魅力だけど寿命やメンテナンスを考えると空冷でいいや…となる。

そんな中Lenovoのセールがなかなかぶっ飛んだ値引き率だった。
Legion Tower 5i Gen 8がCore i7-14700KF+RTX4060、ファンもりもりで電源も余裕あるし無線LANも搭載。Win11Proにしても22万を切ってくる。ポイントも付くので実質20万くらい。
ほかも年末セールとかで安くなってるところは無いか探したけどここまでのは見当たらない。
ツクモでi7-14700KF+RTX3060というのもあって、それだともう少し安いけどWin11Proの選択肢がない。惜しい。この装備でこの値段差ならLenovoでしょ!ということでぽちってしまった。
+8000円くらいでRTX4060Tiもあったけど、メモリ8GBは変わらんし…ということで思いとどまった。


主要なスペックはこんな感じ。

CPU Core i7-14700KF
OS Win11 Pro
メモリ DDR5 32GB
GPU GeForce RTX 4060
SSD 512 GB M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4


そんで届いたのがこれ。

LEGION箱
でかい

全面も上面も中も無駄にピカピカしてなかなか愉快な感じだ。

無駄に光るのが良い

Windows自体のセットアップはMicrosoftアカウントでノートPCの設定をほぼ引き継げた。唯一右クリックメニューのレジストリ設定だけやった。
データはもとからNASクラウドがほとんどなので、ストアアプリ以外でChromeとかLightroomとかサクラエディタあたりをインストールしたくらい。開発環境の類は最近は入れてもほとんど弄る暇がないので保留。

肝心の動作はというと現像に関してはめちゃ快適。操作レスポンスはもちろんのこと、100枚単位の書き出しも待ってる間に別のことをする暇もないくらい格段に早くなった。
SDスロットが無いのでUSB-Cのカードリーダーも買ったけど、SDカードの読み込みも早くて地味に嬉しい。

今はリビングに置いているので昔と違って使うのが億劫なこともないのでガンガン活用していきたいところ。

マテパ完結(ネタバレあり)

雑コラですんません

ガンガン連載中からハガレンよりも好きだったマテパ。3年ほど前に連載再開してることを知り、コミックス3巻くらいからリアルタイムで買っていたがすっかりブログに書いていなかった。

本誌で神無の予告を見てから10年以上、ゼロクロイツが本誌からオンラインに移行したあたりで半ば4章を読める日が来るのを諦めていた。密かに楽しみにしていた考察ブログも更新が途絶えて何年も経つ。
それがモーニング・ツーで連載再開していたことを知ったときの喜びと言ったらもう!無印連載時のファンが講談社に就職してプッシュしたと言われたら信じてしまいそうな年月だ。
上には上がいるということを思うと最終回まで読めるというのはなんと幸せなことかと思う。

ただ、バンブーブレードが流行らなければもっと早くに最終回を読めたのか、それとも打ち切りになっていたのかは知る由もないが、それでもハガレンよりマテパが好きだった身からすればバンブーブレードビーあたりは素直に楽しめない(時期的な意味で)自分がいる。

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電気代を3割減らした

ちょっと前に電気代が高いというニュースを見てうちはどうだろうと普段あまり気にしない電気代を見たら、1月の過去数年の平均が13,000円/450kWhくらいだったのが今年は24,000円/550kWhくらいに上がってて鼻水出た。

在宅勤務で日中も仕事部屋のエアコンをつけっぱなしなので使用量が多くなるのは仕方ないにしても、月の電気代が1万以上値上がりするのはツラい。
ちょっとでも電気代が減らせないかと思い分析してみることにした。

電気使用量の分析

中電の会員ページでは時系列の使用実績がダウンロードできる。
カテエネ | 中部電力ミライズが運営する家庭向けWEB会員サービス
これで電気使用量を見てみると、朝晩の暖房や食事時に電力を食っていることが分かる。また日中も深夜の待機電力と比べるとそこそこ電力を使っている。これがおそらく暖房だ。

電気使用量のトレンド

気象庁のサイトから引っ張ってきた平均気温を横軸に、日々の電力量をプロットすると確かに気温が低い日ほど使用量が多い。使用量が5kWhくらいの日があるが、これは実家に帰省していた年末年始だ。

12~1月の平均気温vs電力量

在宅勤務をしている日中の使用量と待機電力しか使っていない深夜の使用量から仕事中の暖房の消費電力を推定すると約500Wくらいと思われる。実際エアコンの説明書にも標準消費電力535Wと書いてあったので概ね一致する。在宅勤務1日13時間(食事、休憩含む)、月20日稼働として130kWh分、無視できない数字だ。

エアコンの代わりの暖房アイテム

とはいえ我が家は寒いのでエアコン無しではいくら着込んでもデスクワークはできたもんじゃない。ということで着るコタツを買った。

ウェアラブル系のオモシログッズなどでよく見かけるので欲しい商品は数あれど、実は初めて買うサンコー製品。
使った感じはちょっとカバー範囲の広い電気毛布という感じ。温度設定は38~55℃まであるけど、最低の38℃でもジーパン直だとちょっと熱い。内側モコモコの分厚いズボンがあったのでそれを履けばなんとかちょうど良いくらい。ただ発熱部は太ももから脛くらいまでなので足先が冷えるのと、背中やヒエヒエの机に当たる指先はどうしても寒い。

そんなわけで上半身の寒さを改善すべくワークマンのヒーターウェアも買った。夏は空調服があってもパソコンが死ぬのでエアコンは切れないけど、冬は自分だけ温めれば済むのでピンポイント暖房が効果的。
WZ7400 WindCore(ウィンドコア)ヒーターコーデュロイシャツジャケット | ワークマン公式オンラインストア
こちらは腰と肩の後ろにヒーターが入っている。薄手の服だと低温やけどしそうだが、普通に冬服を着た上からならほどよい感じで、着てる時はあまり意識しないけど脱ぐと「あ、寒かったんだ」と思うような感じ。なお充電器のスイッチングノイズがうるさすぎて同じ部屋で充電するのはツラい。

電気代削減効果

完全に仕事中にエアコンを使わなくなってさすがにQOLが同等とまではいかないが、仕事に支障が無い程度ではある。そして気になる電気使用量はというと…

平均気温vs電力量アフター

おお、これは目に見えて減ったではないか。
ちょうど寒さのピークを過ぎてしまった感じもあり、平均気温は若干高い側にシフトしているとはいえ、日別の電気使用量は明らかに減っている。

土日の生活パターンは特に変えていないが、それでも12月からの平均(年末年始含む)と比べて22%減、1月以降の在宅勤務している平日だけで比べると35%減、そして一人で仕事中の9時~16時だけで比べると51%減となった。

仕事中の電力量

というわけでおおよそ3割の電気代削減に成功したと言えるのではなかろうか。

熱効率だけで考えていた

暖房というとちょっと知識があるとエアコンが一番のように思ってしまいがちだ。エアコン(ヒートポンプ)以外の電気暖房器具は投入エネルギー(電力)をそのまま熱に変換するのに対し、エアコンは投入エネルギー以上温めることができるのは事実だが、これはあくまでエネルギー効率の話だ。お湯を沸かすのも、コンロのガス火からヤカンの水を温めるエネルギー効率を考えれば電気ケトルのほうが熱効率はおそらく良いだろう。
ただこれには2つ落とし穴がある。
1つは同じ暖房効果なら狭い領域のほうが温かくなることだ。エアコンは部屋全体を温めるからそのぶん熱量は分散するし、窓などからの放熱も大きい。
2つ目は熱効率を補ってあまりある価格差だ。いくら効率が良くても元の電気が高くなってしまうと、効率が悪くてもガスのほうが結果的に安くなってしまう。

実際下記のサイトを見ると1kWhあたりのエネルギー単価は灯油が一番安いようだ。

1kWh当りのエネルギー単価(税込み)

1kWhあたりのエネルギー別単価比較!!|ほかほかアカデミー

石油ファンヒータもエアコン同様部屋全体を温風で温めることを考えると、長時間暖房するなら灯油を使って輻射熱で温める石油ストーブが最強かもしれない。

IT介護

最近は自分の実家のみならず妻実家や妻親戚まであちこちでPCのお世話をするようになったが、久しぶりに父から実家のPCが遅いのでなんとかしてほしいとヘルプが。
中古ノートPCでも良いと言うので予算を聞いてみたら2万くらいと言われた。うん、さすがに無理。

しかしよくよく聞いてみると別にノートPCにこだわりがあるわけでもないようだ。ハードも古いとはいえ、CPUもそれほど悪くないスペックだし、遅い原因はおおよそHDDのせいだろう。


ということでメモリ増設とSSD換装で対応することにした。HDDは1TBあったがほとんど使ってなかったので480GBのSSDと、ノーブランドっぽい安いメモリを注文。正月なのに翌日配送。素晴らしい。

ついでに外付けHDDも最近調子が悪いというのでふと見たら俺が15年くらい前に買ったやつだった。むしろ今までよく持ったな。

250GB、電源必要、読み出し10MB/sくらいのから1TBのポータブルHDDに世代交代。


メモリを増設したところでWindows11 にしてもいいんじゃね?と思ってチェックしてみたのだが、どうやらCPUが非対応らしい。残念。

お次はSSDに換装。

細かな手順は記録してないのだが、Windows10にも無料アップグレードしていたので、USBメモリでインストールメディアを作って特に問題なくインストールできた。
せっかくならと思って最初インストールするときにProfessionalを選んだら、Home→Professionalの変更はダメらしくライセンス認証できないと言われたのでHomeを入れ直した。7から10への無料アップグレードのときは変更できたような気もするんだけど記憶違いだろうか。

古いHDDもバックアップ用のドライブとして使おうとしたがマウントできるベイが無い。
以前父がCDを入れたらヒビがあったらしく内部で粉砕されて壊れた光学ドライブを撤去することにした。
分解すると中から粉々のCDがw

図書館のCDだったので弁償済みらしい。

HDDはマウンターがないのでネジで1箇所だけ留めて固定。まあカバーすりゃ分からんし、デスクトップだしこんなもんでいいか。


結果としてはめちゃ快適になった。まっさらなので色々スタートアップが無いということを考えても、起動だけで言えばカタログスペックでは上のうちのPCよりも早いんじゃないかと思うくらい。
外付けHDDのデータも無事新しいのに移すことができたが、よく考えたらバックアップ用に内蔵した古いHDDにしてもよかったような気がしてきたのでそっちにもコピー。結果的にはそれで事足りたっぽかったので、1万3千円くらい買い物はしたが実質的には7000円くらいで所望のスペックアップができたんではなかろうか。
なんならその後なんかうまく読み込めないという2TBの外付けSSDも出てきた。あるなら最初に言ってくれ…。これもフォーマットし直したら問題なく動くようになったっぽかった。ポータブルHDDなんていらんかったんや!

次の大物案件は妻親戚のノートPC買い替えかな…。

Windows11のクソさ対策メモ

Windows11の無償アップグレードをずっとスルーしていたのだが、義実家のPCがいつの間にかアップグレードされていたので今後のサポートのことも考えてとりあえずアップグレードしてみた。
いつも使うアプリにはこれまでのところ特段の不具合は無いものの、こまごました使いにくさが積み重なってきたところに致命的な不具合が出てきたのでとりあえずメモしておく。

スタートメニューが真ん中

これは有名どころ。タスクバーを右クリックして「タスクバーの設定」メニューを開き、タスクバーの動作→タスクバーの配置→左揃え にすると良い。

アプリ一覧が表示されない

なぜスタートメニューからアプリを隠すのか理解できない。何もスタートできないではないか。
スタートメニューを開いて即キーボード入力すれば検索が始まるとはいえ、よく使うアプリは1クリックで開けないとストレスなのでとりあえず一通りピン留めしておいた。
おすすめとか要らんのだが「さらにピン留めを表示する」でピン留め領域を広げるくらいしか選択肢がなかった。

エクスプローラーの右クリックメニューが貧弱

右クリックで表示されるメニューが全然ない。「その他のオプションを表示」で旧メニューを出さないとショートカットキーすら使えない。Shift+右クリックで従来のメニューも出せるとはいえ、シェル拡張を多用してるし、プロパティを右クリック→R*1、詳細表示を右クリック→表示→D*2、大アイコン表示を右クリック→表示→R*3など、マウス操作と組み合わせて使う派なので旧メニューじゃないと作業性が悪い。
幸いレジストリ設定でもとに戻せるようだったので変えておいた。

  1. \HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID に移動
  2. CLSIDを右クリックして新規キー {86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2} を追加
  3. 作成したキーを右クリックして新規キー InprocServer32 を追加
  4. 再起動

参考:Windows 11 - 右クリックメニューを旧仕様に戻す方法 - PC設定のカルマ

ライブラリフォルダが表示されない

エクスプローラーのツリーにも「ホーム」や「PC」にもドキュメントやミュージック、ダウンロードといっライブラリフォルダが表示されない。
作業フォルダをデスクトップにでも並べろということなのか。アクセスを便利にするためのライブラリフォルダをいちいち C:\Users\ユーザ名 …と辿っていくのはアホらしすぎる。
エクスプローラーのオプション*4→表示タブの「ナビゲーション」にある「すべてのフォルダーを表示」「ライブラリの表示」にチェックを入れると無事表示されるようになった。

ライブラリフォルダの場所が変更できない

下記の音楽ファイルに関してエラーが出てたときに、NAS上のフォルダをUNCパスで指定しているのが悪さをしてるのかと疑って確認しようとしたのだが、ミュージックフォルダのプロパティを開いても「場所」タブが表示されなかった。
調べるとOneDriveとの同期を一度切れと書いてあるサイトもあったが、やってみても解消せず。そもそもミュージック以外のドキュメントやダウンロードといった他のライブラリフォルダには普通に「場所」タブが表示されている。

これは何が効いたのかよく分からないが、ライブラリフォルダの表示設定をいじくり回していたらいつの間にか表示されるようになった。

NASにファイル保存できない

これが一番致命的。音楽ファイルをローカルからNASにコピーしようとすると下記のようなエラーが出てコピーできない。

予期しないエラーのため、フォルダーをコピーできません。このエラーが再発する場合は、エラーコードを使用して、この問題についてのヘルプを検索してください。

エラー 0x80070718: このコマンドを実行するための十分なクォータがありません。

最初USBメモリから移動しようとして失敗したのでファイルが壊れたりしているのかと思ったがそうでもなく、ローカルのSSDには普通にコピーできるし、ローカルからのコピーもできない。
もちろん元からクォータ制限などかけていないし、前後で設定変更もしていない。

ググってもそれっぽい症状は見当たらなかったが、どうもOneDriveの設定が勝手に書き換えられて100GB以上あるNAS上のミュージックフォルダを同期するようになった上、オフラインファイルの上限にあたって起きたエラーだった模様。
同期センター→オフラインファイルの管理→オフラインファイルの表示で対象のフォルダを右クリックして「常にオフラインで使用する」のチェックを外すことでコピーできるようになった。
これはたまたまアップグレードした直後に顕在化しただけで、Windows10でも起こる症状なのかもしれない。

ライブラリの場所がサポートされていない?

無事に元通りになったように見えるミュージックフォルダだが、開くとアドレスバーの下に「ライブラリの場所がサポートされていないため、一部ライブラリ機能を使用できません」と出る。
クリックするとヘルプがあるので解決策が表示されるかに思えたが、まさかのWindowsヘルプのトップページ。そこから検索してもろくな結果が出てこない。
使用できない機能が何かすらもよく分からないがとりあえず実害があるかどうかもよく分からないので放置。


そんな感じでまあまあ手こずったが、ひとまず主要なところは解決っぽいのでしばらく様子見とする。

*1:Alt+Enterだとマウスから手を離すか左手でアクロバティックな動きをしないといけない

*2:Ctrl+Shift+6でもいけるがマウスから手を離さないといけない

*3:Ctrl+Shift+1でもいけるがそもそも数字系ショートカットは覚えにくい

*4:これもフォルダーオプションから変わって探しづらかった

メガネ新調

メインメガネを買い替えてからはや6年。
見え方には特に不満はないものの、最近汚れが付きやすく取れにくくなってきて、10年くらいは使うつもりだったもののどうしようかと思っていたところ、ちょうど買ったメガネ屋からセールのハガキが来たのでホイホイ行ってみたらなんとKazuo Kawasakiを発見!

Kazuo Kawasakiといえば思い出されるのは当然スカラのHMDTeleglass T4-Nですよね!

yuta-celestial.hatenablog.com

T4-NといえばARゴーグルどころかスマホも無かった2007年、動画再生対応のiPodをはじめ、WALKMANなど携帯プレーヤーにようやく画面がついて動画が見れるようになってきたこともあり、それまで工業用途がメインだったところにホームシアター向けの製品がちらほら出だした当時のHMD市場の中では圧倒的にカッコいいデザインだった。
NTSC有線接続でVGA、単三電池2本で4時間駆動というスペックは歴史を感じるけど、なんなら今のHMDやARゴーグルと比べてもT4-Nの方がカッコいい。今の技術なら無線+バッテリでいけそうな気もする。
そして今でもスカラのサイトに製品ページが。なかなか衝撃的。
テレグラス T4-N | スカラ株式会社

そんなわけでMP-714を購入。

Kazuo Kawasaki MP-714
Kazuo Kawasaki MP-714

レンズの固定にネジを使わず、フレームで挟み込む形にすることでレンズに応力がかかりにくく、リムレスで視野も確保できる設計らしい。

リムレスデザイン

実際つけてみるとフレームを通す穴のところが視界の隅に入って汚れと勘違いしてしまいそうな感じではあるが、慣れるんだろうか…。掛け心地自体は自然で良い。

そしてちゃっかり2本目半額だったのでバーバリーも買ってしまった。B1276TDというやつ。

Burberry

実はバーバリーは昔共同研究していた医学部の某先生が装備していたメガネというウェアラブルつながりなのであった。
何かと革製品カバンバーバリーで揃えていたのも元をたどるとこれだったりする。要するにミーハーなのだ。

学生当時はHMDはもちろんのこと、Kazuo Kawasakiにしろバーバリーのメガネにしろ高くて手が届かなかったが、奇しくも15年越しに思い入れの深いメガネ2種を手に入れたのであった。

ちなみに少し度数を上げてみたら運転とかには良いけど一日仕事でPC画面見るにはちょっと疲れる感じだったので旧メガネのLineArtも現役継続の予定。
「手元はまだ大丈夫ですか?」という店員に「まだ大丈夫です!」と即答する程度には大丈夫だけど老眼に戦々恐々とするアラフォーであった。

XL1826…だっけな?