未知の領域

金曜日、発売3日で増刷が決まる。これだけの速さで重版が決まるのははじめてのことで、ちょっとびびる。
午後、赤坂で取材。その後、銀座で上司に祝杯をあげてもらう。「とりあえずよかった」ということで。
それほど褒めてくれるわけではないが、うれしい。
土曜日は、朝走ったあと、午後から会社。聞き取り取材。まだいまいち。何かが足りない。
『さようなら、フトン』を購入。好き。
日曜日は、雪。走るのはあきらめる。ごろごろして、そうじしたら、もう夕方。
ごぼうと鶏肉の鍋。ヤーコンのサラダ。先週、父の実家から大量のヤーコンをもらったのだ。
食後、柚子ジャムとキウイのジャムをつくる。柚子はアク抜きを忘れたせいか、ターメリックの味がし、キウイは色が汚い。
きっとやるべき何かを省いてしまったのだろう。
情熱大陸』の祖父江慎さんの「うにょにょ」に大笑いする。

なぜ、走るのか

走り始めて約1ヶ月。
先週は、木、金、土と走り、日曜日は休んで、今朝走ったけれど、今日はなんとなく気持ちがさえず、「私はいったい何のために走っているのだろう」という問いが浮かんできてしまった。
だって、体重は減らない。体脂肪も減らない。いまのところレースに出る予定はない。
効果は、お尻が少し上がった気がすること。ウエストが締まった気がすること。
十分なのかもしれないが、客観的な数値があらわれないといまいち満足感がないのだ。
でも、走るよ。続いていけば、新しい地平が見えてくるかもしれない。

最近読んだ本は、『ジェイン・オースティンの読書会』と漫画数冊。
荒木陽子の『愛情生活』を読み始めたが、これはかつて読んだことがあった。せっかく買ったのに。

再開

新しい会社での一冊目の本もできたことだし、日記を再開してみようと思う。
昨日は夕方から東工大のシンポジウム。
ナショナリズム・国家・暴力」(順番違うかも)
後半からの参加。ルソーの一般意志を出発点にしながら、主権についての話。
あと、メンバーシップとか、権力の正統性の話、そして議院内閣制は是が非か、みたいなこと。
抽象的議論は相変わらず得意ではないので、うまく咀嚼できない。
なんか、もうこういう思想界隈からは距離を置こうかと思った。
このイラつきは、まず帰り道で同じになったKさんにぶつけ、家で夫にぶつける。が、寝る間際になって別の喧嘩に発展。
「一年の計は元旦にあり」をモットーに、元旦からほぼ毎日、走っている。
でも今週は、まだゼロ。会議と雪のせい。

童貞。見ました

だんだん忙しくはなっているけれども、やっぱりまだ暇で、本を読んだり、手紙を書いたりする日々。コツコツとですよ。
これまであきらめていたことに手を伸ばしてみよう。メジャーなことに腰がひけないようにしよう。そう自分に言い聞かせる。
さて、そんな先週の金曜日。レイトショーで『童貞。をプロデュース』を見る。最終日に間に合ってよかった。すばらしい! 童貞1号くんのかわいらしいこと。それが童貞を捨てて一年も経つと、ふつうの男になってしまうのね。童貞の輝きは一瞬のものなのだと初めて目にしたかもしれない。
童貞2号くん、デートで吐いちゃうなんて! 笑っちゃいけないのだけど、思い出しても笑ってしまう。そして、女の子の「映画の見すぎ」とか「青春はもう終わっている」という一言が一言が、男の子とのギャップをありありと見せていて、切ない。
愛しい映画でした。

黒猫はっち

9月から仕事場が変わり、おろおろしているうちにずいぶんと日が経ってしまった。8月末には、7年ぶりに海外に行った。結婚してから一度も海外旅行をしていなかったのだが、夫と一緒に行こうと思うと、さらに行かなくなりそうだったので、一人で行った。緊張したけれどなんとかなった。たぶんこれからも一人で行くだろう。
この3連休はお芝居に。
遊園地再生事業団ニュータウン入り口』矢内原美邦プロジェクト『青ノ鳥』、サンプル『カロリーの消費』。
約束もしていないのに、どの会場でも会った人が2人いた。2つだけだともっといた。
3つとも作品のテーマも演出方法も大きく異なり、演劇というのはこんなにも幅の広いものだったかと驚きの気持ちが湧くことがうれしい。なんだかわくわくする感じ。
個人的には、『青ノ鳥』がいちばん好き。かっこよかった。何度でも観たいくらい。もともとノスタルジックなものに弱いのだけど、狙っている感じが出てこないのが見ていて気持ちがいいのだとも思う。
休みの日に家の前にいた、黒猫がこなくなった。首輪をつけたはっち(←私がつけた名だ)。また遊びにきてくれないだろうか。

マリッジブルー

タイトルだけで放置していた。そう、マリッジブルーのような日々。ただでさえ不安と心配で眠れないのにこの暑さ。冷房を使わない我が家は、地獄のような夜です。今朝、ベッドを抜け出し、畳のうえで寝ていた私を夫が発見し、驚いていた。