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花嫁さんのバイオリンと一緒のメロディーを結婚式の披露宴でピアノを奏でるために、
半年間血のにじむ努力をしてきた新郎さん。
仕事から帰ってきては毎晩、結婚式の準備をしながら頑張っていました。
結婚式当日一緒に奏でることが出来ました、
難しい曲でしたが頑張って弾くことが出来ました。
けれども演奏後に新郎新婦さんには聞こえない声で、
「あの出来なら演奏しない方が良かったかもね」
「下手な演奏を聴くこっちのみにもなってくれよ」
と心ない声を発している人もいました、
結婚式の帰り道に鳥にたっぷりフンとご縁がありますようにと祈っておきました。
原作漫画と比較するとドラマや映画の方が、
「原作と違う！ 劣っている！」という感想は耳にしますが、
違うものだと割り切って考えればいいのにといつも思います。
それぞれ別のエンターテインメントであって、それぞれを楽しめば良いのに、
何ですりあわせて違うという事を主張して否定しているのは謎でしかありません、
否定することでこの作品をよく知っているのだぞマウントなのでしょうか。
新郎さんが有名演奏家のようにきれいにしっかり弾けなくても、
それは新郎さんの味であり個性です、身を粉にして頑張った証です。
緊張で指がうまく動かなくなるのも味です。
たくさんの味が重なった個性を美しいものと、
考えられないのはいささか寂しいなと思います。
このブログも時には厳しい事を書いていることもあり、
批判や私ならこう思う的な意見も多いですが、
物事には賛否があって当然のことですが、
人が大切にしてきたこと、頑張ってきたことに対して否定するのは、
ダメな人間のすることです。
そこにあるのが1,000円札1枚でも、
毎日のランチ代を50円削って1ヶ月努力をして貯めた1,000円かもしれない、
人にはただの1,000円札1枚でも人によっては愛おしいものかもしれないのです。
新郎さんのピアノの演奏はたくさんの人の心に響いていましたが、
中には寂しい方向に奏でていた人もいたので記事にしてみました。
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