鹿耳ずきん

鹿耳ずきん

アントラーズの勝利が観たくって、スタジアムに通う日々。Like a Rolling Ball. 

Twitter しかみみ @shikamimizukin


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SMILE AGAIN with PRIDE




〈鹿耳ずきん 主な登場キャラ〉


鹿耳:当ブログ管理人。古くは「赤毛のアント」と名のっていたことも。鹿と猫が人生の両輪。


相方:管理人の戸籍上の夫。事実上も夫だが。はー君目線では「アニキ」。特技:迷い猫探し。


おかやん:奇跡のように美しく賢い猫。1991(推定)~2008。野良状態で子育て中の推定2歳の頃、その美貌に魅せられた相方が「もし困ったらうちへおいで」と申し出たところ快諾。出入り自由の暮らしを続けていたが、4歳にして完全家猫への華麗なる転身を果たした。17年の生涯のうち15年を鹿耳の世話に費やす。本名おかーさん。


ちーやん:おかやんの娘。1993~1995。短い生涯に語り尽くせぬ思い出を残した。本名ちび。


はー君:2003年頃(?)~。2008年夏より、数奇な縁で鹿耳の人生にコミットしてきたオス猫。2009年3月、過去に大腿部骨折治療のため挿入されたと思われる医療用のピンが皮膚を突き破って露出。大慌ての鹿耳と相方により強制入院。退院を機に野良生活から足を洗い、鹿耳の世話係に就任。本名にゃん太郎。




〈コメントについて〉コメントは鹿耳の承認作業を経てからの公開です。投稿→公開までタイムラグがありますがご了承ください。

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●10/6 第28節 C大阪vs鹿島 0−1

 得点:犬飼

 

前日土曜日の試合でF東京が鳥栖に負け(豊田のハンドは兎にも角にも)、マリノスがジュビロに勝ち、さあ!と迎えた日曜午後3時。いよいよ、勝っていくだけという季節に入っての相手が好調セレッソ。最近の対戦では相性がいいみたいですが、長居で勝てない昔の記憶がこういう時に限って掘り起こされてきてドキドキのDAZN観戦でした。

 

(先発)

FW  伊藤翔 聖真

MF  充孝 白崎 永木 セルジーニョ 

DF  町田 犬飼 ブエノ  伊東

GK  スンテ

(サブ)

ソガ、小田、小池、スンヒョン、遠藤、名古、綺世

 

メンバーを見た時、このDF陣(ボランチ含め)でセレッソを抑えられるのか?と思ってしまったことを正直に告白してお詫びします。ごめんなさい。だって見るからにスクランブルなメンバーなんだもの。

 

走り屋の小泉は?と思ったら体調不良という報道。温存というわけではないのね。

余談ですがこの「体調不良」って詳細不明にするのに便利な用語ですよね。風邪でも肉離れでも体調不良っちゃ不良だもんね。

 

試合は開始早々から押し込まれて大丈夫かい?!と不安になったけど、どっこい6分に先制。スローインからゴールライン際でキープした充孝が相手に当てて出して得たCKでした。左から永木が蹴ったボールは結構強めにファーに飛んで行って、ああー、抜けちゃうかーと思ったら、ストンと落ちたところにいた、でかいのが(笑)。町田の折り返しに犬飼が飛び込んでヘッド。きれい…。出てきたジンヒョンより先に当てた見事なゴールでした。

 

時間を置いて流れたリプレイ映像で、ゴール後に監督が「町田!」って呼びかけてサムアップしてたのは、狙い通り練習通りのセットプレーだったってことじゃないかな。

 

立ち上がりの先制点。これで少し楽に観られるかな……と思った鹿耳はまだまだ甘い!ここからが修行の時間だったのでした。

 

ホームで先制されたセレッソが圧力を上げてくるのは当然とはいえ、柿谷に裏に抜けられること数回。13分には永木と伊東の間から柿谷に抜けられ、そこへソウザからスルーパスが通る。柿谷のシュートはGKの股抜きを狙ったと思うけど、どっこいそこはスンテ。閉じた右足でセーブしてくれたの本当ありがたい😭。

 

15分にはロングボール一本で抜け出したメンデスに収まるところ、ここはブエノ。シューっと追いついて足元から奪い取る。ひえー。ペナルティエリア内だから見ている方は怖いんだけど、涼しい顔のブエノかっこいいっす…。

 

この直後、ソウザのCKをメンデスに合わせられてあわや。こんなんばっかりだよ勘弁してくれよの前半でした。前半の最後の5分もピンチの連続で、フリーキックから頭で合わせられてスンテが弾いたリフレクションをもう一度クロス上げられてとかもうぜえぜえ。アディショナルタイムにもメンデスのクロスにソウザにヘッドで打たれてスンテが弾き、さらに前へ出てキャッチ。スンテの責任感。しゅてき。

 

こちらのチャンスと言えるのは、43分のセルジーニョ のシュートくらい? 白崎の浮き玉の縦パスを聖真がワンタッチヘッドで落としてセルジーニョ。いつもなら決めてるシュートなんだけどなあ。

 

前半はセレッソのシュート8本。3本くらいは入っていてもおかしくなかったんじゃないかな。でもそういう紙一重を引き寄せるのは結局気持ちなんだよね。一歩の寄せが出るか出ないか。勝ちたい気持ちの強い方が勝つっていうのはそういうこと。そういう意味ではこの試合、鹿島の選手たちは本当に集中していたと思う。プレーを見ているだけで、この試合に勝つことがどんなに大事か伝わってくるよね。

 

後半。長い長い後半。立ち上がりに少しチャンスが続いたけど決められなかったですね。早く2点目取って楽にさせてくれーというのがサポの願いだったんだが、何度も言うけど甘くない。セレッソは柿谷を下げて琉球でバンバン点取ってた鈴木。力技で取りに来たかーと警戒したけど、結果的には柿谷の裏抜けの方が嫌でしたかね。

 

しかし、時間よ進め〜さもなくば2点目を〜と祈る鹿サポに更なる試練が訪れる。カウンターで上がって行ったセルジーニョ がぁぁ。ピッチに倒れこみ、メディカルが入ると即座にはっつぁんからバツ印。ひぃぃぃ。もも裏?ピリッと来た?やめてええええ。前の週には練習を回避した日もあったようなので、もしかすると張りを抱えての強行出場だった可能性も。だからちょっとした自覚症状で大事をとったと思いたい。

 

63分セルジーニョ→遠藤。

69分充孝→名古。名古をボランチに入れ、白崎を左SHに。

 

もうこの辺りからすんごい攻められている印象で生きた心地がせず、一体シュート何本打たれてるんだ!と思っていたんですが、公式記録によると後半のセレッソのシュートは1本だそうで。ほんと?!印象っていい加減(笑)。ブルーノメンデスの、スンテの正面を突いたあの1本だけだったんだなあ。

 

83分 伊藤→綺世

伊藤翔は後半ゴールチャンスあったんだけどなあ。でも「献身」は間違いない。あんだけ点にこだわりそうなストライカーがこれだけチームプレーに徹してくれているの、すごいよ。

 

最後の得点チャンスは89分の聖真。これも白崎から聖真に出て、コントロールショットで仕留める!というシーンだったけど惜しい。ステップ踏みながらのシュートだから、まあ難しいんだろうなあ。

 

アディショナルタイムに入っても気は抜けなかったですが、もうこの時間になれば守り切る意思統一は揺るぎない。その辺は名古も綺世もしっかり鹿島の選手でした。4分のATの3分が過ぎた頃でしたか、聖真と遠藤が敵陣でのらりくらりとパスを交換しながら時間を使うの、たまらんかったです。相手の死角にボールを置いてくるりんと回ったりして最後はファウルをもらう聖真。素敵。見ているこっちはドキドキしてるけど、選手は結構余裕があるんだなと。

 

そして笛。1−0での勝利。しかもCBがセットプレーで決めた1点。(ついでにアシストもCB。)守ろうと思って守りきることの難しさを知っているからこそ、嬉しい一勝。大切な勝点3を取り切ってくれました。

 

これで首位に立ったわけですが、優勝争いはこれからですね。本当に一つ一つ勝っていった先にしか歓喜はない。ただ、こういうゲームを1−0で勝ちきる力がついてきたこと、犬飼とブエノが(本気出せば)いよいよアントラーズのレギュラーらしくなってきたこと、町田がその長身を活かすプレーを見せてくれたこと(アシストもだけど、水沼封じという意味でも町田よかったですねー)、いろんな収穫のあった試合でした。あとはセルジーニョ が軽傷であることを…。

 

次は川崎とのルヴァン連戦。どちらもテレビ観戦になりそうです。託します。