近所のスーパーに売っていた時計を買ってきました。
希望小売価格は4400円ですが、2000円しませんでした。
私は普段、ZigZagさんからもらったカシオのA158WEを仕事で使っています。基本的に時計は必要がなければ付けません。
しかしながら、仕事をしていると時計が必要なことがあります。私の仕事はデスクワーク半分、実験半分みたいな感じです。現場では薬品を多く使うこともありますし、ドリルでネジを締めたり緩めたりするような作業もします、100℃を超えるような器具を軍手で掴んだりすることも多々あります。安くて、壊れにくくてタフな時計が必要です。
ダイソーのミリウォッチもいいなと思ったりしたんですが、防水がないのは致命的です。
VR44はそんな使い方にちょうど良さそうな感じがしました。ちなみに、カシオのMRW-200とは結構迷いました。
VR44はぱっと見はおもちゃっぽいですが、よく見ると結構かっこいいです。
ボディの横幅は実測で43.5 mmです。
厚みは11mmあり、結構立体感のある造形です。
重量は36 gでかなり軽いです。
腕につけるとこんな感じです。
ウレタン性のベルトは結構しっかりしていて、程よい凹凸があるので蒸れにくそうです。
10気圧の防水なので、汚れても丸洗いできます。
盤面は黒もありますが、白の方が視認性が良さそうでした。
高校時代、ALBAのデジタルとアナログが一緒になった時計を使っていましたが、それに雰囲気が似ています。
愛用しているA158と並べてみましょう。
こう見えてA158の方が8 g重い44 gです。
A158の盤面は樹脂ガラスですが、傷らしい傷がほとんど入っていません。現場作業でぶつけたりしたことがあるので、凹んだり、メッキが剥がれている部分はあるんですが、不思議なことに盤面だけは目立つ傷がありません。
VR44にはレジスターリング(回転ベゼル)が実装されています。元々はダイバーズウォッチなどに実装されている機能で、酸素ボンベの残り時間などを一目でわかるようにすることができます。
例えば、現在の長針の位置に三角部分を回して合わせます。下の写真はそれから2分ほど経過した時の様子です。
このレジスターリングは結構精巧にできていて、カチカチとしたクリック感と共に1分間隔でしっかりと止まります。しかも、ちゃんと逆回転側(右回転)には回らないようになっています。酸素ボンベの残り時間が増える方向に回るようでは命の危険があるので、普通に考えて、右回転しちゃダメなんだと思います。ちなみに、カシオのMRW-200はクリック感もなく、左右どちらにも回るようです。
レジスターリング付きを選んだのには理由があって、実験とかしていると、何分後に次の作業に移るとか、何分後に寸法計測するとか、そいういうことが発生します。もちろん、厳密に作業するならストップウォッチなどがあればいいんですが、それほど厳密である必要もなく、また、現場ではそんなにたくさんの道具を使いわけるほどの余裕がないことがあります。時計を見て、次は何分!と思っても、あれ、何分だったっけ??ってなることも時々あります。そんな時、このレジスターリングがあれば役立つんじゃないかと思いました。
しばらく腕に巻いて過ごしていますが、結構気に入りました。正直、MRW-200も欲しい気がしています。