『NHKが悩む日本語 放送現場でよくある ことばの疑問』NHK放送文化研究所著、幻冬舎[目次]
はじめに
アクセント記号について
【爪痕を残す】 残したら後悔するかも
【食べ歩き】 それを言うなら「歩き食べ」?
【悲喜こもごも】 選挙特番ではやめておこうか
【通り一辺倒】 よく聞くけどどこかヘン
【たわわに実る】 落花生や西瓜やトウモロコシには使える?
【水道管が凍る】 凍るのは水でしょうよ
【暑い日が続いております】 自分の動作でもないのに謙譲語?
【上京】 首都ワルシャワに上京します
【ご利用できます】 本書は書店で〝お求めできます〟
Column 溺れるモネは藁にもすがる
【新年あけましておめでとうございます】 めでたさ二倍二倍
【初詣「客」】 そのニュース、だれ目線?
【お正月/正月】 美化語がなじむ番組となじまない番組
【ゴールデンウィーク/大型連休】 どっちでもよくない? よくない!
【「Halloween」のカタカナ表記】 カボチャのあいつもややこしい
【「クリスマス」を略した表記】 つい点を打ちたくなっちゃう
【年の瀬】 12月の何日から使っていい?
Column 守備範囲を広げる〝ほっこり〟
【ウイスキー/ウィスキー】 お好きなのはどっち?
【チヂミ/チジミ】 外来語の原則からはみだす存在感
【「回答/解答」の判断ポイント】 いでよ名カイトー
【カショ】〝箇所〟は何か所あったかな
【ギュータン】 牛たん、牛舌、牛タン・タン
【ご存じ/ご存知】 よく「ごぞんじ」でしょうけど
【超える/越える】 放送現場からのSOS頻出ワード
【匂い/臭い】 その〝におわせ〟、なんか〝におう〟わ
Column 「寄せる」「寄せてる」の新しい意味
【 「パンテミック」のアクセント】 英語の発音となんで違うの?
【メタバース/メタヴァース】 vの音をカタカナでどう書くか
【前倒し・後ろ倒し】 もとは霞が関の業界用語
【ほぼほぼ】 ほぼほぼ定着しました? まだ?
【ホームページ/ウェブサイト】 意味の拡大現象、出現!
Column ポジティブになれる最近の「のびしろ」
【北に/北ヘ】 同じようで、ちゃんと違う
【著名な故人への「さん」付け】 川端康成「さん」はなれなれしい?
【したほうがいい/するほうがいい】 なぜ過去形を使うほうがいいの?
【幕開き/幕開け】 伝統芸能に使うならご注意くだされ
【行う/開く】 宴会は? ライブは? レースは?
【2回目/2度目】 これで終わりにしたいならどっち?
Column 「白羽の矢」はめでたいか
【「幕内」力士】 「の」は要るの? 要らないの?
【ロケットや航空機の機種名】 数字の読み方にこだわりあり
【「棋聖」のアクセント】 「昭和の棋聖」と「永世棋聖」はアクセントが別
【二字漢語のアクセント】 「支援」「背景」の1拍目が高いアクセントは間違い?
【誤読の多い四字熟語】 重箱隅右衛門先輩の教え
Column では、次に参りましょう
【赤ちゃんパンダの数え方】 取材現場がナイス判断
【ダイオウイカの数え方】 いつの日か〝頭(とう)〟の出番に期待
【魚の数え方】 日本語は魚の数え方が豊富すぎます
【御年〇歳】 年寄り扱いして失礼じゃないか
【79年「越し/ぶり/目」】 期間の数え方にも違いアリ
【「数日」の日数】 若い人ほど短く答える
【「0」の読み方】 ほんとにないんです。ゼロなんです!
Column 知れてよかった
【依存】 今は[イゾン]が優先
【大舞台】 昔の読み方に戻しました
【ミネラル「ウォーター」】 だって日本人も発音できるし
【逆手】 伝統的な読み方じゃないほうが浸透
【棟】 平屋と高層で読み方が変わる
【未払い】 賃金「ミハライ」か「ミバライ」か
Column ムーミン谷から消えた〝ノンノン〟
執筆者・用語班メンバー
中村明『文章作法事典』講談社学術文庫[目次]
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【版元紹介文】わかって書いたら全然違う! よい文章を書くための基本作法から、効果を高める表現技術、そして読み手への配慮や書き手の心構えまで。日本語文体・表現の泰斗が、習熟度別3段階、59項目でまとめる、実用に役立つ、「名文」作成のための究極マニュアル。
【目次】
学術文庫版へのまえがき
Ⅰ〈書く〉 文章をはっきりと
1[わかりやすい表現] 読まれなければ始まらない
2[あいまいな表現] 誤解の芽を摘む
3[文と文との接続] 関係は書き手がつくる
4[段落づくり] 迷ったら改行する
5[引用] 借用証書のすすめ
6[語順] 繰り出し方で感じが変わる
7[文末表現] 足もとのおしゃれ
8[敬語表現] 形式よりも気持ちが問題
9[文構造] 述語は忘れないうちに
10[文の長さ] 手を抜くと文が長くなる
11[ことばの選択] 三方向から一語にしぼる
12[和語と漢語] 硬軟おりまぜて
13[擬声語・擬態語] 感覚の新鮮さがいのち
15[並列] 両輪をバランスよく
16[句読点] 打つも打たぬも思いやり
17[記号類] 使いすぎは品格をおとす
18[漢字・ひらがな・カタカナ] 文字に思想をこめて
19[漢字の書き分け] ニュアンスを書き分ける
20[構想と展開] 調理の腕で素材が生きる
21[執筆態度] 情報を鼓動とともに
22[読者への配慮] いやいや読む人の身になって
23[文章の調子] こなれがいいほど心になじむ
24[推敲] 見知らぬ読者になりすます
Ⅱ〈練る〉 表現をゆたかに
25[情報待機] サスペンスをつくりだす
26[漸層・漸降] 上りと下りは勢いが違う
27[倒置表現] 計画的に取り乱す
28[比喩表現] 心の風景をのぞかせる
29[擬人法] 万物と語らう
30[婉曲表現] 身もふたもある……
31[否定表現] 打ち消すのもレトリック
32[反語表現] ばれるように嘘をつく
33[パロディー] 二重映しの愉しみ
34[洒落] ことばで遊ぶ
35[省略法] 沈黙がものをいう
36[名詞止め] ことぼを置き去りにして
37[挙例法] 理屈より実感
38[列挙法] ことばの洪水で圧倒
39[反復法] 畳みかけて弾みをつける
40[尻取り文] 展開は鎖のように
41[リズム] 軽くステップを踏んで
42[対句表現] 形式美はシンメトリックから
43[現写法] 臨場感を高める
44[誇張表現] 望遠レンズで迫力を
45[逆説] 常識を逆なでする
Ⅲ〈磨く〉 文体をしなやかに
46[書き出し] もう読まずにはいられない
47[結び] ギュッと締めて、フワッと放す
48[視点] カメラワークを意のままに
49[心理描写] 心のひだを映し出す
50[人物描写] のこのこ歩き出す
51[感覚描写] イメージに限りなく近づける
52[自然描写] 風景に体温を添えて
53[語感] ことばのにおいを嗅ぎ分ける
54[表現の深さ] ことばに奥行きを感じるとき
55[表現の「間」] 息づかいが聞こえる
56[余韻・余情] 文章の奥へ、その先へ
57[ユーモア] 弱さや愚かさをしみじみと笑う
58[スタイル] 譲れない文体の熟すまで
59[雰囲気] 表現の奥に人のけはいを聴く
あとがき
2022年の活動
2022年、日々の編集・DTP仕事以外の活動は以下のとおり。
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■ 2022-0604 翻訳編集入門 その2[アイディ 翻訳研究會オンライン]
◉ (辞書の)語釈の構造 ── 単語の本義(基本義)は1つと言われているが、どのように派生義に展開していくのか?
キーワード:意味拡張、概念メタファー、メトニミー
◉ ジェンダー表現、何に気をつける? cf. 差別語
◉ 翻訳編集者が知っておきたい翻訳知識 ── 原書イタリック体・括弧・引用符をどのように処理するか
◉ 接続詞・接続表現を縦横無尽に使えるようになろう
◉ 村上春樹訳 カーヴァー「シェフの家」、改版時にどこに手を入れたのか?
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■2022年8月6日 書評紙に『思考を哲学する』書評掲載
『図書新聞』3554号 2022年8月6日号にエディテック名義で『思考を哲学する』書評掲載。
『思考を哲学する』森川 亮 著、ミネルヴァ書房、2022年
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■ 2022-1012 第31回 JTF翻訳祭2022 ミニ講演会[日本翻訳連盟]
◉タイトル:ダーシの世界
◉講演概要:ダーシ(ダッシュ)とは「—」で表される記号のことだが、実はひとつではない。複数の記号がダーシとして使われる。ここでは特に「二倍ダーシ」にスポットを当て、(1)どの記号を使うべきか、(2)ダーシの用法、(3)翻訳で気をつけるべき点について解説する。
◉講演のポイント
1. ダーシの内包と外延
2. ダーシは多義
3. ダーシは挿入
4. ダーシは不要
5. ダーシは余韻
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■ 2022-1105 翻訳編集入門 その3[アイディ 翻訳研究會オンライン]
◉翻訳編集の現場から ── 名詞の飽和性
◉ダーシの世界(JTF翻訳祭2022 ミニ講演会の拡大版)
(1)ダーシの基本 ── どの文字コードを使えばよいのか?
(2)ダーシの用法
(3)翻訳で気をつけるべき点
◉類義語の世界
多義語の判定方法/類義語の分類
類義語の再定義:「 類義語」とは、意味ネットワーク上で隣接する語のことである。
「愛する」の意味ネットワーク図
類義語辞典(類語辞典)/英語のシソーラス/日本語の類義語辞典
◉辞書検索ストラテジー
(1)どちらの言葉を使えばよいのか迷うとき
(2)いま使っている言葉が文脈に合わない気がするとき
◉[実践編] mislayとmisplace の使い分け
◉[実践編]「 まじる」と「まざる」の使い分け
▼「愛する」の意味ネットワーク図
開拓社『最新英語学・言語学シリーズ』(全22巻)
開拓社の大型シリーズ『最新英語学・言語学シリーズ』(全22巻)
2019年秋より刊行開始予定。2020年3月現在、刊行開始のアナウンスはありません。
■ 開拓社「最新英誦学・言語学シリーズ」(全22巻)
1 生成統語論の成果と課題 ◉斎藤衛
2 移動現象を巡る諸問題 ◉高野祐二・岡俊房・浦啓之・多田浩章
3 文の構造と格付与 ◉加賀信広 •竹沢幸一・岸本秀樹
4 省略現象を巡る諸問題 ◉高橋大厚・瀧田健介
5 カートグラフィー ◉遠藤喜雄・前田雅子
6 方言から探る生成文法研究 ◉西岡宣明・宮本陽一
7 進化言語学(言語の起源・進化と生成文法・認知言語学)◉藤田耕司・谷ロ一美・田中伸一
8 言語獲得と脳科学 ◉小泉政利・杉崎鉱司・遊佐典昭
9 形態論とレキシコン ◉西山國雄・長野明子
10 形式意味論の展開 ◉藏藤健雄・田中英理
11 コーバス研究の展望 ◉石川慎一郎・長谷部陽一郎・住吉誠
12 類型論 ◉堀江薫・秋田喜美・北野浩章
13 認知言語学 1 認知文法と構文文法 ◉坪井栄治郎・早瀬尚子
14 認知言語学 2 認知意味論 ◉本多啓・酒井智宏
15 語用論の展開 ◉松井智子・滝浦真人・田中廣明
16 談話と文法現象 ◉山口治彦・今野弘章・岡田禎之
17 音韻理論の発展と英語音韻論 ◉本間猛・那須川訓也
18 音韻論と他の部門とのインターフェイス ◉時崎久夫・岡崎正男
19 音韻理論と音韻変化 ◉服部範子・柴田知薫子
20 生成文法と言語変化 ◉縄田裕幸・柳朋宏・田中智之
21 文献学と英語史研究 ◉家入葉子・堀田隆一
22 文法化・語彙化・構文化 ◉小川芳樹・石崎保明・青木博史
●パンフレット
http://www.kaitakusha.co.jp/bo…/saishineigogakugengogaku.pdf
『認知言語学大事典』朝倉書店
ここ数年、日本語学の大辞典が立て続けに刊行された[*1]が、最後の大物は朝倉書店の『認知言語学大事典』だ。上製 B5版、864ページ。タイトルに「日本語(学)」は含まれていないが、既存の大辞典3冊や『明解言語学辞典』(三省堂 https://amzn.to/2SOmSWr)では足りない「日本語(学)と認知言語学」に関する知識を得られる。
*1 『日本語文法事典』日本語文法学会、大修館書店、2014年、『日本語大事典』佐藤武義[ほか]監修、朝倉書店、2014年、『日本語学大辞典』日本語学会編、東京堂出版、2018年
■『認知言語学大事典』辻󠄀幸夫 編集主幹、楠見孝・菅井三実・野村益寛・堀江薫・吉村公宏編、朝倉書店、2019年 https://amzn.to/37tO6Wj
【目次】
第1章 総論
1.4 欧米日における認知言語学:その先駆けと現代の旗手[大月実]
1.5 認知意味論と哲学[青木克仁]
第2章 理論的枠組み
2.1 認知音韻論[熊代文子]
2.2 認知形態論[鈴木亮子・大野剛]
2.3 語の認知意味論[籾山洋介]
2.4 認知文法[坪井栄治郎]
2.5 認知文法の手法[熊代敏行]
2.6 認知意味論[松本曜]
2.7 使用(用法)基盤モデル[谷口一美]
2.8 フレーム意味論[小原京子]
2.9 認知語用論[岡本雅史]
2.10 メンタル・スペース理論[坂原茂]
2.11 構文文法[早瀬尚子]
2.12 認知類型論[堀江薫]
2.13 認知機能言語学[大堀壽夫・古賀裕章]
2.14 認知詩学[大森文子]
第3章 主要概念
3.1 身体性と経験基盤主義[堀田優子]
3.2 カテゴリー化[瀬戸賢一]
3.3 捉え方/解釈・視点[小熊猛]
3.4 イメージ・スキーマ[篠原俊吾]
3.5 メタファー・メトニミー・シネクドキ[瀬戸賢一]
3.6 主観化・間主観化[菅井三実]
3.7 参照点[尾谷昌則]
3.8 文法化[堀江薫]
3.9 ブレンディング(概念統合)[鍋島弘治朗]
第4章 理論的問題
A 言語の進化と多様性
4A.1 言語の起源・進化と認知言語学:比較認知科学的視点[岡ノ谷一夫]
4A.2 言語ラベルの進化:比較認知科学的視点[足立幾磨]
4A.4 捉え方の普遍性と多様性[吉村公宏]
B 言語の習得と教育
4B.1 音象徴・オノマトペと認知言語学[篠原和子・秋田喜美]
4B.2 身体性と記号接地[今井むつみ]
4B.3 言語習得:認知科学と認知言語学の視点から[佐治伸郎]
4B.4 構文の習得[児玉一宏]
4B.5 日本における応用認知言語学の過去・現在・未来[森山新]
4B.6 英語教育と認知言語学[田中茂範]
4B.8 自閉症児の認知能力と言語発達[渡部信一]
C 創造性と表現
4C.1 日本における認知言語学的比喩研究[瀬戸賢一]
4C.2 時制(テンス)と相(アスペクト)の認知言語学[樋口万里子]
4C.4 ヴォイスと認知言語学[二枝美津子]
4C.5 モダリティと認知言語学[黒滝真理子]
4C.6 多義性と認知言語学[鷲見幸美]
4C.7 談話分析と認知言語学[林宅男]
4C.8 言語行為と認知言語学[高橋英光]
4C.11 辞書における意味記述と認知言語学[宮畑一範]
第5章 学 際 領 域
5.1 認知言語学と関連領域の連携[菅井三実]
5.3 生態心理学と認知言語学[本多啓]
5.6 脳機能計測と認知言語学[月本洋]
5.8 コミュニケーションと認知言語学[平賀正子・浅井優一]
5.11 神経心理学から見た認知と言語の諸相[古本英晴]
事項索引(和英、英和)
人名索引(和英、英和)
◎コラム目次
1. コンピュータ・プログラミング言語と認知言語学[長谷部陽一郎]
3. 場と言語[岡智之]
4. トートロジーと言語理解[酒井智宏]
5. 言語と論理:認知言語学的視点から[酒井智宏]
6. 意味的関係・対立[大谷直輝]
7. 心内辞書[黒田航]
8. ステージ・モデルとビリヤードボール・モデル[長谷部陽一郎]
9. 定型連鎖[八木橋宏勇]
10. アナロジーと文法[黒田航]
11. 概念化:日常経験と言葉とをつなぐ[深田智]
12. 多次元プレーンモデル[町田章]
13. 認知図式の発見的意義[町田章]
15. 理想化認知モデル[田村幸誠]
16. 力動性[仲本康一郎]
17. 用法基盤モデルの応用[黒田航]
18. 関連性理論と認知語用論[東森勲]
19. 意味論と語用論の狭間[酒井智宏]
20. 語彙語用論と認知意味論[ 古牧久典]
21. 統語論と記号的文法観[村尾治彦]
22. 有生性[大谷直輝]
23. 有標・無標[大谷直輝]
24. 認知類型論から見た世界の言語[八木健太郎]
26. 言語の数[八木健太郎]
27. 類別詞[仲本康一郎]
28. 脱範疇化/脱カテゴリー化[田村幸誠]
29. ラチェット効果と二重継承モデル[金丸敏幸]
30. チョムスキーの逆立ちと共進化[金丸敏幸]
31. 言語の起源・進化:認知言語学への研究の流れ[菅井三実]
33. こころ,からだ,ことば:協調的発達[深田智]
34. 他者との2人称的交流[深田智]
35. 他者の心を理解すること:共感~心の理論[深田智]
36. 言語習得と用法基盤モデル[黒田航]
37. 他動性[大谷直輝]
38. 責任性[田村敏広]
39. 使役と受動[田村敏広]
40. 受け身文分析の諸相[町田章]
42. 認知言語学と実験手法[中本敬子]
43. 比喩はどのように理解されるのか[中本敬子]
44. 自然カテゴリー・自然概念[金丸敏幸]
45. サピア=ウォーフの仮説[八木橋宏勇]
46. 空間認知[仲本康一郎]
47. 基本色彩語[金丸敏幸]
48. ミラーニューロンと言語・認知[大槻美佳]
49. 脳とメタファーの関係[高倉祐樹・大槻美佳]
50. 脳とコミュニケーション:プロソディに着目して[高倉祐樹・大槻美佳]
51. ことばにできる記憶,ことばにできない記憶[大槻美佳]
52. 失語・失読・失書と日本語[大槻美佳]
【新刊】『日本語学大辞典』日本語学会編、東京堂出版
永澤 済(2007)漢語動詞の自他体系の近代から現代への変化
● 永澤 済(2007)漢語動詞の自他体系の近代から現代への変化,「日本語の研究」3(4): 17–32.
● 「(22)近代から現代に至る漢語動詞の自他体系の変化」より抜粋(☆印は引用者)
近代(Ⅱ)自他両用動詞
↓
現代(d)自動詞専用
運動する、影響する、関係する、乾燥する、感動する、減少する、残存する、集合する☆、出現する、消滅する、進化する、増加する、動揺する、爆発する、発現する、発達する、発展する、破裂する、沸騰する、分裂する、変化する
(e)自他両用
一転する、一変する、移転する、解散する、開始する、回転する、拡大する、緩和する、決定する、合同する☆、混合する、実現する、縮小する、上下する、停止する、展開する、破壊する、発生する、復活する、分解する、閉鎖する、冷却する
(f)他動詞専用
隔離する、短縮する、変更する
https://amzn.to/3Gqt0vJ