もはや誰も見ていないであろう、
このブログなるものを久々に更新する。
まだログインパスワードを
覚えていた自分に驚愕する。
一時は
「マーベル・シネマティック・ユニバース」
と検索すると
トップに表示されていたこともあったこのブログ。
もしかして日本でのMCU人気に
ちょっとだけ一躍かっていたんではないかという慢心。
自惚れてみたりして。
でもせっかくならエンドゲームまで
頑張ってみりゃよかったのかなと
思ったり、
逆にここまで周知されちゃって
このブログが発掘されようものなら
若かりし頃の醜態を晒すことになるから
早めにやめといてよかったなと思ったり。
もうね、光岡ミツ子さんとか
てらさわホークさんとかが
いるからいいんですよ。
最後の更新は、
ジェームズ・ガンの降板についてでした。
無事、復帰してくれましたね。よかった。
そのニュースが出た直後、
何人かの友人から「よかったね!」
と連絡をもらって有難かったのだけど、
正直、ちょっと温度差がある。
っていうのは、
ジェームズ・ガンが復帰っていうのは
僕からしたら当然の事っていうか、
マイナスからゼロにやっと戻ったっていうだけのことなので
そりゃ、安心はしたけど、
やったー!!!!!
って感じでもないんですよね。
はい、そうあるべき。
っていう感じ。
一回何かの間違いで降板して
でもう一回復帰したからと言って
そもそもの期待値はもちろん保たれたままだけど
過度に喜ぶわけでもないという感じなんです。
とは言え、
J-WAVEで毎週金曜日に放送している
ラッパーのPUNPEEの番組「SOFA KING FRIDAY」が
この前、エンドゲームのネタバレ感想回でしたが、
そこで
Redboneの「Come and Get Your Love」が
流れた時は、
町を歩きながら聴いてたんですけど、
涙をこらえるのに必死でしたね。
あーよかったぁ……
とその時、初めて実感したのかもしれません。
しかしエンドゲームすごかったっすねー。
2008年に始まったMCU。
僕は2011年、高1の時から追いかけ始めて、
2012年の『アベンジャーズ』で映画館に追いついて、
っていう感じなので、
MCUとは8年くらいの付き合いですが、
8年っていうと人生にも色々なことが起きましたよ。
高校を卒業して、大学に入り、
バイトしたりサークルやったりもしたし、
もちろん勉強も頑張って、
友達と遊んだりしつつ、
大学も卒業して今は社会人なわけで。
その自分の人生と、MCUってのは常に共にあったわけです。
エンドゲームがすごいエモい作りになっていて
まあもうネタバレもいいと思いますけど
タイムスリップものになってるんですね。
だから、
2012年の『アベンジャーズ』
2014年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
などを観ていた、当時の自分の事も
否応なしに思い出してしまう構造になっていて。
本当、MCUは俺の青春だったな、と。
いや恐ろしいことにこれからも続くんだけど。
で、そう思ってる人が世界中に山ほどいるんだろうな、と。
よくね、昔の、所謂“映画らしい映画”
(それももう古いなと思うんだけど)
を観て育ったおじさん・おばさん達はね、
「最近のアメリカ映画は宇宙人が攻めてきて
どうたらこうたらとかいうヤツばっかで
本当にくだらない。つまらない。
あんなの映画じゃない!」
とかって言うけどね、
いやいや、と。
そういう映画で本当に人生救われたって人が、
世界中にどれだけいるかって話ですよ。
その映画を介して、世界中が繋がってるなんて、
なんて素敵なんだ!素晴らしい!
と思うじゃないですか。
だからね、
今、そんな幸福な体験を、
享受できるのにしていないっていう人は、
本当に勿体ないな~と
思ってしまいますよね。
いやしかし、
エンドゲーム公開の前に
ジェームズ・ガン復帰が決まって良かった!
そうじゃないと純粋に楽しめなかっただろうから。
よかったよかった。
ファー・フロム・ホームも楽しみです。
これからどうなっていくのかなあ。