エルムDCC交流会

エルムDCC交流会はDCC鉄道模型を楽しむ会です

【LED交換】KATO旧製品のライト電球をLED化【Nゲージ】

国鉄20系客車を 中古で購入しました。旧製品だったようで ライトが電球でした。
バックサインがオレンジ色に点灯しています。

元の電球色の点灯状態の写真は、既に加工済みだったので撮れませんでした

国鉄特急電車183系0番台も同じようにライトが電球でした。
今回は電球をLEDに交換して、バックサインを白く点灯させたいと思います。

動画はこちら

youtu.be

国鉄20系客車バックサイン LED交換加工>

ボディーを外してライト基板を取り出します。

スライドして引き抜きます。このライト基板には電球とダイオード使われていました。使われているダイオードは1方向にだけ電流が流れるように作用するようです

左プラス 右マイナスに接続しても、電球は点灯しません。
プラスとマイナスを逆に接続すると、点灯しました。電気の流れは この様になっていました。LEDに交換していきます。LEDには極性があり足の長い方が「アノード」(プラス極)
短いほうが「カソード」(マイナス極)ですLEDの足の長さを電球の長さと合わせます。合わせたところで少し折り曲げておきます。ハンダ吸い取り線で 電球とダイオードを取り除きます。

この辺りを削ります。

ヤスリやカッターの刃の裏側を使いました。削った箇所を、予備ハンダします。
2012サイズ 680Ω の抵抗を用意しました。抵抗をはんだ付けします。極小なのでちょっと苦戦してます。
逆作用のピンセットを使うと掴みやすいです。

抵抗のハンダ付けができました。はんだがはみ出てブリッジしていないか確認します。折り曲げたLEDを差し込みます。裏側はテープで仮押さえして位置決めします。余分な脚をカットします。LEDを基盤にはんだ付けします。熱を与えておいてからハンダを流し込むイメージです。

<通電テスト>

左プラス 右マイナスに接続しても、LEDは点灯しません。プラスとマイナスを逆に接続すると点灯しました。元の点灯状態と同じになりました。

<完成>

基盤を差し込んで元に戻します。ライトカバーをはめ込みます。LEDを差し入れるようにはめ込みました。国鉄20系客車のバックサインがをLED化して白色に点灯させることができました。

国鉄特急電車183系0番台 LED交換>

電車系の基盤は、ヘッドライトとテールライト用に2つの電球がついています。ダイオードが2つ付いてます。右にプラス左にマイナス テールライト点灯左にプラス右にマイナス ヘッドライト点灯

ダイオードの働き>

ダイオードは電気の流れを一方通行にして、逆流してくる電気は遮断する効果があります。

ダイオードの働きと電気の流れ

点灯時の電気の流れは、こんな感じです。

ヘッドライト点灯時の電気の流れ

テールライト転倒時の電気の流れ

 

<基盤を加工>

基板上の配線が途切れるように削る

この辺りをヤスリやカッターで削っておきます。電球を取り外しました。

<3mm砲弾型LEDの形>

ちまきと呼ばれる出っ張り

電球の代替としてよく使われる3mm砲弾型LEDには下の方に「はちまき」と呼ばれる突起があります。

ちまきが無いタイプだとライトが収まりやすい

この突起が邪魔になってライトケースに収まらないことがよくあります。

ケースの形状に合わせて「はちまき」を削ると言う方法もありますが、固くてけっこう大変です。

「はちまき」がないタイプも売っています。これから購入するならそちらをおすすめします。

<LEDの取り付け>

LEDに脚をカットして細いリード線を取り付けます。
脚の長い方に赤色
脚の短い方に黒色
を取り付けました。電球の長さに合わせて、リード線をカットします。
気持ち長めにすると後の調整が楽です。

基盤の削っ形箇所に2012サイズ 680Ω の抵抗を取り付けます。

LEDはこのように配線しました。ヘッドライトのマイナス線(黒)とテールライトのプラス線(赤)は同じところに接続します。

<点灯テスト>

右にプラス左にマイナス テールライト点灯左にプラス右にマイナス ヘッドライト点灯
元の状態と同じように点灯しました。LEDの脚にリード線を取り付けた方が角度や長さの調節が効くので、ライトケースに収めるのが楽になります。

<完成>

基盤を元に戻しますして完成です。
国鉄特急電車183系0番台のライトをLED化して白色に点灯させることができました。
ヘッドライトが白色というのが気にになる場合は、導光パーツにクリアオレンジを少し塗っておけば良いかもしれません。

【DCC】マルチレールクリーニングカーのDCC化【Nゲージ】

レイアウトの線路メンテナンスに「TOMIX マルチレールクリーニングカー」を使用しています。
DCC線路上で使用する場合、クリーニングカーのモーターには常時12Vの電気が流れているのでモーターはいつも最大回転数で回ってしまいます。
それでも使用することは可能なんですが、いつも最大回転していると音もうるさいですしモーターがいつ壊れるか心配ではありました。また車両に直接手を触れなくてはスイッチのオンオフもできません。


<DCC化のメリット>

DCC化すると車両とクリーニングカーを個別に操作できるようになります。
スマホでの遠隔操作もできるようになりました。
モーターの回転数も自由に設定できます。

レイアウト上で使用する際も、任意の場所でクリーニングを開始することも可能になり、手の届かないところでも モーターをオン・オフできて便利になりました。

クリーニングカーのDCC化は専用基板が販売されているので、
モーターへの配線の加工をするだけで簡単にDCC化できます。

<クリーニングカーの運用>

マルチレールクリニングカーの機能は、
・ホコリやチリを強力吸引
・湿式ディスクでの拭き掃除
・乾式ディスクでの磨き掃除
など多彩な使い方が可能ですが、当方ではホコリの吸引と線路の拭き掃除をメインに使用しています。

付属のブラシは使用せず、100円ショップのメラミンスポンジをカットして使用します。
薄いシート状になったメラミンスポンジをカットしてこの部分に装着し、線路を拭き掃除するのと同時に、擦れたメラミンスポンジのカスを吸引する方式です。

線路を5分程度走らせると かなりのメラミンカスとホコリを吸引しました。
一回使用する度に取り除かないと 詰まりそうです。
線路がある程度汚れている時には、このやり方で結構キレイになります。

<クリーニングカーのDCC化>

マルチレールクリーニングカーのDCC化には、NGDCC製の専用基板を使用します。
NGDCC(永末システム)
DF4.9tcl_cp (tomix クリーニングカー専用デコーダ
過電流保護機能付

NGDCC(永末システム)さんのHP↓

www.snjpn.com

製品ページ↓

www.snjpn.com

台車を外します。カバーを外します。モーター側のウェイトを取り外すと基盤が出てきます。
配線はモーターと接続されているだけです。

元の基盤とデコーダーは長さが違います。
最新のマルチレールクリーニングカーの場合は同じ長さのところを、ニッパーなどでカットします。旧式のマルチレールクリーニングカーの場合はカットしないで良いようです。取り付け方は製品ページをご確認ください。ダイキャストのこの辺りを絶縁テープで覆います。この車両、自重を重くしてクリーニングパッドが線路から浮かないように工夫されています。下回りの殆どがダイキャストで覆われているので、デコーダーと接触すると漏電の危険が多いです。デコーダーも全体的に絶縁テープで覆って置いたほうが良いように思いました。絶縁テープはデコーダーの梱包に使われていたものを流用しました。モーターとデコーダーを接続します。接続線も元のものを利用しています。
デコーダー基盤を元の位置に戻して

ウェイトを乗せて、カバーを戻せば完成です。元の基盤とスイッチ接点は使用しないので保管しておきます。

マルチレールクリーニングカーをDCC化してみました。
モーターの回転数を自在にコントロールできて、手元でコントロールできるのはとても便利です。もっと前にDCC化しておくべきでした。

DCC化して良かったと思える車両でした。

【模型店探訪】セリア 100円ショップは模型店?【便利グッズ】

鉄道模型工作で使う接着剤やマスキングテープなどの消耗品、ピンセットやカッターの刃、など100円ショップでも結構使えるものがあり、いろんなものを購入しています。
特に「セリア」は品ぞろえが良くて、模型工作に使えそうなものが結構見つかります。最近セリアがそれに気付いたのか模型用品に力を入れてるように感じます。
今回は100円ショップ「セリア」で見つけた鉄道模型工作に使えそうなものを買ってみました。

<精密綿棒 先端三角タイプ>

先が尖った綿棒で模型店でも売っていますね。
鉄道模型的には、車輪の掃除(ピボットの汚れ取り)やスミ入れ部の拭き取りなんかに便利ですね。先が尖った綿棒はベビー用綿棒として別の商品も売っていましたが。少し先が太くて柔らかめです。
今回見つけた精密綿棒は、しっかりと固めで扱いやすいと思います。
模型店で売ってる商品が、100円ショップでも手軽に手に入るのは良いですね

<クッションやすり>

これも模型店で売っている商品の類似品ですね。
消耗品なので100円ショップで手に入るのは助かります。
#240と#600を購入。#1000も売っていました。
プラバンや集電用銅板などを切り出した時に、カット部を少しヤスリがけするのに使ったりしてます。

<瞬間接着剤用ハケ2P>

模型用途しか考えられない商品ですね。
最早セイアは模型店なのかもしれません。(笑瞬間接着剤は、白化したりして扱いづらいので自分はあまり使用しませんが、それでも使う場合はゼリータイプを使ってます。これも100円ショップで購入。先端からちょっとだけ出して使用したいのですが、これがなかなかうまくできません。
このハケを使うと簡単に、そしてキレイに塗布することができました。
使用後はハケに付着して固まった瞬間接着剤を簡単に剥がすことができます。形成している素材がそういう素材なのでしょう。
1つ持っているだけで、結構役に立ちました。

<ホビー用 マルチペンチ>

チャレンジで工具も買ってみました。
自作バスコレ用道路の針金を、伸ばしたり曲げたりカットするのに便利そうです。

 

でも100円ショップの工具は精度がいまいちなんですよね。
使えるかどうかは今後試してみます。

鉄道模型工作に使えそうな100円ショップ商品は他にもまだありそうです。
店舗の規模等によって品揃えが違い今回紹介したものも売ってないこともあるかもしれませんが、何店舗か回ればきっと見つかると思います。

【Nゲージ】自作室内灯リニューアル KATO用【室内灯】

室内灯は、テープLEDを使用して自作室内灯を取り付けています。
(最近ではcobテープライトを使用することもあります)
今回KATOの車両用の自作室内灯の作りをリニューアルしました。
リニューアルによって
・少しでもチラツキ防止になるような対策
・集電板との接続にハンダ付けを使用しないで、なおかつ確実な接続ができるようにする
・ボディーから分離しボディの取り外しが容易になるようにする
など、色々と改善できました。

<部材>

使用する材料は
・プラバン T0.5mm L=140mm W=12mm
プラバンを切り出して作ります。室内灯用にたくさん使うのでストックを作ってあります。・リン青銅板 W=2mm L=140mm T=0.1mm
ホームセンターで売っているT=0.1mmの銅板から切り出して作ります。
こちらもたくさん使うのでストックを作ってあります。

・チップ積層セラミックコンデンサー 22uF25V 2012サイズ
コンデンサーではかなり小さいサイズです。

・表面実装用ショットキーバリアダイオードブリッジ 60V2A
DCでもDCCでも室内灯が使えるようにダイオードブリッジを使用しています。
こちらは表面実装用なので小さいです。小さい割に値段もそんなに高くないのでメインで使用しています。・室内灯用 集電金具
タムタムなど色んなところから販売されていますね。KATOの車両の室内灯集電には必需品です。

<テープLEDに接続>

テープLEDは、LED3つで1ブロックの構成になっていて50mm単位でカットできます。チップセラミックコンデンサーは、1ブロックに1個取り付けるようにしてみました。ブリッジダイオードに抵抗と足を取り付けておきます。テープLEDにブリッジダイオードを取り付けます。

<集電接点の製作>

プラバンの端を10mm幅でカットしておきます。リン青銅板のこのあたりに予備ハンダしておきます。銅板を20mm程残してプラバンに貼り付けます。貼り付けにはゴム系接着剤を使用。10mm幅で切り出したプラバンも接着残った銅板も折り返して接着します。

こんな感じで少しだけ折り曲げます。はみ出た接着剤を取り除いておきました。集電金具を差し込んだ車両にはめ込むとこんな感じになります。リン青銅板の張力で角度を調整できます。接点はこんな感じで、しっかりと接触しています。KATO純正の室内灯もここに板をはめ込む形になっているので、走行してもブレなくしっかり接触しているようです。

真ん中の出っ張りが少し干渉するので 真ん中あたりを少しカットします。これで干渉もなくなり、凸によって板の左右のブレも無くなりました。

<テープLEDと集電接点の接続>

テープLEDをプラバンに貼り付けます。両面テープを使用しました。搭載する車両がグリーン車なので、室内灯の色を暖色系にするためマスキングテープを貼ってみました。ブリッジダイオードの配線をリン青銅版に接続します。テスト点灯完成です。

 チップセラミックコンデンサーならチップLEDに直接はんだ付けすることで、スペースを気にすること無く搭載できました。今回2個搭載したので22uF*2=44uFです。44uFの電解コンデンサーだとそこそこの大きさになると思います。走行テストでもチラツキを抑えることができているようでしたので効果があるようです。
 接点部にプラバンを挟む方式に変更してみましたが、これが結構安定していました。純正で採用している方式なので当たり前ですね。
 そしてリン青銅板の張力でテープLEDを支える方式も結構うまくできたと思いました。プラバンの幅を12mmで作成しましたが、車両によっては天井の突起に当たってしまうこともあるようなので、8mmぐらいで良いのかもしれません。その辺もう少し研究してみます。

【模型店探訪】ポポンデッタ浅草 店舗によって違う品揃え【ジャンク&中古】

東武浅草駅のある浅草松屋5Fにポポンデッタ浅草店があるのを最近知りました。

ポポンデッタは中古やジャンク品も取り扱っていますが、店舗によって品揃えが違う印象です。
秋葉原店はお客さんが多いので商品の回転が早く、面白いものに出会う確率が少ない印象ですし、地元に何件かある店舗もあまりジャンク品などが置いてない店舗や、店舗棚卸しでジャンク品が少なくなった店など、最近は地元周辺で良いものを見つける機会が少なくなってきていました。

ポポンデッタ浅草店は、東武の起点駅直上ということで東武とコラボしているようでした。

店内には東武の歴史や車両のパネルなどが展示されています。日曜日の昼下がりに訪問しましたが、子供連れがたくさんレイアウトなどを眺めていました。車両もレンタルしているようで、手ぶらで来てもレイアウト走行を楽しめるらしいです。子供たちがNゲージに触れる良い機会ですね。親御さんは大変かもしれませんが…。東武8000系の運転台なんかも設置されていました。

子供たちは走行する車両や新品の製品の方に夢中でしたが、パーツや線路の方の売り場はあまり人がいません。
ジャンク&中古コーナーを覗いてみると面白そうなものを発見したので手に取りました。

<ARNOLD N 1745 電動ポイント>

1箱440円。箱を開けてみたら、左右1組入っていました。これは嬉しい誤算でした。
かなり古い製品だとは思いますが、ポイント切り替えもしっかり作動するようです。(手動のみ確認)

電気の流れ

 

DCCで使えるかどうか、今後検証してみます。ジョイント部分が少し変わっています。
ジョイナーのある部分はレールが半分ほど引っ込んでいて、反対側は長くなっています。
KATOやTOMIXとは、そのままでは接続できませんね。

<ARNOLD-N 7689>

線路が2つ入って330円。開けてみると、片側線路が途中で途切れている線路のようです。

片側ギャップ線路か?

説明書はドイツ語?で何が書いてあるかサッパリわかりませんが、多分車庫などで使用して各引込線の車両を個別に動かすような時に使う線路のようです。ジョイント部分はやはり片方が短くもう片方が長い仕様になってますね。

<ミニトリックス カーブレール10本>

1箱330円。15°のカーブレールが10本入っていました。
ニトリックスのジョイナー部分は普通でした。

カーブ半径はどれぐらいかと、TOMIXのR317と比べてみました。
R317より大きい半径です。
R360程度ではないかと思います。ポイントの分岐先とかに使う線路でしょうか?

<フレキシブルレール 5本>

5本セットで550円。KATOのフレキかな?これはかなり安いですね!
ジャンク扱いでしたが普通に使えそうです。
フレキを使えば、ARNOLD-Nのジョイント部の長さの違いも解消できそうです。


ポポンデッタ浅草店に初めて訪問してみました。
中古コーナーの品揃えは、面白いものがたくさんあって大収穫でした。
自分の地元周辺にあるポポンデッタの店舗は新興住宅地付近にあり、今回の浅草店は古くから人が多くいる街にあります。鉄道模型趣味の人々が引退して持ち込みする機会も多いのかもしれません。また、秋葉原店などに比べ少し郊外にあるためか、商品の回転もそれほど速くないというのも、面白いものに出会える確率が高くなる要因なのかもしれませんね。

【DCC】KATO E259系N'EX新塗装 DCC化&乗務員室点灯【Nゲージ】

E259系N'EXは6両基本編成と6両増結編成の合計12両編成を所有しています。KATOから待望の前面扉が開いたパーツが出ました。さらに新塗装色も発売されました。
既に旧塗装で12両も所有してるので、新塗装の方は購入するかかなり迷いましたが、実車の方はほとんど新塗装に変更されているので仕方なく新塗装のセットを購入しました。
旧塗装の方の前面パーツはホビセンで売られているものを購入。新塗装の前面パーツはセットの中に含まれていました。

動画はこちら

youtu.be

<以前に自作した前面パーツ>

プラレールアドバンスのN'EX前面扉(開)パーツ

実は前面扉が開いた連結面を再現したくて、プラレールアドバンスの前面パーツを利用して自作していました。

両面テープで取り付けていました

 

両面テープでくっつけていました。無いよりはマシな感じですが、さすがに厚みがあって玩具っぽいですね。

扉に厚みがあって玩具っぽい

<前面扉の取り付け方>

新塗装セットに付属していた前面扉(開)と電連パーツ

新塗装の基本セットには前面パーツと連結器電連パーツが入っていました。ホビセンブランドで売られていたやつですね。付属しているのはありがたいです。

電連はカプラーを取り外してから取り付けると嵌めやすいです。付属の取り付け治具は使用しませんでした。

前面扉の交換は、ボディーの裏側の爪を外し扉パーツを外します。

前面扉(開)パーツを組み立てます。扉に黒いパーツをはめ込んで幌を取り付けます。

 

前面扉(開)パーツをボディーに取り付け出来上がりです。カプラーのロックを外さないと連結できません。

<サークルMT40さんの「K4595F-LED TypeE」>

サークルMT40さんの「K4595F-LED TypeE」を使用してDCC化を行い、追加の小加工で乗務員室を点灯するようにしてみます。

mt40.booth.pm

KATOのDCCフレンドリー車両に対応するDCCライト用デコーダ

左:元の基盤 右:サークルMT40さんのデコーダー基盤

チップLEDがあらかじめ取り付けてあるので、基盤を差し替えるだけで簡単にDCC化できると言う製品です。
DCC初心者やハンダ付けが苦手な人でも扱いやすい製品だと思います。
KATO純正「FL12」と価格は同じぐらいですが、
・停止時減光機能
・4ファンクション搭載
・ファンクションF0-F28に割り当て可能
・アナログコントローラー対応
など、機能が充実しています。

E259系 乗務員室点灯>

N'EXは、東京駅での編成連結があります。連結面を見てみるとライトオフとなりますが、乗務員室はどちらの車両も点灯しています。走行時も乗務員室は点灯したままのようでした。
今回はそれを再現してみたいと思います。白色チップLED、抵抗、0.18mm被膜エナメル線を準備

 

チップLEDの(+)に抵抗を接続(620Ωを使用しましたが明るすぎた気がします。)
(-)側にリード線を接続

デコーダーは絶縁テープで覆っておきます。12V+とP7に接続

チップLEDを運転台のところに出しておきました。

床パーツを嵌めてから、集電シューを差し込みます。テスト点灯

LEDの高さを整えて完成です。

DCC操作とファンクション番号変更

中間連結面
ヘッドライト&テールライトは消灯、乗務員質はF20で任意に点灯可能

乗務員室のライトは、F3に設定されています。
進行方向とは無関係にF3を操作することで点灯します。
チカチカと点滅するような感じで点灯するので面白いですね。
オープンサウンドE259系と併用して使うのいたいのですが、F3はすでに「ミュージックホーン」に設定されています。
乗務員室点灯用F3のファンクション番号を別の番号に変更します。
ファンクション番号の変更はCV値で設定できます。

(例)F3をF20に変更
CV41 初期値=3(F3)→CV41 =20(F20)


これでF20を押すと乗務員室が点灯します。

実車E259系も、編成の最後尾の乗務員室を点灯したまま走行していました。

 

【模型店探訪】U-TRINSでジャンク漁り【ジャンク&中古】

銀座の一等地にある高級時計&宝石店「天賞堂」の上階には、鉄道模型店もありました。
最上階には16番を中心に中古の鉄道模型や関連商品の買取&販売を行っていました。
Nゲージも取り扱っていて、他の中古店とは違った商品(ジャンクっぽいもの)などもあり、お値段もかなり手頃で面白いものが時々入荷していることがありました。
銀座方面に出かけた際にはよく行っていました。
令和になる頃、その銀座天賞堂が建物の建て替えで今どきの銀座らしいキレイな建物になり、模型部門は少し離れた場所に移転しました。更に中古鉄道模型部門は無くなってしまいました。
その中古鉄道模型部門にいらした方々が始めたのが、渋谷の「U-TRAINS」ということらしいです。どんな感じなのか以前から気になっていたので、今回始めて訪問してみました。

宮益坂は長い登り坂、登りきったこの辺りにありました

場所は、渋谷の宮益坂を登りきった青山通りの辺り。渋谷からは長い坂道を上行っていく感じです。表参道からも徒歩でいけます。1Fは16番や13mmゲージを中心とした製品の販売、2Fが中古鉄道模型の販売になっています。16番中心の中古販売ですが、Nゲージや各種書籍や関連グッズなど、様々なものが売られていました。
Nゲージに関しては、セット物もありますが古いTOMIXやKATOの単品車両などジャンクっぽい物が多くありました。
古い製品でも整備すれば走るので、改造や部品取り、鉄コレの動力車に転用するなど使い道は結構ありそうです。お値段も他店と比べると結構安い印象でした。
流石に今回は店内の写真はありませが、天賞堂で見かけた元気な店員さんたちも健在でした。

<安い?ジャンク品ゲット!>

記念訪問ということでなにか買おうと物色した結果、手にしたのはこれら
<1/150 トラックコレクション>

お値段400円。他店より若干安い気がしたので購入。普通乗用車やトラックなども欲しかったので購入

<エアブラシ置き>
お値段300円。コレ激安だと思ったのですがどうなのでしょうか?

使用感はあまりない感じ。どうせ使ったら汚れるものなので汚れててもも気にしません。

フィルターも綺麗なままでした

丁度エアブラシを置くものが欲しかったので安く手に入れられて良かった!

手持ちのエアブラシを置いてみた感じ

Nゲージの車両の方も、機関車2000円とかで見かけました。手に取りやすいお値段だったのですが今回車両は見送りました。

渋谷はメルクリンショップがなくなってから鉄道模型不毛地帯でしたが、IMONができたりして模型店巡りをするには面白い街になってきました。U-TRAINSも渋谷からはちょっと歩きますが、たまに行くと面白いものがあるかもしれないですね。