いまのしゅんかん
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エネルギーを削ぐもの

被造物が全て今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、私たちは知っています。

(ローマ8章22)

 

月曜日の聖書の学びもまた深かった。。。

私たちクリスチャンは救われているはずなのに、それでもまだ苦しみはあるよねと具体的な事例を語り合い、、

例えば、私などはやっぱりまだまだ職場でも疎外感を感じることがあり、自分の存在意義に対する自信を失いかけることもあるとか。

そしたら、一人がちょうどその日に職場であることを上司の人に言ったら、ちょっと悪意を持った言い方をされてものすごくモヤモヤした気持ちになったと。

 

本当なら、もっとお互いに愛を持つようになればスムーズになるだろうに、ちょっとした悪意がものすごくエネルギーを削いだりする。正直、仕事の生産性が低くなるのは、人間関係の問題によるものではないかと穿ってしまうほどである。

今流行りのサステンナビリティは、愛を持つことでポジティブなサイクルを促し、だいぶ改善されるのでは、と言った。

 

Xで産休に関するポストで炎上していて、当人は気遣いと思ってやったこともエゴによるものだと悪意を持ってとる人もいて、まだまだ日本では産休に対して複雑な感情を持っているんだなぁと思った。

一応少子化だし、少しずつ産休に対する受容を促されている時勢になっているとはいえ、実際には受容できてなく、その不満が吹き出しているように見えた。

 

今日の新しいプロジェクトのキックオフミーティングでは、先週妊娠していると知らせてくれた人も参加していて、彼女の大きなお腹を見たのだけど、確かに彼女にはあるサンプル作製で関わっていたので、ちょっとショックを受けたけど、産休による状況変化に対応するのにも流石に慣れてきた。

2年前だかは、産休に入った人の携わっていたタスクが誰も引き継がず、結局1年間何も起きなかったので私が自ら始めて、今やスペシャリストになったという。。勉強になったし、経験になったし、周りの評価もあげたし、やって良かったけど。

それに比べれば、今日会った人のタスクは無事誰かに引き継がれたようなのであまり懸念してない。

ま、それぞれの事情を受け入れるのはお互い様だし。結局それがコミュニティ形成の上でスムーズになるし。

いちいち誰かの事情でゴタゴタしたら、物事進まないし。

 

そしたら今日は、自分はPTA会員になってないけど、子供には同等のサービスが受けれるべきだと主張している人がいて、脱力した。

日本の社会が良くならない理由がよくわかる事例である。自分は社会に貢献しなくても、社会からは享受されたいと思う人が増えれば増えるほど、社会のストレスは相当なものになるであろう。

実際、私の実母はかなりそれに近かったのだけど。専業主婦に近かったけど、役員とかはほとんどやったことがないと思う。まぁ、専業主婦なのにいつもなぜか忙しい忙しいと言ってたし。(そして食事もいつも酷かった。。)

 

そして今日は、アパートの役員会だった。

アパートの雑務の責任者をそれぞれ決めようということで集まったのである。

会長がリストアップしてくれたのだが、その数20はあったであろうか。。。

ゴミ、洗濯機、地下室、庭、屋根、廊下、駐車場、自転車、などなどなど。。。

私は、庭とガレージなどを担当することに。今までも自ら庭作業をしていたけど、今後はもっと外のサービスを買おうと、その調査をしていく予定である。

 

そしたら最後に、私有地に違法駐車する人の話になり、かなりキレまくる話に。直接文句を言いに行ったが改善されず、当然、当局を頼ろうと警察やコムーネに通報したものの、全く相手にしてくれないらしく、どうしたものかと。

こういうことが疲れる。。。。

Børsen火災(追記あり)

 

コペンハーゲンの歴史的建造物が。。。

 

 

 

去年のカルチャーナイトは、20年間一度も訪れたことのなかったBørsenにさすがに行ってみようと初めて訪れたのだが、屋根の改修工事中で全容は見れず、工事が終わるのを楽しみにしていたのだった。

 

さすがにP.S.Krøyerの有名な絵画は救出されたらしい。

 

 

かなりショック。。。。

 

(追記)

案の定、今日のランチはこの話で持ち切りだった。

現場で誰かタバコ吸ってたんじゃない?と冗談も出たが、、、、

隣のクリスチャンスボ―も何度も火災が起きたように、木造で火災防止の対策がまったくされていない古い建物は火災が起こりやすい上、電気ケーブル、引火物、大工道具が多くある改修工事現場ではそのリスクがより大きくなるという。

なんでも、1992年には3件の歴史的建造物の火災が起きたそうである。

 

1992年に起きたクリスチャンスボー教会の火災の記事

Det år kulturarven brændte (berlingske.dk)

 

ある意味、400年間維持できてたのが奇跡だったのか、、しかしそれだけに悲しい。

しかも今日は元女王の誕生日である。

Ramsløg(ラムソン)摘み

この週末は何も予定がなかったので、桜祭りの準備とかタイヤ交換とか色々やりたいことがあったのだが、時期と言われているRamsløgの収穫も行きたかった。

最近ビーガン料理に凝るようになったので、ひよこ豆のおからとRamsløgでビーガン餃子を作りたいと思ってたからである。

ちなみに、私はずっと行者ニンニクだと思っていたが、ニラの匂いや形など似ているけど別種であるらしい。日本語だと英語からそのままラムソンというそうである。多分味も似ていると思うのだが、匂いは強いけどニラほど味はない。

 

去年も採集したVejrhøjに取りに行こうと思っていたが、彼が毎回70km離れたところまで取りに行くよりも、全国で自生していると言われているのだから、近場で探してみようと言われそれもそうだと思い、いつもトレランの練習をする森で探してみることにした。

 

何百回と散歩で通ったことのあるメインのトレイルでは見たことがないので、わざわざ人がアクセスしにくい湿地帯に入ってみたりしたが、、、

 
 
湿地帯といっても、こんな植物しか生えてなく、、、
そもそも、Ramsløg特有の匂いがどこ行ってもなく。
彼がオンラインで調べたら、一応この森にも生えているとあったのだが。。
5kmほどウロウロ歩いたが、結局見つけられず無収穫のまま家に戻った。
なぜかこの森はゼンマイみたいな山菜もキノコもあまり見かけないのだが、、、それでもいつもトレーニングのために入る森なので、そういう観点で森に入り、藪の中に入っていくのは楽しかった。
 
そして今日、Vejrhøjへ。

 

 
あるところにはこんな群生が。。。
丘の上にもたくさん生えているところがあり、なぜかここには大量にあるようだ。

 

一応、一番高いところまで登った。

 
ちなみに今年は、夏のトレランレースの15kmに参加する予定である。
去年は最短で32kmだったので参加を見送ってたが。

 

家に帰って早速洗って塩をふり、、、

 

水気を切ってひよこ豆のおからと混ぜ、たっぷりのごま油にオイスターソース(これで厳密にはビーガンではなくなるが)、片栗粉、胡椒とニンニクをすったのを入れてフィリングを作る。

 

餃子完成。

 
ひよこ豆に甘みがあるので、もっと醤油と胡椒を入れても良かったかなと思ったけど美味しかった。
Ramsløgの風味も、かなり多めに入れたおかげか結構感じた。
ちなみに、昨日作ったひよこ豆の豆乳プリンはダークシロップをかけて美味しくいただいた。

桜祭りの準備

結局、大使のゲストは73人になったそうだ。

なので、今日はずっとそのことでやりとりをした。

わざわざ柄杓で一杯分のお湯の量をはかり、大体40mLとわかったので、私と彼の山岳用のパワフル魔法瓶で2Lのお湯を家から持っていけば、お湯を作らなくてもざっくり50杯くらいは作れるな、とか。

なのでお湯はどうにかなるし、お茶もお菓子も十分にある。

しかし、お茶碗は30個なので一気に全員分を作れないので、どのように使った茶碗を回収して洗ってお茶を作るとか。当然テントは水道のインフラはないので、いつもバケツに水を入れて洗うけど、それだけの数になると一つのバケツでは間に合わないので、まずウエットティッシュで拭いてから洗うべきじゃないかとか。

私は、まず24杯配ってから回収していくのか聞いたら、12杯分配ったらすでに回収しながら配っていくと。

 

とりあえず、今日ミネラルウォーター40Lとキッチンペーパー12ロール、ウェットティッシュ2パックを購入し、早速彼のバンに入れた。

 

作ってみたいと思っていた、3色重ねのお菓子を試作してみた。

師匠の勧め通りういろうで。

 

 

着色は難しく、加熱する前に入れるべきかと思ったが、まぁまぁの仕上がりに。まぁそうしないと色はくすんでしまうし。
それに師匠の言う通り、練り切りだと重すぎて無理だなーと。
ういろうでもかなり薄くしないと綺麗に重ならない。
餡をはさんで食べてみたらまぁまぁだった。
本番に作ってみるか。。

セルフ習得のツール

 

彼が指導教官として登録されているPhDのディフェンスがあったので、好奇心で見に行ってきた。

とはいえ、Thesisを受け取ったのは直前で、パブリッシュの中にも共著はなく、名前だけのスーパーバイズだったらしいが、夫の会社の産業PhDで、仕事では関わりがあり、しかもそのPhDと遊びでデモンストレーションしたのが会社のトップの目にとまり、大きなプロジェクトとなり、ビジネスにも発展したという。。

アナウンスの中にちゃんと彼の名前があって、タイトルが「シニア機械学習エンジニア」。カッコ良すぎないか。

初めてDTU Computeに潜入したが、やたらモダンでかっこいい建物で気後した。いわゆる食堂でディフェンスが行われたが、ただのランチ食べるところでも段違いにおしゃれで。

 

興味が湧いたのは、私の新しいプロジェクトの大きな狙いの一つが、あるプロセスを簡単にモニタリングできるシステムを作る、というのがあるから、画像処理のプレゼンをちょっとみてみたい、と思ったのである。

ちょうど、朝からある試薬を仕込み、経時での変化をiPhoneで撮影するという遊びをしていて、その合間に観に行ったのだった。

 

彼の会社は、スポーツテクノロジーの会社で、ある装置を製造して売っているのだが、最近はソフトウェアも主要な製品の一つになっていて、このPhDプロジェクトは、会社の製品で、ある特定のスポーツのセルフトレーニングする際、コーチング機能を付与するのに必要な最初のレベル評価をするための画像データ処理についてだった。(実際にはデータを取るまでにものすごく苦労したそうだが。。わかる。。)

モデルとか細かいことは全く理解できなかったが、主旨が面白い、と思った。

 

特にDuolingoがヒット商品だなと思っているのだが、セルフトレーニングやセルフラーニングは最近の潮流になっている。Duolingoが決して言語習得にパワフルとは言わないが、とっかかりとしてはかなり有効なツールでうまくできたアプリだと思う。ドイツ語もフランス語もやってみたいと言うだけで何もやらず何十年経ったのに、Duolingoの始めることのなんと容易なことか。

 

言語に限らず、結構なんでも動画があるし、大概自力で学ぶことが可能になってきている。

彼は、ツールに乏しいアナログ時代から自立心旺盛で、codingを含めいろんなことを独学で学んできているけど、スキーもあんなに上手なのに、一度も誰かに教わることはなく、動画を見ながら自力で習得したという。その点私はそこまで自立してなく何度かインストラクターに頼ったし、いまだに彼に指摘してもらってるが、、、たまに動画を撮ってもらって、自分の問題をチェックしているけど。茶道も師匠がついてるし、、まぁ、動画もかなり活用しているが。

 

この時勢、やはりいろんなツールを取り入れるべきなのか、、

 

月曜日の坂練

桜祭り前の最後のお稽古

 

昨日お稽古があった。

桜祭りでわたしも点前の披露をすることになったのでその練習を。

風炉の運び薄茶点前という一番初級のお点前だけど久しぶりだったのでちょっと忘れてたし、細かい扱いが注意されたり。(水を汲んだあとの引き柄杓とか)

 

久しく主菓子がなかったのでイチゴ大福を作った。

ストックホルムのプレゼンで出てきた、三色の薄い層重ねのお菓子が十二単を連想させるようで、桜祭りに作ってみたいと師匠に話したら、ういろうで作るといいとのこと。練り切りで作るつもりだったけど、、、確かに練り切りだと重いか、、試してみよう。。。

 

今回の桜祭り、初回の駐デンマーク日本大使が招待された客が65人になる予定だという。

まじか。。。

なので、今回はお点前が終わった後に総出でお茶とお菓子を準備しお客様にお出しすることになっているけど、カオスになるような。。そもそも、去年も50人分の観客席を準備するのにも大変だったのに、今回はより広めにスペースを取らないと、、

大使館から5人ヘルプに来てくれるそうだが。

 

そういえば、今年は一気に暖かくなったので、今、桜の見頃だという。

今回は葉桜になっているかも。。。

ストックホルム弾丸旅行(2)

 

この週末は、彼同伴で、友達と茶道のイベントに参加するためにストックホルムに行ってきた。

近くだしと呑気にしていたら、気がついた時には土曜日の飛行機料金がとんでもなく高騰しており、確か一人1900krとかで、初めて電車でストックホルムに行くことにしたのだった。

Lundからの長距離列車で4時間の旅で、初めてだから楽しみにしていたが、たまたま予約していた席が後ろ向きで、私はそのせいだと思うけれど、思いのほか揺れたこともあり、結構乗り物酔いしてしまい最終的にはグロッキーに。

せっかくタブレットも持参したのに、とても文献を読めるどころではなく。。。

うーむ、、、2011年の世界選手権でノアショーピンまで電車で行った時はそんな記憶はなく、、、後ろ向きだったせいか、歳をとったせいか。

 

楽しい思い出のはずなのに、なぜか切ない思い出でもある。ノアショーピン、本当に何もない街だった。。

 
しかし宿は駅前のホテルを予約していたので、電車から降りてすぐにホテルで休めたのはよかった。
しばらく休んで、地下鉄で友達が住むアパートへ。
やはりアプリを入れてチケットを購入したが、オスロのアプリ並みに簡単で使いやすかった。
デンマークでは使ったことないけど、今アプリ入れてみたらやはりすぐ買えそう。まぁ北欧だったらどこでも簡単であろう。ドイツも今は進化しているだろうか。
 
友達のパートナーと会うのは初めてだったけど、今まで何ヵ国も住んだことがあるそうで、やはり複数の国に住んできた私の彼と話が合うようであった。
動くのが好きだとかで、またスウェーデンから出ることを考えているそうだが、実は友達のサンボビザがまだ給付されてなく、とりあえずペンディングしているっぽい。
スウェーデンはビザが容易に出るイメージがあったけど、審査に22ヶ月かかる可能性もあると言われたらしい。
ただ、結婚していたり、すでに子供がいる場合にはかなり優先的に審査されるそうだが。
実は、EU内に住むと、EUルールが適用されるので、まずスウェーデンに住んでデンマークに移り住む人も多く、デンマーク人の国際カップルがスウェーデンのビザ申請を逼迫している一因でもあるのかなとも思ってたり。
ただ、一応スウェーデンなりに移民政策は少しずつ厳しくなっていて、従来はほとんど要件がなかった永住権も少し期間が延び、スウェーデン語能力も求められるようになったそう。とはいえ、デンマークに比べれば全然生ぬるいが。
そもそもスウェーデン語の語学学校もデンマークほどにはシステマチックになってなく、標準化されてもないから学校によるところも大きいという。
 
翌日は、ゆっくりホテルで朝食を食べ、せっかくなのでイベントがある民俗学博物館の展示も観ようと、開館時間に合わせて行くことにした。
メインの展示が、メキシコの文化と、台湾の原住民だった。
いずれも全然知らなかったので、興味深かった。アメリカだけでなく、メキシコもかなり悲惨な歴史があったとは。しかも古い文明があったところで高度な文化を形成していたにもかかわらず。
 

 

原住民の人権に関しては近年考慮されつつはあるが、きっちり法律が批准されているわけでもなく、まだまだ難しい問題と言える。

デンマークもグリーンランド人の人権を保護する方向にありながら、キャピタリズムを導入した結果デンマークの経済的支援に依存せざるを得なくなってることに上から目線で冷ややかに見ているところもあり。

 

友達と合流してイベント会場へ。

 

 
ホームページにはきちんと書いてあったのだが、イベントは茶室ではなく、博物館の中にあるミーティングルームで行われ、最初はスウェーデン人による桜に関するトークがあり、その後、日本の方による茶箱の花点前の披露があった。

 

全て桜をモチーフにした道具で揃っていて、お茶碗もピンクでかわいかった。なんでも、スウェーデン在住の日本人作家の方に注文して焼いてもらったお茶碗だそうである。
 
そして参加者全員に桜の花筵(むしろ)をモチーフにした練り切りと、薄茶が振る舞われ、着物を着た日本の方々に話しかけたら思いのほか話が盛り上がったのだった。
茶室は暖房がないので冬はいつも閉鎖していて、5月に茶室びらきをするということ、このグループは淡交会の支部になっていてきちんとした組織になっており、会員も一応100人くらいいるけれど、アクティブに活動しているのは10人ほどで万年人出不足だとのこと。
友達は着物も着られるし水屋仕事も慣れているので、是非グループに入会して手伝って欲しいとラブコールを受けているのだった。わかる。。。そういう人材、うちも欲しい。。
フィンランドの支部とはすでに交流していて、そちらの方がより本格的に活動されており、なんと大宗匠もフィンランドに来られたそうだが、ものすごく大変だったそうだ。
デンマークとも是非交流したいということで、連絡先をいただいた。茶室びらきをしてから夏の間、茶室を見にまたストックホルムに来たいと思う。
 
博物館のカフェテリアで遅いランチを食べ、茶室を外から見学し、公園の中をぶらっと散歩し、トラムに乗って中央駅に戻り、近くのカフェでお茶をして友達と別れ、エキスプレスに乗ってアーランダ空港に行き、前回とは打って変わってスムーズにセキュリティを通り、ものすごく居心地のいい空間に様変わりした空港でゆっくりビールを飲みながら食事をして飛行機でデンマークに戻ってきたのだった。
やっぱり飛行機の方がラク。。。
 
たった二日間だったけど、濃いストックホルム滞在だった。

ストックホルム弾丸旅行


 

アーランダー空港が新しくなっててビックリ。

前回は2022年5月でコロナ禍明け直後でカオスだったこともあり。

昨日電車でストックホルムに来て、今飛行機でデンマークに帰る弾丸旅行だったけど楽しかった。

 

 

目的だった茶室見学は、まだ早すぎるとオープンしてなくてできなかったけど、ストックホルムの茶道グループの連絡先を確保し、今後交流できそうな展望も見えたし、同伴の友達が参加することになったし、来てよかったと思った。

着物が着れて、水屋の手伝いができる人材が欲しいそうで、わかりみが過ぎると思った。

 

美しい練り切り。ストックホルムで商売している人に毎回発注しているそう。

桜の味もして美味しかった。

持続可能性

昨日、弊社で持続可能性に関するセミナーがあった。

 

なんでも、EUで持続可能性報告開示が発効されたのに伴い、大企業向けに環境・社会・ガバナンスの持続可能性項目に関して報告義務の基準が導入され、大なり小なりほとんどの企業が対象となる大企業に関係しているため、結局は誰もがその影響を受けるということで、その基準について勉強し、持続可能性についてどのような取り組みやビジョンを持っているのか互いに経験や知識を共有する、というものであった。

 

持続可能性報告基準について

 

日本語での解説

 
デンマークの経済を牽引している大企業は医療関係で、実はその分野に関しては対象から外れているのだが、昨日も最近やせ薬で大ヒットした企業からも参加されていて、対象外であるにもかかわらずすでに持続可能性についてかなりシリアスに取り組んでいるという。一万以上ある部品について改めて見直しをしているとか。
 
また、スピーカーの一人が窓を製造するメーカーのエンジニアの方だったが、デンマークは建物における持続可能性の意識も高い。
住居の暖房におけるエネルギー消費も、建物の持続性も窓がキーになっている。
デンマークに来て、窓の素晴らしさにまず感動した覚えがある。
 
私自身、持続可能性に関係するプロジェクトばかりになってきたが、ノルウェーに通うようになってプライベートでも考えさせられることが増えてきた。
テレマークのオフグリッドの山小屋での滞在は、本当にいい経験だった。
インフラがないのに、薪ストーブだけで暖がとれることに感動したり。夜中は誰も薪をくべないので当然暖はなくなるが、それでも十分な断熱のおかげか快適に寝られるのにも驚いたり。
 
最近豆に凝っているのも、体のためではなく、実は持続可能性の観点からである。
動物性たんぱく質の食品が高いというのもあるけど、この際カーボンフットプリントの小さい食品でいろいろ試したいな、と。

 

ひよこ豆の豆乳に、シロップ、蜂蜜、杏仁霜を入れて煮たのを冷やし固め、ダークシロップをかけたビーガンプリン。
卵と牛乳で作る普通のプリンとは風味が違い、豆の味はするけど、これはこれで美味しい。
 
今日は、豆乳を作るときにできたオカラをひき肉代わりにしてマーボーナスを作ってみようかなと思っている。
 


結構美味しい。。

次はフランス語

デンマークに帰ってきてもう3日経ったのに、何故かまだ疲れが取れない。。

10日間も標高1000m以上のところで過ごしたせいで逆にこの気圧が重く感じるのか。。

 

やることは色々あり、プロジェクトのタスクを複数こなしながら、6月のシアトルで開催の学会もアクセプトされたのでその準備も始めたり。

今回はアイスランド航空しかヒットしなかったが、結構な距離なのに安い。。逆になんで日本へのチケットがあんなに高いのか。。

しかしホテルはまぁまぁな値段なので、学会がオファーしているホテルでそのまま予約しようかと。

 

また、5月の連休にイタリアのクルマイユールにパワーハイクに行くことを決め、航空券を購入。

去年は行かなかったので、とても楽しみである。

 

そして、休暇中、Duolingoに課金していた彼が家族契約に変えて私を招待してくれ、制限なしでできることになり、、、

ちょうどドイツ語はほとんど終わり、もう復習セクションになっていたので、
 
ずっとロマンス語をやりたいと思っていたし、フランス語を新たに始めることに。
フランス語、イタリア語、スペイン語は似ていて、このどれかでも習得すると他の二言語もかなり理解できると聞いており興味があったのだが、彼が習得しているフランス語を学ぶことに。
一応、高校の時に第二外国語として授業をとっていたこともあり。ほとんど覚えてなかったが。
発音にかなり戸惑うが、これが結構楽しい。
 
イタリアに行ったら、前回よりは少しわかるようになっているか、、
いや、そんなに早く効果はでないか、、
とにかく久しぶりのクルマイユールが楽しみである。
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