先日ダムド(DAMNED)のドキュメンタリー映画なるものを見に行きました。このバンド名、英語だとダーメッとか発音するのでしょうかね。イギリスのパンクバンドでロンドン3大バンドで唯一現役で活動しているバンドです。もう40年か活動しているので、年齢は60近いかと。私が初めて聞いたのは17か18の頃。当時の同級生が、有名アルバム「地獄に落ちた野郎ども」を買ってきて皆で回し聞きしたのです。当時私はどっちかというと、所謂ハードロックを好んで聴いていたので、最初聞いた時はピンとこなかったですね。でもギターの音とプレイスタイルには非常にオリジナリティーを感じました。今でもそのアルバムのギターはどこをどう弾いているのかよくわかりません。
しかしその後すこしパンクというジャンルの音楽を聴くようになると、このバンドが非常に個性的であることがわかりとても好きになりました。まず楽曲のオリジナリティーが高いこと、またギタープレイが特異であること、さらにビシッと決めすぎず、なんか抜けてるその格好のダサさ、がまた非常にかっこいい。40年もやっていていまいち知名度も上がらず、基本いつも金欠で。なかなか愛らしいバンドなのです。私から見ると。彼らの曲New roseを有名バンド、 Guns & Rosesがカバーすることが決まると、その曲を作曲した元メンバーと現メンバーが、著作権に伴う金銭問題によりステージ上で喧嘩するという始末。そのカッコ悪さがまたなんとも。現・元メンバーの個性が非常によくわかり、深くこのバンドを理解することができて、さらにこのバンドが好きになりました。よくできたドキュメンタリーでした。結局音楽は演奏するその人の個性ごと好きになるのだな、とあらためて思いました。 #
by stemcell
| 2016-10-11 22:06
今年もノーベル賞の季節です。だいたい理系の受賞者は出揃いました。大隈さん、良かったですね。なんといっても単独受賞。素晴らしいことです。
大隈さんの仕事がノーベル賞級なのは間違いないです。自身の小さな発見が大きな成果に結びついて、ほんとうに受賞にふさわしいと思います。生物学の研究はやはり思いつきが大事なのでしょう。理づくめで研究を進めることも必要ですが、ほんとにやってみなければわからない、ということのほうが多いように思います。気楽にいろいろな実験を進めることが重要ですね。深追いしないことはもっと大事と思いますが。 その大隈さん、しきりに「研究は誰も行っていないことを行うことが重要だ」としきりに強調します。まあその通りでしょう。しかし一方で「オートファジーの研究にもっと参入してほしい」というようなことも言っています。これって矛盾してますよね。オートファジーを今から、特に若手が研究したってダメでしょう。そんなことは大隈さんが一番わかっていると思いますが。 おそらく上記の発言は向けた対象が異なるのでしょうね。最初の発言はドクターを取って数年後、ポスドクも終えてそろそろ自分の研究を行おうとしている人向け、二つ目の発言は主に若い大学院生に向けて「オートファジーの研究を広め、その研究を通して研究の楽しさを感じてほしい」といったところでしょうかね。 #
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| 2016-10-06 20:03
というところに行ってきました。この施設は10年ほど前にそのようなものができた、ということは知っていましたが、行ったことはこれまでありませんでした。聞いた限りにおいては、様々な仕事の体験を子供ができるようになっており、将来様々な仕事に携われることを身を持って体験できる施設、と理解していました。しかしいまいち胡散臭く、上の子が小学生の時はいきませんでした。今回行ったのはまあ気まぐれ。上の子は中学の部活で忙しいので、昔ほど家族で出かけることもなくなり、必然的に下の子をあまり多くの場所に連れて行っていないということもあり、今回頑張って連れて行ってみました。
インターネットで調べてみると、どうも9-15時と15-21時の入れ替え2部制になっています。夜9時まで行くのはしんどいので朝の部に行きました。チケットをネットで予約し、いざ出発。目的地まで電車で2時間弱。行った日は連休に挟まれた平日。子供の小学校の運動会の振替休日があったので、平日なら空いているだろうと仕事を休んでいきました。出発は8時前。しかし当たり前ですが朝のラッシュアワーで通勤電車地獄。日本のサラリーマンの日常をここですでに体験できるという。。 ようやく10時前に到着。しかし中はすでに大変な混雑ですごいひとだかり。おまけに全てが子供サイズに作っているので狭い狭い。さらに小さな車道も歩道も一緒の道路を職場体験用のパトカーや救急車、消防車、宅急便、はとバのなどの車が入り乱れつつ走り回り、おまけに子供が「救急車が通りまーす!」とそのつど絶叫するという状況で、ほとんどカオス。 でも子供は結構楽そうだからいいか、と気を取り直し、職場体験できる施設を探します。予約を一つだけ入れられるのですが、人気の場所は(なぜかハイチュー工場)すでにいっぱい。とりあえず子供が行きたいといっていたパン屋へ。やってる姿を大人は外から覗き見ることはできますが、会話は聞こえません。つまり大人が入れない施設内は静かなのでしょう。1時間後、制服を着て中に入り生地をおってクロワッサンを作っていました。大手のパン屋が出資しているようで、制服もその会社のものでした。あとは獣医とソーセージ作り。これで終わってしまいました。私はくたくた。帰りは通勤ラッシュよりは早めだったので、まだ座れてよかったです。 要するにキッザニア、名前はかっこいいが、おままごとを壮大なスケールでやる場所でした。おままごとが好きな子は楽しいことでしょう。ソーセージを作る体験なんてほかではできません。でも騒音のなかで1日過ごす大人は大変ですね。先の救急車からの子供の絶叫がしばらく耳からはなれません。 #
by stemcell
| 2016-10-01 20:19
広島優勝ですね。25年ぶりとか。私はどちらかというと巨人ファンなので、8回裏が終わってテレビから退散しましたが。。ファンの方はさぞお喜びのことと思います。ホッとしたことでしょう。でも一番ホッとしたのは黒田選手でしょうね。これで心置きなく引退できる。ここからあと2、3年現役続行したらそれこそ大したものと思いますが(なので続けてほしい)。 ところで先日NHK-BSでインドネシアパンクの特集をやってましたね。Marginalというバンド。 このような姿勢でパンクをやる(できる)人たち、今の日本にいないですよね。社会人をまっとうにやりながら、親の面倒になりながら、社会に不満も特になくバンドをやるもしくはできる人がほとんどですよね。良くも悪くも。そんな人の音楽に熱狂する人はなかなか生まれない、日本はそんな土壌なのだなと思いながら番組を見ていました。 #
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| 2016-09-13 21:34
今年の夏、ヨーロッパで行われた国際会議に出席しました。そこで4、5年前に会ったフィンランドの研究者と再会。このブログでも書いたマイケルモンローの話題で盛り上がった人です。でも最初は私が誰だかわからなかった様子。しょうがないのでその時一緒に撮った写真を見せました。するとようやく思い出したようで、急にフレンドリーに。向こうの人たちはやはりアジア人は皆同じ顔に見えるといいますが、その典型的な例でしょう。さすがにもう私のことは忘れないとは思いますが。次回のために写真を一緒にスマホで撮っておくのはオススメです。
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by stemcell
| 2016-09-12 20:07
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