2024-04-23
WiFiQRが好評だったので、QRネタを続けます。人ではなく機械に見せる時計であれば、アナログ時計でもデジタル時計でもなく、QRコードによるデータ化が便利です。


「qrclock」
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人間でも、スマホのカメラを通すと時間を読むことができます。
ネットワークが使えない場所で、時刻合わせする時に使えるかも。
QRコードをクリックすると、フルスクリーン表示。

WiFiQRのように、DateTimeQRをvCardと合わせてISO8601ベースの仕様「DateTimeQR.js」を日時ライブラリday-esの拡張と合わせて作ってみましたが、iPhoneとの相性が悪かったので、通常の日時の文字列格納としました。


QRコードを印刷してもきれいに使えるように、qr-code拡張タグにdotsizeパラメータ指定で解像度の高いQRコード生成に対応。WiFiQRの印刷にご活用ください。

ようこそデータの世界へ!
今週末は、福井市福井駅前加藤ビル5F FWI Studioにて、サイバーフライデー!

links
- ストップWiFiパスワードの手打ち、WiFi QRメーカー&リーダー
- 名刺を忘れた!?そんな時、QR名刺メーカー!

2024-04-22
#js 
その場のWiFiにつなぎたい、でも、SSIDとパスワードの入力は面倒ですよね。
そんなとき、WiFiのQRコードがあれば、スマホのカメラでかざし、すぐ接続できて便利です。

でも、課題が2つ
1. WiFiのQRコードが作成されていない
2. パソコンからつなぎたい

解決するアプリ「WiFi QR Maker」を作りました。

「WiFi QR Maker」
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機能は2つ
1. SSIDとパスワードからWiFiのQRコードを生成
2. カメラからQRコードを読み込みSSIDとパスワードを表示

会議室やお店でゲストWiFiを使ってほしい方、ぜひ活用ください。
プログラムは、HTML/CSS/JavaScriptでできた70行1ファイル「index.html
肝は、こちらWiFiQRクラスのencodeとdecode class WiFiQR { static encode(ssid, pass) { return `WIFI:T:WPA;S:${ssid};P:${pass};;`; } static decode(wifi) { const parse = (name) => { const s = wifi; const n = s.indexOf(name + ":"); if (n < 0) return ""; const m = s.indexOf(";", n + name.length + 1); if (m < 0) return ""; return s.substring(n + name.length + 1, m); }; const ssid = parse("S"); const pass = parse("P"); return { ssid, pass }; } }; QRコード作成はqr-code拡張タグ、QRコード読み取りはqr-code-reader拡張タグでできています。

デザインなどかっこよく作ってくれる方、大募集のオープンソースです。
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- 名刺を忘れた!?そんな時、QR名刺メーカー!

2024-04-21
WindowsもMacも対応、オープンソースで無料で使える基板作成ツール、KiCADでオリジナル基板をつくろう、第二弾。目玉のかわいい基板づくりの方法です。


紙に描いた絵を写真で撮り、収まるように切り取った画像ファイルを作ります。


KiCADのメインメニューからイメージコンバーターを起動。


元の画像をロード、サイズの横と縦、大きい方の数を100mm以内の作りたい大きさに設定します。(100mm、10cm角以内の基板は安く作れます)


KiCADのメインメニューからPCBエディタを起動。


貼り付けると、オリジナルデザインのシルクスクリーンが登場します!


続いて外形づくり、レイヤーから、Edge Cuts を選択。


編集しやすいようにスナップするサイズを「0.0100mm」に変更しておきます。


「ポリゴンを描く」を選択し、地道に外形を作っていきます。
(DXFファイルがインポートできるので、画像から自動的に滑らかな外形データを生成できると良さそう。手頃なツールがなければ作ってみるのま楽しそう)


描いた外形の点はずらして調整できるので、納得いくまで動かします。
外形できあがり!

次は、部品の配置です。

2024-04-20
プログラミングサタデー。今日のテーマは「はんだづけ」。作るのは、ピカピカ基板。 PCN上田製ネコ基板をベースにした、Creative Adventure/PCN京都製です。


はんだづけ、開始!まずは抵抗、R1から


コの字に曲げて、表から挿し込み、はんだづけ


最初はおっかなびっくりだったのが、みるみるコツを掴んで、楽しそう!
講師は、はんだづけマスターの新大学生!


できあがり!


もっと作りたい!の要望に応えて、いろいろ用意したものから好きなものにチャレンジすることに。じゃんけんゲーム基板、はんだづけ数、結構多いぞ!


こちらはメロディー時計。


見事完成!


じゃんけんゲームも動いた!自分で組み立ててから遊ぶゲームは格別


障害物を自動で避けるロボ!


ピカピカ光りながら回るコマ!

プログラミングサタデー史上最大の学び。
ものづくりの入口に、ピカピカ基板がとっても効果的!


ひとつ自分で作ると、興味が湧いてくる様子。PCN東京の基板や、PCN秋葉原のアイロンビーズのサイネージも作りたいとものづくり欲がスゴイ!まずはそのベースになる、パソコンをはんだづけしよう!ってことになりました。

今回体験してくれた小学6年生達によるデザインと講師による、ものづくりイベントとして出店したいとのことで、大人チームはKiCADをはじめることになりました。

KiCADオープンソースで開発されている基板設計ツール。
KiCADで基板設計入門|初心者でもわかりやすく解説」を参考に、作成開始!


Circuit Simulator Applet」で作った回路を見ながら作成。どちらもオープンソースなので、相互にコンバートできると便利そう。すでにあるかも?


回路図、できあがり!
ワイヤーを斜めに引く方法が分からなかったので、ひとまず直角で交差させてます。


「PCB PikapikaBoard」

回路図まで作成したもの、GitHubにて公開。


こちらこどもチーム、yumeからのうさぎがかわいい、オリジナルサイン基板。
「LEDとか部品はいい感じに載せといて」とのこと。

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